秋田市長選挙が2021年3月28日告示、2021年4月4日投票の日程で行われます。
武内伸文氏は、秋田県秋田市出身で現在年齢は48歳です。
武内伸文氏は、大学卒業後は外資系経営コンサルティング会社アクセンチュアに就職、2015年4月に秋田市議会議員選挙(平成27年)に初出馬し当選。
2019年4月に2期目の秋田市議会議員選挙に当選しています。
そして、2021年の秋田市長選に出馬表明しました。
経歴や評判をチェックしていきましょう。
- 穂積志(無所属・現)6万1,982票 当選
- 沼谷純(無所属・新)5万3,637票
- 武内伸文(無所属・新)1万9,369票
武内伸文の経歴は?
武内伸文氏は、秋田県秋田市出身、1972(昭和47年)1月1日生まれの48歳です。
秋田市議会議員の2期目で、会派「そうせい」の代表を務めていましたが、秋田市長選に出馬するために、2月8日付けで辞職しています。
- 1994年3月:青山学院大学法学部を卒業
- 1994年4月:外資系経営コンサルティング会社アクセンチュアに入社
- 2003年9月:英国カーディフ大学大学院 都市・地域計画学部にて「次世代につながる地域づくり」を研究、修士課程修了
- 2005年3月:帰郷後、家業の印刷会社の業務をこなす傍ら、社会活動団体「SiNG(シング)」を立ち上げ、さまざまな社会起業に取り組む
- 2015年4月:秋田市議会議員選挙(平成27年)に初出馬し、当選
- 2019年4月:秋田市議会議員選挙2期目に当選
武内伸文氏はコンサルティング会社に8年間勤めており、そのときの専門は「組織・人の変革」だったそうです。
仕事をしていく中で、「社会の変革」に携わりたくなり、知識と経験を求めてイギリスの大学院に留学したそうです。
イギリスの大学院では、環境にやさしい持続可能な社会づくりをテーマに研究し、環境団体のボランティア活動にも参加するなどの体験をしました。
2005年に家族が交通事故に遭い、その介護のためにイギリスから帰国しました。
そして家業の印刷会社の業務と家族の介護をしながら、社会活動団体「SiNG」を立ち上げています。
「SiNG」は、「市民」「企業」「行政」に対し、地域の目標達成に向けた変革につなげる働きかけを行う市民有志による任意団体で、秋田市を拠点に立ち上げ、武内伸文氏は10年以上にわたり多くの活動をしてきました。
2015年に秋田市議会議員に初当選し、1期目で「そうせい」という会派立ち上げ、第二会派となっています。
議員になってからも「SiNG」の活動は続けているそうです。
武内伸文の学歴は?
- 1990年3月:秋田県立秋田高等学校を卒業
- 1994年3月:青山学院大学法学部を卒業
- 2003年9月:英国カーディフ大学大学院 都市・地域計画学部修士課程修了
武内伸文氏が卒業した秋田県立秋田高等学校は秋田市内にあり、歴史のある高校です。
偏差値も71と非常に高い秋田市内では、トップの進学校です。
青山学院大学法学部は東京都内の私立大学で、関東の難関私立校を総称したMARCHにも入っている人気校です。
偏差値は55~65と高く、各業界で活躍している卒業生もたくさんいらっしゃいます。
武内伸文の政策や公約は?
- 新型コロナ対策に全力加速
- ごみ処理手数料の無料化
- 全国に誇れる「外旭川」に
- 新スタジアムは「八橋」へ
- 市全域を維持するコンパクトシティ
- 災害に強い安心・安全な街
- 公共交通を整備し外出機会を創出
- 民間の力を市政に反映
武内伸文氏の公約は、大きく分けて8つ挙げられています。
ブログに順次載せているので、もしかしたら増える可能性もあります。
1.新型コロナ対策に全力加速
経済的ダメージの回復へ向け、幅広い業種で使えるプレミアム商品券をすぐに発行。
現在秋田市が発行しているプレミアム商品券は、利用期間が8月からとなっており、本当に持ちこたえられるのか疑問。
「いますぐ」の施策が必要。
2.ごみ処理手数料の無料化
コロナ禍で市民生活は打撃を受けるなか、ごみ処理手数料も家計の負担となる。
秋田市と同じ規模の都市34カ所で、有料化をせずに、ごみ削減に取り組んでいるため秋田市でも取り組む。
3. 全国に誇れる「外旭川」に
外旭川地区の大型商業施設構想の見直し。
ありふれたショッピングモールは県外、海外からの魅力はなく、経済は秋田市内で完結してしまう。
そこで、外旭川地区を最先端の「スマート農業」特別地区として開発を目指す。
食料基地としての役割を果たし、オンリーワンの価値を創造する。
4. 新スタジアムは「八橋」へ
秋田駅と八橋までの導線には、中通・大町・山王地区があり、スタジアムへ向かう途中に立ち寄ってもらうことができる。
それにより秋田市に経済効果が期待できる。
5. 市全域を維持するコンパクトシティ
現職が手放そうとしている「コンパクトシティ」構想を進める。
秋田市のどこかには中心地が必要であり、コンパクトシティの考え方は周辺地域をないがしろにするわけではない。
エリアごとに行政機能や公共サービスを集約し、その集約したエリアをネットワーク化しようとする本来の構想の目的を果たす。
6. 災害に強い安心・安全な街
- 守りの除雪から「攻めの除雪」
降雪量に関わらず、契約や関係を見直すことで除雪業者が安心して作業できる仕組みや、近隣市町村との連携やICTのフル活用により備え、守る除雪対策を行う。
- 緊急情報を直ちに伝える情報掲示板の設置
秋田市では現在SNSを活用して情報提供をしているが、活用出来ない方にも届けるため、デジタルサイマネージを活用した情報掲示板を市内各所に設置。
7.公共交通を整備し外出機会を創出
クルマ社会の秋田では、高齢化が進む中公共交通の整備は急務。
- ジャンボタクシーを活用した地域循環バス
一部ですでに実施しているマイタウンバスの拡充を図り、利便性を高める。 - バス位置情報システムの導入
- 秋田市全体の公共交通網の将来像提示
- 駅ホームへのエレベーター設置の推進
8. 民間の力を市政に反映
- 副市長の民間登用/民間企業からプロジェクト型採用
市が抱える問題を民間の視点でスピーディーに解決できる人材を登用。 - 行政への成果報酬型の民間提案制度(SIB)の導入
SIBとは行政の成果連動型支払い契約と民間資金の活用を組み合わせた官民連携手法の仕組み。
武内伸文が秋田市長選挙を選んだ理由は?
武内伸文氏が秋田市長選に出馬を決めたのは、市議会議員になるときから地域の変革のスピードを上げて行くべきだと考えており、5年8ヶ月秋田市議会議員で市政に携わる中で、さらなるスピードアップが必要だと感じたためです。
また、コロナの影響による社会の変化を受け止めて、秋田を変革したい思いが強くなったそうです。
現秋田市長の市政運営は素晴らしいと考えており、あくまでもスピードを上げて変革するべきだとの思いからの出馬です。
武内伸文の評判は?
武内伸文氏の評判は、市民活動を長年されていたこともあり、市民の声をより多く聞こうとする政治家でいらっしゃるようです。
武内伸文氏が立ち上げた「そうせい」では、市民との交流の場を設けさまざまな形で話しを聞く機会を設けています。
社会活動団体「SiNG」の活動のころから、秋田市のためにさまざまな活動を発案し、実施してきています。
それらの活動は今でも続いているものもたくさんあり、秋田市の人々の社会活動に貢献しているのでしょう。
武内伸文が当選する確率は?
武内伸文氏は、2015年の秋田市議会議員初当選のとき、新人では最多の3,507票を獲得し、3位で当選しています。
2019年の2期目の選挙の際は、3,392票を獲得し、5位で当選しています。
2019年の選挙では5番目となっていますが、当選者36人中5番目で当選できているのは、かなりの得票数があり、一定の支持を集めているのだと思います。
武内伸文氏は、市長選出馬表明の記者会見で、市議会議員の選挙のときから市民活動のころの出会いや交流から、特定の地域だけでなく秋田市全域の方から支持を受けて戦ってきたため、今回もそのように戦うだろうと話しています。
また、新スタジアムの建設場所や整備方式については、出馬している3候補で考え方が異なっているため、その違いも選挙に影響を及ぼす可能性があります。
武内伸文の妻や子どもはどんな人?
武内伸文氏が結婚していらっしゃるかどうか、お子様がいるかどうかについて公開されている情報はありませんでした。
まとめ
- 武内伸文氏は1972年生まれ現在の年齢は49歳
- 武内伸文氏は大学を卒業後の経歴は外資系経営コンサルティング会社就職
- 武内伸文氏はイギリスで地域づくりについて学ぶ
- 武内伸文氏は社会活動団体「SiNG」を立ち上げ市民活動を行ってきた
- 武内伸文氏は2015年に秋田市議選に初当選
- 武内伸文氏は秋田市議会議員2期目ですが、辞職し市長選に出馬します。