東京都千代田区長選挙が2021年1月24日告示2021年1月31日投票の日程で行われます。
はやお恭一氏は、東京都千代田区生まれで、現在の年齢は59歳です。
2007年千代田区議会議員選挙に立候補し初当選し、以降4期務めているベテランです。
そして、2021年東京都千代田区長選挙選挙に出馬を表明しています。
はやお恭一氏の経歴や学歴、家族について調べてみました。
はやお恭一の経歴は?
【3月の神田和泉町町会・有価物回収】
3月12日8時30分より「神田和泉町町会・有価物回収」を行いました。
(毎月第2木曜日に婦人部や私が所属する環境衛生部が有価物回収を行います)#はやお恭一 #神田和泉町町会 #有価物回収 #早尾恭一 #千代田区議会議員 #千代田区 pic.twitter.com/m4U9xVRSZv— はやお恭一 (@HAYAO_Kyoichi) March 13, 2020
- はやお恭一氏は1961年4月12日、千代田区生まれの現在59歳
- 大学卒業後、株式会社西友に入社
- 西友退職後、家業の早尾商店四代目を継承
- 2007年、千代田区議会議員選挙に立候補し初当選、以降4期務める
- 2020年11月、2021年1月執行の千代田区長選挙へ無所属で立候補することを表明、区議会議員を辞職
はやお恭一氏は、1961年4月12日、千代田区神田和泉町生まれの現在59歳です。
大学卒業後の1985年に株式会社 西 友に入社し、管理本部システム部、企画室組織システム担当として勤務しました。
その後、実家の有限会社早尾商店を継いでいます。
早尾商店は元々は青果業を営んでいましたが現在は不動産業者になっています。
はやお恭一氏の千代田区議会議員選挙の経歴はこちらです。
- 2007年に執行された千代田区議会議員選挙に自由民主党公認で立候補、660票を獲得し当選者25人中7位で初当選
- 2011年に執行された千代田区議会議員選挙に再選を目指して無所属で立候補、596票を獲得し10位で当選
- 2015年に執行された千代田区議会議員選挙に3選を目指して無所属で立候補、661票を獲得し15位で当選
- 2019年に執行された千代田区議会議員選挙に4選を目指して自由民主党公認で立候補、828票を獲得し7位で当選
はやお恭一氏が初当選と4選目を自由民主党公認で、2選目と3選目を無所属で当選していることを不思議に思う方もいると思いますがこれには理由があります。
はやお恭一氏は、麻生内閣で財務大臣・菅内閣で経済財政政策担当大臣・安倍内閣で官房長官などを歴任した衆議院議員の故・与謝野馨氏を政治の師としていました。
はやお恭一氏は自身を政治の道へ導いたのは与謝野氏であるとし、その思いもあってこれまで与謝野氏の所属(自由民主党→たちあがれ日本→無所属→自由民主党)が変わる毎に政治行動をともにしてきたとしています。
再選を目指す選挙であった2011年の区議会議員選挙の直前、与謝野氏が菅政権に入閣するのでは?という噂が囁かれていました。
3か月後に区議会議員選挙を控えていたはやお恭一氏は、今後についての指導を受けるために与謝野事務所を訪問しました。
はやお恭一氏は与謝野氏に「まさか、入閣されるなんてことはあるのでしょうか?」と尋ねました。
与謝野氏ははやお恭一氏の質問に顔色一つ変えず
「入閣は99%ないよ。」
と断言され、加えて唐突に田中角栄氏の話をしました。
「大きな派閥の長になる人は『母性』の人なんだよな~。全てを受け入れ抱えてくれる母親の愛のような。」
その5日後、与謝野氏の入閣のニュースが流れました。
はやお恭一氏は一瞬、自分の耳を疑ったそうですが、後々考えると、入閣の可能性は少なくとも1%はあったこと(100%ないとは言わなかったこと)、また与謝野氏自身、自分は母性の人ではない(むしろ『父性』の人であり後ろ姿で導く父親の愛を示すことしかできない)ということを伝えたかったのではないかと感じたそうです。
はやお恭一氏にとっては3か月後の区議選は大変なものとなりました。
入閣に伴い与謝野氏がたちあがれ日本を離党されたことで、それまで選挙のために準備をしていた、たちあがれ日本の与謝野氏との二連ポスターを破棄し、無所属として再作成することを余儀なくされ、また世間の風当たりも強く、与謝野氏の名前のあるポスターの掲示を断る支援者も少なくなかったそうです。
そのような状況の中でも無事に無所属で当選できたことについては、支援くださった方々に本当に心から感謝の思いしかないと語っています。
はやお恭一氏は与謝野氏について
「この国を何とかしなくてはならない。後世にツケを回すわけにはいかない。」
という一念を貫き、その一点ではご本人には何のブレもなく政治の道を歩いただけのことなのだろうなと語っています。
はやお恭一氏は、千代田区議会で危機管理対策特別委員会副委員長、生活福祉委員会委員長、議会運営委員会副委員長、オリンピック・パラリンピック対策特別委員会副委員長、地域保健福祉委員会副委員長、議員のあり方に関する調査特別委員会副委員長、企画総務委員会委員長を歴任し、千代田区議会自由民主党政務調査会長を務めた経験もあります。
地域でも神田和泉町町会常任理事や神田消防団第三分団班長を務め、消防団活動では東京都消防操法大会へ出場した経験もあります。
はやお恭一氏は、地元で生まれ育ち地元に根差した議員であることがわかりますね。
また師匠を持って政治を学び実践してきたことも素晴らしいことだと感じます。
はやお恭一の学歴
- 千代田区立佐久間幼稚園卒園
- 千代田区立佐久間小学校卒業
- 千代田区立練成中学校卒業
- 東京都立文京高等学校卒業
- 東京理科大学工学部経営工学科卒業
はやお恭一氏は地元の幼稚園小中学校を卒業後、東京都立文京高等学校を経て東京理科大学工学部経営工学科を卒業しています。
はやお恭一氏の母校、東京都立文京高等学校は1940年に旧制第三東京市立中学校として開校し、1943年に東京都立豊島中学校、1948年の学制改革により、東京都立文京高等学校となったを東京都立の中堅進学校です。
現在の偏差値は「61」と言いますから確かに中堅進学校と言えますね。
校訓は「至誠一貫」となっています。
文京高等学校という名称ですが学校所在地は文京区ではなく豊島区になります。
はやお恭一の政策や公約は?
はやお恭一氏は、自分自身も生まれ育ち、愛着のある千代田区だからこそ、今の充実はもちろん次世代にも愛される住み良いふるさとにしていきたい。
「子どもにツケをまわさない」信念のもと、そんな「夢のある未来を」具現化するために、精一杯努力を続けていくとして大きく2点の公約を掲げています。
- 強さのある区政(強い財政基盤の確立と民意を反映できるシステムの構築)
- やさしさのある区政(子どもにツケをまわさない医療・福祉・教育へのやさしい視点での取組み)
はやお恭一氏は、強さのある区政(強い財政基盤の確立と民意を反映できるシステムの構築)として企画・財政分野では予算の実際の使われ方とその費用対効果に着目し、決算のていねいな総括の中から本当に必要な財政支出を見出すとし、それらを踏まえ、区民の視点に基づいたPDCAサイクルを有効に循環させることや効率的で簡素な行財政の確立には、民間活力の活用が不可欠であるとし「サービスの質の維持・向上」と「コストの節減」が同時に図れるような、民間導入に関する基準づくりとともに、区職員の人材育成を急ぐとしています。
また基金はそれぞれの使途目的のもと蓄えられた区の貯金であり、それらは適宜適切にその目的のために使われてこそ意味があるとし、将来を見据えた計画に沿って、区民のために活用されるよう、基金を運用するとしています。
やさしさのある区政(子どもにツケをまわさない医療・福祉・教育へのやさしい視点での取組み)については、医療・福祉分野では、区民のいのちと健康な暮らしを守るため、乳児から高齢者にいたるまで、各種健診やがん検診、予防接種などを受けやすく工夫し、受診率の向上、区民の健康の増進を目指すことや、特養待機者や認知症高齢者の増加、介護疲労などの課題は山積しているとし、2025年問題も視野に入れながら、各種介護サービス、介護老人保健施設(老健)の整備を推進し、介護する人もされる人も安心できるQOLの確保を目指すとしています。
教育・文化の分野では、待機児童の解消は喫緊の課題として、多様なニーズに対応できる保育環境の整備や希望園への入園の確保を目指し取り組むことや親子の絆を大切にできるような、健やかな子育ての応援をするとしています。
また少子化が進む今、三つの教育の場(学校教育・家庭教育・社会教育)がお互いに連携し「地域みんなで次世代を育てる」意識を醸成し、区立教育機関のさらなる充実を図るとともに、文化・スポーツの振興を通して豊かな人間性を育むことを目指すとしています。
環境・防災分野では、電柱の地中化について歩道の確保や救急車・消防車等の出入りの円滑化など、日常生活の利便性を高め、防災面でも有用とし、歩道の段差をなくし、車椅子や杖歩行、ベビーカーなどでも移動しやすい『まちのバリアフリー化』を進めるとしています。
また千代田区で制定されている地球温暖化対策条例の下、リサイクルや省エネ化、コミュニティサイクルなど様々な取り組みを継続し、都心のヒートアイランド対策のための屋上緑化や公園の芝生化、子供達への啓発教育などは行政が牽引すべき課題として取り組んでいくとしています。
はやお恭一氏は4期区議会議員を務めて来た経験を基に政策を提言しているように思えます。
地味ではありますが着実に地に足がついた政策を掲げていると感じます。
はやお恭一の評判は?
現職石川区長のマンション問題を追及した百条委員会委員長であったはやお恭一氏の立候補表明を評価するコメントがありました。
5期務めた現職区長が利益供与を受けていたのではないかという疑惑を追及したことは期待感を抱かせるのかも知れませんね。
はやお恭一が当選する確率は?
現状の立候補予定者の中でははやお恭一氏が有利ではないかとのコメントがありました。
今回の千代田区長選挙は現職区長の疑惑や多選批判に伴って現職区長が今回の選挙に立候補しないことを表明したことで混戦模様となっています。
区議を4期務め一定の知名度や支援者があり、自由民主党からの推薦を受けているはやお恭一氏の当選は十分にあり得るでしょう。
はやお恭一の家族構成は?
はやお恭一氏の家族は、妻と一男一女です。
お子さんの詳細の情報はありませんでしたがご本人の年齢を考えるとお子さんは20代から30代くらいでしょうか?もしかしたらお孫さんがいても不思議ではありませんね。
はやお恭一氏の奥さんは、自由民主党の石田まさひろ参議院議員にコメントがありました。
あべ俊子衆議院議員は岡山3区選出の衆議院議員で当選5回。
外務副大臣や農林水産副大臣を務めた経験もある方です。
はやお恭一氏の奥さんはあべ氏の政策秘書を務めていたとのことですから政治の世界を知っている人なんですね。
まとめ
- 東京都千代田区長現職は、はやお恭一氏の年齢は、1961年千代田区生まれの現在59歳
- はやお恭一氏の学歴は、地元の幼稚園小中学校を卒業後、東京都立文京高等学校を経て東京理科大学工学部経営工学科を卒業
- はやお恭一氏の経歴は、大学卒業後、株式会社西友勤務を経て家業を継ぐ
- 2007年に千代田区議会議員選挙に立候補し初当選、以後4期務める
- 2020年11月、2021年1月に行われる千代田区長選挙に立候補を表明し区議会議員を辞職
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