2021年もやってまいりました流行語大賞の季節が近づいてきています。
1年を象徴する言葉がノミネートされますが、2021年を振り返ってみるとダントツ1位は、Tokyo2020オリンピックパラリンピック関連でしょうか。
今年の流行語大賞は、Tokyo2020オリンピックパラリンピックで決まり!と言いたいところですが確実にノミネート入ってくる流行した言葉を振り返りながら予想していきます。
ノミネート30語の発表は昨年は11月6日でしたので2021年も同時期に発表になると予想されます。
流行語大賞2021大賞トップ10受賞語は?
2020年流行語大賞受賞語:密です 受賞者:小池百合子
<2020年流行語トップ10受賞語>
- 愛の不時着 受賞者:ヒョンビン
- あつ森(あつまれどうぶつの森) 受賞者:任天堂株式会社あつまれどうぶつの森開発チーム
- アベノマスク 受賞者:特定非営利活動法人サラダボウル
- アマビエ 受賞者:湯本豪一
- オンライン○○ 受賞者:株式会社東北新社
- 鬼滅の刃 受賞者:吾峠呼世晴
- GoToキャンペーン 受賞者:GoToトラベル、イートを活用した人
- ソロキャンプ 受賞者:ヒロシ
- フワちゃん 受賞者:フワちゃん
流行語大賞2021発表日はいつ?
毎年、新語流行語大賞の発表は、12月1日とされています。
ただし、この日が土曜日、日曜日に重なった場合は、次の平日に発表されます。
2021年の今年は12月1日が水曜日ですので、例年通りこの日に発表されるものと思われます。
ちなみに、1984年(昭和59年)の第一回のときに選ばれた新語は「オシンドローム」でした。
NHKの朝ドラ『おしん』が大ヒットしたことを受け、そのときの様子を言った言葉なんです。
候補となる言葉は、『現代用語の基礎知識』の読者アンケートの結果から編集部の方が30語から50語に絞り、ノミネート語としてピックアップされます。
さらにその中から、新語流行語大賞選考委員会(7名で構成)の方々がトップテンと年間大賞を選ぶということになっています。
まずは、11月6日頃に発表されるノミネート30語に何が入ってくるのか?
そして、今から2021年の流行語大賞が発表される12月1日が楽しみですね。
ちなみに三省堂が今年の新語2021を応募していました。
流行語大賞2021のノミネート候補から大賞予想!
では、2021年の今年はどんな言葉が選ばれるでしょうか。
ノミネート候補30件が発表されていているので、その中から2021年上半期に出ている流行語やアンケート調査の結果から大賞予想をしてみました。
- ピクトグラム
- ゴン攻め/ビッタビタ
やはり2021年はオリンピックイヤーでしたので、どちらかの話題が大賞受賞を得るのでは?と思います。
スポーツ部門
エペジーーン
「エペ陣」と「ジーンと感動させる」をかけた言葉で、東京オリンピックのフェンシング男子エペ団体のキャプテンの見延和靖選手が名付けた言葉です。
東京オリンピックのフェンシング男子エペ団体で日本チームが金メダルをとったことで話題になりました。
カエル愛
ボクシング・フェザー級の金メダリストである入江聖奈選手がカエル好きであることを公言したことで注目された言葉です。
「卒業後はカエル関係の会社に就職したい」や「カエルのためにも金メダルを取れてよかった」など独特の発言とキャラクターも注目されました。
ゴン攻め/ビッタビタ
東京オリンピックの新競技「スケートボード」を解説した瀬尻稜プロの独特な表現が話題になりました。
「ゴン攻め」とは、がんがん攻めているというような意味。「ビッタビタ」とは、寸分違わぬ繊細なトリックというような意味です。
解説アナウンサーとの絶妙なやりとりも注目され、日常会話でも使ってみたくなるような言葉です。
13歳、真夏の大冒険
こちらも、東京オリンピックの新競技「スケートボード」関連の言葉です。
女子ストリートの西矢椛選手が日本最年少金メダルを獲得した際に中継を担当したフジテレビの倉田大誠アナウンサーが「13歳、真夏の大冒険」と実況。
名実況であると話題になりました。
ショータイム
大リーグで活躍する大谷翔平選手が登場する際に使われるキャッチフレーズです。
「ショータイム」の「ショー」が「翔平」の「翔」とかかっています。
「イッツ、ショータイム!」と実況アナウンサーたちが絶叫するシーンはは日本のスポーツニュースでも数多く流されました。
スギムライジング
東京パラリンピックの競技「ボッチャ」で使われた言葉です。
密集した球の上に、やわらかく乗せる正確な投球を表した言葉で、金メダルを獲得した杉村英孝選手の得意技として知られます。
チキータ
こちらも、東京オリンピック関連の言葉です。
卓球で、2010年代に爆発的に流行したレシーブの際に使われる技術のことで、東京オリンピックメダリスト伊藤美誠選手が多用して話題になりました。
ボールの軌道がバナナの形に似ていることからバナナの商品名であるチキータにちなんで名付けられました。
チャタンヤラクーサンクー
こちらも、東京オリンピック関連の言葉です。
聞きなれない言葉ですが、新競技となった空手の形の名前です。
銀メダルを獲得した清水希容選手が演じたのがチャタンヤラクーサンクーでした。
ピクトグラム
いわゆる絵文字のことです。
東京オリンピックの開会式で、競技を表すピクトグラムをパントマイムで再現するという演出が話題になりました。
パフォーマーユニットである「が~まるちょば」のGABEZ(ガベジ)さんら5人のメンバーが演じました。
リアル二刀流
ピッチャー、バッターとして本格的に活躍する大谷翔平さんのことを称した言葉。
日本でだけでなく、アメリカ大リーグでも、投打二刀流の成功が本格的に証明されたということになりました。
芸能部門
イカゲーム
Netflix(ネットフリックス)が今年9日に配信を開始した韓国のドラマです。
公開されるやいなや世界的なヒットとなりました。
「イカゲーム」とは、命を賭けたデスゲームの名前で勝てば多額の賞金がもらえるというスリリングなストーリー展開が魅力のドラマとなっています。
うっせぇわ
2020年10月に配信限定で発表された楽曲のタイトルです。
ネットの歌い手文化で活躍する素顔不明の現役女子高校生Ado(アド)が歌い、小学生から大人までみんなが口ずさむ曲となりました。
「うっせぇうっせぇうっせぇわ」と社会への怒りを表現するフレーズが耳に残ります。
子どもたちが、大人に対して「うっせぇわ」と言うのが社会問題かのように言われるようになりました。
ウマ娘
スマホ・パソコン向けのソーシャルゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』のことです。
ゲームの内容は、実際にいる競走馬を擬人化した美少女たちがトゥインクルシリーズと呼ばれるレースで優勝を目指すというもの。
美少女キャラの育成シミュレーションということで、アニメファンと競馬ファン両方から注目を集めました。
社会部門
SDGs
Sustainable Development Goals(サステナブル・ディベロップメント・ゴールズ)の略で、持続可能な開発目標のことです。
国連が2015年にすべての加盟国の合意により採択した国際目標で、2030年に達成すべき17の目標を並べたものです。
テレビ番組での特集が組まれるなどして、今年に入ってさらに注目度が増している言葉です。
推し活
応援活動のことです。
もともとは、アイドルを応援するファンが自分の好きなメンバー(推しメン)を応援する活動という意味です。
芥川賞受賞作品である宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』でさらに知名度の高い言葉になりました。
ちなみに、「箱推し」というと、グループ全体を推すことです。
親ガチャ
子どもは親を自分で選べないこと。
生まれてくるにあたって、運次第のガチャ(ソーシャルゲームやカプセル玩具自販機)を1回しか回せないような状況であることに例えた言葉です。
ジェンダー平等
すべての人が性別にかかわらず平等な機会と権利を持つという意味。
SDGsの17目標のうちの一つでもあります。
自宅療養
今年の8月、コロナ陽性患者のうち入院の対象となる人を重症者や重症化リスクのある人に限定し、それ以外の陽性と判定された人については基本的に「自宅療養」とする方針を政府が打ち出しました。
人流
「人の流れ」という意味で使われた言葉です。
コロナ禍でよく使われるようになった言葉で「人流を抑止する」などのように「人出」という意味合いで使われました。
また、「主要繁華街での滞留人口」という意味でも使われ、「ある場所・時間帯における人出の様子や規模」を一言で言い表せる言葉としてニュースなどでも多く使われました。
Z世代
X世代、Y世代に次ぐ、1990年代後半~2000年代生まれの人たちのことを指す言葉です。
もとはアメリカで誕生した概念でデジタルネイティブで若者世代の代名詞となっています。
ととのう
サウナと水風呂の交互浴により多幸感を感じることを指した言葉。
コロナ禍で外出自粛、黙浴のすすめの中、サウナの人気が再燃しました。
サウナ関連のドラマや漫画も話題になりました。
副反応
ワクチンを接種すると、免疫ができる以外の反応が起こることがあり、これを「副反応」と呼びます。
新型コロナワクチンでは、接種部の痛み、疲労、頭痛、筋肉痛、悪寒、関節痛、発熱、等々の症状が出ることもあります。
第三回目の接種についても話題になる中、今後も引き続き使われると思われる言葉です。
変異株
新型コロナウイルス感染症を引き起こすウイルスは、人間の体の中に入り、自分の遺伝情報のコピーを作って増殖します。
このコピーを繰り返しているうちに、コピーの失敗が起こり、一部の遺伝情報が変わり性質が変化したものを変異株といいます。
今年7月、感染力が強い「デルタ株」の流行で感染者が増大して、第5波の感染爆発を起こすことになりました。
ぼったくり男爵
国際オリンピック協会の会長、トーマス・バッハのことです。
拝金主義であることや、自分勝手な姿勢を批判され、このような呼び名で呼ばれるようになりました。
マリトッツォ
卵とバターを豊富に使ったパンであるブリオッシュなどに切り込みを入れてクリームを挟んだお菓子の名前です。
もとはイタリア・ローマのに伝わるスイーツです。
黙食/マスク会食
コロナ感染を防止するという観点から、黙食のほか、黙浴、黙乗などの言葉が踊りました。
「黙食」とは、文字通り黙って食べることです。
さらに、「マスク会食」とは、会食する際には、食べるとき以外マスクを着用するというマナーのことです。
「黙食」も「マスク会食」もこれらを勧める飲食店が増加しました。
ヤングケアラー
家族の介護や世話を担う18歳未満の子どものことです。
大人の手伝いをする子どもという意味ではなく、大人が行うような介護を日常的に行う子どものことで、介護を日常的に行い、責任も引き受けていることが多いそうです。
2014年頃から話題になっていたものの、今年になって特に大きく取り上げられ社会問題として認識されるようになりました。
路上飲み
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が続き、飲食店に対して営業自粛や時短営業の要請が長引いたため、飲食店で自由にお酒を飲むことができなくなりました。
店がやっていないので路上に集まり飲酒するという行為が増加したために注目されるようになった言葉です。
IT部門
NFT
非代替性トークン(Non-fungible token)のことです。
ゲームのアイテムや電子的なアート作品などのデジタル情報について所有権、真正性、唯一性を保証する仕組みです。
暗号資産と同じブロックチェーン技術を導入して「私だけがもつデータ」として証明するものになります。
フェムテック
女性(フィメール)と技術(テクノロジー)を合成した言葉で女性の抱える心身の健康問題を情報通信技術を利用して解決する仕組みのことを指します。
続いて、JC/JK流行語大賞2020年上半期に5位にランクインした言葉はこちらです。
JC/JK流行語大賞2021年上半期
- 位 Ado
- 位 INI
- 位 コムドット
- 位 中町綾
- 位 なえなの
- 位 地球グミ
- 位 東京卍リベンジャーズ
- 位 パーソナルカラー
- 位 PRODUCE101JAPAN SEASON2
- 位 推しグラス
- 位 ストーリーエフェクト
- 位 CapCut
- 位 photoBooth
- 位 ウマ娘プリティーダービー
- 位 RED
- 位 はにゃ?
- 位 アセアセ
- 位 ひよってるやついる?
- 位 さぁせぇん
- 位 大丈夫そ?
上半期にノミネートされる候補についても見ていきましょう。
JC/JK流行語大賞2021年下半期にノミネート候補
- 位
- 位
- 位
- 位
- 位
- 位
- 位
- 位
- 位
- 位
- 位
- 位
- 位
- 位
- 位
- 位
- 位
- 位
- 位
「無観客試合」
2020年は、コロナウイルス感染拡大を防止するため、観客を入れずにスポーツイベントなどを実施するということが行われました。
現在では少しずつ観客を入れて観戦できるスポーツも増えてきましたが、全く観客のいない試合というのは少し異様な感じもしましたよね。
一方で、野球の無観客試合では、通常は歓声などで絶対に聞くことができないボール音などを聞くことができたと喜んでいる野球ファンの方もいたりと無観客試合が決してつまらないというわけでもありませんね。
「100日後に死ぬワニ」
漫画家のきくちゆうきさんによる4コマ漫画のタイトルですね。
「死まであと○日」という表記が話題を呼びました。
1日1作品が作者のTwitterアカウントで公開され、連載が終了した2020年の3月20日にはTwitterのトレンドで世界1位となるほどの注目を集めました。
掲載終了後は、「ワニロス」に陥る人もいたほどでした。
「アベノマスク」
こちらは、コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、当時の安倍内閣が各家庭に2枚ずつマスクを配布した政策ですね。
「どうして、1住所に2枚だけ?」「ほかにもっとすべきことがあるのでは」など批判も受けながらの配布となりました。
また、異物が混入していたという問題が発生したりもし、コロナ禍での政府の対策の混乱ぶりを象徴するような言葉ともなってしまいました。
「GoToキャンペーン」
こちらは、コロナ禍で打撃を受けた飲食業界や宿泊業界を救済するために政府が行う政策ですね。
GoToトラベル、GoToEat、GoToイベント、GoTo商店街を含めてこのように呼ばれます。
政策の実施自体には賛成派が多かったこの政策ですが、コロナが沈静したとはいえないタイミングでの実施については、「まだ早いのでは」との声も上がりました。
結局、感染拡大のおさまらない東京都だけは対象外にするなどということもあったりして、いろいろな意味で話題となった言葉です。
「リモートワーク・リモート会議・リモート飲み会」
こちらも、コロナ関連の言葉ですね。
コロナウイルス感染拡大の防止策として、在宅での勤務・会議、また、プライベートでも多くの人が一か所に集まらないようにと、ZOOMなどを使って飲み会をするということが増えました。
テレビ番組でも、出演者がリモートで登場するということが、今では当たり前になりつつありますね。
ここまで見ていくと、やはりどうしてもコロナ関連の言葉がノミネート30語には入ってくるでしょうね。
流行語大賞ノミネート30語
- アベノマスク
- 密です
- ZOOM
- ○○しか勝たん
- ぴえん
- 無観客試合
- 100日後に死ぬワニ
- GoToキャンペーン
- リモートワーク・リモート会議・リモート飲み会
- あつ森
- PS5
- 携帯料金値下げ
- デジタル化
- 脱はんこ/脱印鑑
- 10万円給付
- 半沢直樹
- 昆虫食
- 大学入学共通テスト
30語を選ぶのも難しいので、現段階ではこの辺りがノミネートされてくるのではと思います。
そして、ずばり、大賞を予想するとすれば、「アベノマスク」なのではないかと思います。
「全国民に配布された」「本当に得策だったのか物議を呼んだ」という点で知らない人はいないですし、コロナの混乱を象徴する言葉となったのではないかと思います。
流行語大賞2021の審査員は?
現在の新語・流行語大賞選考委員会は次のようなメンバーで構成されています。
- 姜尚中(東京大学名誉教授)
- 金田一秀穂(杏林大学教授)
- 辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
- 俵万智(歌人)
- 室井滋(女優・エッセイスト)
- やくみつる(漫画家)
- 大塚陽子(『現代用語の基礎知識』編集長)
大学教授から言語学者、漫画家、俳人から女優さんまで、まさに言葉や時代の中心で活躍する方々が審査員として名を連ねています。
ノミネート候補以外に2021年に流行った言葉は?
ノミネート候補30語以外で2021年に流行した言葉には、次のようなものがあります。
- 呪術廻戦
「鬼滅の刃」に続く大ヒットマンガです。
アニメ化・映画化もされ、まさに「鬼滅の刃」の後に続くヒットマンガです。 - デジタル庁
デジタル社会の形成に関する内閣の事務を内閣官房と共に助け、その行政事務の迅速かつ重点的な遂行を図ることを目的として今年9月1日に設置された役所です。 - 生理の貧困
貧困のために必要な生理用品も買うことができない女性がいるということが社会問題になりました。
いずれも話題になった言葉ですが、単に新しいということだけでは、最終の候補には残らなかったようです。
コロナ関連の言葉には後ろ向きなものが多いですが、オリンピック関連のものは明るく前向きなものが多いです。
中でも明るい雰囲気の中で使われた言葉、「ゴン攻め/ビッタビタ」や「ピクトグラム」が今年の大賞なのではないかと予想します。
流行語大賞過去受賞は?
では、ここで今まで受賞してきた流行語大賞をチェックしてさらに、2020年に流行語大賞を受賞しそうな言葉を探っていきましょう。
流行語大賞2020
「3密」
去年の大賞もコロナ関連の言葉でした。
密閉、密集、密接のコロナ感染の原因となる状態のことを指す言葉です。
厚生労働省がコロナ感染防止を目的として呼びかけていましたが、イマイチ広がりませんでした。
この言葉が一気に広がるきっかけとなったのは、東京都の小池百合子知事が使ったことでした。
流行語大賞2019
「ONETEAM」
ラグビーワールドカップが日本で開催され、日本代表チームが過去にない活躍をみせてくれましたね。
日本代表のヘッドコーチ、ジェイミー・ジョセフさんが掲げたのがこの「ONE TEAM」という言葉でした。
この年は、まさにラグビーワールドカップ一色で、他にも「ジャッカル」「にわかファン」「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」というラグビー関連語が多数ノミネートされることとなりました。
流行語大賞2018
「そだねー」
平昌オリンピックで活躍を見せたカーリングの日本代表選手たちが、試合中に交わしていた会話の中の言葉ですね。
他にも「もぐもぐタイム」など、緊迫した試合ではあるものの、彼女たちのあたたかな絆が感じられる言葉として大賞語となりました。
流行語大賞2017
「インスタ映え」
誰もがInstagramのアカウントを持ち、注目を集めるような写真をアップするようになりはじめたころですね。
いわゆる、写真写りがいい、写真向きであるという意味の言葉ですね。
ちなみに、女性雑誌「Cancam」の読者モデルであった中村麻美さん、白石明美さん、尾身綾子さんが受賞者として表彰されました。
流行語大賞2016
「神ってる」
25年ぶりのリーグ優勝を果たした広島カープ。
シーズン中の6月のオリックス戦で2試合連続の決勝弾を放った鈴木誠也外野手に対して緒方孝市監督が「神がかっていますね。今時の言葉で言うなら『神ってる』よな」と語ったことがきっかけでインターネットに広がり、流行語となりました。
流行語大賞2015
「爆買い」
一度に大量に買うことを指す言葉ですね。
ボーナスが出たので、今まで我慢していた洋服を「爆買いした」というような使い方をしますね。
日本にやってきた中国人観光客が大量に商品を購入する姿を「爆買い」と表現したことで流行語となりました。
このように見てくると、「インスタ映え」「爆買い」などは、今でも使っていますね。
過去に遡ってみると、時代の変化を感じますし、特に2020年はコロナが流行ったことで、東京オリンピック・パラリンピックの開催が延期になり、日本の古い伝統やしきたりみたいなものが明らかになった年でした。
安倍さんから菅首相へと政権交代もあり、2021年の日本がどんどん進化していきそうで楽しみですね。
まとめ
- 通信教育のユーキャンが発表する新語流行語大賞の発表は、毎年12月1日に発表
- 2021年流行語大賞のノミネート30語は、11月4日に発表された
- 流行語大賞の決定方法は、『現代用語の基礎知識』の読者アンケートの結果から編集部が30語から50語に絞り、ノミネート語が選択される。その中から審査員が大賞を選んでいる
- 流行語大賞2021の最終候補まで残った30語で目立ったのは、東京オリンピック関連の言葉でした。また、コロナ関連も目立ちました。
- 流行語大賞2021の最終候補まで残った30語には、お笑い関連の言葉は一つも含まれていません。
- 流行語大賞2021の最終候補まで残った30語で大賞を取りそうな言葉はずばり、「ピクトグラム」「ゴン攻め/ビッタビタ」だと予想します。