戸田市長選挙は、2022年3月13日に告示され、3月20日投開票で行われます。
立候補者は、現職の菅原文仁氏(46歳)1人です。前回の市長選は、立候補者数は3名でした。
菅原文仁氏は2期目の挑戦になります。菅原文仁氏は、1975年7月30日生まれの45歳です。
そんな菅原文仁氏の経歴や、学歴、評判をチェックしていきましょう。
菅原文仁の経歴は?
1998年 日本体育大学卒業(教員免許取得)
1998年 会社設立 代表就任(社会体育事業を企業)
2004年 代表辞任 退職(政治家を志して一念発起)
2005年 戸田市議会議員当選(初当選)
2008年 明治大学専門職大学院ガバナンス研究科修了(公共政策学修士)
2009年 戸田市議会議員当選 2期目(トップ当選)
2011年 埼玉県議会議員当選(トップ当選)
2015年 埼玉県議会議員当選 2期目(トップ当選)
2018年 戸田市長 当選
その他役職
- 戸田競艇企業団企業長
- 蕨戸田衛生センター副管理者
- (公財)戸田市国際交流協会理事長
- 埼玉県体操協会副会長
- 東京経営短期大学客員教授
- 防災士
菅原文仁氏は埼玉県戸田市出身で、現在戸田市に住んでいます。
菅原文仁氏は、日本体育大学を卒業後、社会体育事業の会社を設立しスポーツ指導者として働き、子どもの体力低下や中高年の介護予防対策などに関心を持っています。
学生時代に、政治家を志す部活の先輩に影響され、世の中を良くする道は教育以外にもあることを知りました。
ボランティアではじめた開発途上国の学校設立を通じ、政治によって国民生活が大きく左右されることを痛感し、政治家を志して一念発起して会社の代表を辞任し退職します。
地番(後援会)、看板(知名度)、カバン(お金)なしで2005年の戸田市議会選挙に挑戦し初当選し2期務めます。
2011年に埼玉県議会議員選挙に当選し2期務めます。
2018年戸田市長選挙で子育て世代を中心に幅広い層から支持を集め当選します。
東洋経済新報社住みよさランキング2020・2021戸田市が2年連続県内一位、平成28年度県内ワースト一位だった待機児童数は、令和2年度保育園「ゼロ」を達成、市内小学校・中学校体育館のエアコン設置率100%を達成しました。
趣味は、読書、ジョギング、B級グルメ探しです。
ランニングは40歳から始めたそうです。市長に就任してからは、自分との約束でほぼ毎日続けているそうです。
ほぼと言うのは、たまに風邪をひいたり、ワクチンの副反応で走れなかった時もあるからだそうです。
嘘をつけない性格に親しみを感じます。
菅原文仁の学歴
1988年 戸田市立美谷本小学校卒業
1991年 戸田市美笹中学校卒業
1994年 戸田市伊奈学園総合高校卒業
1998年 日本体育大学卒業
2008年 明治大学専門職大学院ガバナンス研究科修了(公共政策学修士)
菅原文仁氏は高校まで埼玉県内に進学しています。
菅原文仁氏は、両親共に体操の指導者で、母親はミュンヘン五輪選手です。
幼少から体操競技をはじめ競技スポーツを経験します。
妹も、アトランタ五輪選手なので、典型的な体育会系家族ですね。
大学では元教員の父と同じ教員を目指しますが、教員採用試験で挫折したそうです。
教員免許は取得していて科目は体育・保健です。
姿勢が良いのは、やはり体操競技のなす技でしょうか。
明治大学専門職大学院ガバナンス研究科は、政治と行政のプロフェッショナルを養成する専門職大学院(公共政策大学院)で夜間土曜日に開講している大学院です。
議員活動をしながら、大学院で研究を重ねました。
座右の銘は、上杉鷹山の「成せばなる、なさねばならぬ、何事も」
菅原文仁の政策や公約は?
- 戸田から日本を変える3大プロジェクト
- 安心・希望・継続可能を実現する9つの挑戦
【戸田から日本を変える3大プロジェクト】
- 子ども応援プロジェクト
社会的孤立や困窮、コロナ禍によって生きる力を育む機会を得られない子どもが増える中、置かれた境遇に関わらず、未来を担う「戸田っ子」を地域全体で応援して人生の選択肢を広げていきます。 - 100年連続プロジェクト
若者からお年寄りまで運動や食生活改善等の健康づくりを促し、仕事や地域活動等の「社会とのつながり」を応援し、人生100年時代を楽しく豊かに過ごせる地域をつくります。 - 防災プロジェクト
気候変動により激甚災害が頻発する中、災害から市民の命と暮らしを守るため市の総力を挙げて総合的な防災対策を講じ、市民による防災行動の定着によって地域の防災力を高めます。
【安心・希望・継続可能を実現する9つの挑戦】
01 命と健康を守りコロナ克服へ
02 共に支え合う優しいまち
03 災害に強く安全なまち
04 子育て支援の充実
05 誰一人取り残さない教育
06 地域の誇りを高める
07 環境と経済の好循環
08 豊かな住環境づくり
09 未来志向の行政
01 命と健康を守りコロナ克服へ
- 迅速かつ安全な新型コロナワクチン接種の推進
- 市民医療センターにおける検査・処方・後遺症ケアの推進
- 臨機応変な対応による感染症防止と社会経済活動の支援
- こども医療費・ひとり親家庭等医療費の現物給付を県内他市へ拡大
- 認知症対策・がん対策を推進する条例の制定と施策の推進
- 糖尿病・慢性腎臓病予防やCOPD等の生活習慣病対策の推進
- 健康な生活に向けた「スマートウエルネス推進プラン」の策定
- 健康を支える食育の推進と若者や子どものヘルスケアの充実
- 引きこもり支援や自殺予防等の心の健康・孤立対策の推進
02 共に支え合う優しいまち
- 人生100年を豊かにする「シニア社会参加推進プラン」の策定
- 2040年問題を見据えた地域包括ケアシステムの充実
- 介護ロボットやAI等の導入による介護テックの推進
- 差別をなくし認め合う共生社会を推進する条例の制定と施策の推進
- 児童発達支援センターの充実による発達障がい支援の推進
- 企業や学校との連携による障害者の雇用機会の創出
- 障害者アート展の実施やパラスポーツに触れる機会の創出
- 性的マイノリティの方を対象とする「パートナーシップ宣誓制度」の策定
- 外国人市民との新たな交流の場創出による多文化共生の推進
03 災害に強く安全なまち
- 北大通りへの雨水貯留施設整備や下水道敷説・更新による浸水対策
- 国県と連携した笹目川の水門整備やボートコースを活用した治水の推進
- 3D都市モデルの整備による街の立地地図化と浸水対策の推進
- 消防東部分署の建替えと危機管理防災センター設置の検討
- 実践的な防災訓練の実施と中学生防災士の育成
- 福祉避難所の増設とペット同行避難支援の推進
- 見守り防犯カメラやボランティアによる子ども見守り体制の構築
- 特殊詐欺対策やインターネット人権侵害対策の推進
- ゾーン30増設や通学路整備等の交通安全対策の推進
04 子育て支援の充実
- 全妊婦への面談・産後ケアの実施と不妊治療助成の拡大
- 第3子以降の学校給食費の完全無償化(所得制限なし)の実施
- 「待機児童ゼロ」継続に向けた保育園と学童保育のさらなる充実
- 地域で子育て支援を推進する条例の制定と施策の推進
- 子ども食堂等の居場所づくり支援を全小学校区で推進
- ヤングケアラーの支援を推進あうる条例の制定と施策の推進
- ひとり親家庭が養育費を確実に受け取れる保証料補助制度の創設
- 医療的ケアが必要な子どもに対応できる保育・教育環境の整備
- 総合的な児童虐待対策の推進と配偶者暴力相談支援センターの設置
05 誰一人取り残さない教育
- 児童生徒の発達段階を踏まえた個別最適で協働的学びの推進
- 自然体験活動等の充実と豊かな人間性や生きる力を育む教育の推進
- STEAM教育やPBL・教育データの利活用等による教育改革
- 教育ニーズに対応した学校増改築の着実な実施
- 不登校の児童生徒が安心して通えるサポートルームの設置
- 多様な学習機会確保のため全学校への特別支援学校の設置
- 郷土博物館のリニューアルとアートミュージアム設置の検討
- 産官学民連携による市民大学のDX化やリカレント教育の推進
- 図書館の居場所の充実やデジタル化の推進
06 地域の誇りを高める
- 文化芸術・スポーツを推進する条例の制定と施策の推進
- スポーツ振興に資する戸田市スポーツセンター建て替えの検討
- 戸田市文化会館を活用した市民が誇れる音楽イベントの実施
- 地域活性化に向けた「ボートのまちづくりコンソーシアム」の設置
- 著名人やアーティスト・スポーツチーム等との連携による魅力発信
- ふるさと納税を活用した地域の商品やサービスの魅力発信
- 公民館や町会会館へのWi-Fi環境整備による多世代交流の推進
- 子ども一日市長体験や市長ダイアログ(対話)の実施
- 地域担当職員制度の全市展開による地域活性化の推進
07 環境と経済の好循環
- SDGs推進企業を認証する「とだSDGsパートナー制度」の創設
- 循環型社会に向けたプラごみや食品ロスの削減と3Rの推進
- 2050年Co2実質排出ゼロに向けた「ゼロカーボンシティ宣言」表明
- 事業者のデジタル化支援や人材確保等ニーズに応じた施策の推進
- 商工会との連携によるプレミアム商品券の発行の検討
- 公共事業の発注・施工時期の平準化による地元企業の受注機会確保
- 人と動物の共生を推進する条例の制定と動物愛護施設の推進
- 「市の鳥」制定や新たな里地保全の推進による生物多様確保の推進
- 「サクラソウプロジェクト」等の花と緑を守り育てる施策の推進
08 豊かな住環境づくり
- 「戸田市バイクルシティ推進プラン」の策定と自転車まちづくりの推進
- バリアフリー基本構想による市内3駅周辺のバリアフリー化の推進
- 新曽土地区画整理事業の効率的な推進と北戸田駅西口駅前の整備
- 彩湖・道満グリーンパークの大規模リニューアルによるにぎわい創出
- 子どもが歩いて行ける場所にボール遊びができる拠点の設置
- 市民ニーズを踏まえた公園リニューアル計画の推進
- 上戸田川・さくら川や水路の着実な整備と水辺再生の推進
- 彩湖自然学習センターを拠点とした新たな水辺環境エコツアーの創設
- 荒川や市内河川空間のオープン化による水辺のにぎわい創出
09 未来志向の行政
- 原則すべての行政手続きをスマートフォンで完結させるデジタル化
- 原則すべての使用料や手数料の支払をキャッシュレス化
- AI-RPA導入等の徹底的なDXによる改革とデータ駆動行政の推進
- 公民連携によるまちづくり実践フィールド「(仮)とだラボ」の設置
- 新たな社会課題解決手法のコレクティブインパクトやSIB導入の検討
- 「戸田市SDGs共創基金」の活用による市民活動・NPOの活性化
- 一人一人改善運動や業務棚卸もよる不断の市役所改革の推進
- 公共施設等総合管理計画と公共施設再編プランの見直し
- し出資法人の統合・連携・活用に関する方針の策定
子育て支援の充実に関しては、未来を担う「戸田っ子」を応援する
政策が具体的に打ち出されているので、選択肢が広がるのは素晴らしいと思います。
菅原文仁の評判は?
市長がお若いと頼りになりますね!
やっぱり感覚が違います!
いつもありがとうございます♪
交通安全対策も強化していただけるとありがたいのですが、、
厳しいご意見もありました。
子育て世代だけでなく、幅広い世代から信頼されている感じがします。
菅原文仁が再選する確率は?
菅原文仁氏の1期目の公約達成率は、達成は70.4%、概ね達成が26.1%、一部実施が3.4%、未実施が0%と「概ね達成」以上が96.5%と外部の専門家が評価しています。
他に立候補者がいない事もありますが、市民からの信頼もあり、当選の確率は高いと思われます。
菅原文仁の妻や子どもは?
菅原文仁氏の家族は、両親、妻、娘、息子の6人家族です。
奥様とは2011年12月24日に結婚披露宴をされているので、市長になられてから、ご結婚されています。
活動日記に、3歳の長女が家族4人の似顔絵を描いてくれ、手作りクッキーもプレゼントしてくれて、ニヤけずにはいられないとありました。
目に入れても痛くない程可愛いとはこの事ですね。
2016年の投稿ですから現在は9歳位でしょうか?
まとめ
- 菅原文仁氏は、1975年7月30日生まれの45歳です。
- 菅原文仁氏の経歴は日本体育大学を卒業後、社会体育事業の会社を設立しました。政治家を志して一念発起して会社の代表を辞任し退職。2005年の戸田市議会選挙に挑戦し初当選し2期務めます。2011年に埼玉県議会議員選挙に当選し2期務めます。2018年戸田市長選挙で当選します。実績は、東洋経済新報社住みよさランキング2020・2021戸田市が2年連続県内一位、平成28年度県内ワースト一位だった待機児童数は、令和2年度保育園「ゼロ」を達成、市内小学校・中学校体育館のエアコン設置率100%を達成しました。
- 菅原文仁氏の学歴は、明治大学専門職大学院ガバナンス研究科修了(公共政策学修士)です。
- 菅原文仁氏の家族は、両親、妻、娘、息子の6人家族です。