大阪桐蔭のエース松浦慶斗選手は、宮城県出身、北海道育ちで小学校1年生から野球を始めました。
ピッチャーになったのは、小学校5年始の時で、1年後には、北海道日本ハムファイターズJrのセレクションに見事合格。
松浦慶斗選手は、小学生の頃から成績は、よく規格外の選手でした。
松浦慶斗選手の過去を振り返りながらプロフィールに迫っていきます。
松浦慶斗/大阪桐蔭の出身中学校は？
- 出身中学は北海道旭川市立明星中学
- クラブチームは旭川大雪ボーイズ所属
松浦慶斗選手は中学時代、北海道旭川市を拠点に置く『ボーイズチーム』に所属、出場する大会はほとんど優勝するほどの強豪チームにいました。
全国大会にも毎年出場していて松浦慶斗選手が在籍していた3年間では、ジャイアンツカップ、ボーイズ春季全国大会、ボーイズ選手権大会に出場しています。
そんなチームのエースで、主軸として、松浦慶斗選手はプレーしていました。
当時の球速は、すでに130キロを超えており、身長も185㎝でした。
またカル・リプケン12歳以下、世界少年野球大会日本代表にも選ばれて、見事優勝に導いています。
冬には雪の影響で、グランドが使えないこともある中、しっかりとトレーニングを積んで実力をつけていきました。
球速は、120キロから138キロまで上がったそうです。
松浦慶斗/大阪桐蔭小学校時代のチームは？
- 出身小学校は宮城県石巻市門脇小学校
- 小学1年から門小ガッツスポーツ少年団に所属
松浦慶斗選手の出身は、宮城県で小学1年の時に『門小ガッツ』というチームで野球人生をスタートさせます。
小学校2年生の時に親都合で、転校することになり、宮城県から北海道の『新富野球少年団』で野球を続け、小学5年生の時からピッチャーを始めました。
小学6年生の時には、北海道日本ハムファイターズJrのセレクションに挑み、狭き門を潜り抜け見事選出されました。
小学生の時から実力はピカイチで、ポジションはピッチャー兼ファーストでした。
松浦慶斗選手の父親も、野球をしていて、甲子園にも出場し活躍しています。
また松浦慶斗選手の母親のいとこは、現ソフトバンクホークスに所属している古谷優斗投手です。
松浦慶斗/大阪桐蔭への進学を選んだ理由は？
センバツ出場の大阪桐蔭は練習公開日。今秋ドラフト候補の左腕松浦（左）、関戸（中央）と竹中がブルペン投球しました。この超高校級の速球に注目！ 重そうな球質でした。#大阪桐蔭 #センバツ #松浦慶斗 #関戸康介 #竹中勇登 pic.twitter.com/pARbJN3EMJ
— 酒井俊作【powerd by 日刊スポーツ】 (@shunsakai89) March 3, 2021
実力と実績を兼ね備えた松浦慶斗選手の元には、道内外の多くの高校から誘いがあったそうです。
そして、中学時代にボーイズの全国大会出場で、大阪桐蔭関係者の目に留まります。
松浦慶斗選手本人も、のちに大阪桐蔭で、チームメイトになる池田陵真選手に誘われ、よりレベルの高い環境で、自分を高めたいということから進路を決めました。
松浦慶斗/大阪桐蔭の身長体重は？
松浦慶斗めっちゃデカく見える pic.twitter.com/OsWTBSmRBz
— 阿久津遼🦅 (@irxyz) March 3, 2021
身長185㎝ 体重94kg
松浦慶斗選手は、野球選手として申し分ない上背と体格をもっています。
マウンドに上がれば、さらに打者にとっては、大きく威圧的に見えることでしょう。
プロの投手でも、これだけの体格を持った選手はなかなかいません。
メジャーリーガー並みです。
現在は最速150キロですが、160キロ以上投げられそうなポテンシャルは十分にあり、ダルビッシュ有選手や田中将大選手並みの投手になってほしいです。
松浦慶斗/大阪桐蔭の性格は？
松浦慶斗選手は、北海道からはるばる大阪に野球留学しています。
地元の高校の誘いがあった中、よりレベルの高い環境に挑もうとする精神は素晴らしいです。
松浦慶斗選手本人も、プロで活躍することを目標にしているようで、しっかりとした自分の目標を持った意思の強い人間だといえます。
さらに、松浦慶斗選手の強気な性格が感じられたのは、昨年夏の甲子園での登板です。
背番号15を背負って、8回から2イニング投げました。
相手は競合東海大相模、のちにプロ入りする選手相手にも臆することなく、思い切って腕を振っている姿は印象的でした。
その姿に触発されたのか、味方も打線で応え、見事チームの勝利に導きました。
こうしたことから松浦慶斗選手は、高い目標を持ったしっかりした性格、マウンド上では闘争心溢れる強気な性格だといえます。
松浦慶斗/大阪桐蔭の強みは？
- 最速150キロの剛球左腕
松浦慶斗選手の強みは、やはり一番の特徴は高校生離れした体格。
その体格で、左から投げ下ろす速球は威力があり、簡単にはとらえることはできません。
アベレージでいえば、140キロ前後くらいですが、あの大きな体格は対戦高校にとってもそう経験ないでしょう。
さらに、変化球もスライダーを駆使して打者を打ち取ります。
新チームになってからチームのエースナンバーを背負い、秋の大阪大会では準々決勝から決勝まで、3戦連続完投勝利をあげました。
公式戦では、ほぼ一人で投げているようにスタミナも十分にあります。
コントロールも、まとまっていて、48イニング投げて、8個と安定感があります。
松浦慶斗/大阪桐蔭に期待することは？
- 世代最強の素材型投手
- 将来像は菊池雄星
小学生から今までの実績、恵まれた体格、名門大阪桐蔭という環境。
間違いなく、今年注目度ナンバーワンの投手です。
投手としての完成度は、市立和歌山の小園健太投手や同じサウスポー北海の木村大成投手に比べる正直劣るかもしれません。
調子のムラ、細かいコントロールや決め球スライダーの精度は、昨年秋の段階では粗削りな印象も見えました。
しかしまだまだ、これから伸びると考えた場合、末恐ろしさも感じました。
一冬超えて、選抜どのような姿に進化しているのか非常に楽しみです。
体格といい左投げ、投球スタイル、持ち球を考えた時にパッと浮かぶのは、現シアトルマリナーズ所属する菊池雄星投手が思い浮かびました。
菊池投手も、選抜での圧巻の投球で一気に注目投手に、そして夏の激闘を繰り広げ、ドラフトでも1位複数指名をもらっています。
松浦慶斗選手も、今回の選抜で、一気に注目されるかもしれません。
昨年はコロナウイルスの影響で、甲子園大会を含む、ほとんどの主要全国大会が中止になってしまいました。
2年生からすでに、ベンチ入りしていた松浦慶斗選手にとっては、自分の力を魅せる機会がなく悔しい思いだったでしょう。
そして、最終学年になった今年選抜大会の開催が決まり、いよいよ本格的に、デビューすることになります。
チーム自体も、例年以上のタレント軍団で、全国の舞台に挑みます。
昨年秋の大会では、大阪大会は圧倒的な実力差で優勝。
近畿大会でも、決勝で敗れはしましたが、準優勝としっかりと成績を残しました。
彼自身も、ほぼ地区大会からほぼ一人で投げぬき、チームの勝利に貢献しています。
選抜大会から始まるこの一年、春夏連覇も狙えるメンバーの中心で、彼のマウンドでの躍動が楽しみです。
松浦慶斗/大阪桐蔭はドラフト候補？
ドラフト上位候補。指名されるのは確実。
昨年秋時点の評価で言えば、ドラフト上位候補に入ってくるでしょう。
素材としては申し分ありません。
あれだけの体格に左投げ球速も速い、名門大阪桐蔭のエースで、今後は高校日本代表にも選抜される可能性もあります。
昨年、夏の甲子園で登板し全国デビュー済ですが、今回の春の甲子園、そして夏の甲子園の活躍次第では、一気にスター性もついてきます。
そうなると、1位指名もあり得るでしょう。
ただ今年は高校生で、いい投手が多くて、人気が分散しそうな気配もあります。
この一年でどれだけ実績を付け、大舞台を経験し、尚且つ、実力を上げていくかで、他の選手と差をつけることができ、複数球団からの入札も、大いに可能性が広がると思います。
多くのプロ野球選手を輩出している大阪桐蔭も、昨年は指名1という形でした。
今年は、松浦慶斗選手以外に、関戸康介投手や池田陵真選手なども候補には上がってきています。
根尾昂選手、藤原恭大選手ら4人が、指名された2018年を超えるような歴史的なドラフトを期待したいです。
まとめ
- 松浦慶斗選手は小学生の頃から規格外のプレーヤー
- 松浦慶斗選手は、地元北海道を離れ名門大阪桐蔭に進学
- 松浦慶斗選手は同じ世代の投手を圧倒する体格
- 松浦慶斗選手の強みは、長身左腕から投げ下ろされる球は最速150キロ
- 松浦慶斗選手は、まだまだ発展途上の投手今年一年の活躍次第では、複数球団の1位入札もあり得る
