兵庫県知事選挙が2021年7月1日告示、2021年7月18日投票の日程で行われます。
かなざわ和夫氏は神奈川県藤沢市出身です。
現在の年齢は64歳です。
大学卒業後から総務省に入省し、山形県遊佐町助役、熊本県副知事、兵庫県副知事などを務めてきました。
かなざわ和夫氏は2010年に就任して以来、10年以上兵庫県副知事として活躍してきました。
前兵庫県副知事かなざわ和夫氏の経歴や評判をチェックしていきましょう。
2021年7月19日追記
- 斎藤元彦(無所属・新)85万8782票 当選
- 金沢和夫(無所属・新)60万728票
- 金田峰生(無所属・新)18万4811票
- 中川暢三(無所属・新)14万575票
- 服部修(無所属・新)4万6019票
かなざわ和夫の経歴は?
- 東京大学法学部を卒業
- 1979年(昭和54年):自治省(現・総務省)に入省
- 山形県遊佐町助役、熊本県副知事、総務省大臣官房審議官などを経験
- 2010年(平成22年):兵庫県副知事に就任
- 2021年(令和3年)3月:兵庫県副知事を退任
- 2021年(令和3年)7月:兵庫県知事選挙に立候補
かなざわ和夫氏は1956年(昭和31年)7月4日生まれ、現在の年齢は64歳です。
出身地は神奈川県藤沢市です。
大学卒業後、現在の総務省である自治省に入省します。
国の官庁で12年、自治体で30年勤務してきました。
北は山形県、南は熊本県まで7つの都県での勤務を経験してきました。
兵庫県での勤務期間は15年間と最も長く、2010年からは10年以上兵庫県副知事を務めました。
かなざわ和夫の学歴
かなざわ和夫氏の最終学歴は東京大学です。
- 栄光学園高等学校を卒業
- 東京大学法学部を卒業
かなざわ和夫氏の出身高校は栄光学園高等学校です。
栄光学園高等学校は神奈川県鎌倉市にある私立男子校です。
カトリック系のミッションスクールでもあります。
完全中高一貫校で高校からの入学は受け付けていないため、高校の偏差値は不明です。
中学校の偏差値は67と高いです。
かなざわ和夫氏の出身大学は東京大学法学部です。
東京大学は東京都文京区にある国立大学で、欧米諸国に倣って1877年に設立された日本で最初の大学です。
かなざわ和夫氏の在籍した法学部の偏差値は67.5です。
かなざわ和夫の政策や公約は?
かなざわ和夫氏は、これまでの10年間兵庫県副知事として得た経験を活かし、兵庫五国それぞれの地域の未来を見据えた政策などを打ち出しています。
かなざわ和夫氏は「3つの重点目標」と「県民との75の約束」を掲げています。
「県民との75の約束」からかい摘んでご紹介します。
- コロナに打ち勝つ兵庫
- 五国がともに栄える兵庫
- 生きがいをもって一人ひとりが輝ける社会
- 自分らしいライフスタイルや働き方が叶う環境
- 躍動経済
- 安全先進の兵庫
- スマートな県庁
1.コロナに打ち勝つ兵庫
かなざわ和夫氏は副知事時代に新型コロナ感染対策本部の事務総長を経験しました。その経験や実績を生かしたコロナ対策を打ち出しています。
ワクチンの円滑な確保、接種を行います。またワクチンによる副反応などに対する専門相談体制を強化します。
最新の検査機器の導入を強化し、PCR検査などが早期に幅広く行えるよう体制を整えます。
かなざわ和夫氏が事務総長時代に実績を残した病床確保についても、より機動的に対応できる病床体制のさらなる確保を掲げています。
コロナによる雇用や経済の問題にも取り組みます。
中小企業などへ事業継続と雇用維持のための支援を行います。
他にも、若者世代の就労支援、生活困窮者へ向けた生活支援、地域特産物の需要拡大支援などさまざまな方面からの支援を充実させます。
2.五国がともに栄える兵庫
かなざわ和夫氏は、多様な特性や文化をもつ兵庫五国がそれぞれの強みを活かし補いあい一つの兵庫として栄えることを目指しています。
自立分散型社会を目指し、リモートワークや地方移住の体制を整え、地域創生戦略を掲げます。
UJIターンの相談体制強化や、空き家改修の促進、多自然地域でも都市部と差のない生活サービスの提供などにより、魅力ある住まいや快適な生活を創り上げ、移住者を募ります。
また地元企業と提携して若者の県内定着を促進します。
「神戸・阪神」「播磨」「但馬」「丹波」「淡路」それぞれの地域の魅力を活かすプロジェクトを展開します。
観光・旅行再開に備え、兵庫五国の豊かな魅力を発信し、キャッシュレス決済対応や、バリアフリーなど観光地の環境整備を行います。
3.生きがいをもって一人ひとりが輝ける社会
かなざわ和夫氏は兵庫の未来を担う人づくりをし、誰もが多様な選択肢の中から自ら選び、輝ける兵庫づくりを掲げています。
子育てだけに注目するのではなく、若者の就労や生活の安定を図ることで結婚・出産への不安を解消します。
保育所・認定こども園の整備による待機児童ゼロ、幼児教育や医療の面からの子育て家庭への経済的負担軽減などの子育て支援を打ち出しています。
教育面では多様な価値観を尊重し、多様な選択肢を提示できる学校環境の整備に取り組みます。
障害の有無や違いに関わらず安心して生活を送れる環境整備、また介護や支援をする側へのサポートを積極的に行います。
またDV・差別・人権問題・いじめ・児童虐待を見逃さない許さない社会づくりをし、被害者への支援、予防、再発防止に取り組みます。
芸術や伝統文化を守り育て、地域で身近に楽しめる環境づくりをします。
また誰もがスポーツを楽しみ、挑戦できる環境を目指します。
4.自分らしいライフスタイルや働き方が叶う環境
さまざまな働き方を選択できる環境づくり、企業や創業に挑戦しやすい環境づくりに取り組みます。
また若者だけでなく、再チャレンジをする大人を支援します。
性別・年齢・国籍・ハンディキャップに関わらず、誰もが活躍でき、安心して暮らすことができる兵庫づくりに取り組みます。
5.躍動経済
新型コロナウイルスの影響による停滞経済からの早期脱却を図ります。
スーパーコンピューターや放射光施設など、県内にある先端科学技術基盤を地域産業の成長源として活用します。
その他県内の産業を用いて変化に強い産業構造を構築します。
中小企業などへコロナ禍からの再起支援やデジタル化支援を行います。
また地域や企業にSDGsを浸透させ、環境や社会問題への向き合い方を学ぶ機会を設けます。
兵庫五国にある豊かな地域産業を世界ブランドとして発信、文化活動のコンテンツ産業としての育成などを行います。
農林水産業のスマート化を加速させます。
また農林水産業の経営基盤を強化し、競争率を高めます。
県産品の流通拡大に取り組みます。
6.安全先進の兵庫
県民のいのちと健康を守る基盤を整えます。
定期健康診断やがん検診による疾病の早期発見・早期治療を目指します。
地域毎に完結する医療提供体制を目指し、どこに住んでいても充実した医療が受けられる環境づくりを行います。
自殺者ゼロを目指し、県民のこころの健康づくりを進め、自殺防止に取り組みます。
高齢者の介護予防に取り組みます。
施設・在宅に関わらず介護体制を強化し、介護人材の確保・定着・処遇改善に努めます。
阪神淡路大震災の経験と教訓を活かし、南海トラフ地震など自然災害に備えたインフラ整備を行います。
また近年多発している風水害の被害を減らす対策に取り組みます。
交通事故を減らす取り組みや、防犯カメラの設置促進などにより、身近な危険を取り除き安全な地域づくりに取り組みます。
人と自然が共生する快適な環境づくりに取り組みます。
再生可能エネルギーの利用促進、資源循環の取り組み強化など脱炭素に向け兵庫県独自の温暖化対策を展開します。
7.スマートな県庁
かなざわ和夫氏は単なるコストカットではなく、県民のニーズに応え進化し続ける行財政改革を掲げています。
民間経営の視点を取り入れ、知事給与カットの継続をはじめとした行財政全般にわたる総点検を行います。
コストカット自体を目的とするのではなく、必要とされるサービスに重点的に取り組むことを基本とします。
各種行政手続きのデジタル化を進め、県民の利便性向上と事務の効率化を図ります。
県民との双対話の機会を充実させ、県民の意見を県政に反映させます。
県民が意見を出しやすい環境をつくり、地域づくりへの参画を支援します。
デジタルコンテンツを積極的に取り入れ、県の情報発信力を高めます。
女性の登用、民間人材の登用を促進します。
かなざわ和夫の評判は?
かなざわ和夫氏のこれまで副知事として、兵庫県政に関わってきた実績に期待を寄せる声が多くあります。
それだけでなく、大阪府の隣に位置する兵庫県では、斉藤元彦氏を推薦する日本維新の会への不信感を抱く県民もいます。
Twitterでは「#かなざわ和夫さんを県知事に」というハッシュタグが広がっています。
かなざわ和夫が当選する確率は?
今回の兵庫県知事選挙には5名の立候補者がいます。
現状では、かなざわ和夫氏と自民・維新の推薦を受けている新人の斉藤元彦氏が競り合っている状態です。
当選の確率は五分五分といったところでしょう。
かなざわ和夫の家族構成は?
かなざわ和夫氏は奥さまとふたりで暮らしているようです。
お子さんがいるかは不明です。
これまで日本各地を転々としてきたかなざわ和夫氏ですが、7年前神戸市灘区に自宅を購入され、兵庫県で暮らし続けることを決意されたようです。
兵庫県知事選出馬表明している他の方はこちら!
まとめ
- かなざわ和夫氏は1956年(昭和31年)7月4日生まれ、現在の年齢は64歳
- かなざわ和夫氏の最終学歴は東京大学法学部
- かなざわ和夫氏は大学卒業後、自治省(現・総務省)に入省
- かなざわ和夫氏は、これまで山形県遊佐町助役、熊本県副知事、兵庫県副知事などを務めた