天体ファンお待ちかねのペルセウス座流星群の季節がやってきました。
2020年の福岡での極大(ピーク)はいつなのでしょうか。
ペルセウス座流星群2020の福岡での見ごろ時間や見える方角についてわかりやすくご紹介します。
また、街明かりの影響を受けるという、ペルセウス座流星群2020の福岡での観測スポットについてもご紹介します。
これを読めば、ペルセウス座流星群2020の福岡での観測時間や方角、オススメスポットをしっかりつかむことができますよ。
夏休み中なので、お昼に近くで遊んで、夜は天体観測!
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ペルセウス座流星群2020福岡の極大が見れる時間は?
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— tomo☆ bianchi ☆ nikon ☆ DJI (@cb400_vtec3) August 15, 2018
「しぶんぎ座流星群」「ふたご座流星群」とともに、三大流星群に数えられる、「ペルセウス座流星群」
そのペルセウス座流星群がもっともよく見られるが毎年8月です。
お盆の季節に極大(ピーク)を迎えるということで、毎年見られるのを楽しみにしているという天体ファンも多いようです。
2020年、今年のペルセウス座流星群の最もよく見える時間帯は、8月12日(水)の22時から13日(木)の1時ごろとされています。
三大流星群の中でも流星の数が多いといわれているのが、ペルセウス座流星群です。
また、夜中であっても寒くなることはない季節ですので、小さな子でも比較的観測しやすいといわれています。
夏休みの季節ですので、自由研究のテーマとして、ペルセウス座流星群を観測するというのもいいかもしれませんね。
ちなみに、8月12日から13日にかけての福岡の天気予報は、晴れです。
絶好の流星群観測日和となりそうです。
ペルセウス座流星群2020福岡の極大が見れる方角は?
一般的に流星群はどの方角を見ても観測することが可能です。
ペルセウス座流星群についても、どの方角が良いということはなく、どちらの空を見ても観測することができます。
ですので、広い視野が開けているところで見るのがベストです。
できれば、シートを引いて上向きに寝転がって見ることができるなら、それがベストです。
ペルセウス座流星群の流星は速度が速いことでも知られていますので、このようにして視界を広く確保して観測すると、より楽しむことができます。
流星は光が弱いので、街明かりが少ないところで見るのがいいのですが、今回のペルセウス座流星群の場合は、月の明かりが邪魔してしまうかもしれません。
今年の8月12日ごろは、下弦の月である半月の月が昇ってくることになり、その明るさが流星を見る邪魔をする可能性がありそうです。
その場合は、月を視界に入れないようにして流星を探すようにしましょう。
月の明かりの影響を受けにくい方角は、22時から0時までであれば西側、0時から2時ごろまでは東側ということになります。
また、北側は一晩中をとおして月明かりの影響を受けにくいといえます。
ペルセウス座流星群2020福岡の極大が見れる穴場観測場所は?
流星を観測するときの最大の敵は街明かりや月明かりなど、流星以外の明かりです。
流星は光の強さが弱いので、他の光に負けてしまうというわけです。
また、周囲にさえぎるものがなく、開けているとより美しい姿を観測することができます。
加えて、空気が澄んでいるとさらによく観測することができます。
これらの条件を踏まえた上で、福岡の観測スポットを探してみました。
米ノ山展望台
夜景スポットとしても知られる、標高594メートルに位置する展望台です。
博多湾から福岡市内を180度、さえぎるものなく見渡すことができます。
JR篠栗駅から車で25分、福岡ICからでも35分ほどで到着することができます。
アクセスは便利なのですが、夜になるとしっかりと暗くなるので、街明かりの影響も少なく絶好の観測ポイントといえます。
駐車スペースも十分にあり、空気も澄んでいますので、観測ポイントの条件をよくクリアした場所です。
夜景も流星も同時に楽しむことができそうですね。
星のふるさと公園
福岡県と大分県の県境にある星野村にある公園です。
周囲を山に囲まれており、清流・星野川が流れる自然豊かなスポットです。
ここの里山の風景は、日本の里100選にも選ばれているほどの美しさを誇ります。
九州自動車道の八女IC・広川ICから車で10分というアクセスです。
こちらの「星の文化館」にはプラネタリウムや展望台も完備されています。
ペルセウス座流星群の観測には、芝生広場が最適だと思います。
先に「上向きに寝転んで観測するのがオススメ」とご紹介しましたが、こちらの芝生広場でそのようにご覧になるのがいいと思います。
流星群がないとしても、ここでの星空観測は一見の価値があると言われています。
こちらは別の流星群とかぶったときに観測されたときの感想ですね。
「星の雨」というのはすごいですね。
一度は見てみたい光景です。
道の駅吉野ヶ里
福岡県と佐賀県の県境にある道の駅です。
東脊振ICから国道385号を北に6kmほど行くと到着します。
福岡市内からであれば、高速を使って1時間ほどというアクセスになります。
展望台からは、耳納連山、雲仙普賢岳、佐賀平野を一望することができます。
周りを山に囲まれているため、街明かりの影響が少ないスポットになります。
背振少年自然の家近辺
背振少年自然の家といえば、福岡の小学生・中学生たちが林間学校で訪れることでも知られていますが、流星群の観測地点としてもオススメのスポットです。
林間学校に使われるくらいですので、街から離れていて、街明かりの影響を受けない観測スポットとなっています。
海の中道海浜公園
デイキャンプ、バーベキュー場をそなえた海辺の公園です。
JR香椎線の海ノ中道駅、または、雁ノ巣駅から徒歩ですぐという好立地にある公園になります。
また、マリンワールドやワンダーワールドからも近いところにありますので、そこで遊んだ後に流星群を見に行くという流れもよいと思います。
駐車場も併設されていますので便利です。
油山片江展望台
こちらも夜景スポットとして有名な展望台です。
福岡市内から車で30分ほどということで、デートスポットとしても人気です。
ただ、市内から近い分街明かりの影響を少し受けてしまうかもしれませんが、お手軽に流星観測をしたいという方にはオススメです。
ただ、道中はイノシシが出ることでも知られていますので、運転には十分ご注意ください。
皿倉山
北九州市にある標高622メートルの山です。
山頂の展望台からは市内を一望でき、夜景スポットとしても有名です。
こちらも、夜景と流星観測を一度に楽しめるスポットといえます。
流星観測という点からいうと、やや、街の明かりが気になるかもしれません。
ここまでご紹介したオススメスポットは標高の高いところが多く、夏とはいっても夜になると急に冷え込むことになります。
特に小さなお子さんと一緒に行かれる場合は、体温の調整を上手に行えるように、上着を持っていかれることも合わせておすすめします。
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まとめ
・2020年のペルセウス座流星群は8月12日の22時ごろに極大(ピーク)を迎えます。
・23時ごろに下弦の月が昇りはじめ月明かりの影響を受けると思われます。
・流星を楽しむにはどの方向ということではなく、どこの方向でも見られます。
・周囲が開けていて、街明かりの影響を受けないところで、上向きに寝転がって見るのがオススメ。
・米の山展望台や油山片江展望台、皿倉山は夜景スポットとしても有名です。夜景と流星観測を同時に楽しむことができます。
・星のふるさと公園や背振少年自然の家は街から離れているため街明かりの影響を受けにくいスポットです。
・海の中道海浜公園は、別のスポットで遊んだ後でも流星観測が楽しめます。
・標高の高いところでの観測には、寒くなる場合のことを考えて上着をお持ちになってください。