千葉県船橋市長選挙が2021年6月13日告示、2021年6月20日投票の日程で行われます。
松戸徹氏は、千葉県八千代市出身で、現在の年齢は66歳です。
松戸徹氏は、船橋市長現職で3期目として出馬します。
大学卒業後から船橋市役所入所し、2009年より政治家として活動されてきました。
千葉県船橋市長松戸徹氏の経歴や評判をチェックしていきましょう。
2021年6月21日追記
- 松戸徹(無所属・現)10万9,019票 当選
- 丸山慎一(無所属)2万7,744票
- かどた正則(無所属)1万1,045票
松戸徹の経歴は?
松戸徹氏は、1954年11月9日生まれの66歳で、千葉県八千代市の出身です。
現在は船橋市長を務めています。
- 1973年3月:千葉県立薬園台高等学校を卒業
- 1978年3月:東京理科大学理学部物理学科を卒業
- 1978年4月:船橋市役所入所し教育委員会社会教育部社会教育課に配属
- 1981年4月:社会教育部浜町公民館に配属
- 1984年4月:広報部広報公聴課に配属
- 1992年4月:総務部秘書課庶務係長に就任
- 2001年4月:市長公室秘書課課長補佐に就任
- 2002年4月:市長公室秘書課長に就任
- 2007年4月:市長公室長に就任
- 2009年10月:船橋市副市長に就任
- 2013年7月:船橋市長に初当選
- 2017年7月:船橋市長2期目に当選
松戸徹氏は千葉県の八千代市に生まれですが、高校は船橋市にある千葉県立薬園台高等学校を卒業しています。
東京理科大学を卒業したのちは船橋市役所に入所し、順調にキャリアを重ね副市長に就任しています。
そして当時、船橋市長を務めていた藤代孝七氏が5選不出馬を表明すると、松戸徹氏は船橋市長選挙への立候補を表明します。
松戸徹氏は自民・民主・公明の3党に加え、前任である藤代孝七氏の推薦を受けて、当選を果たしています。
2017年に行われた市長選に立候補し、前回同様、自民・民進・公明の3党の支援を受け当選。
現在は3期目を狙っています。
松戸徹の学歴
- 1973年3月:千葉県立薬園台高等学校卒業
- 1978年3月:東京理科大学理学部物理学科卒業
松戸徹氏が卒業した千葉県立薬園台高等学校は、船橋市薬円台にある高等学校で、偏差値が70.0と千葉県の中でも上位の高校です。
普通科と園芸科の2種類があります。
東京理科大学は東京都新宿にある私立大学です。
偏差値は55.0〜62.5で、私立の大学の中でも比較的偏差値の高い大学になります。
出身者は、内閣総理大臣を務めた吉田茂氏やムロツヨシ氏、福田光男氏がおり、さまざまな分野で活躍しています。
松戸徹の政策は?
松戸徹氏の公式ホームページでは政策は準備中になっており、現時点では詳しい政策などは公開されていません。
3期目の出馬表明のなかで「引き続き予算を執行する」という発言を踏まえると、前回の船橋市長選挙で訴えた政策に加え、新型コロナウィルスへの対応が盛り込まれると、予想されます。
前回の2017年に行われた船橋市長選挙の松戸徹氏の政策を大まかに、ピックアップしてみました。
【松戸徹の政策】
- 海老川上流地区へ「メディカルタウン」整備
- 待機児童ゼロ
- 交通渋滞解消
- 商店街の活性化支援
- 芸術の新拠点、美術館の設置
松戸徹の実績は?
松戸徹氏は、ホームページの中で2期8年の自身の実績として、以下の6点を挙げて
います。
大まかにまとめてみました。
【松戸徹の実績】
- 少子化対策
- 高齢者対策
- 環境対策
- 経済政策
- 地域振興
- 行政改革
- 全小中学校の耐震化を完了
- 小・中学校、特別支援学校に学習用PCを1人1台の配備
- 人口増加への対応のため、市内55校目となる「塚田南小学校」の開校
- 子育て支援の新たな拠点「坪井児童ホーム」、子育て世代包括支援センター「ふなここ」を整備
- 在宅でも医療を含めたサポートなどが受けられる「地域包括ケア」体制づくりの推進
- 保健、医療、福祉の拠点となる保健福祉センターの開設
- 移動販売を実施
- 「パラスポーツ協議会」を設置し、障がい者スポーツの普及
- 高齢者や障がい者のゴミ出しを支援する「ふれあい収集」の実施
- 被災時の救援物資等の受け入れ拠点となる防災備蓄センターの設置
- 津波、地震ハザードマップや、洪水、内水ハザードマップを全世帯に配布
- 避難所へ発電機の増強や蓄電池などの備蓄品の拡充
- フェイスシールドやガウン、間仕切りの個別スペース確保や段ボールベッドの配備など、新型コロナウイルス対応の避難所を構築
- 新南部清掃工場(さざなみプラント)の稼働
- 下水処理場で発生するガスを利用した発電の開始
- 2050年、ゼロカーボンを表明。「船橋市環境基本計画」、「船橋市地球温暖化対策実行計画」を策定
- 船橋市の海などで、海洋プラスチックの調査を日本大学と連携して開始
- 商工業戦略プランの策定
- ビジネスマッチング事業や、商店街の一店逸品運動の推進
- 農水産物や工業技術など、船橋ならではの魅力を積極的に発信
- コンビニに24時間対応のインフォメーションセンターを設置
- ふなばし若手経済ミーティングの開催
- JR船橋駅前の都市計画道路完成
- 運動公園プールのリニューアルオープン
- 「取掛西貝塚」独自調査の実施
- 都市計画道路3・3・7号線の開通
- 旅券の申請と受け取りができる船橋市パスポートセンターの設置
- 「千人の音楽祭」「ミュージックストリート」、「まちかど音楽ステージ」の開催
- 「行財政改革推進プラン」を策定
- 集中的取り組み期間2年間で約22億円の効果見込み額の算出
- ICTの活用や財務・税務事務等の見直しを実施
- 公の施設のサービス向上やコスト縮減を目的とした指定管理者制度の導入
松戸徹の評判は?
バスケットボールチームである千葉ジェッツふなばしへ応援メッセージを送った際には、好意的なコメントが寄せられたりと、評判は良いようです。
松戸徹が再選する確率は?
2021年に行われる船橋市長選挙には、現職である松戸徹氏の他に2名が立候補を表明しています。
無所属で新人の門田正則氏と、同じく新人で元県議会議員の丸山慎一氏が立候補を表明しています。
松戸徹氏は無所属での立候補ほ表明していますが、門田正則氏は自民・公明党に推薦を申請しており、丸山慎一氏は日本共産党のからの推薦を受ける予定とのことです。
松戸徹氏は、令和3年度当初予算案の場で「引き続き市長として予算を執行する」と明言し、「新型コロナウィルスから市民を守る体制を続けるだけでなく、コロナ後の街づくりを考えた市政運営に取り組む」と語っており、門田正則氏は「市内主要道路を一部トンネル化して渋滞を防ぐ」とし、「1期4年で女性市長に道を譲り、報酬・退職金は受け取らない」としています。
そして丸山慎一氏は「PCR検査の無料検査体制の整備」の他「医療センターを海老川上流へ移転する都市計画の見直し」を掲げています。
前回2016年に行われた船橋市長選は、このような結果です。
<2016年に行われた船橋市長選の結果>
- 松戸 徹 86,712票
- 西尾 憲一 37,261票
- 藪内 好 10,129票
- 門田 正則 6,811票
2017年に行われた出陣式では、民進党で第95代内閣総理大臣の野田佳彦氏や、自民党で東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣を務めた桜田義孝氏が応援に駆けつけています。
このように党を問わず、様々な政治家の支援を受けており、組織力で言うと、門田正則氏や丸山慎一氏よりも優位にあると言えるのではないでしょうか。
また、前回の船橋市長選挙でも2位の西尾憲一氏とは、50,000票近い差をつけていることも鑑みると、松戸徹氏の再選の可能性は高いと予想されます。
松戸徹の家族はどんな人?
松戸徹氏の家族については公開されていませんが、2017年月11日に行われた出陣式には、松戸徹氏の隣に妻と思われる女性が立っていることから結婚はしていると予想されます。
まとめ
- 松戸徹氏の学歴は、1973年3月千葉県立薬園台高等学校卒業、大学は1978年3月東京理科大学理学部物理学科卒業しています。
- 松戸徹氏の経歴は、1978年4月船橋市役所入所、その後2009年10月船橋市副市長に就任。
- 船橋市長には、2013年7月初当選、2017年7月船橋市長2期目に当選を果たしている