兵庫県知事選挙が2021年7月1日告示、2021年7月18日投票の日程で行われます。
中川ちょうぞう氏は兵庫県加西市の出身です。
現在の年齢は65歳です。
大学卒業後は鹿島建設勤務などを経て、2005年から加西市長を2期務めました。
2012年からは、大阪市北区長を務めました。
その後、さまざまな選挙に立候補するも落選し続けてきました。
中川ちょうぞう氏の兵庫県知事選挙への立候補は2回目となります。
兵庫県知事候補中川ちょうぞう氏の経歴や評判をチェックしていきましょう。
中川ちょうぞうの経歴は?
信州大学経済学部を卒業
- 1979年(昭和54年):鹿島建設に入社
- 1980年(昭和55年):公益財団法人松下政経塾に第一期生として入塾
- 1981年(昭和56年):公益財団法人松下政経塾を退塾
- 1883年(昭和58年):鹿島建設に復職
- 2005年(平成17年)5月:兵庫県加西市長選挙に立候補し、当選(2期)
- 2011年(平成23年):一般社団法人兵庫総合研究所を設立、理事長に就任
- 2012年(平成24年):大阪市北区長に就任
中川ちょうぞう氏は、1955年(昭和30年)11月30日生まれの65歳です。
出身は兵庫県加西市です。
大学卒業後は、鹿島建設に入社します。
翌年には鹿島建設を退職し、松下政経塾に入塾します。
しかし1年で退塾し、その2年後に鹿島建設に復職します。
2005年(平成17年)5月に、出身地である兵庫県加西市長選挙に立候補し、初当選します。
2011年(平成23年)には一般社団法人兵庫総合研究所を設立し、理事長に就任しました。
しかし翌年2012年(平成24年)に公募により大阪市北区長に就任しました。
これに伴い、兵庫総合研究所理事長を辞職し、政策顧問に就任しました。
その後、大阪市議会議員選挙、大阪市長選挙、東京都知事選挙、兵庫県知事選挙、神戸市長選挙、西宮市長選挙、小野市長選挙に立候補しますが、いずれも落選しました。
今回の兵庫県知事選挙は2回目の挑戦となります。
中川ちょうぞうの学歴
- 兵庫県立北条高等学校を卒業
- 信州大学経済学部を卒業
中川ちょうぞう氏の出身高校は北条高校です。
北条高校は兵庫県加西市にある県立高校です。
偏差値は49から54となっています。
中川ちょうぞう氏の出身大学は、信州大学経済学部です。
信州大学は長野県にある国立大学です。
信州はかつて生糸の生産地であったことから、国内で唯一繊維学部を有していることで知られています。
中川ちょうぞう氏の在籍した経済学部は2016年に廃止され、現在は新たに経法学部が設置されています。
信州大学経法学部の偏差値は55です。
中川ちょうぞうの政策や公約は?
中川ちょうぞう氏は、前回2017年の兵庫県知事選挙にも立候補しました。
当時の政策・公約に、さらに新型コロナウイルス感染症への対策を盛り込んだ新しい政策・公約を掲げています。
- コロナ対策に独自の「兵庫モデル」
- 経済活性化
- 減税と保険料割引
- 教育・子育て支援
- 最先端の環境政策
- 市町への分権
- 防災・減災
- 議会改革と県庁改革
1.コロナ対策に独自の「兵庫モデル」
中川ちょうぞう氏は失態続きの国に依存しない、独自の「兵庫モデル」を構築することを掲げています。
具体的には、重症病床の増設、民間病院の医療資源を活用することなどを挙げています。
また新型コロナウイルス感染症のまん延により、満足に営業できない飲食店などに対して、適切な感染対策を講じた店舗への通常営業を許可するとしています。
他にも、医師会や民間病院への更なる協力要請、国産ワクチンの開発支援、既存の医薬品から有効な薬の早期実用を掲げています。
2.経済活性化
中川ちょうぞう氏は、全国で初となる「デジタル地域通貨」を導入し、市民活動などで獲得したポイントも消費や納税に使用することを可能にし、地元の商店街や企業などにお金が循環する仕組みを創ることを掲げています。
そして、これまで中川ちょうぞう氏が掲げ続けてきた、減税・規制緩和・公民連携(PPP)を実行し経済活性化と民間の新たなチャレンジを促進します。
3.減税と保険料割引
中川ちょうぞう氏は来年度からの減税を掲げています。
具体的には、自動車税の割引、法人県民税の超過課税の廃止、狩猟税・鉱区税の廃止などを挙げています。
そして公共資産を活用した税外収入の確保、課税漏れの防止などで歳入の増加をはかります。
また「健康経営」により県民の健康寿命を延ばし、国民保険料や介護保険料の割引を掲げています。
これらの政策により、1人あたり平均2万円の負担減を目指しています。
中川ちょうぞう氏は教育に関する予算を2割増加させることを掲げています。
多様で質の高い教育を施すことにより、定住世帯の増加をはかります。教育・子育てクーポンを配布し、子育て世代への家計負担を減らします。
給食にはアレルギーを減らすオーガニックな食材などを取り入れることも掲げています。また教育を受ける側への支援だけでなく、教育長や校長を公募することによって、教員の校務負担を減らすことを掲げています。他にも県立学校・県立大学の学科を再編し、時代に沿ったスキルを持った人材の育成にも努めます。
それにより、県内での就職率を高め、若者世代の雇用と定住増加をはかります。
5.最先端の環境政策
中川ちょうぞう氏は、SDGsをベースに兵庫県の特性と国益を考慮した環境政策の推進を掲げています。
リサイクル率と再エネ率の増加をはかり、CO2の回収・活用、水素燃料・アンモニア燃料の利用など、最先端の新エネルギーを活用し、脱炭素社会を目指します。
生ゴミの焼却処分を止め堆肥化を促し、焼却処分を減らす取り組みを行った自治体に対してインセンティブを施します。
海ゴミ・川ゴミ、マイクロプラスチックへの対策、不法投棄の撲滅を目指します。
他にも犬猫の殺処分ゼロを目指し、高齢者もペットが飼える仕組みを構築します。
6.市町への分権
現場の問題をそれぞれの市役所や町役場で迅速かつ柔軟に意思決定ができるよう、市町への分権を目指します。
ICTやAIなどを取り入れることで行政のデジタル化を進め、生産性の増加をはかります。
デジタル化により各種手続きを早め、県民の利便性を高め、県職員の働き方改革に繋げます。
7.防災・減災
近年は自然災害の規模や頻度が増大しています。
いつ起こるかわからない自然災害に備え、老朽化した公共施設や道路・橋などの適正な管理更新を行います。
8.議会改革と県庁改革
中川ちょうぞう氏は全国最低の知事報酬を掲げています。
また知事の業績を第三者評価にすること、女性や民間人から副知事、教育長などの幹部を公募するとしています。
議員定数や議員報酬を3割削減し、AI議会や通年議会などで議会審議の効率化をはかります。
これに加え、中川ちょうぞう氏は全国初となる「選挙条例」や「投票ポイント」を取り入れるとしています。
「選挙条例」は、選挙管理委員会による完全な選挙公営を目指し、現行の予算の半額で選挙を実施することを掲げています。
「投票ポイント」とは、投票率の高い自治体への補助金を増額することで、投票率の増加、県民の自治参画を促します。
中川ちょうぞうの評判は?
中川ちょうぞう氏は加西市長時代に、破綻寸前であった市財政の立て直しに成功したという実績があります。
今回の兵庫県知事選挙でも減税を強く訴えています。
県民の負担軽減を訴え、なおかつ実績もある中川ちょうぞう氏に期待する声もあがっているようです。
中川ちょうぞうが当選する確率は?
今回の兵庫県知事選挙は、5名の立候補者がいます。
なかでも前兵庫県副知事であった金沢和夫氏と新人の斉藤元彦氏が競り合っている状況で、中川ちょうぞう氏を含む3名は苦戦を強いられていると報道されています。
この状況のままでは、当選は厳しいと思われます。
中川ちょうぞうの家族構成は?
中川ちょうぞう氏は、ご結婚はされているようです。
しかし、ご家族についての詳細は不明です。
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まとめ
- 中川ちょうぞう氏は1955年(昭和30年)11月30日生まれ、現在の年齢は65歳。
- 中川ちょうぞう氏の最終学歴は信州大学経済学部(現・経法学部)
- 中川ちょうぞう氏の経歴は 一般企業に就職後、加西市長に就任し2期務めた
- 中川ちょうぞう氏は兵庫県知事選挙への出馬は2度目となる