大阪府泉大津市の市長選挙が12月6日告示12月13日投票の日程で行われます。
畠田ひろし氏は、大阪府大阪市生まれで40年以上府立高校の理科の先生をされていました。
1985年、泉大津市立保育所保護者会連絡協議会初代会長に就任され、市民活動に従事されました。
そして、2020年大阪府泉大津市選挙に出馬表明しています。
畠田ひろし氏の経歴や学歴、家族について調べてみました。
畠田ひろしの経歴は?
- 畠田ひろし氏は1945年大阪市生まれの75歳
- 大学卒業後、40年以上府立高校の理科教諭として勤務
- 1985年に泉大津市立保育所保護者会連絡協議会初代会長に就任
- 現在いくつかの市民活動団体の代表として活動
- 2020年11月9日、同年12月に執行される泉大津市長選挙に立候補を表明
畠田ひろし氏は1945年大阪市生まれの現在75歳です。
大学卒業後の1970年より大阪府立泉大津高等学校に理科教諭赴任しました。
泉大津高等学校に21年勤務した後、大阪府立堺上高等学校、大阪府立久米田高校で2011年まで教諭として勤務しました。
畠田ひろし氏は教職を務める傍ら、1985年には泉大津市立保育所保護者会連絡協議会初代会長に就任し、保育要求・子ども医療費助成・図書館問題や医療・介護問題などで市民運動に参加してきました。
畠田ひろし氏は現在、市民のための泉大津市立病院を守る会会長・子ども医療費助成制度の拡充を求める泉大津の会代表・泉大津社会保障推進協議会会長・市民とともに活気ある泉大津市政をつくる会会長・全日本年金者組合泉大津忠岡支部長として市民活動に従事する傍ら、泉大津市の楠町東で老人会会長を務めています。
畠田ひろし氏は2020年11月9日に同年12月に執行される予定の泉大津市長選挙に無所属で立候補することを表明しました。
共産党が推薦をしています。
畠田ひろし氏は長年市民活動に携わっており、現在の市政には問題点が多く存在すると考えて立候補をすることを決意しました。
長年の教職生活の現場で体験した教育への問題意識もあるようですね。
畠田ひろし氏の趣味は、旅行・スキー・囲碁(四段)・スポーツ観戦・園芸(とくにサボテン)・自転車(自転車競技のコーチや審判もしていました)・植物観察・スペイン語会話と多彩です。
様々な趣味を持つ畠田ひろし氏は好奇心や探求心が旺盛な人柄が窺えます。
政治家にとって大切な資質だと思います。
畠田ひろしの学歴は?
- 大阪府立市岡高校卒業
- 京都大学農学部卒業
畠田ひろし氏のホームページに掲載されているプロフィールには京都大学農学部卒業しか記載がありませんでしたが、畠田ひろし氏のTwitterには市岡高校時代の先輩から応援を頂いたとの投稿がありました。
畠田ひろし氏の母校、大阪府立市岡高等学校は大阪市港区にある府立高校で、1901年に旧制大阪府第七中学校として開校しました。
1916年の第2回全国中等学校優勝野球大会(現在の高校野球)で優勝した実績があります。
1968年9月2日、日本で最初の高校生による学校占拠が起こり、この事件を機に市岡高校が日本の高校紛争の拠点となり、1970年まで「市岡学園紛争」が続きました。
かつて全日制課程と併置されていた定時制課程は、1933年普通課程の夜間中学校として日本で初めて開設された大阪府立夜間中学校が前身です。
現在の偏差値は60、府内では中堅クラスの進学校として位置付けられています。
畠田ひろし氏のもうひとつの母校、京都大学は言わずと知れた日本最高峰の大学で、旧七帝大の1つとして知られています。
京都大学農学部の現在の偏差値は62.5~72.5と高く、名門校といって差し支えないでしょう。
畠田ひろしの年収は?
畠田ひろし氏は現在、職業には就いていないようです。
ですので年金収入のみと考えられます。
75歳の人の厚生年金平均受給額は月額で約156,000円となっていますが、畠田ひろし氏は府立高校で40年以上奉職してきましたのでもう少し年金受給額は多いと想定されます。
仮に月額200,000円だとすると年収は240万円、250,000円だとすると300万円となります。
畠田ひろしの評判は?
#泉大津市長選挙 #畠田ひろし 候補に1票を!人口減少は進んでおります。これからの病院経営は広域連携。南出市長の新病院建設は時代に逆行している二重行政助長。人口80万堺市でも市立病院は1軒。7万4千人本市が市立病院2軒持ちは財政危機のリスク増大。棄権することなく、投票行動をお願いいたします
— 中村与志子泉大津市議 (@RFSlhak2Qm8upMB) December 6, 2020
畠田ひろし氏は市民活動に長年従事していることから、考え方に共感する人も数多くいるようです。
インターネット上には現市長の政策に批判的な立場の人からの応援が目立ちます。
特に大きな選挙の争点となっているのが現在ある市民病院の再編です。
畠田ひろし氏は市民病院の再編は白紙撤回すべきと訴えており、泉大津市議会議員の中村与志子氏は現職市長の箱モノ行政を批判して畠田ひろし氏の支援に回っています。
1つ大きな争点がある選挙では、その争点に賛成するか反対するかで投票行動が変わる傾向がありますが、今回の選挙ではどうなるのか非常に注目されるポイントです。
現在ある市民病院の再編に賛成するのか反対するのか
畠田ひろしの政策や公約は?
畠田ひろし氏は「希望のまち泉大津へ あったかプラン」と称して公約を掲げています。
- 福祉・くらし・医療を最優先
- 子供の育ちと子育て応援
- 持続可能な地域経済活性化
- 市民参加型の市政運営
- 現市立病院の再編計画の白紙撤回
畠田ひろし氏は福祉・くらし・医療を最優先として、
- 国民健康保険料の引き下げや介護保険料・利用料の軽減
- ドアツードアの送迎サービスによる高齢者や障害者のお出かけ支援
- バイト・フリーランス・パートなどの非正規で働く人の権利を守ること
- 防災減災重視のまちづくりで公園や生活道路を改善すること
を訴えています。
子供の育ちと子育て応援では、
- 子ども医療費の18歳までの無償化や給食費無償化
- 学童保育の時間延長
- 待機児童ゼロにするために保育士増員と待遇改善
- 子どもの貧困や子育ての不安を解消する支援体制強化
などの政策を挙げています。
持続可能な地域経済活性化については、
- 住宅リフォーム助成制度の復活や商店版リニューアル助成制度創設
- 不況とコロナで苦しむ事業者への家賃補助などの直接支援
- 地場産業振興・地域雇用を支援するために中小企業を支える予算を拡充する
としています。
市民参加型の市政運営については、
- 公共事業や公共施設整備計画は市民参加で進めることや小学校区ごとにまちづくり想談会を開催
- 困っている市民の相談窓口の一元化
などを掲げています。
畠田ひろし氏は立候補表明時に
「コロナ危機を乗り越え、安心安全の泉大津市政をつくりたい」
と強調し、現市政は120億円をかけて現市立病院を小児科と産婦人科だけにし、市域の端に新病院建設を計画し借金地獄の道に進もうとしていると訴えており
「計画を白紙撤回し、市域の中心にある今の市立病院の医療機器の充実や人材確保を図り、市民の安心安全を守る」
と述べています。
またコロナ禍で、独自施策の手を打たない現市政を批判し
「市が率先して保健所等に働きかけPCR検査の抜本的充実を図り、コロナ感染防止へ少人数学級などを進める」
と述べ
「水面下で市政をすすめる市民置き去りの市政から、福祉・教育を充実させる、市民にあたたかい市政に変えていきたい」
と表明しています。
公約については、市政に変革が必要との考えに基づいたものが並んでいる印象を受けます。
もちろん、間違っていることや変えなければならないこともあるでしょう。
ただ全てを批判するやり方は少し極端な印象を受けます。
市のレベルでは解決できない公約もあるのが少し気になりますし、予算的な裏付けがないのも気になります。
畠田ひろしが当選する確率は?
畠田ひろし氏は立候補を表明するまでほぼ無名だったと思われます。
現職市長と比べると知名度ではかなりのハンデがあると思われます。
ただ、市民病院のあり方という大きな争点がある選挙となっているため、現職市長への批判票を集めることはしやすいかもしれません。
また共産党の推薦を受けているので一定の得票や応援は見込めますので、当選の可能性はそれなりにあるかもしれません。
畠田ひろしの家族は?
畠田ひろし氏のTwitterに、長女、次女夫妻、孫というワードが出てきます。
少なくとも娘さんが2人とお孫さんがいることがわかりました。
畠田ひろし氏の次女夫妻は、西部日本ボールルームダンス連盟主催Live配信競技会に参加して、プロオープンスタンダードの部で準優勝になるほどの腕前です。
プロオープンスタンダードの部ということですから、ダンスのプロをされているんですね。
もしかしたら講師などをされているのかもしれませんね。
畠田ひろし氏の長女や孫、妻に関する情報は見つかりませんでしたが、今後何か情報を入手したらこちらに追記していきます。
まとめ
- 畠田ひろし氏は1945年大阪市生まれの75歳
- 畠田ひろし氏の学歴は、大阪府立市岡高等学校から京都大学農学部卒業
- 大学卒業後、府立高校の理科教諭として40年以上勤務、うち21年間地元の泉大津高校で勤務
- 畠田ひろし氏は長年にわたり市民活動に従事
- 2020年11月、同年12月に執行される予定の泉大津市長選挙への立候補を表明