埼玉県志木市長選挙が2021年6月6日告示、2021年6月13日投票の日程で行われます。
香川武文氏は、志木市の出身で、現在の年齢は48歳です。
香川武文氏は、志木市長現職で3期目に出馬します。
大学卒業後28歳の時に志木市議会議員選挙に立候補し、初当選し政治家として活動をはじめます。
現職埼玉県志木市香川武文氏の経歴や評判をチェックしていきましょう。
香川武文の経歴は?
- 平成12年:志木市議会議員選挙初当選
- 平成16年:志木市議会議員2期目当選
- 平成20年:志木市議会議員3期目当選
- 平成24年:志木市議会議員4期目当選
- 平成25年:志木市長選挙に初当選
- 平成29年:志木市長選挙2期目当選
香川武文氏は、1972年(昭和47年)12月15日生まれの48歳で、埼玉県志木市の出身です。
香川氏は28歳のときに、志木市議会議員選挙に立候補し初当選しています。
1期目には政治倫理条例制定特別委員会副委員長に就任し、議員倫理向上に向けて取り組んでいます。
その後も市議会議員に当選し計4期務めています。
市議会議員2期目には、市議会議長に就任しました。就任時33歳で最年少議長としてマスコミにも取り上げられています。
議長として議員定数削減に向けて調整に尽力し、その結果、当時埼玉県最少人数15名の定数にすることが出来ました。
3期目には議会運営委員長として議会改革に取組み、4期目には志木市監査委員(議会選出)総務委員会委員長に就任しています。
4期目に当選した翌年に志木市長選挙が行われ、香川氏も出馬し当選しました。
就任時40歳ということで、埼玉県内最年少市長として新聞に取り上げられたそうです。
市長2期目にも当選し、2021年6月に行われる選挙で3選を目指しています。
香川武文の学歴
- なかもり幼稚園卒園
- 志木第二小学校卒業
- 志木第二中学校卒業
- 明星高校卒業
- 玉川大学文学部卒業
- 玉川大学院文学研究科修士課程修了
香川武文氏は埼玉県志木市生まれで、志木市内の小中学校に通っていました。
高校は明星高校に通っています。
明星高校は学校法人明星学苑が運営する男女共学の私立校で、東京都府中市にあります。
偏差値は55~58と比較的高く、入学前に行った試験の成績優秀者で編成された難関大学を目指す選抜クラスと、習熟度別授業を行い大学合格を目指すクラスに分かれています。
卒業後は、ほとんどの生徒が私立大学へ進学するそうです。
明星高校出身の有名人には、漫画家の浦沢直樹さんやモデルで俳優の坂口健太郎さんがいます。
香川武文氏の最終学歴は、玉川大学となっています。
玉川大学は東京都に本部を置く私立大学です。
「教育の玉川」をうたい、日本で初めて通信教育による教職課程を設置しています。
キリスト教精神に基づいた宗教教育を行っている学校で、キャンパス内にはチャペルがあり、1年次には必修科目として礼拝の時間が設けられているという特色があります。
偏差値は40.0~57.5と平均くらいとなっていて中堅私立校という位置付けです。
玉川大学の卒業生には、タレントでミュージシャンのDAIGOさんや演出家の宮本亜門さん、芥川賞作家の村田沙耶香さんなど、さまざまな分野で活躍している方がいらっしゃいます。
香川武文の実績は?
香川武文氏は、志木市長に就任してから志木市のさまざまな課題に取り組んでいます。
中でも、市議会議員のときから議会改革に携わっていたこともあり市長になってからも、志木市議会を改革しています。
<新型コロナウイルス感染症対策>
- 水道料金の一律減額
- 新生児子育て応援金の支給
- 法人市民税の均等割額の減免
< 暮らし>
- 都市計画税を0.2%から0.18%に減額
- 商工会などが行うイベントに補助金を創設
- 災害時を見据えて水道長庁舎を建設し、給水車を配備
< 高齢者・福祉>
- 宗岡地区に高齢者安心相談センター「あきかぜ」を設置
- 既存のタクシーを活用したデマンド交通を導入
- 成年後見制度の利用に向けて、全国に先駆けて条例制定
- 「基幹福祉相談センター」の設置
<子育て・教育>
- 子ども医療費の窓口払いを撤廃
- 「複数・少人数指導体制推進事業~スマート・クラス~」の導入
< 改革>
- 密室議論を廃止し、内部会議を公開
- 若者から高齢者まで市政に参加できる人材バンクを設置
- 地元経済の活性化に向けた入札制度改革
このように香川武文氏は、志木市長として実績を残されています。
香川武文の政策は?
- 市民の健康づくり
- 子育て世代定住
- 暮らしやすさ向上
- 魅力発信
- 市役所改革&コロナ対策
<1.市民の健康づくり>
- ふれあい館「もくせい」をリニューアル。
- 「高齢者あんしん相談センター」を館地区に開設。
<2.子育て世代定住>
- 志木地区に「児童センター」を整備。
- 保育の定員を1,819人にまで拡大し待機児童の解消、「病児保育事業」を実施。
<3.暮らしやすさ向上>
- 耐震性能が不足している市民会館と市民体育館を、市民会館用地に複合化し、スポーツと文化の拠点として整備。
- 計画的に根上がりによる段差の解消や視覚障害者誘導用ブロックの設置など、歩道のバリアフリー化を推進。
- 「移動しやすいまち」を目指して、新たな志木市らしい交通手段の検証を進める。
<4. 魅力発信>
- カフェやウォーターパークの設置など、民間活力による再整備を実施し、「いろは親水公園」の魅力向上を図る。
- 中心市街地の都市機能の増進と経済活力の向上を図る。
- 観光協会とのタイアップにより、志木駅東口ペデストリアンデッキを活用した駅前の賑わいづくりや、地域資源を活かした新たな取組みを展開。
<5.市役所&コロナ対策>
- 「新型コロナウイルス感染症ワクチン接種」について、インターネット予約代行窓口を開設し、迅速・的確なワクチン接種を実施。
- マスクや非接触型体温計の購入における補助制度を創設。
- スマートフォン、パソコン、マイナンバーカード。クレジットカードで、各種証明書の申請・決済ができる「スマート申請」を拡大するとともに、スマートフォンから水道料金や下水道料金、市税の納入を可能にする。
- 窓口での相談業務にオンライン相談を導入し、「市役所:窓口に行かなくていい」仕組みづくりを進める。
香川武文の評判は?
志木市は、生活保護利用者への警察官OBによる尾行調査を行っていたとして問題になっています。
志木市で、生活保護を利用している母子世帯の母親から「黒い車に乗った2人の男性に尾行されて怖い」と市議会議員に相談があり、尾行していたのは市の生活保護課に配属されている警察OBであることが分かりました。
尾行をやめるよう市議会で求められたものの、志木市は「事実関係が明らかになるまで調査は継続したい」と答弁し、抗議を受けても「必要な調査は行う」という姿勢を崩しませんでした。
憲法や生活保護法の精神に則っておらず、人権侵害だとする声が上がっています。
香川武文が当選する確率は?
香川武文氏は、平成25年に志木市長に初当選したときには、このような結果で当選しています。
<平成25年志木市長選挙の結果>
- 香川武文 13,950票
- 長沼明 10,165票
1期目は現職だった長沼明氏もかなりの得票数があり、余裕で当選したというわけではありませんでした。
このとき、香川氏は無所属でしたが自民、民主、公明党という主要政党の推薦を受けていたことも、結果に大きく影響しているといえます。
<平成29年志木市長選挙の結果>
- 香川武文 16,660票
- そねまもる 3,368票
2期目はこのような結果で当選していて、香川氏は大差をつけて当選しています。
香川氏の市長としての実績が、評価された結果ともいえるのではないでしょうか。
香川氏は3期目を目指す今回の選挙では、今のところ香川氏以外の候補者はいません。
このまま立候補者がいなければ無投票で香川氏が当選ということになりますが、他の候補者が出たとしても、香川氏自身には特に悪い評判もないため、当選する確率は高いとみられます。
香川武文の妻や子供は?
香川武文氏は、奥さんと息子さんの3人家族です。
休みの日には、息子さんと出掛けている様子をごくたまにブログに掲載していて、「お相撲さんが見たい」というリクエストに応え、両国国技館に行くなど、家族サービスをされているようです。
まとめ
- 香川武文氏は、埼玉県志木市出身で現在の年齢は48歳
- 香川武文氏の最終学歴は玉川大学
- 香川武文氏の経歴は28歳で志木市議会議員に初当選し、4期議員を務めている
- 2期目には33歳で市議会議長に就任し、当時最年少議長を務める
- 41歳のときに志木市長に初当選
- 現在、志木市長2期目で3期目を目指している