秋田市長選挙が2021年3月28日告示、2021年4月4日投票の日程で行われます。
沼谷純氏は、秋田県秋田市生まれで現在年齢は47歳です。
沼谷純氏は、大学卒業後は秋田県庁に入庁、2010年秋田県庁を退職し、2011年に行われた秋田県議会議員選挙に立候補して初当選。
それ以後3期務めております。
そして、2021年の秋田市長選に出馬表明しました。
経歴や評判をチェックしていきましょう。
- 穂積志(無所属・現)6万1,982票 当選
- 沼谷純(無所属・新)5万3,637票
- 武内伸文(無所属・新)1万9,369票
沼谷純の経歴は?
- 沼谷純氏は1973年3月30日、秋田市生まれの現在47歳
- 大学卒業後、秋田県庁に入庁
- 2010年秋田県庁を退職し、2011年に行われた秋田県議会議員選挙に立候補して初当選、以後3期務める
- 2020年12月、次期秋田市長選挙への立候補を表明し、2021年2月に秋田県議会議員を辞職
沼谷純氏は、1973年3月30日に秋田市で生まれの現在47歳です。
母子家庭で育ち幼い頃は、それがコンプレックスだったといいます。
反面かなり早い時期から己のことを己の責任と能力において決めるという精神を養うことができたと語っています。
大学卒業後の1995年4月に秋田県庁に入庁しました。
入庁後企画調整課に配属されその後、高速道路対策事務所、県立大学事務局、青森県庁経営支援課、総務課、総合政策課に所属しました。
中でも総合政策課には約7年在籍しこの間に県の総合計画や将来展望、地域主権改革などを担当しました。
秋田県庁にでは、上司や同僚に恵まれ素晴らしい経験を積むことができ、秋田の将来を考え情熱を持って仕事に打ち込む同僚に出会えたと、沼谷純氏は語っています。
2010年12月に政治家を志し秋田県庁を退職、2011年4月に行われた秋田県議会議員選挙に秋田市選挙区から民主党公認で立候補、9,800票を獲得し定数13のうち4位で初当選を果たしました。
2015年に行われた秋田県議会議員選挙では、定数1減の選挙となりましたが、民主党公認で再選を目指し立候補、15,011票を獲得し、2位で当選を果たしています。
2019年に行われた秋田県議会議員選挙では、無所属で立候補、16,761票を獲得し2位で3選を果たしました。
沼谷純氏は、2020年12月に2021年4月に行われる予定の秋田市長選挙への立候補を表明、2021年2月に秋田県議会議員を辞職しました。
沼谷純氏の血液型はO型、趣味はドライブ、映画鑑賞を挙げています。
最も好きな映画は「ライフイズビューティフル」だそうです。
座右の銘は「立志尚特異」(りっしはとくいをとうとぶ)。
この言葉は、幕末の思想家で、松下村塾でも名高い吉田松陰の言葉で「志を立てるためには人と異なることを畏れてはならない」という意味を持っています。
政治家として、正しいことをやり抜くために必要なことといえますね。
好きな本は沢木耕太郎氏の「深夜特急」を挙げています。
沼谷純氏は自身の長所を「できるまで、納得するまで求め続けること」、短所を「写真が苦手で表情が硬くなること」としています。
またJAZZを聴きながら日本酒を飲み、本を読むことが至福の時間だと語っています。
沼谷純の学歴は?
- 秋田市立仁井田小学校卒業
- 秋田市立御野場中学校卒業
- 秋田県立秋田南高等学校卒業
- 秋田大学教育学部卒業
沼谷純氏は、秋田市内の公立小・中学校を卒業後、秋田県立秋田南高等学校を経て、秋田大学教育学部を卒業しています。
沼谷純氏は高校進学後、卒業後の進路を考え始めたとき、心を開くことができた恩師の姿を思い出し教職の道を志して、秋田大学教育学部に進学しました。
大学には4年間奨学金をもらいながら通ったそうです。
また教育者を志すうち、自身が社会の事柄、仕組み、因果について無知であることを知り、自身が経験を積む必要性を感じて、秋田県庁への就職を志望したと語っています。
なお秋田大学で、小学校教諭、幼稚園教諭の免許を取得しています。
沼谷純氏の母校、秋田県立秋田南高等学校は、1962年に開校した普通科の学校で、2016年からは中高一貫校となっています。
現在の偏差値は「67」となっており、秋田県では上位の進学校として知られています。
また吹奏楽部が有名で、全国大会に30回出場しています。
著名な卒業生として、現秋田市長の穂積志氏、漫画家の倉田芳美氏、作曲家の天野正道氏、フリーアナウンサーで俳優の二宮和也氏の妻としても知られている伊藤綾子氏などがいます。
沼谷純の政策や公約は?
沼谷純氏は「暮らしが第一 市民の皆さまとの6つの約束」として公約を掲げています。
- 「暮らしの困ったに寄り添い、応える」
- 「子どもと若者を増やす」
- 「誰一人置き去りにしない社会」をつくる
- 「縮小」から「発展」する街づくりに転換する
- 地元企業の仕事・雇用を最優先に守り、育てる
- 文化・スポーツで秋田を元気にする
①「暮らしの困ったに寄り添い、応える」
ゴミ有料化の目的と、方法を見直すことや除排雪は仕組みを変えて根本的に改善すること、公共交通の充実、子ども食堂を全小学校設置し、子どもバウチャー券を発行することなどを掲げています。
②「子どもと若者を増やす」
医療費・給食費など子育て負担を段階的に完全無料化することや、秋田暮らしを応援する若者手当の創設などを掲げています。
③「誰一人置き去りにしない社会」をつくる
健康ポイント事業の実施や障がい児者の居場所と仕事作りなどを掲げています。
④「縮小」から「発展」する街づくりに転換する
大学との連携による 「健康のまち』プロジェクトの推進、大森山動物園を核にした東北一のアウトドアバーク整備、地域資源を活かしたグローバルICT・農業拠点の整備、秋田港を中心とした日本一のエネルギー産業拠点の整備、外旭川地区の開発、 秋田市編入後の不便の解消と公共交通の充実、芸術文化による「歩きたくなるまちづくり」 などを掲げています。
⑤地元企業の仕事・雇用を最優先に守り、育てる
コロナ禍での中小企業・飲食店等の継続支援、公共事業公共調達の地元発注を徹底することなどを掲げています。
⑥文化・スポーツで秋田を元気にする、
民間資本・資金によるスタジアムアリーナの一体的整備やあきた芸術劇場中ホールの反響板問題」への抜本的対応などを掲げています。
沼谷純氏は、秋田県議会議員を3期務めた経験や秋田県庁に勤務した経験もあり、政策的には現実的な印象があると共に、現在の市政や県政への問題意識が強く滲み出た公約となっています。
沼谷純が秋田市長選挙を選んだ理由は?
沼谷純氏は、秋田市長選挙に出馬する理由として、秋田県を再生させるためには県庁所在地で県の中心都市である秋田市が再生しないといけないと考え、秋田市長選挙への出馬を決意したと述べています。
秋田市が停滞しているため、秋田県全体が停滞し続けているとして、自身が秋田市長になって、秋田市はもちろんのこと、秋田県全体に活力を与えたいと訴えています。
沼谷純の評判は?
沼谷純さんは、YouTubeを投稿しているので、そちらを見ている方からそのような評判を受けています。
沼谷純氏の若さや政治経験に期待が集まっていることやYouTubeでの政策発信が好感を持たれていることが伺えます。
沼谷純が当選する確率は?
首長選挙は一般的に現職が有利とされています。
現職候補は、自由民主党の推薦を受けると共に、同時に行われる秋田県知事選挙でも、現職知事陣営と協力して選挙に臨んでいます。
一方沼谷純氏は、秋田県議会議員を3期務めた実績や知名度もあり、立憲民主党や共産党の支援を受けて選挙戦を戦う体勢になっており、激戦が予測されます。
沼谷純の妻や子どもはどんな人?
沼谷純氏の家族については情報がありませんでした。
ご本人の年齢を考えると、ご結婚されていれば、子育て世代の可能性もあり、自身の経験が子育て政策へ反映されることもあるかもしれません。
まとめ
- 沼谷純氏は1973年、秋田市生まれの現在47歳
- 秋田市内の小・中学校を卒業後、秋田県立秋田南高等学校を経て秋田大学教育学部を卒業
- 大学卒業後の1995年に秋田県庁へ入庁
- 2010年秋田県庁を退職
- 2011年秋田県議会議員選挙に立候補し初当選、3期務める
- 2020年12月、秋田市長選挙への立候補を表明し、2021年2月秋田県議会議員を辞職