中京大中京の畔柳亨丞選手の強みは、最速151キロのストレート⁺投球タイム1.17秒、それを投げ続けられる持久力です。
畔柳亨丞選手は、中学時代U15日本代表時に、元オリックスの徳元敏コーチにフォームのことを凄くよく聞いて取り組んでいたようです。
畔柳亨投手の今までの成績やプロフィールをチェックしていきましょう。
畔柳亨丞/中京大中京の出身中学校は?
- 出身中学は、愛知県豊田市立竜神中学校
- クラブチームSASUKE名古屋ヤング所属
畔柳享丞投手は、竜神中学校ではクラブチームSASUKE名古屋ヤングに所属し、エースとして活躍していました。
チームは3度の全国大会に出場しており、中学3年生の時には全国大会のベスト8に進出しています。
中学時代からストレートの最速は、140キロを計測しており、中学3年生の2018年にはU15日本代表にも選ばれています。
また、2018年の第4回WBSC U15では、背番号18を背負い、初戦のオーストラリア戦に先発して、3回1/3を投げて無失点6奪三振と好投しました。
畔柳亨丞/中京大中京の小学校時代のチームは?
- 出身小学校は、愛知県豊田市立竹村小学校
- 1年生から豊田リトルに所属
畔柳享丞投手は、愛知県豊田市立竹村小学校へ入学後、1年生から豊田リトルで野球を始めています。
小学1年生から軟式ではなく、リトルリーグの硬式から野球を始めているところから、野球への熱い想いや本気度が伺えます。
ちなみに野球を始めたきっかけは、今もなお伝説の決勝戦と語り継がれている2009年夏の甲子園決勝での、中京大中京VS日本文理の試合を見てとのことです。
中学時代に、多くの強豪高校からの誘いがあった畔柳享丞投手ですが、中京大中京に進学した理由もおそらく、この決勝戦を見て中京大中京に強い憧れがあったのでしょう。
また、小学校時代に所属した豊田リトルの先輩である、現広島カープの堂林が中京大中京で全国制覇した姿に憧れ、進学した経緯もありそうです。
畔柳享丞投手の父親も野球好きのようで、小学4年生の時にナゴヤドームへ畔柳享丞投手を連れていき、中日VS阪神戦を観戦したそうです。
その時に、阪神の藤川球児投手の”火の玉ストレート”に強く憧れ、今でも藤川球児投手のストレートのキレや伸びを目標に練習に取り組んでいるそうです。
畔柳亨丞/中京大中京の読み方は?
畔柳享丞の読み方は、くろやなぎきょうすけ
かなり難しい名前で、全国の高校野球ファンも、畔柳亨丞投手の名前を何と読むのか調べた方も多いのではないでしょうか。
くろやなぎと聞くと、黒柳徹子さんを連想される方が多いのではないでしょうか?
こちらの黒柳の方が認知度は高いと思いますが、実は畔柳享丞投手の畔柳という苗字の人は全国に約6,300人ほどいるそうです。
“畔柳”というの苗字は、全国では愛知県、東京都、静岡県、神奈川県、大阪府の順番で多くいるそうです。
特に畔柳享丞投手の在籍する中京大中京高校がある愛知県には、約4,600人ほどいるそうです。地元愛知県では知っている人は、知っている苗字なのでしょう。
畔柳亨丞/中京大中京の身長体重は?
畔柳享丞投手は、身長178cm、体重84キロと非常に恵まれた体格をしております。
高校生投手の中では全国を見渡しても、トップランクの体格です。
この非常に恵まれた体格を活かして今後、更なる成長が期待できます。
畔柳亨丞/中京大中京の性格は?
畔柳享丞投手は、野球に対して非常に真面目な性格
中学時代のU15日本代表の時に、コーチだった徳元敏さん(元オリックス)は、真面目でフォームのことを凄くよく聞いてきたと話しており、野球に対して高い意識を持って取り組んでいたようです。
また、自分を鼓舞する性格とも伺えます。
新型コロナウィルスの影響で、一時期は無観客だった中で、観客を入れて試合が行われるようになった際には、観客が入って燃える部分があったと話している。
多くの人から注目されて、かつ自分の力を発揮して、多くの人に見てもらいたいという気持ちが強い事が伺えます。
畔柳亨丞/中京大中京の強みは?
畔柳享丞投手の強み
- 回転数の多い最速151キロのストレート
- そのストレートをコーナーギリギリに投げられる制球力
- 常に高い水準で投げ続けられる持久力
畔柳亨丞/中京大中京の強み1つ目
150キロを超えるストレートと、制球力を同時に評価される投手は、全国を見渡してもそう多くはありません。
投手の能力の基本は、打者を抑える事です。
その打者を抑えるために、多くの変化球、投球術、精神的なマウンド度胸、スタミナ、制球力、ストレートを多くの投手が日々磨いております。
その中で、既に畔柳享丞投手はストレートと制球力に関しては、プロ野球から熱望される程の高い次元にいます。
しかも、まだ高校2年生の段階でです。
いつでもストライクが取れて、たとえボール先行になっても、ストライクが取れる制球力があります。
特に、膝下のコントロールの精度は抜群に高いです。
また、変化球もスライダー、フォーク、カーブなどの球種があり、どれも精度は高いです。
特にスライダーは右打者に正確にコントロールされており、フォークは追い込んでからしっかりと落として、三振を奪うことが出来ます。
変化球は変化が少し早いとの課題がありますが、高校2年生の秋という時期を考えれば、変化球も十分に高いレベルにあります。
畔柳亨丞/中京大中京の強み2つ目
そして、畔柳享丞投手には、実はもう一つ強みがあります。
それは、試合の初回から終盤までの調子の波がなく、常に高い水準で投げ続けられるという点です。
牽制やクイックなども非常に上手く、走者を背にした時も全く慌てる様子がなく冷静に打者を抑えていきます。
ちなみに、クイックモーションでの投球タイムは1.17秒と早い部類です。
フォームの特徴としては、走者がいなくても、セットポジションから投げるスタイルです。
上手く軸足でタメを作ってから、無駄な動きなくスムーズに、ステップすることができており、踏み出した左足がぶれることがないフォームです。
左足の着地が高校生レベルの投手ですと、不安定になる事が多いですが、畔柳享丞投手の場合は安定しており、しっかりとした体重移動ができている証拠です。
この下半身で作った勢いを上手く腕の振りに伝達できており、テイクバックで上手く右肘をたたみ、体の近くで、縦に鋭く腕が振れるためリリースポイントも安定しております。
ゆえに、大きくストライクゾーンを外れるようなボールはほとんどなく、コーナーギリギリに投げ分けられる能力があります。
また、110キロ前後のカーブで緩急をつけられるのも、最速151キロのスピードボールを更に速く見せる事が出来ています。
畔柳亨丞/中京大中京はドラフト候補?
畔柳享丞投手は間違いなく、今年のドラフト候補の一人です。
畔柳享丞投手は、最速151キロのストレートを誇り、公式戦10試合に登板して、49回2/3を投げて、被安打27、失点6(自責点4)、奪三振60、防御率0.72と非の付け所のない成績を残しています。
投球イニング数を大きく上回る60奪三振は、圧巻で、制球力も向上しています。
昨秋の東海大会準決勝の三重高校戦では、7回1死まで無安打無得点続けて完封勝利で選抜の切符を当確させました。
プロ野球のスカウトからの評価は非常に高く、今年同校から中日ドラゴンズに1位で入団した高橋宏斗投手を超える逸材として注目されています。
高橋宏斗投手からは、新チームが始動した頃に、落ちる球を覚えた方がいいとのアドバイスをもうらい、ツーシームやチェンジアップを身につけて投球術のレベルUPを図っています。
中日ドランゴンズの近藤スカウトからは、コースにしっかり投げ分けられるし、球速以上に球は走っていた。
変化球もいいし、一冬超えて、もっと成長すると思うので、楽しみと高評価を受けています。
また、畔柳享丞投手も同じ、中京大中京の1つ上の先輩である高橋宏斗投手と共に、切磋琢磨してきたので、プロ野球に入るレベルを実感している点もあります。
全国の高校生にとどまらず、大学生や社会人、独立リーグも含めての投手の中でも、畔柳享丞投手は、今年のドラフトの上位候補です。
ドラフトまで、大きな怪我をする事なく、順調に成長していってほしいです。
畔柳亨丞選手のプロフィール
既に今秋ドラ1候補の呼び声高く、同校OB・高橋宏斗(中日)以上の逸材と噂される剛腕・畔柳亨丞(2年)。MAX151㎞の直球に加え、スライダー・チェンジアップを武器に奪三振を量産。昨秋は1試合平均10.87を記録。選抜でも活躍が期待され、大暴れに期待! pic.twitter.com/91yutFBrP2
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) February 21, 2021
学校名:中京大中京
生年月日:2003年5月3日
出身地:愛知県豊田市
身長:178cm
体重:84kg
投球・打席:右投げ右打ち
まとめ
- 最速151キロのストレートを誇る中京大中京の畔柳享丞投手。
- 150キロを超えるストレートをコーナーギリギリに投げ分ける事ができる、中京大中京の畔柳享丞投手。
- 怪物クラスの投手、畔柳享丞投手を擁して優勝を狙う、全国隋一の名門中京大中京。