明治大学4年生の鈴木聖人選手、2022年3月に大学を卒業しますが卒業後の進路が気になりませんか?
既に鈴木聖人選手は就職先を決めていて、大学卒業後も陸上ランナーとして活動していきます。
第98回箱根駅伝が最後の大学駅伝となるので、これから行われる箱根駅伝予選会、全日本駅伝での走りが気になりますね。
鈴木聖人卒業後の進路は?
明治大学4年の鈴木聖人選手の卒業後の進路は、旭化成です。
在籍中の選手として、10000m日本記録保持者の相澤晃選手や5000m日本歴代2位の記録を持っている鎧坂哲也選手などがいます。
また、同期になる予定の選手として明治大学の手嶋杏丞選手や國學院大學の藤木宏太選手などもいます。
大学卒業後も活躍の場を広げていくでしょう。
鈴木聖人の現在の成績は?
鈴木聖人選手の今シーズンのかなり調子が上がってきていると思われます。
シーズンインとなった金栗記念では、グランプリの5000mで2組目に出走し、1着で13分49秒82のベストを更新しました。
続く、法政大競技会でも5000mに出走し13分34秒91で1ヶ月で15秒もベストを更新しました。
その勢いのまま関東インカレでは、10000mで28分09秒の自己ベストで4位入賞、5000mでは13分56秒21で5位に入るなど連戦での強さも証明しました。
そして春のシーズン最後に行われた世田谷記録会では3000mで7分54秒19を出し、日本人学生歴代7位の記録で春シーズンを終えました。
春シーズンは勢いのままずっと記録を出し続けたり、関東インカレで連戦の中でも強さを証明するなど学生長距離の中でもトップクラスの実力をつけてきました。
鈴木聖人の強さの秘訣は?
鈴木聖人選手の強さの秘訣は、悔しさをしっかり次へとつなげることができるところだと思います。
それは鈴木聖人選手の1年生の時の全国高校駅伝で兄の正樹選手とタスキをつなげるものの本人は順位を23位まで落としてしまい、チームに大きな迷惑をかけてしまったと話しています。
その悔しさを忘れずに、3年間コツコツと努力をし続け3年次はインターハイ5000mで14分08秒13で日本人5位に入ります。続く国体の5000mでは14分01秒63で4位に入りました。
その後の全国高校駅伝では、1区を走り区間5位と高校1年生の頃とは比べ物にならないくらい成長したと思われます。
悔しい気持ちを忘れずに練習に取り組むことができたからここまで強くなったのだと思います。
鈴木聖人は箱根駅伝で何区を走る?
鈴木聖人選手は箱根駅伝では5区を走ると予想!
一つ目の理由として、鈴木聖人選手はほかの選手に比べて上りが得意だと話しているからです。
2020年の全日本大学駅伝ではアンカーの8区できつい上りの中単独で走っているにもかかわらず、区間5位に入り明治大学の3位に大きく貢献した実績があるからです。
二つ目の理由として、前回の箱根駅伝で5区を走ったときに思うように走れなかったと言っていたことです。
山が強いこともあり、山登りの5区を走りましたがなかなかうまく走ることができずチームに迷惑をかけたと言っています。
そんな彼は、もう一度5区を走ってチームに貢献したいと思っているはずです。
また明治大学で山を走る選手は鈴木聖人選手しかいないからです。
鈴木聖人の大学在学中の成績は?
各学年時のベストタイムをご紹介ください。
日付 | 大会名 | 距離 | 記録 | 順位 |
---|---|---|---|---|
2014年7月13日 | 県中学総体 | 1500m | 4分14秒54 | 5位 |
2017年7月8日 | 伊勢崎ナイター | 3000m | 8分10秒15 | 3位 |
2017年8月1日 | インターハイ | 5000m | 14分08秒13 | 日本人5位 |
2017年10月8日 | 国体 | 5000m | 14分01秒63 | 4位 |
2017年12月24日 | 全国高校駅伝 | 10㎞ | 29分45秒 | 5位 |
鈴木聖人選手は明治大学進学後も成長を続けました。
1年生で迎えた箱根駅伝では、1年生ながら1区を走りました。
2年生で迎えた箱根駅伝では上りが得意ということもあり、5区の山登り区間を走りました。
しかし、1年生と2年生の両方の箱根駅伝ではあまりいい結果を残すことができませんでした。それを本人はかなり悔しがっています。
そんな悔しさもあり、2月は丸亀ハーフを走りました。
日本記録が生まれるハイペースのレースでしたがしっかりとまとめ1時間1分56秒という好記録をたたき出します。
その後コロナの影響でトラックの大会が少なくなりましたが秋には復活し、多摩川5大学対抗で大会が開催されます。
そこで5000m13分56秒43で高校の頃の自己ベストを更新しました。
それでも1着をとれなかったことに鈴木聖人選手は悔しがります。
そんな中11月には全日本大学駅伝が開催されてアンカーの8区を出走しました。
終始単独の中淡々とリズムを刻み、途中で青山学院大学を抜き、明治大学3位に大きく貢献しました。
そして迎えた4年生シーズンでたくさんベストを更新します。
シーズン1発目の金栗記念ではグランプリ2組目で自己ベストを出して優勝します。続く法政大競技会では13分34秒91で大幅に自己ベストを更新しました。
まだまだ止まらず、関東インカレでは10000mで28分09秒で4位、5000mで13分56秒21で5位に入り連戦を戦い抜きタフさを身につけました。
そして春シーズン最後には3000mに出場します。
同学年の手嶋杏丞選手に先着を許してしまうも、7分54秒19で日本人学生歴代7位の記録を出し、スピードもつけてきました。
そして夏合宿を経ていよいよ駅伝シーズンに入ります。
鈴木聖人の出身高校や中学は?
鈴木聖人選手の出身中学は日立市立平沢中学校です。
また出身高校は茨城県の水城高校です。
各学年時のベストタイムをご紹介ください。
日付 | 大会名 | 距離 | 記録 | 順位 |
---|---|---|---|---|
2014年7月13日 | 県中学総体 | 1500m | 4分14秒54 | 5位 |
2017年7月8日 | 伊勢崎ナイター | 3000m | 8分10秒15 | 3位 |
2017年8月1日 | インターハイ | 5000m | 14分08秒13 | 日本人5位 |
2017年10月8日 | 国体 | 5000m | 14分01秒63 | 4位 |
2017年12月24日 | 全国高校駅伝 | 10㎞ | 29分45秒 | 5位 |
鈴木聖人選手は中学校の頃は県ではある程度力のあった選手でしたが、全国大会に進むことはできませんでした。水城高校に進んでからは才能が開花しました。
2015年の茨城県高校駅伝ではアンカーの7区を走り、15分19秒で区間賞に輝きました。2016年シーズンは思うような結果を出せませんでしたが、2017年シーズンに努力が実ります。
北関東高校総体で5000mで2位に入りインターハイ出場を決めました。そして、インターハイでは日本人最強と言われた中谷雄飛選手の後ろにしっかりつき日本人5位で入賞を果たしました。
その後秋に行われた国体では、インターハイ同様にしっかりつき4位に入りました。
続く茨城県高校駅伝では1区を走り29分40秒の区間新記録をたたき出しました。その結果、県駅伝で大会新記録を出して優勝しました。
県駅伝後に行われた日体大記録会では5000mに出走し、13分56秒28の茨城県高校記録を打ち出しました。この記録を出したことにより鈴木聖人選手の注目が高まりました。
そして迎えた全国高校駅伝では1区を走り29分45秒というタイムで区間5位に入りました。
中学では全国的には無名だった選手が高校に入って力をつけて県高校記録を破るほどにまで成長しました。
鈴木聖人のプロフィール
◆企画◆【競走部】紫走堅固(43)駅伝シーズン直前インタビュー⑨/鈴木聖人、手嶋杏丞(写真:取材前の鈴木聖) https://t.co/2hRFelZkdB #meiji #明治たまらん #紫志奮迅 #やっぱり明治がナンバーワン #長距離界のかくめいじ #ユウキイズム
— 明大スポーツ新聞部 (@meisupo) October 1, 2021
名前:鈴木聖人(すずききよと)
出身地:茨城・日立
身長:165cm
体重:50kg
鈴木聖人選手は、茨城県の日立出身です。
身長は165㎝で体重は50㎏なので一般的な長距離ランナーと比べると少し小柄な選手だと考えられます。
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まとめ
- 鈴木聖人選手は明治大学卒業の進路は旭化成に就職が決まっている
- 鈴木聖人選手の出身は茨城県の日立です。
- 鈴木聖人選手は、中学の頃は無名の選手でしたが高校に入ると一気に力をつけた
- 高校3年生の頃は茨城県高校記録を樹立する