ハンドボール日本代表のキャプテンとして活躍する土井レミイ杏利さん。
レミたんという愛称でも人気のイケメン・ハンドボール選手です。
オリンピックへの出場経験こそないものの、数々の大会で成績を残してきている土井レミイ杏利さん。
次のオリンピックでの活躍が大いに期待されています。
そんな土井レミイ杏利さんですが、中学、高校、大学はどこに通っていたのか、その経歴の気になるところを調べてみました。
レミたん/土井レミイ杏利の出身中学高校大学は?
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土井レミイ杏利さんの生まれは、フランスのパリです。
お父さんがフランス人、お母さんが日本人ということで、お父さんの故郷であるフランスで生まれました。
土井レミイ杏利さんが4歳のころ、家族で日本に移住。
土井レミイ杏利さんは、千葉県成田市で育つことになります。
千葉県の富里市立日吉台小学校に入学しています。
土井レミイ杏利さんがハンドボールを始めたのは小学生です。
詳細は後述します。
出身中学
土井レミイ杏利さんの出身中学は、地元千葉県の富里市立富里北中学校です。
こちらは、いわゆる普通の公立の中学校です。
中学でもハンドボールは続けて活躍し、強豪校である浦和学院高校へ進学します。
出身高校
土井レミイ杏利さんの出身高校は浦和学院高校です。
浦和学院高校は、野球の強豪校として知られていますね。
甲子園の常連校としてしられています。
優勝経験もあります。
一方で、浦和学院高校はテニスやハンドボールの強豪校としても知られています。
1991年と2015年の全国高校選抜大会で優勝。
高校総体には26回出場、全国選抜大会には23回も出場していて、県内トップの成績を誇る名門校です。
その他、浦和学院高校の男子ハンドボール部の主な戦歴は以下のとおりです。
- 全国高校選抜大会:1991年・2015年優勝、2004年3位
- 全国高校総体:1991年・1996年準優勝、2003年・2006年・2015年3位
そんなハンドボールの名門校に入学した土井レミイ杏利さんでしたが、自身が高校生のときにはあまり目立った活躍をすることはできませんでした。
ちなみに、ハンドボールの豊田賢治選手、小澤広太選手、玉川裕康選手、加藤芳規選手も同じ浦和学院高校の出身です。
さらにちなみに、俳優の本木雅弘さん、女優の菜々緒さんもこの学校の出身です。
さて、土井レミイ杏利さんは高校卒業後、やはりハンドボールの強豪校・日本体育大学に入学することになります。
出身大学
土井レミイ杏利さんの出身大学は、日本体育大学です。
ハンドボールの実力トップクラスの大学として知られています。
日体大といえば、トレーニングが厳しい以上に、上下関係においても厳しいといわれています。
その中でも、特にハンドボール部は厳しいということで知られています。
大学時代は、寮生活だったという土井レミイ杏利さん。
練習の厳しさは軍隊での訓練のようだったといいますが、そんな厳しいトレーニングを寮の仲間とともに乗り越えました。
大学3年生の夏合宿のときには、疲労と暑さのせいで救急車で搬送されたこともあったといいます。
日体大の練習では、救急車での搬送は珍しいことではないといいますから、二度びっくりです。
フランス人と日本人の間に生まれたということで、フランス国籍も日本国籍も選択することができた土井レミイ杏利さんでしたが、辛く厳しい練習の一緒に乗り越えた仲間のいる日本を捨てることはできないと、日本国籍を取得することを決めたのでした。
それだけ大学での生活が印象深いものだったのですね。
ハンドボールに明け暮れた大学生活でしたが、大学4年生のときに練習のしすぎが原因で膝を痛めてしまうことになります。
卒業した後は、実業団からの入団の申し込みもありましたが、結局、現役を続けることを断念しています。
大学卒業後は、就職をするということもなく、語学留学のためにフランスへ向かいました。
このことが結局、日本で実業団に入団したこともないのに、フランスでプロになるという離れ業につながることになるのです。
レミたん/土井レミイ杏利ハンドボールはいつから始めた?
土井レミイ杏利さんがハンドボールと出会ったのは小学生だった8歳のころ。
ハンドボールを始めたのはお兄さんの影響だったそうで、9歳からハンドボールを始めています。
ハンドボールを始めた詳しい経緯などの情報は見つかりませんでしたが、プロスポーツ選手の方で、「お兄さんの影響で始めた」という人は多いですね。
野球のイチロー選手や松井秀喜選手、大谷翔平選手はみんな次男です。
お兄さんに教えてもらって、結局自分の方が良くなったというパターンが多いようです。
土井レミイ杏利さんのお兄さんはハンドボールを続けられませんでしたが、弟である土井レミイ杏利さんは日本代表のキャプテンにまでなりました。
レミたん/土井レミイ杏利のハンドボールの実力は?
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語学の勉強をするつもりで向かったフランスで、なぜか膝の痛みが消えてしまったという土井レミイ杏利さん。
ハンドボール世界にカムバックした土井レミイ杏利さんは、2012年にハンドボールチームのシャンベリーの下部組織の練習に参加。
活躍が認められ、わずか数カ月でトップチームへ昇格し、プロ契約を結ぶことになります。
23歳からフランスのプロリーグに所属。
7年間活躍することになります。
2014-15シーズン序盤からスターターに抜擢され、さらにはチームで唯一の攻守フル出場を任されるに至ります。
シュート成功率が最も重要視されるLW(レフトウイング)というポジションで、成功率75.61%という驚異的な数字を記録し、チームをリーグ4位、EHFカップ出場権獲得に導きました。
その後、複数の球団から契約オファーを受けましたが、2015年春にシャンベリーと2年の延長契約を更新しました。
2017-18シーズンからはフランス2部のシャルトル・メトロポール・ハンドボール28へ移籍することが決定しました。
また、2017年には、フランスのハンドボールのオールスターゲームにあたる、ハンドスターゲーム2017に、外国籍選抜のメンバーに選ばれました。
2016年からは日本代表にも選ばれ、2019年からは満を持して日本のハンドボールリーグに所属。
現在は、大崎電気のハンドボール部で活躍されています。
なお、レミたんというニックネームでTikTokでの動画配信を行ってますが、これはハンドボールの知名度向上と競技普及のためとのこと。
ハンドボール関係者以外の興味をひくために、競技に関連した動画投稿はなるべく少な目にして、顔真似や運動神経の良さを生かしたコミカルな動きなどを中心にアップしています。
土井レミイ杏利は、本当にハンドボールのことが大好きなんですね。
2021年1月現在のフォロワー数はなんと170万を超えています。
土井レミイ杏利の望み通り、少しでもハンドボールのファンが増えるといいですね。
まとめ
- ハンドボールの土井レミイ杏利が生まれたのは、フランスのパリ。後に家族で移住して日本の千葉県へ。
- 土井レミイ杏利がハンドボールに出会ったのは、小学3年生のとき。兄の影響で。
- 土井レミイ杏利の出身中学は、地元の富里市立富里北中学校。
- 土井レミイ杏利の出身高校は、ハンドボールの強豪校、浦和学院高校。
- 土井レミイ杏利の出身大学は、ハンドボールの強豪校、日本体育大学。
- 土井レミイ杏利は、大学時代に膝をケガし、ハンドボールを断念。語学留学でフランスへ。
- 語学留学のつもりで行ったフランスでなぜか膝の痛みが消え、そのままフランスでハンドボールのプロに転向。フランスで7年間活躍することに。
- 2019年から日本に舞台を移し、現在は大崎電気のハンドボール部に所属。日本代表のキャプテンもつとめる。