千葉県船橋市長選挙が2021年6月13日告示、2021年6月20日投票の日程で行われます。
丸山慎一氏は、東京都中野区出身で、現在の年齢は66歳です。
丸山慎一氏は、千葉県議会議員を22年間務め、2021年6月の船橋市長選挙に出馬します。
大学卒業後から政治に携わってきました。
千葉県船橋市長選挙に出馬する丸山慎一氏の経歴や評判をチェックしていきましょう。
2021年6月21日追記
- 松戸徹(無所属・現)10万9,019票 当選
- 丸山慎一(無所属)2万7,744票
- かどた正則(無所属)1万1,045票
丸山慎一の経歴は?
- 1955年(昭和30年)11月22日生まれ。東京都中野区出身。
- 千葉大学理学部物理学科を卒業。
- 大学卒業後、民青同盟千葉県常任理事・同中部地区委員長などを経験。
- その後、日本共産党に勤務し、志位和夫衆議院議員秘書などを担当。
- 1997年(平成9年)3月に千葉県議会議員に当選。6期(22年間)を務めた。
- 2021年6月船橋市長選に立候補。
丸山慎一の学歴
- 立川第一小学校、立川第一中学校を卒業。
- 東京都立武蔵高等学校を卒業。
- 1976年4月 千葉大学理学部物理学科に入学。
- 千葉大学理学部物理学科を卒業。
丸山慎一氏の出身高校である東京都立武蔵高校は、東京都武蔵野市にあります。
1940年に創立された東京府立第十三高等女学校が前身です。
その後、1950年に東京都立武蔵高等学校と改称され、男女共学になりました。
2008年からは併設型中高一貫制となっています。
進学校のひとつに数えられます。
偏差値は67と高く、都内で51位となっています。
進学校に数えられます。
高校には制服がないなど、生徒の自主性を重んじる校風が特徴です。
千葉大学は千葉市内にふたつ、松戸市と柏市にひとつずつ、計4キャンパスから成る国立大学です。
偏差値は50〜67.5です。
1949年(昭和24年)に創立されました。
前身となった学校は、千葉医科大学、千葉師範学校、東京工業専門学校、千葉農業専門学校など、専門色の強い学校が多くありました。
千葉大学は園芸学部など、国立大学で唯一の学部学科がいくつか設置されています。
これは前身となった諸学校の影響が強くあると見られます。
また飛び、入学制度を国公立大学で初めて導入しています。
これまで60名が飛び入学試験を合格している。
著名な卒業生に絵本作家のやなせたかし、医師・小説家の海堂尊、他にも小説家、漫画家、彫刻家など、アーティスティックな人物が目立ちます。
広い範囲にわたる学部学科を設置していることや、国内でも珍しい制度を取り入れていることは、学生たちにとって、新しい刺激になっているのではないでしょうか。
出身は中野区とありますが、小学校入学前に東京都立川市に引っ越したようです。
立川市を出身地としている場合もあります。
小学校、中学校、高校の卒業年度は記されていませんでした。
千葉大学への入学年度から見て、二浪されたのかもしれません。
丸山慎一の政策や公約は?
今回の船橋市長選で、丸山慎一氏は「船橋市民のいのちと暮らしを守る」という信念のもと、政策・公約を掲げています。
- 国民健康保険、水道料金値上げの阻止
- 新型コロナウイルス感染症対策
- 学校給食費の無料化
- 生理用品の無料配布とジェンダー平等の推進
- 公園、憩いの場の増設
- 危険地域の大規模開発を阻止
- オスプレイ訓練中止と自衛隊の訓練中止の要請
それでは、それぞれの政策を見ていきましょう。
1.国民健康保険、水道料金値上げの阻止
船橋市の国民健康保険料は3年前から3倍の金額に値上がりしています。
そして2030年までの期間、2年に1度のペースでさらに引き上げる計画が決定しています。
そして昨年船橋市では、下水道料金も引き上げられました。
この下水道料金も、これから4年ごとに引き上げる計画があります。
国民健康保険料、下水道料金どちらも計画通りに引き上げが進めば、数年後の船橋市民の負担は増える一方です。
市民の負担を減らし、船橋市を住み良い街にするために、これらの料金引き上げ計画を食い止める政策を掲げられています。
2.新型コロナウイルス感染症対策
昨年から猛威を奮っている新型コロナウイルスに対して、まずPCR検査を徹底させます。
船橋市では現在、月に一度のPCR検査を行っています。
しかし、これまでに船橋市内では、30箇所でクラスターが発生しました。
これに対し、PCR検査を5日に一度、長くても1週間に1度の頻度に上げて行うことで感染拡大を抑えます。
またワクチン接種の予約方法改善を訴えています。
船橋市の現在の予約方法は、市民が直接かかりつけの病院や診療所に電話などで予約を取っています。
これに対し、丸山慎一氏は市民に送付する返信用ハガキに希望日を記入してもらい、市役所がワクチン接種の日時を決定し連絡する方法を提案しています。
病院や診療所に電話が繋がらないなどのトラブルを回避できれば、ワクチンを接種できる人数も大幅に増えるのではないでしょうか。
3.学校給食費の無料化
現在船橋市の学校給食費は、毎月約6,000〜7,000円です。
千葉県では、7市町村が学校給食費の無料化を行っています。
これを受けて船橋市民からも、学校給食費の無料化を訴える声が多く上がっています。
市民の声が反映された政策のひとつであると言えるでしょう。
また段階的な導入を提案しており、学校給食費無料化へのハードルを下げることで、この政策を現実的なものにしています。
4.生理用品の無料配布とジェンダー平等の推進
新型コロナウイルス感染症の影響で、アルバイトを失うなどの理由で貧困となり、生理用品を買うことができない学生が、5人に1人の割合でいることが、市民団体の調査でわかった。
それを受けて君津市、木更津市が学校に生理用品を無償で配布した。
船橋市も、生理用品を1000人分無償配布した。
丸山慎一氏は船橋市内の学校や市の施設を対象に、生理用品の無償配布を継続的に行うことを訴えている。
また生理用品の無料配布を率先して行った自治体に比べて、船橋市の部長級職員の女性の割合が低かったのです。
このことから、今以上に女性の声が市政に反映されやすい環境づくりのために、船橋市職員のジェンダー平等を掲げています。
5.公園、憩いの場の増設
千葉県は、県民ひとり当たりの公園の面積が全国で44番目と、低い順位にあります。
船橋市は千葉県のなかでも、市民ひとり当たりの公園の面積が狭いです。
都市開発を進め、市民が増えている今、市民の憩いの場は不足しています。
この現状を変えるべく、住宅ばかりではなく、人々の憩いの場の設置に力を入れていきます。
6.危険地域の大規模開発を阻止
船橋市が進める都市開発には、洪水や液状化の危険性が高い土地も含まれています。
40ヘクタールに及ぶ大規模開発が行われている海老川上流域もこの例に含まれます。
市のハザードマップにも登録されている危険性のある地域に住宅地を建設することは、市民の防災を考慮していないということになります。
この危険な都市開発を阻止し、市民の安全な暮らしを守ります。
7.オスプレイ訓練中止と自衛隊の訓練中止の要請
木更津駐屯地に配備されたオスプレイの訓練中止を呼びかけています。
そして、下総航空基地や、習志野演習場で行われる訓練の中止を要請します。
特に習志野演習地は、パラシュート降下訓練を行う演習場のなかで最も狭い演習場です。
また唯一、住宅密集地のなかに存在しています。
ですが、全国で訓練の回数が最多で、事故の危険性は高い状態にあります。
騒音被害や事故の危険性から周辺住民を守るべく掲げられた政策です。
丸山慎一氏は、ベトナム戦争真っ只中の時代に、立川基地の近くで育ちました。
小学校の真上を軍用機が飛んで行くなど、戦争を危うさを感じながら幼少期を過ごしたことが、こういった政策につながっているのではないでしょうか。
丸山慎一の評判は?
丸山氏はこれまで千葉県議会議員として6期をつとめました。
県議時代から活動的です。
「船橋市もせめてそうしよう」という丸山さんの訴えが、大きく広がれば必ず実現させられる。
そして、全ての子どもの給食代無償化に道筋をつけてもらいたい
今回の丸山慎一氏が、船橋市長選に出馬することに対して、期待を寄せる声もありました。
丸山慎一が当選する確率は?
今回、丸山氏の対立候補は、現職の松戸徹氏、元船橋市議の門田正則氏の2名です。
船橋市で活躍してきた2名の候補者に対し、これまで千葉県議会で活躍してきた丸山氏には、少々不利があります。
丸山氏は、現在船橋市が進める計画を阻止しようとする政策・公約をいくつか掲げています。
船橋市民の目に、丸山氏の政策がどう映るかが、当選へのカギとなります。
丸山慎一の妻や子どもは?
丸山氏の家族を調べてみましたが、あまり公表されておらず、わかりませんでした。
年齢からして、お子さんがいらっしゃって、その方がご結婚されお孫さんがいてもおかしくはないかなと思いますが、現時点では不明です。
分かり次第追記します。
船橋市長に当選したのはこちら↓
まとめ
- 丸山慎一氏は1955年(昭和30年)、東京都生まれの現在66歳
- 丸山慎一氏の最終学歴は千葉大学。大学入学を機に千葉県に移住。
- 丸山慎一氏の経歴は大学卒業後、日本共産党に入党し、志位和夫衆議院議員秘書などを経験。
- 丸山慎一氏は、初当選から6期千葉県議会議員を務めた。