北京オリンピックスピードスケート代表の郷亜里砂選手!
1度は引退して2019年に現役復帰!
郷亜里砂選手の経歴を調べてみると、なんと3歳からスピードスケートをやっているとは驚きです。
郷亜里砂の出身高校大学は?
郷亜里砂さんの出身高校は北海道白樺学園高校。
そして、出身大学は山梨学院大学です。
また、郷亜里砂さんの出身地は北海道別海町です。
なんと3歳のころからスピードスケートをやっていたとのことで、小学5年生からは、スピードスケートとショートトラックの両立に取り組むことになります。
中学卒業後は親元を離れて白樺学園高等学校に進学します。
白樺学園高等学校は、北海道河西郡芽室町にある男女共学の私立高等学校です。
白樺学園の最大の特徴は、体育コースがあることです。
体育コースの生徒は、8つの部の中からいずれか1つを選択し所属することになります。
その8つの部の中にスピードスケート部があり、1971年に全国高校スケート大会に優勝して以降、複数の大会で優勝者を出しています。
また冬季オリンピック出場者も複数輩出しています。
まさに、スピードスケートの名門校ともいえる学校に進学したということになります。
しかし、郷亜里砂さんは高校時代、3年生のときに出場した全国高等学校総合体育大会で、女子500mで4位になった以外は、目立った成績を残すことができませんでした。
成績が振るわなかったということもあり、郷亜里砂さんは高校卒業後、専門学校に進もうと考えていたそうです。
ところが、父親から「もう少し頑張ってみないか」という言葉に後押しされて、高校卒業後は山梨学院大学に進学することを決めました。
郷亜里砂の高校大学時代の成績は?
日付 | 大会名 | 種目 | 記録 | 順位 |
---|---|---|---|---|
2016年 | 全日本スプリントスピード スケート選手権大会 | 総合3位 | ||
2017年 | アジア冬季競技大会 (札幌) | 500m | 3位 | |
1000m | 5位 | |||
2017年 | 全日本スピードスケート 距離別選手権大会 | 500m | 2位 | |
1000m | 2位 | |||
2017/18年 | ワールドカップスピードスケート (ヘレンベーン) | 500m(1) | 5位 | |
500m(2) | 3位 | |||
2017/18年 | ワールドカップスピードスケート (ソルトレークシティー) | 500m(1) | 3位 | |
500m(2) | 3位 | |||
ワールドカップスピードスケート (カルガリー) | 500m | 3位 | ||
2018年 | 世界スプリントスピードスケート選手権大会 | 500m(1) | 4位 | |
2018年 | オリンピック平昌大会 | 500m | 8位 | |
1000m | 13位 | |||
2019/20年 | ワールドカップスピードスケート (ヘレンベーン) | 500m(1) | 4位 | |
500m(1) | 6位 | |||
2020年 | 世界スプリントスピードスケート選手権大会 | 500m(1) | 6位 | |
500m(2) | 9位 | |||
1000m(1) | 9位 | |||
1000m(2) | 17位 | |||
総合 | 12位 | |||
2020年 | 世界距離別スピードスケート選手権大会 | 500m | 10位 | |
1000m | 15位 |
郷亜里砂の経歴は?
郷亜里砂さんは3歳からスピードスケートを始め、小学生のころから大会に出場しています。
小さい頃から同世代の子たちの中では断トツで速かったそうです。
ただ、小学4年の時、大会で負けるということがあったとき郷亜里砂さんはその口惜しさから駐車場で毛布にくるまって泣いていたそうです。
それを見た父親の季良さんは、「この子は強くなる」と確信したといいます。
山梨学院大学に進学した後は、成績を伸ばし、2010年に日本学生氷上競技選手権大会では500m、1000mで2冠を達成しています。
しかし、大学卒業後はしばらく実業団への所属はなく、山口県から帯広市、愛媛県と活動の場所を転々としていました。
2014年に愛媛県の伊予鉄グループに所属することができ、スポーツ専門員となっています。
郷亜里砂さんの成績が伸び始めたのは2017年ころからのことでした。スピードスケーターとしては遅咲きの選手といえます。
2016年、2017年の冬季国体での優勝(成年女子500m、1000m)やワールドカップでの入賞などを経て、2018年に初めて念願のオリンピック出場を決めました。
ただし、このときメダル獲得ということにはなりませんでした。
これ以上の活動は難しいと考えた郷亜里砂さんはオリンピック後、引退を表明をします。
しかし、頑張る後輩たちの姿を見て、もう一度自分もオリンピックを目指したいと
2019年に現役復帰を宣言しました。
現在もナショナル強化選手の1人として活躍を続けています。
2020年11月には北海道帯広市で行われた全日本選手権で優勝し、調子を上げています。
郷亜里砂さんは1987年12月12日生まれで、現在33歳。
若さだけではない実力で2022年北京オリンピックでのメダル獲得を狙います。
郷亜里砂の強さの秘訣は?
体格面でのビハインドをその練習量でカバーしてきたというのが郷亜里砂さんの強さの秘訣
大学に進学した郷亜里砂さんは恩師となる川上隆史監督に出会うことになります。
大学では再び、スピードスケートとショートトラックの両立に取り組むことになります。
周りからは「安定したカーブ技術」と評価されるほどの実力を身につけ、2010年の日本学生氷上競技選手権大会で、女子500m、女子1000mで「大学生2冠」になるほどに成長しました。
川上監督は郷亜里砂さんについて、「体格的には決して恵まれていない。その分、練習でも常に全力だった」と語っています。
また、「小さい体でも当たり負けしなかった」とも評価しています。
体格面でのビハインドをその練習量でカバーしてきたというのが郷亜里砂さんの強さの秘訣といえそうです。
また、一度引退していながら、もう一度奮起するという精神力の強さも他の選手にはない特徴といえそうです。
郷亜里砂の父親母親もアスリート?
父親母親はアスリートではない
郷亜里砂さんの家族構成は、父の季良さん、母の和代さん、兄の和宏さん、そして妹の真璃那さんの5人家族です。
父の季良さんはスケートの経験者で娘の才能にいち早く気づいたのも季良さんでした。
フォームの安定が一番と考えた季良さんは、それを徹底して練習させたといいます。
父親の存在がスピードスケートでオリンピックに挑戦するほどまでに成長することとなった郷亜里砂さんのはじめの一歩になったのは間違いないようです。
娘の才能に気づく能力もまたすごい能力ですね。
郷亜里砂に兄弟はいる?
兄の和宏さんはスケートはしていないようです。
一方、妹の真璃那さんはスピードスケートの経験者です。
郷亜里砂さんと同じ白樺学園、山梨学院大学に進学していて、大学4年の時のインカレでは500mで5位入賞を果たすという実力の持ち主です。
ただし、現在はスケートを引退して、名古屋に住んでいるとのことです。
こちらが、郷亜里砂さんのInstagramにアップされていた妹・真璃那さんの写真です。
左で飼い犬と写っているのが真璃那さんです。
郷亜里砂さんも美人アスリートですが、真璃那さんもなかなかの美人ですね。
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郷亜里砂の実家はホテル経営?
郷亜里砂さんの実家はホテルを経営しています。
北海道にある別海パークホテルというホテルです。
3歳からスケートを始めた郷亜里砂さんですが、実家のホテル前にスケートリンクがあり、スピードスケートを始めるきっかけとなったといいます。
家の目の前にスケートリンクがあるなんて、環境としてはこれ以上ないといえますね。
郷亜里砂のプロフィール
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名前:郷亜里砂(ごう ありさ)
出身地:北海道別海町
身長:160cm
体重:54kg
まとめ
- 郷亜里砂選手の出身高校は北海道白樺学園高校。
出身大学は山梨学院大学。 - スケート経験のある父に後押しされて3歳のころからスケートを始める。
- 2018年のオリンピック平昌大会では、500m・8位、1000m・13位とメダルには一歩及ばず。
- 一度は引退宣言をしたものの、オリンピックでメダルを獲得する夢をもう一度追うために2019年に現役復帰宣言。
- 郷亜里砂選手の妹の真璃那さんもスピードスケート経験者。
- 郷亜里砂選手の実家はホテルを経営。実家の目の前がスケートリンクだった。