西宮市長選挙は、2022年3月20日に告示され、3月27日投開票で行われます。
立候補者は、現職の石井登志郎氏(50)、元県議の吉岡政和氏(47)、日本維新の会公認で県議会議員の増山誠氏(43)、の3名です。
2期目を目指す現職と、新人2名の戦いになります。
西宮市長選挙候補者の経歴や、学歴、評判をチェックしていきましょう。
- 石井としろう(無所属・新)8万8,572票 当選
- 増山誠(日本維新の会・新)4万9,158 票
- 吉岡政和(無所属・新)2万2,096票
現職、石井としろう氏が再選となり、西宮市長2期目となります。
おめでとうございます!!
西宮市長選2022候補者の経歴は?
1994年 慶応義塾大学総合政策学部卒業
1994年 ㈱神戸製鋼所入社 アルミ・銅事業本部原料部所属
1995年 阪神淡路大震災でしばし休職し、ボラティア活動に参加
1999年 ミネソタ州立大学を経てペンシルバニア大学大学公共政策過程修
マスターの学位取得
帰国後日本総合研究所 副主任研究員
2001年 参議院議員 鈴木寛氏の政策担当秘書
2009年 衆議院選挙 初当選
2015年 Yahoo!Japan政策企画部フェロー
2018年 西宮市長選挙 当選
石井登志郎氏は、慶応義塾大学総合政策学部卒業後、㈱神戸製鋼所に就職します。
翌年、阪神淡路大震災で休職し、ボランティア活動に参加します。
この頃から政治を強烈に、意識するようになったそうです。
政治家を志し、1999年ミネソタ州立大学を経て、ペンシルベニア大学大学院に留学し、公共政策過程修了し、マスターの学位を取得します。
渡米した時は、授業にでても、何を言ってるのか、わからなかったそうです。
逃げる場所もなく、全てを乗り越え成し遂げたのは、自分に自信がつきますね。
帰国後は、日本総合研究所副主任研究員を経て、2001年参議院議員鈴木寛氏の政策担当秘書となり、議員とともに、教育政策を中心に取り組みます。
2009年衆議院議員選挙で、初当選します。
2012年、2014年の衆議院議員選挙では落選し、民主党を離党しました。
2018年西宮市長選挙に無所属で立候補し、次点の候補に、108票差で勝ち当選します。
市長の退職金ゼロや月額給与削減を実現しています。
待機児童の大幅削減や認可外保育施設利用者への最大7万円の補助制度を新設しました。
趣味・特技は、テニス、マラソン、各種会合の司会、初心者の合気道です。
1999年 近畿大学商経学部経営学科卒業
1999年 中山正輝建設大臣(当時)の秘書となり政治を学ぶ
2003年 兵庫県議会議員選挙 落選
2007年 西宮市議会議員選挙 初当選
2011年 西宮市議会議員選挙 当選2期目
2012年 西宮市青年会議所理事長
2015年 兵庫県議会議員補欠選挙 初当選 続けて兵庫県議会議員選挙当選2期目2018年 西宮市長選挙 落選
2022年 大阪市立大学院都市経営研究科都市経営専攻博士過程修了
吉岡政和氏は、近畿大学商経学部経営学科卒業後、地元の人達に支えられ、活動してきた事が、議員になっても行動にでていますね。
とても誠実さを感じます。
だんじりの引き回し、歴40年だそうです。
威勢のいい掛け声をかけそうです。
趣味は、野球、旅行、スキーです。
早稲田大学政治経済学部経済学科卒業
日興証券勤務を経て起業
親子レストランチェーン「夙川マール」「和食 木の葉」「マール弁天町」経営
2019年 兵庫県議会議員選挙初当選
増山誠氏は、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、日興証券勤務を経て、親子レストランチェーン「夙川マール」を起業します。
「夙川マール」は、親子レストランなので、子ども連れのママ達で、いつも賑わっているそうです。
遊べる遊具におもちゃもあるので、子ども達は楽しく、ママ達も食事やおしゃべりを楽しむことができ、親子連れには、とても嬉しい、優しいお店と評判です。
日頃より、オーナーとしてママ達の声も聞けるので、議員としても、子育て政策や福祉に力をいれているのでしょうね。
2019年兵庫県議会議員選挙で、初当選します。
維新の会県議会議員団政務調査会長、農政環境常任委員会副委員長を務めます。
趣味は、ゴルフ、スポーツ観戦、eスポーツ
eスポーツはお子さんとされるのでしょうか?
親子でゲームをするのは楽しそうですね。
西宮市長選2022候補者の学歴
世田谷区立船橋小学校、早稲田中学校を経て
1990年 早稲田高等学校卒業
1994年 慶応義塾大学総合政策学部卒業
1999年 ペンシルベニア大学大学院公共政策過程修了 マスター学位取得
中学校では、軟式テニス部の部長、高校では、軟式テニス部の副部長と生徒会副会長をされたそうです。
本当は、部長で生徒会長をやってやろうと思ったそうですが、顧問の先生に、一括され「副」をこなしたそうです。
早稲田高校から慶応大学とは、一風変わっていますが、「総合政策」という新しい学部にひかれたとあったので、納得しました。
石井登志郎氏は、慶応義塾大学に入学する際に、石井一の養子となります。
伯父(養父)石井一氏は、元自治大臣で、兄石井健一郎は兵庫県議会議員です。
座右の銘は、「意志あるところに道あり」 です。
1987年 西宮市生瀬小学校卒業
1990年 西宮七率塩瀬中学校卒業
1993年 西宮市立西宮高等学校卒業
1999年 近畿大学商経学部経営学科卒業
西宮市立西宮高等学校は、西宮市にある公立の男女共学校です。
通称「いちにし」です。
夏に行われる甲子園の開会式では、入場行進の時に2年生の女子生徒が、代表校のプラカードを持つ事で知られています。
吉岡政和氏は、西宮市出身で、高校まで西宮市内に進学しています。
63kgもの、ダイエットに成功したそうです。
期間は、どのくらいで達成したのでしょうか?
どんなダイエット方法だったのか、とても興味深いです。
早稲田大学政治経済学部卒業
増山誠氏は横浜市出身です。
夙川小学校PTA会長(2期目)
夙川地区青少年愛護協議会副会長を務めます。
4人の子どもを持つ父として、地域活動にも積極的に参加されているのですね。
西宮市長選2022候補者の政策や公約は?
2022年西宮市長選挙の候補者3名の政策や公約をチェックしていきましょう。
石井登志郎の政策や公約
石井登志郎氏は、医療費の無償化を所得制限なく、18歳まで拡充する事と、市役所改革をさらに進めると訴えます。
ICTの活用でスマートな自治体の実現を目指しています。
市役所のオープン化や職員の意識改革は、市民からの信頼もより深まるでしょうね。
吉岡政和の政策や公約
吉岡政和氏は、市内の人口減少に歯止めをかけたいとして、地域資源を発掘して経済を潤すことや、市立保育所の経費を民間へ移管することにより財源を増やし、子育て支援を充実させると訴えます。
西宮市北部の整備遅れの問題も、地域に密着しているからこその政策なのでしょう。
現実的な政策が多いと感じました。
増山誠の政策や公約
増山誠氏は、西宮市を子育て環境ナンバーワンの都市にしたいと訴え、もっと「住みたい街西宮」を実現させると訴えます。
「教育バウチャー」の導入を目指します。
「教育バウチャー」は、子ども達の習い事に使えるチケットです。
確実に、子ども達の為に、使用できるのは、景気対策にもなり、とても良いアイデアだと思います。
西宮市長選2022候補者の評判は?
どこの首長とは言わないが、
大阪に従う首長になると、
市民・県民への施策をいきなり減らし
(福祉や文化や地域への予算の削減)、
大阪の万博のためにお金を貢ぐようになる。
そして、大阪とばかり連絡を取り合い、
地元の声は平気で無視するようになる。
西宮市長選で、同じ失敗をしてはいけない。 pic.twitter.com/evxfxvzV3P— 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) March 20, 2022
明石市長が、現職石井市長を応援する理由って、投稿しているけど
私が『石井候補』を今回も応援する理由は、大きく3つ。
- 前回の市長選で応援した「自分自身の責任」が続いていること
- 私からのお願い(「子育て支援の拡充」と「政党推薦なし」)を
石井候補が受けとめていただいたこと。 - 市長選は「党勢拡大」のための“手段”ではないこと
西宮市長選挙の候補者個人に対する評判は、あまりありませんでしたが、維新の会に対する批判はかなりありました。
市長選を党勢拡大の手段にするべきでなないと言う声が多かったです。
市長は市民の代表ですから、市民のための市長を選ぶべきですね。
西宮市長選2022候補者で誰が当選しそう?
自民党兵庫県連は、石井登志郎氏への支持を決めました。
吉岡政和氏は、保守系の一部の支持を受けています。
増山誠氏は、維新の改革を強く訴えています。
維新の会は県内初党公認の市長誕生を狙っています。
市民のための市長を選ぶという声が、前回、108票差で落選した吉岡政和氏を新市長へと導く可能性を感じます。
西宮市長選2022候補者で当選したのは誰?
27日に投開票された現職と新人2人が争った西宮市長選は、現職の石井登志郎氏が再選を果たしました。
無党派層の7割が石井氏を選び、幅広い層から支持を集めました。石井氏に投票した人の9割が「市政の継続」と「実績」を重視しています。
石井氏は、「若葉マークの取れた2期目の市長として、文教都市・西宮のヴァージョンアップに務めていきたい。」と意気込みを語りました。
投票率は41.28%。西宮市長選の投票率が40%を超えるのは1979年以来43年ぶりだそうです。
まとめ
石井登志郎氏
- 経歴は、政治家を志し、ペンシルベニア大学大学院に留学。
公共政策過程を修了し、マスターの学位を取得します。
2001年参議院議員鈴木寛氏の政策担当秘書となり、
議員とともに教育政策を中心に取り組み、2009年衆議院議員選挙で初当選します。
2018年西宮市長選挙に、無所属で立候補し当選します。
市長の退職金ゼロや月額給与削減を実現しています。 - 学歴は、慶応義塾大学総合政策学部卒業です。
- 政策や公約は、医療費の無償化を所得制限なく、18歳まで拡充する事と市役所改革をさらに進めると訴えます。
吉岡政和氏
- 経歴は、中山正輝建設大臣の秘書となり、政治を学びます。
2003年県議会議員選挙の落選、2007年市議会議員に、初当選し、2期務めます。
コミュニティバス「ぐるっと生瀬」の導入、運行を達成しました。
2015年兵庫県議会議員補欠選挙に、初当選し、2期務めます。
2018年西宮市長選挙に挑戦しますが、108票差で落選しました。 - 学歴は、近畿大学商経学部経営学科卒業。
- 政策や公約は、地域資源を発掘して経済を潤すことや、市立保育所の経費を民間へ移管することにより、財源を増やし、子育て支援を充実させると訴えます。
増山誠氏
- 経歴は、日興証券勤務を経て、親子レストランチェーン「夙川マール」を起業し、2019年兵庫県議会議員選挙で初当選します。
- 学歴は、早稲田大学政治経済学部卒業です。
- 政策や公約は、西宮市を子育て環境ナンバーワンの都市にしたいと訴え、もっと「住みたい街西宮」を実現させると訴えます。