大阪桐蔭高校の松尾汐恩選手!
松尾汐恩選手は今年のドラフト候補です!今までの経歴や強みが気になりますね!
- 大阪桐蔭高校の松尾汐恩選手の出身中学や所属チーム
- 大阪桐蔭高校の松尾汐恩選手の身長
- 大阪桐蔭高校の松尾汐恩選手の現在の成績
- 大阪桐蔭高校の松尾汐恩選手の強み
松尾汐恩/大阪桐蔭高の出身中学校は?
- 出身中学は精華町立精華中学校
- 所属クラブは京田辺ボーイズ
松尾汐恩選手が中学時代に所属していた京田辺ボーイズは、2019年-2020年 秋・春・夏京都府支部予選を3季連続準優勝するような京都府内でも屈指の強豪チームの1つです。
OB選手には、ロッテ、楽天の2球団でプレーされた現在楽天イーグルス育成内野守備走塁の今江敏晃コーチが在籍していたチームです。
松尾汐恩選手は、中学時代はショート兼投手としてプレーをして、中学3年生の2019年には世界少年野球大会日本代表に選出され、3番サードで4試合に出場、決勝でアメリカ代表を7-1で下し世界一に貢献しています。
その他にもボーイズリーグ京都府選抜や村瀬杯京都府選抜の選抜メンバーにも選ばれています。
中学時代から二刀流選手で、投げても最速142km、打っても周りから彼の打撃は別格と言われるほどの選手です。
松尾汐恩/大阪桐蔭高小学校時代のチームは?
- 出身中学は精華町立立川西小学校
- 所属クラブは精華アトムズ
小学1年生のときに軟式チームの精華アトムズで野球を始めます。
精華アトムズは、全国大会でも優勝するほどの強豪チームで、創部30年以上の歴史があるチームに所属しています。
精華アトムズはA・B・C・Dと4チームあります。
Aチームが上級生や上手な選手のチームだとしたらきっと、松尾汐恩選手は下級生の時から上級生に混じってプレーいていたと思います。
松尾汐恩/大阪桐蔭高への進学を選んだ理由は?
松尾汐恩/大阪桐蔭高の身長体重は?
松尾汐恩選手の身長は178㎝、体重は75kgです。
捕手?と言っていいほどの体型は細身ながらも、非凡な打撃センスで、逆方向にも長打が打てる選手です。
細身が理由かわかりませんが、バッティングフォームはしっかり左足をあげて、軸足である右足に体重をのせて打つ選手です。
さらにトップの位置が深いのも特徴の1つです。
トップの深い選手は打ちに行く時に始動が遅くなり打つポイントがズレたり、投球との距離感が取れず、球を捉えられない選手が多いなか、松尾汐恩選手の場合、投手と上手くシンクロをさせて、ベストスイングで、しっかり振り切って捉えることができる選手です。
走っても50m 6秒2の俊足、捕手としてもセカンドスローが1.85秒と肩の強さも超高校級です。
体の細さからは考えられないようなプレーをしてくれる選手です。
松尾汐恩/大阪桐蔭高の性格は?
- 気持ちが強い
- 勝負強い
- リーダーシップに優れた性格
松尾汐恩選手は、大阪桐蔭1年の秋チーム事情により、捕手を始め翌2年春の選抜で代打として聖地デビューを飾ります。
大会後、春季大会から正捕手となり、2年生の夏に3年ぶりの大阪大会を制します。
ここでわかることは、秋から春の数ヶ月の間に捕手をやったことがない選手が、先輩捕手、同期や後輩の捕手として入部した選手たちからレギュラーを奪えたのは技術だけではないと考えられ、リーダーシップに優れた性格なのがわかります。
その理由として考えられるのは、捕手である点が大きいです。
野球で捕手というポジションはよく「おうぎの要」言われるほど大事なポジションなため、簡単に「明日から捕手頼むな」と気安く言えるようなポジションではないことさらに投手とのコミニュケーションが大事な捕手の仕事です。
投手はいろんなタイプがいます、その1人ひとりにいい気持ちで投げてもらい結果を残せて、打たれてもマウンドに駆け寄り、コミニュケーションを取らないといけない、そんな大事なポジションを任せることができる点がリーダーシップに優れた性格であるといえます。
大阪桐蔭のようにその時代のスター選手だらけのなか松尾汐恩選手ならやってくれると西谷監督に思わせる選手だということはきっと気持ちが強い選手なのだと想像がつきます。
松尾汐恩/大阪桐蔭高の成績は?
2020年秋 近畿大会 準優勝
2021年秋 選抜 1回戦敗退
2021年春 大阪大会 優勝
2021年春 近畿大会 優勝
2021年夏 大阪大会 優勝
2021年夏 選手権大会 2回戦敗退
2021年秋 大阪大会 優勝
2021年秋 近畿大会 優勝
2021年秋 神宮大会 優勝
試合 | 打率 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 本塁打 | 打点 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2020年秋 近畿大会 | 3試合 | .333 | 6 | 2 | 0 | 0 | 1 |
2021年秋 選抜 | 1試合 | .000 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2021年春 近畿大会 | 3試合 | .333 | 9 | 3 | 1 | 0 | 3 |
2021年夏 大阪大会 | 7試合 | .429 | 28 | 12 | 1 | 0 | 5 |
2021年夏 選手権大会 | 2試合 | .143 | 7 | 1 | 0 | 1 | 1 |
2021年秋 大阪大会 | 8試合 | .577 | 26 | 15 | 4 | 3 | 14 |
2021年秋 近畿大会 | 4試合 | .385 | 13 | 5 | 1 | 0 | 2 |
2021年秋 神宮大会 | 3試合 | .615 | 13 | 8 | 2 | 2 | 4 |
松尾汐恩は、1年の秋から捕手としてベンチ入り、2年春の選抜で代打として甲子園デビューしています。
2年の春の大会からは正捕手として8番キャッチャーとしてプレーすることが多く、同夏も8番キャッチャーで大阪大会を優勝して甲子園出場を果たします。
2回戦の近江高校戦でバックスクリーンに特大のホームランを記録しましたが、甲子園で放ったヒットはこの1本だけ(7打数1安打)で、チームも4対6で逆転負けしています。
その後の新チームでは3番キャッチャーとして試合に出場しています。
特に2021年秋の神宮大会決勝では、13打数8安打4打点2本塁打と大活躍しています。
高校通算19本の本塁打を放っています。
松尾汐恩/大阪桐蔭高の選抜予想
松尾汐恩選手の大阪桐蔭は神宮大会を優勝していることもあり今大会も優勝候補筆頭で大会6日目の第1試合で初戦を迎えます。
対戦相手は徳島の名門の鳴門高校です。
初戦はどのような戦いになるか注目を集めています。
去年の夏を経験をしている選手が松尾汐恩選手のみなので、唯一甲子園の雰囲気を経験して、さらに逆転負けという悔しい思いも経験してます。
その悔しさを経験しての神宮大会優勝、そして冬のトレーニングを乗り越えてどんな松尾汐恩選手が見れるか楽しみです。
今年の大阪桐蔭にはスーパー1年生の前田悠伍選手がいます。
投手の前田悠伍選手を大舞台で先輩としてどのようなリードをして、前田悠伍選手の力を引き出すかも、松尾汐恩選手の捕手としての見どころです。
松尾汐恩/大阪桐蔭高の趣味
松尾汐恩の趣味は、音楽鑑賞
捕手として高校生では珍しい「ささやき戦術」で相手打者を惑わせる松尾汐恩選手は、野村克也さんの現役時代を想像させるような選手です。
きっと音楽鑑賞でもただリラックスのためだけに聴くのではなくて、どこか「ささやき戦術」で使えることがないかを考えながら聞いてそうですね。
松尾汐恩/大阪桐蔭高の強みは?
- ミート力を兼ね備えた打撃センス
- プロでも即戦力の肩の強さ
今年の高校生で打てる捕手として注目を集めている、松尾汐恩選手。
近畿大会では打率.385、明治神宮大会では決勝戦で2打席連続本塁打を放って13打数8安打4打点2本塁打と打てる捕手として注目を浴びています。
特徴なのはタイミングのとり方がうまく、近畿大会、明治神宮大会の31打席で三振が決勝戦の広陵戦で見せた1つのみこの選球眼とミート力の高さが際立ちます。
技術的な大きな欠点がない選手の1人で、どの試合の映像を見てもしっかり振り切っている印象があります。
そのおかげか芯をとらえていない当たりでも内野を抜いてしまう、打球を放っているイメージです。
優れた選球眼やミート力を打者として非の打ちどころが無い打てる捕手なのは、間違いないです。
打てる捕手は、打てるだけではチームをまとめることは厳しいです。
しかし松尾汐恩選手は捕手としても超高校級と言われるほどの逸材です。
特に注目すべきはセカンドスローのタイムです。
捕手がプロに入るには必ずスローイングのタイムが重要になります。
今球界No.1捕手といえばソフトバンクの甲斐拓也選手です。
甲斐拓也選手は1.7秒台連発するような選手です。
松尾汐恩選手は1.7秒台には及ばないものの1.85秒〜1.95秒を2秒台を必ず切ってくる選手で、肩の強さもすでにプロ級と言ってもいいと思います。
松尾汐恩/大阪桐蔭高はドラフト候補?
数ある有名校があるなかで、大阪桐蔭は全国制覇して当たり前という雰囲気のなか神宮大会を制覇したことは、さすがスター集団だと思います。
同じチームの川原嗣貴投手、別所孝亮投手などに次いでドラフト指名候補として松尾汐恩選手は注目を浴びています。
高校生としては実績は申し分なくといった感じで本人が、プロ志望届を出せば下位指名を含め指名してくる入団はあると思います。
しかし上位での指名は、少し難しいと考えられます。
理由としては、打者としての打撃センス、捕手としての肩の強さは申し分ないです。しかし捕手として1番大事なのはリード、配球です。
松尾汐恩選手は、リード、配球においてはまだまだ発展途上で経験が足りないと思います。
即戦力がドラフトの上位で指名されることが多いことを考えると、大学生か社会人の捕手が指名されると考えられます。
ですが松尾汐恩選手の打撃センスと肩の強さは将来、球界の代表する、打てる捕手になることは間違いないと思います。
どの球団に指名されるか今から楽しみです。
松尾汐恩/大阪桐蔭高の将来像
松尾汐恩選手は、「ささやき戦術」、打てる捕手と注目されているなかで2020年2月にお亡くなりになられた、野村克也さんが思い浮かびます。
「ささやき戦術」野村克也さん以降も、古田敦也さんや谷繁元信さんなど、球界の名捕手と呼ばれる選手が必ず使っている手法です。
そんな、「ささやき戦術」を高校生で使うなんて、リード面の経験が身につけば、鬼に金棒です。
古田敦也さんや谷繁元信さんも打てる捕手でしたが、野村克也さんのように捕手で三冠王は獲得できていません。
しかし松尾汐恩選の打撃を見ていると、野村克也さん以来、令和初捕手としての三冠王を獲得できる、そんな選手になってしまうんじゃないかと期待してしまいます。
まとめ
- 中学生時代から二刀流選手で、打っても4番、投げても142kmそしてショート守る
非のつけどこのない選手で、中学3年生の時に日本代表にも選出されて、3番打者として
決勝でアメリカを下し世界一に貢献してます。 - 大阪桐蔭では1年の秋にチーム事情で捕手転向してものの、持ち前の打撃センスと
肩の強さで2年生春にはレギュラーに定着するほどの野球センスの持ち主です。 - ドラフト指名候補であり甲子園の活躍によっては上位指名も夢ではない。