千葉県で、人口が増えているエリアがあります。それは、千葉県流山市です。
一体、なぜ千葉県流山市の人口が増えているのか理由は、市長の井崎義治氏が関係しているようです。
井崎義治氏の経歴や評判をチェックしていきましょう。
井崎義治の経歴は?
子育てがしやすい街として、全国的にも知名度が高い千葉県流山市。
その流山市を率いる井崎義治市長は、どのような経歴の持ち主なのでしょうか。
1981年 Jefferson Associates,Inc.,(ジェファーソンアソシエーツ、本社:サンフランシスコ)
1983年 Quadrant Consultants Inc.,(クアドラントコンサルタンツ、本社:ヒューストン)
アメリカで、地域計画、交通計画、環境アセスメントに従事
1988年 株式会社住信基礎研究所 入社
1991年 株式会社エース総合研究所 入社
1993年 立正大学文学部地理学科 非常勤講師
1999年 千葉県流山市市長選に無所属無党派で立候補 落選
2003年 千葉県流山市市長 初当選
2007年 同市長 再選
2011年 同市長 3選
2014年 世界保健機関健康都市連合日本支部長 兼任
2015年 千葉県流山市市長 4選(得票数48,028票、得票数76.42%)
2019年 同市長 5選
アメリカや日本で不動産やコンサルティング、地域開発など土地の有効活用などを行う企業で勤務してきました。
その後、市長選に挑戦するも落選。
しかし、2度目の挑戦で見事初当選します。
市民からの圧倒的な支持を受け、現在5期目を務める敏腕市長です。
2003年初当選した井崎義治市長の初仕事は、マーケティング室の立ち上げでした。
企業では、マーケティングを行っているのに、行政にはそのような考え方がない。
なぜなら、何もしなくてもお金が入ってくる仕組みを持つ組織だからです。
しかし、少子高齢化が大きな問題になっている現代では、行政も変わっていかなくてはならない、という井崎義治市長の考えによるものでした。
まず、流山市の強みを分析してみると、都心からほど近く、豊かな自然に囲まれていることでした。
それならとターゲットを「30代、40代の子育て世代」に絞り込み、そこから「母になるなら、流山市。」というキャッチフレーズが誕生し、東京都内などの駅にポスターが貼り出されました。
併せて子育て雑誌にも広告を掲載し、ターゲット層に確実に届くようにアピールすることで、流山市は一気に知名度をあげます。
流山市が力を入れているのは、子育て世代が楽しめるイベントの開催です。
来場者に、子育て世代が多いことを実感してもらうのが目的のようです。
こうして知名度を上げた流山市の次のステップとして、井崎義治市長は、市民の需要を把握し、予算をかけずに、子育てしやすく、生活しやすい環境づくりをしていきます。
井崎義治市長は、「市民の行政化」と「行政の市民化」を挙げています。
市民が、アイデアを出し始めようとすることに対して、行政は邪魔をせず、協力する。
そのことで、面白いアイデアが生まれたり、新たな便利が出来上がっていき、更に街は活性化し、市民が考える住みやすい街に近づいていくと考えています。
井崎義治の学歴
アメリカ企業での勤務経験のある井崎義治市長は、どのような学生生活を送ったのでしょうか。
井崎義治市長は、山形県にある基督教独立学園高等学校を卒業しています。
その後大学は、立正大学文学部地理学科に進学、そして卒業しました。
そして、サンフランシスコ州立大学大学院人間環境学科地理学専攻修士課程修了しています。
大学卒業後に、渡米されていたようです。
英語がかなり堪能なのでしょうね。
井崎義治の政策や思想は?
【井崎義治の政策・思想】
- 質の高い快適な都市環境をめざす、やり抜く。
- 質の高い子育て・教育環境を、めざす・やりぬく。
- 質の高い、安心安全な生活環境を、めざす、やりぬく。
- 安心の高齢社会を、めざす、やりぬく。
- 安心の福祉・共生社会を、めざす、やりぬく。
- 地域経済の発展を、めざす、やりぬく。
- 市民の知恵と力が活きる街を、めざす、やりぬく。
井崎義治市長が掲げるマニフェストには、次のようなものがあります。
- 公共交通の充実を進めます。
東京都内や成田空港・羽田空港へのアクセスの改善。 - 森を守り、緑と公園を守ります。
公園の整備やまちなか森づくりプロジェクトと題して10年前から行っている植樹活動により環境価値を高めます。また、街路樹の整備も積極的に行い、緑あふれる街づくりの実現。 - 良質な住環境を守り、末永く安心して暮らせる流山を創ります。
駅前の再整備により、市民の快適性向上や商業的開発により利便性向上を目指します。
- 子育てにやさしい環境作りを進めます。
妊娠・出産・育児の各段階で相談窓口を設置。心や身体のケアもサポートできるよう整備してきます。子供を預けられる施設の充実や登下校サポートも推し進めていきます。 - 学ぶ子にこたえる教育環境の充実を進めます。
小学校・中学校の新設。校舎の耐震化や老朽化対策についても順次改修、立て直しを進めます。
児童生徒の学力を伸ばすため、教員の増員やアドバイザーや支援員の配置更には、プログラミング教育を導入します。
上水道設備の耐震化、災害時の臨時給水場の増設、備蓄倉庫設置など災害時でも市民の生活が守れるように整備します。
高齢者施設や医師会、ケアマネージャーなどが連携し、在宅で安心して生活していただけるようにします。
外出支援や公共交通機関の充実により、不自由のない生活ができるよう支援します。
施設入居希望者の実質待機ゼロを目指します。
特別支援学校高等部の新設や、障害児通所支援の拡充などにより、子供さんの可能性を引き出す環境づくりをします。
心身の成長や発達に心配のある幼児・児童の早期治療が可能な環境作りをします。
在宅で働ける環境ぼ整備や企業内保育所の誘致などで「こどものそばで働ける街づくり」を進めます。
イベントの開催や農工商ショップなどで交流人口増、市内消費増を図ります。
起業家支援を推進していきます。
市民の企画提案の実施に向けて支援します。
市民活動支援センターを全世代型の情報発信・交流拠点として再整備します。
行政への要望・苦情・提案には迅速に回答します。
井崎義治の評判は?
井崎義治市長の手腕を羨む他の市町村に住む住民のコメントがたくさんあり、評判はとてもいいです。
井崎義治が市長になって流山市はどう変わった?
- 人口増加率県内 No.1(2018年)
- 認可保育園の定員数 8年間で3.4倍(比較年:2010年)
- 住みやすいと感じている市民 91.6%(2018年/1997年 57.6%)
- 住みよさランキング 全国14位(2018年/2007年は全国363位)
- 転入超過数 2年連続全国8位(2016年・2017年)
井崎義治の家族はどんな人?
井崎義治市長は1954年2月11日生まれの67歳、東京都杉並区出身です。
アメリカで夫婦共働きをされていたそうなので、1981年には結婚をされていたと思われます。
子供さんの人数は、不明です。
アメリカで、長女を夫婦で子育てをされていたようです。
家族と過ごす時間を大切にするアメリカで、子供と過ごす時間がたくさんあったようなので、仲良し家族であることがうかがえますね。
まとめ
- 井崎義治市長の最終学歴は、 サンフランシスコ州立大学大学院人間環境学科地理学専攻修士課程修了です。
- 井崎義治市長の経歴は、アメリカや日本で地域開発など不動産コンサルティングの経験を積み、流山市長になり、現在5期目を務めています。
- 井崎義治市長の評判はとてもよく、市民も子育てしやすさ・住みやすさを実感しています。
- 井崎義治市長は、行政主体ではなく、市民主体でイベントなどを行うことで、街を活気づけようと考えています。
- 井崎義治市長の努力の結果、日本中にその名が知れ渡るほど、住みやすい街になっています。