東京都千代田区長選挙が2021年1月24日告示2021年1月31日投票の日程で行われます。
いがらし朝青氏は、京都府生まれ茨城県つくば市育ちで、大学で上京しました。
2017年1月千代田区長選挙に無所属で立候補するも落選、2021年東京都千代田区長選挙選挙に出馬を表明しています。
いがらし朝青氏の経歴や学歴、家族について調べてみました。
いがらし朝青の経歴は?
- 1975年7月9日、京都府生まれの45歳
- 幼少期より茨城県つくば市で育つ
- 大学卒業後は、広告会社等に勤務
- 2005年より千代田区の会社に勤務
- 2017年1月執行の千代田区長選挙に無所属で立候補するも落選
- 2021年1月執行予定の千代田区長選挙に無所属で立候補を表明
いがらし朝青氏は、1975年7月9日に京都府で生まれました。
いがらし朝青氏の父が人口知能分野の研究者だったため、幼少期より、茨城のつくば市という研究者が多く集まる街で育ちました。
6歳からサッカーを始め、小学校のチームに所属しながら筑波大学のサッカー指導を受けていました。
大学在学中にはJ1の浦和レッズやJ2水戸ホーリーホックの練習生となり、大学を3年留年してまでJリーガーを目指しましたがプロ契約の壁は高く断念しました。
大学卒業後は広告会社等に勤務し、2005年より千代田区内の人材開発会社に勤務していました。
いがらし朝青氏は大学以来、平和教育のボランティアに参画し、ブラジル、フィンランド、タイ等に子供たちを引率するなど自分が出来ること、について考えてきました。
12年間の仕事も、個人と個人の関係性はどのようにしてよりよいものになり、それは人々の幸せや、よりよい社会にどうつながるのか、ということを専門として活動してきました。
いがらし朝青氏は、Jリーガーを目指していたことについては
「才能の違いを感じた。断念した後、2年ぐらいは吹っ切れなかった」
と挫折を味わったと言います。
それでも「サッカー自体が90分間、失敗を積み重ねるスポーツ」と語り、失敗を無駄にはしないとの思いを胸に仕事に打ち込みました。
いがらし朝青氏は、2017年の千代田区長選挙に
「人材開発会社で人の魅力を引き出す仕事をしていたが、自分が暮らす千代田区の魅力を最大限に引き出したい」
と出馬を決意しました。
選挙では3,976票を獲得するも立候補者3名で最下位に終わりました。
いがらし朝青氏は、現在千代田区を中心に、政治や行政と暮らしのつながりがなるべく身近に感じられるように勉強会や講演会を開催しており、主催する勉強会【「もっと。よくなる。千代田。」会議】は20回を数えています。
2021年1月に行われる千代田区長選挙に無所属で再度立候補することを表明しています。
いがらし朝青氏の趣味はサッカー、テニス、アカペラ、読書と多彩です。
Jリーガーを目指したほどですからスポーツ万能なイメージを受けますね。
4年前に果たせなかった当選を果たすために再度挑戦する姿にも諦めない闘争心が伺えます。
スポーツ選手として培った精神力もあるのでしょうね。
いがらし朝青の学歴
- 茨城県立土浦第一高等学校卒業
- 東京大学法学部政治学科卒業
いがらし朝青氏は、茨城県の土浦第一高等学校から東京大学に進んでいます。
経歴で触れましたが小学校からサッカーを始めて筑波大学のサッカー指導をうけていたと言いますから地元つくば市の小中学校に通っていたと推察されます。
東京大学のサッカー部に所属していた経験もあり「当時初の東大卒Jリーガーになること」を夢見ていました。
いがらし朝青氏の母校、茨城県立土浦第一高等学校は1897年設立の旧制茨城尋常中学土浦分校を前身とし、1900年に茨城県土浦中学校となりました。
旧本館は1976年に旧制中学校の建造物として全国で初めて国の重要文化財に指定されています。
戦前から群馬県旧制前橋中学、高崎中学、栃木県宇都宮中学、茨城県水戸中学とともに北関東旧制五大中学として全国にその名を轟かせており、現在も県内進学御三家(茨城県立土浦第一高等学校、茨城県立水戸第一高等学校、江戸川学園取手高等学校)の中でもトップの進学実績を誇る進学校で、現在の偏差値は「73」となっていますから茨城県屈指の進学校と言えますね。
いがらし朝青氏は、サッカーに打ち込みながら県下トップクラスの進学校から東京大学に進んでいるわけですからかなり優秀な方なんですね。
いがらし朝青の政策や公約は?
いがらし朝青氏は以下の5つのビジョンを政策として掲げています。
- 老若男女誰もがワクワク参加できるまちづくり!
- 世界で一番女性が輝けるマチへ!
- 誰もがツナガリを感じられる地域コミュニティのあるマチへ!
- 誰もが自由に表現できる文化・芸術にあふれたマチへ!
- 誰もが使いこなせるデジタルツールで、面倒な手続きが一切不要のマチへ!
いがらし朝青氏は「子供たちに誇れる千代田区に!」と訴え、国際都市「東京」のまん真ん中にある千代田を 「より輝く街に、ますます誇りを持てる街」にするために何ができるか、一緒に考えていこうと訴えています。
Vision01の老若男女誰もがワクワク参加できるまちづくり!については、千代田区民の社会参加率3割アップを目標とし、区民が自由にビジョンを語り合えるオンライン・ビジョン・ミーティングを定期開催することや区議会終了後には区長による区民向けオンライン説明会を開催することを提案しています。
Vision02の世界で一番女性が輝けるマチへ!については千代田ジェンダーギャップ指数の測定と向上を目標とし、コロナ後の職場環境変化に合わせた就業・起業支援、職場・在宅環境整備の支援や託児所併設の職場整備など安心して子育てできる環境の構築、保育・介護従事者の待遇向上と家族サポートを挙げています。
Vision03の誰もがツナガリを感じられる地域コミュニティのあるマチへ!については、区民の千代田定住率50%を目標とし、子育て支援を求める現役世代と、お手伝いをしたいシニア世代を結ぶ「支えあう・補い合う地域コミュニティ」のしくみづくりやデジタルインフラを活用した、町会の新しい情報共有のしくみづくり、町会加入の少ないマンション住民、在勤者を巻き込んだ地域組織づくりを提案しています。
Vision04の誰もが自由に表現できる文化・芸術にあふれたマチへ!については、常に文化に触れあえるように、区内の音楽ホール・アート展示会場の稼働率100%を目標とし、音楽・美術など、多様なアーティストが発表の場として区内施設を利用する際の積極的な助成や将来、音楽・芸術やスポーツ分野ではばたく可能性のある区内児童・生徒へ、一流の環境で学べる独自奨学金の設定を挙げています。
Vision05の誰もが使いこなせるデジタルツールで、面倒な手続きが一切不要のマチへ!については、区民の行政手続・決済手続きのペーパーレス化・オンライン化100%を目標とし、デジタル庁など国の施策を見極めながら、マイナンバーカード1枚で各種行政手続き・決済手続きが実現できるインフラ整備や既存の都・区行政システムを利用する区民からの使い勝手をヒアリングし、改善要望を把握する場の設定や区内施設の利用料支払いの現金決済廃止、マイナンバーカードなどを活用した後払いやキャッシュレス決済化を提案しています。
区政に対しての提案する内容としては悪くないとは思うのですが、4年間かけて実施する政策としてはやや幅が狭いように感じます。
予算を使わない区政ということなのかも知れませんがこの内容が区長の政策と考えるとやや薄い感じがします。
いがらし朝青の評判は?
いがらし朝青氏の政策に文化・芸術のことが書いてあることを評価するコメントがありました。
確かに内容としては良いものですね。
区長として実現できるかどうかが重要だと思います。
いがらし朝青が当選する確率は?
能楽書林、お面、伝統芸能
千代田区をアートや文化を活かしたクリエイティブ<創造的>で活気ある街に
暮らしの中にゆとりを
ゆとりの中に暮らしを#伝統 #日本文化 #五十嵐朝青 #いがらし朝青 #お面 #能面 pic.twitter.com/e3KURSSZUC— いがらし朝青(あさお) (@better_Chiyoda) January 1, 2021
現職区長が立候補しないことで新人同士の争いとなることがコメントされてます。
対立候補は自由民主党の推薦を受ける区議会議員が立候補を表明しており、前回の都議会議員選挙で都民ファーストの会から立候補し当選した都議会議員が立候補する可能性があるようです。
いがらし朝青氏は前回の千代田区長選挙に立候補しており知名度や支援者もある程度はあると考えられますし、落選してからの4年間の活動もありますから、当選する可能性は十分あると思います。
いがらし朝青の家族の経歴がすごい?
いがらし朝青氏の父は、人工知能研究の分野で第一人者の筑波大名誉教授五十嵐滋氏です。
いがらし朝青氏の母の弘子氏は元養護学校講師で、1992年から2000年までつくば市議会議員を務め、その後当時の民主党から計3回、衆院選に挑戦した経験もあります。
弟の立青(たつお)氏は筑波大学大学院在学中の2004年につくば市議会議員選挙に出馬し初当選、2008年に再選し、2012年につくば市長選挙に出馬するも落選。
2016年、2度目の挑戦となる市長選で初当選を果たし、2020年10月25日執行の市長選挙で2回目の当選を果たしています。
また母方の親戚に、ヒット曲「青春時代」などで知られる作曲家で歌手の森田公一氏がいます。
いがらし朝青氏は母や弟と同様に政治を志しているんですね。
弟同様に2度目の挑戦で首長選挙に当選出来るか注目です。
いがらし朝青氏自身の家族については情報がありませんでした。
ご本人の年齢を考えると奥さんやお子さんがいても不思議ではありませんが独身なのかもしれません。
まとめ
- 2021年東京都千代田区長選挙選挙に出馬を表明しているいがらし朝青氏は1975年生まれの45歳
- いがらし朝青氏は小学校からサッカーを始めてJリーガーを目指すも断念
- いがらし朝青氏の学歴は、茨城県立土浦第一高等学校を経て東京大学法学部政治学科を卒業
- いがらし朝青氏は、大学卒業後、企業勤務を経て2017年の千代田区長選挙に立候補するも落選
- 2021年執行の千代田区長選挙に2度目の立候補を表明
千代田区長選挙出馬表明している別の候補者はこちら↓