夏の風物詩としても知られるペルセウス座流星群。
東京にお住まいの方は、都会でビルも多いから…と諦めている方も多いと思います。
- 2020年のペルセウス座流星群は東京で見れるのか?
- 2020年のペルセウス座流星群は東京のどんなところで見れる?
- 2020年のペルセウス座流星群は東京で見える時間や方角は?
- 2020年のペルセウス座流星群を見るときの注意点は?
などの疑問に焦点を絞って調べました。
また、東京の穴場スポットも数か所記載しておりますので、お住まいの地域からアクセスしやすい場所を探してみてくださいね。
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ペルセウス座流星群2020東京の極大が見れる時間は?
8年前の東京の空。ペルセウス座流星群の頃です。
(タテ写真です)撮影:父 レタッチ:僕 pic.twitter.com/EsPlMY6AW1
— ( ‘ω’o[KTA]o (@chiyuto115) July 23, 2020
今年のペルセウス座流星群は国立天文台によると、8月11日~13日の間に見ることができます。
8月11日午後9時頃から徐々に現れ初め、8月12日午後10時頃に極大を向かえ8月13日午前4時ごろまで見えるとのことです。
今年は好条件の年と比べて、月が新月ではないため月明かりの影響で流星は見えづらくなりますが、それでも月明かりは強くないため比較的よい条件です。
周りに建物が少なく明かりが少ない場所では、1時間に30個~40個ほどが観測できるということで、肉眼でも見えるほどです。
また、目が暗い空に慣れるまでに少し時間がかかるため、15分程は観測を続けると見つけやすくなりますよ。
そのため長時間の観測ではレジャーシートなどの上に寝転ぶと、首も辛くなく楽しめますよ。
ペルセウス座流星群2020東京の極大が見れる方角は?
2020年のペルセウス座流星群の放射点はやや北東方向になります。
流星は放射点を中心に広範囲に見られるため、空全体に現れます。
できるだけ広い範囲に目を向けると観測しやすいです。
そして、月は出来るだけ視界に入らないようにしましょう。
またアストロアーツの解説によると「明けの明星の金星やマイナス2等級の火星と流れ星の共演も見えるかもしれない」とのことで、13日未明から明け方には東の空に明けの明星が輝いて、太陽から最も離れ西方最大離角になります。
ペルセウス座流星群2020東京の極大が見れる穴場観測場所は?
【 #ペルセウス座流星群 2019 ハイライト 】8月13日に東京・国分寺から捉えた流星の動画(流星は実際の速度)を1分54秒に編集しました。29個の流星が写っています(お願い事し放題w)。ペルセウス座流星群の他に散在流星、みずがめ座δ群なども含まれます。市街地&月明かりがあっても写るものですね! pic.twitter.com/AM9TpbDYlc
— 井川俊彦 (@Toshihiko_Igawa) August 18, 2019
今年はとてもよい条件とは言えないため、肉眼での観測は一定の条件を満たす場所でないと難しいです。
- 近隣に建物などがなく見晴らしがよい
- 空気が澄んでおり、雲が少ない
- 月が明るすぎない
といった3つの条件を満たす場所ならペルセウス座流星群を都心からでも観測することができます。
では、具体的にアクセスしやすい場所をご紹介します。
砧公園(世田谷区)
砧公園は、都心部に位置する世田谷区にある公園です。
ペルセウス座流星群を観測できる好条件の揃った場所とは言えず、敷地内は少し空が明るいため観測するには条件が整う必要がありますが、世田谷区ということもありアクセスのしやすさが魅力です。
遠出は難しいけど、せっかくだし見に行きたい!という方におすすめのスポットです。
ホームページには園内マップもあり、トイレの場所なども記載されてるので安心です。
夢の島公園(江東区)
夢の島公園も都心からのアクセスがよいペルセウス座流星群を観測できるおすすめスポットになります。
施設内にはスポーツ施設や植物園がありますので、流星群観測の夜まで体を動かしたり植物園を見たりと過ごすこともできます。
家族連れの方に特におすすめとなっています。
天体観測までに植物園に入る場合は入場料がかかりますので、ご注意ください。
公園・広場での天体観測には入場料はかかりません。
武蔵野の森公園(府中市・調布市・三鷹市)
武蔵野の森公園は、国立天文台の近くにある公園です。
近くに建物も少なく見晴らしがとてもよく、公園内から調布飛行場も一望できます。
とても空が開けているのでペルセウス座流星群を観測するにはとても穴場スポットと言えます。
奥多摩湖(西多摩郡奥多摩町)
奥多摩湖は、東京でペルセウス座流星群を観測できる1番おすすめしたいスポットです。
奥多摩湖は自然豊かな山々に囲まれているため、人工的な光源が少なく綺麗な夜空と共に澄んだ湖も楽しめます。
また、周辺には無料パーキングもあるので、車で観測しにくのもありですし、電車で行かれても都心から2時間弱の距離なので夏休み中にナイトツアー感覚で家族で訪れるのもいいでしょう。
湖や山々に囲まれているため、夏場でも夜は少し肌寒く感じる事もあるため羽織るものや膝にかけるものなどを用意しておきましょう。
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まとめ
- 2020年のペルセウス座流星群は東京では、月明かりはまずまずで条件が揃った場所では肉眼でも十分観測できるでしょう。
- 2020年のペルセウス座流星群は、空気が澄んでおり周りに建物や明かりがすくなく、空気が澄んでいる場所といった、日ごろ過ごしている都会の喧騒とは少し離れた場所で観測できる。
- 2020年のペルセウス座流星群を東京で観測できる穴場スポットは
砧公園(世田谷区)、夢の島公園(江東区)、武蔵野の森公園(府中市・調布市・三鷹市、奥多摩湖(西多摩郡奥多摩町)の4か所がおすすめ - 2020年のペルセウス座流星群の時間帯は、2020年は8月11日から13日の夜にかけてみられますが、一番多くみられるのは12日の夜で午後9時ごろから少しずつ流星が現れ、極大(ピーク)は午後10時ごろになる
- 2020年のペルセウス座流星群の方角は、放射点はやや北東側で流星群は放射点から空全体的に見れる、開けた場所で空全体的に見渡すのがおすすめ
- 2020年のペルセウス座流星群を見るときの注意点は、出来るだけ月を視界に入れないようにすること
場所によっては夏でも夜は冷えますので少し羽織るものなどを持参しましょう。
そして今年はコロナウイルスの流行もあり、ご紹介した施設でも感染防止対策を行っております。