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選抜高校野球2021注目選手やドラフト候補は?評価や実績は?

2021年選抜高校野球の注目選手を紹介します。

今大会も能力が高い選手がズラリと揃い、プロ野球のスカウトも注目している選手が数多くいます。

中学時代からスーパー中学生と話題になっていた選手やプロ野球界から絶賛されている選手など2021年の選抜高校野球から目が話せません。

必ずドラフト候補に名を連ねる選手を厳選して実績や選手の特徴も踏まえてご紹介します。

ちゅうこ
ちゅうこ
コロナのせいで昨秋の明治神宮大会は中止になってしまったので、3月19日の開幕がより待ち遠しいですね。

選抜高校野球2021注目選手は?

それでは、2021年選抜高校野球で注目されている選手をご紹介します。

伊藤樹選手/仙台育英

学校名:仙台育英高校

生年月日:2003年8月24日

出身地:秋田県大仙市

身長:178cm

体重:78kg

投球・打席:右投げ右打ち

選抜高校野球2021年の、一人目の注目選手は仙台育英の伊藤樹投手です。

仙台育英の伊藤樹投手は中学生の頃から話題となっており、早くからスーパー中学生と呼ばれていました。

伊藤樹投手は中学3年生にして最速144キロを誇り、多彩な変化球と抜群の安定感を誇っておりました。

仙台秀光中から全国屈指の名門校である仙台育英高校に入学後も、順調に成長を遂げてきました。

伊藤樹投手は最速147キロ、常時140キロ台前半から中盤の非常に伸びのあるストレートが魅力です。

変化球は120キロ台のスライダー、100キロ台の緩いカーブ、130キロ前後で落ちるスプリット、そしてチェンジアップなど計6種類の変化球を持っています。

最速147キロのストレートばかりに注目されがちですが、この伊藤樹投手は実は変化球の方が得意で、打者に的を絞らせない頭脳的なピッチングが最大の武器です。

もちろん、今年のドラフト候補で注目選手の1人です。

伊藤樹選手の実績

名門仙台育英で1年生の春から控え投手としてベンチ入りしており、1年生ながら全11戦中6試合のマウンドを経験し、合計14.1イニングで9安打1失点、防御率は0.00と素晴らしい実績を残しています。

同年夏の県予選では背番号18として、4戦7.1回で9奪三振、2安打完封と活躍し、決勝戦の東北高校戦(15-10)でも抑えとして登板し3回を3奪三振0封と好投し甲子園の切符を掴んでいます。

甲子園では1回戦の飯山高校戦(20-1)で2回を1奪三振、1安打、0封と全国デビューしました。

準々決勝の星稜高校戦では1.1回を5失点でKOされますが、ストレートの最速は144キロを計測しております。

伊藤樹選手の強み

伊藤樹投手の最大の魅力である頭脳的な変幻自在のピッチングを武器に選抜では、まずは1勝、そして春夏通じて東北勢初の全国制覇を目指してほしいです。

雪国勢の活躍は近年目覚ましいものがあり、一昔前のイメージとは大きく変わりました。

しかし、2004年に北海道の駒大苫小牧高校が全国制覇して以来、雪国勢で優勝旗を持って帰った高校は2015年の福井の敦賀気比だけです。

そして、東北勢はまだ春夏共に優勝旗を手にしていないので今回の伊藤樹投手を擁する仙台育英には注目が集まります。

そんな仙台育英の全国制覇のカギを握る伊藤樹投手の活躍を楽しみに、今春の選抜高校野球2021年を待ちたいと思います。

小園健太選手/市立和歌山

学校名:市立和歌山

生年月日:2003年4月9日

出身地:大阪府貝塚市

身長:185cm

体重:91kg

投球・打席:右投げ右打ち

選抜高校野球2021年の、2人目の注目選手は市立和歌山の小園健太投手です。

市立和歌山の小園健太投手は大会ナンバー1投手としての呼び声が高く、非常に注目させています。

小園健太投手の最大の武器は最速152キロを誇るストレートです。

変化球はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ、ツーシーム、シュートと多彩でコントロールも非常に良いです。

プロ野球のスカウトはこの小園健太投手を絶賛しております。

フォームも良く制球もいい、変化球も多彩で安定感がある。

ひと冬超えればヤクルトの奥川クラスの投手になれる可能性があり間違いなく今年のドラフトの目玉の1人との高評価を得ています。

小園健太選手の実績

小園健太投手は中学時代は大阪府の硬式野球チーム、貝塚ヤングでプレーし中学3年生の夏には全国大会で初優勝を経験しています。

その後、市立和歌山高校へ進学し1年生の春から控え投手としてベンチ入りをしています。

すべてリリーフとして県大会5戦中3戦に登板し、決勝で強豪の智弁和歌山相手に2回0封の結果を残しています。

同年夏はベスト8で敗退するも1年生で140キロ台のストレートをマークしています。

小園健太選手の強み

小園健太投手の特徴として、ノーワインドアップから重心を下げてインステップ気味で、後ろ小さめに肘を柔らかく使いった、しなやかな腕の振りが特徴です。

また投球フォームも癖がなく体のバランスが良いのも特徴の1つです。

投球スタイルとしては、基本は自信のある最速152キロのストレートで押していきながら、要所で縦スライダー、沈むチェンジアップで三振を狙うスタイルです。

更に細かく小園健太投手を分析します。最近の高校生では140キロは速い部類、150キロですごく速くプロ注目と言われるくらいの世界感です。

つまり、高校生で150キロを投げる投手が増えてきて近年は多いという事です。

しかし、この小園健太投手は多くの150キロを投げる高校生投手の中でもひと際評価が高いです。

その理由は変化球を自在に投げ分けて打者を翻弄する技量が非常に高いことです。

指先の感覚が非常に優れており、カットボールは打者の手元で鋭く曲がり凡打の山を築き、スプリット系のツーシームは空振りを奪ったり、右打者へはシュート系のツーシームやゆるいカーブで打たせて取るなど投球術が非常に高い点をプロのスカウトは高く評価しています。

この大会ナンバー1投手の小園健太投手から今春の選抜高校野球は目が離せないです。




坂本安司選手/大崎

学校名:大崎高校

生年月日:2003年6月2日

出身地:岡山県玉野市

身長:176cm

体重:79kg

投球・打席:右投げ右打ち

選抜高校野球2021年の、3人目の注目選手は大崎高校の坂本安司投手です。

坂本安司投手は中学時代は佐世保市の中学で軟式野球をしておりました。

中学3年生の時には全国大会にも出場した経験があります。

その後、清水監督を慕い離島の大崎高校へ進学します。

坂本安司選手の実績

大崎高校の監督の清水監督は過去に長崎県立清峰高校のコーチとして選手を鍛え上げ全国制覇に貢献した実績があります。

その清水監督は指導する投手には必ずカットボールを教えます。

坂本安司投手も清水監督からカットボールを教わり効果的に使ってチームを九州大会優勝へと導きました。

その坂本安司投手はカットボールを軸にテンポよく精密機械のように抜群のコントロールを誇ります。

秋季長崎県大会では合計30回を投げて、与えたファーボールはわずかに2つだけと抜群の安定感が数字に表れています。

また、スタミナも豊富で九州大会準決勝では174球を完投しています。

昨秋の公式戦では計8試合で防御率1.53という素晴らしい成績を残しています。

突出した球速はありませんが、打者を抑えるという点に関しては今大会の投手の中でもトップクラスの実力です。

坂本安司選手の強み

今大会、離島の高校として出場する大崎高校のエースである坂本安司投手の最大の武器は抜群の安定感です。

坂本安司投手は最速140キロのストレートと変化球はカットボール、縦のスライダー、チェンジアップ、カーブを持っています。

特にカットボールは切れ味が鋭く、九州大会では並みいる強打者を翻弄してきました。

高校生らしい投手のお手本のような坂本安司投手擁する離島の大崎高校。その大崎高校を率いる名将清水監督は「どの練習をどれくらいやれば結果が出るか」を知り尽くした監督です。

その一つに坂本投手の得意とするカットボールが凝縮されています。

個人的な見解ですが、この坂本安司投手は将来ヤクルトの石川雅規投手のように大成しそうな予感があります。

ひとつのボールとの出会いと、そのボールの精度を極める事でプロへの道が開け活躍できる可能性があります。

石川雅規投手もそうでした。

坂本安司投手もカットボールというひとつのボールで今後の野球人生を切り開いていってほしいです。

まずは今春の選抜高校野球での投球が楽しみです。

そして、離島初の優勝旗を掴んでほしいです。

畔柳亨丞選手/中京大中京

学校名:中京大中京高校

生年月日:2003年5月3日

出身地:愛知県

身長:177cm

体重:80kg

投球・打席:右投右打

畔柳亨丞選手の実績

畔柳亨丞選手は、名門中京大中京高校のエースピッチャー。
ちなみに読み方はクロヤナギです。

中学時代はヤングリーグ所属しU15の侍ジャパンにも選出されました。
高校ではケガの影響があり公式戦での登板は少なく、昨年の秋の大会から本格的に公式戦で投げ始めます。

その秋の大会では愛知大会から東海大会まで先発に中継ぎにフル回転で登板します。特に愛知大会決勝の東邦戦完投1失点。

選抜のかかる東海大会準決勝の三重高校の7回1失点の投球は圧巻で勝利に導きました。
公式戦全体でもイニングを上回る三振の数に対し四球の少ない理想的なピッチャーと言えます。

チームとしては愛知大会、東海大会ともに優勝しており選抜でも優勝候補筆頭に挙げられます。

畔柳亨丞選手の強み

畔柳亨丞選手は、右の本格派投手です。
オーソドックスなフォームから最速150キロを超えるストレートにカーブ、スライダーの変化球を交えて三振を多く取れます。

常にセットポジションでの投球で投球動作に入ってからリリースするまでの時間が短く打者はタイミングを取るのに時間がかかりそうです。
癖がない綺麗な投げ方で変な力感がないので長いイニング投げても疲労しにくくスピードが落ちません。

コントロールもよくテンポよく投げるのでバックも守りやすそうです。秋の大会では先発はもちろん中継ぎ登板でも力を発揮しており場面を問わず投げることができる器用さも持ち合わせています。

選抜でも主は先発完投でさらに先発回避時には中継ぎでの登板が見込まれます。

関戸康介選手/大阪桐蔭

学校名:大阪桐蔭高校

生年月日:2003年4月14日

出身地:長崎県

身長:178㎝

体重:80kg

投球・打席:右投右打

関戸康介選手の実績

関戸康介選手は、小学生時代にはソフトバンクホークスJrとして大会に出場し注目された投手です。

明徳義塾中では軟式野球部に所属エースとして全国準優勝を果たしました。
大阪桐蔭でも投手として1年生秋からベンチ入りをしています。2年生の夏大阪大会では主に中継ぎとしてチームの勝利に導きました。

そのころからストレートの球速が最速150キロを超えており注目投手となります。昨年の秋の大阪大会、近畿大会では先発での登板はありませんでしたが中継ぎとして随所に高いポテンシャルを見せてくれました。

自身甲子園での登板はまだありませんが大舞台でどのような投球をするのか非常に楽しみな投手の一人です。

関戸康介選手の強み

関戸康介選手は、小学生から大舞台を経験しているエリート投手です。
甲子園という舞台そして将来的にもっと大きな場面でも持つ力を存分に発揮できることでしょう。

投球スタイル的には今は力投派というイメージですね。高校の先輩で今はドラゴンズにいる根尾選手の高校時代の投球フォームに似ています。

セットポジションからゆったりと足を上げ、全身を使って躍動感のある投げ方です。
しっかりと体重に乗ったストレートは威力があり並みの打者では打ち返すのは困難でしょう。

少々荒れ気味のコントロールも持ち味として使えることもあります。

変化球はカーブ、スライダーなど多彩ではありますが秋の大会では抜け球が多く見られました。まだまだ粗削りな分飛躍的に伸びる可能性の秘めた投手です。

松浦慶斗選手/大阪桐蔭

学校名:大阪桐蔭高校

生年月日:2003年7月1日

出身地:宮城県

身長:185cm

体重:94kg

投球・打席:左投左打

松浦慶斗選手の実績

松浦慶斗選手は、小学生時代には日本ハムJrに入り活躍します。
大阪桐蔭高校入学後は1年生秋からベンチ入りし先発に中継ぎに多くのイニングを投げています。

昨年の夏の甲子園でも背番号15番でベンチ入り。東海大相模戦で中継ぎとして2イニング投げチームの勝利に貢献しました。新チームになってからはチームのエースとして背番号1を背負います。

秋の大会は大阪大会、近畿大会ともにすべて先発で出場、主戦として9試合48イニング投げて近畿大会準優勝に貢献しました。

松浦慶斗選手の強み

松浦慶斗選手は、大阪桐蔭のエースとして名門チームを引っ張ります。

185cm、94kgの体格はマウンド上では打者にとっては威圧感がすごいでしょう。大きく振りかぶってから脚を上げ、真上から投げ下ろすストレートはMAX150キロを記録します。

多少クロスステップで投げ込んでいて右バッターの内角をえぐるようなクロスファイアも魅力的です。変化球はスライダーがよく曲がります。

左バッターはかなり踏み込んでいかないと届かないので厄介な球だと思います。コントロールもよく打ち崩すには難しい投手です。

1年生の秋から公式戦のマウンドを踏み、昨年の甲子園でも登板しました。豊富な経験も彼の武器です。選抜では先発として大車輪の活躍が期待されています。

達孝太選手/天理高校

学校名:天理高校

生年月日:2004年3月27日

出身地:大阪府

身長:193cm

体重:88kg

投球・打席:右投右打

達孝太選手の実績

中学時代はボーイズに所属。天理高校では1年生の夏から背番号をつけベンチ入りを果たします。県大会でも登板しています。同年秋にもマウンドを経験していて、昨年の夏の甲子園でも登板しました。1イニングではありましたがしっかり押さえています。

新チームになりチームのエースとして引っ張ります。秋の大会では登板7試合はすべて先発としてマウンドに上がり全52イニング投げました。

奈良大会は優勝。近畿大会では初戦の乙訓高校戦で見事な完投勝利を挙げまた13奪三振も記録しました。続く大阪桐蔭戦でも先発剃ましたが途中打ち込まれ敗退でした。チームは近畿ベスト8ながら達投手の評価も高く近畿6番目の代表に選出されました。

近畿大会を制覇した智弁学園を奈良大会で完投勝利しており選抜でも上位進出に大いに期待がかかります。

達孝太選手の強み

なんといっても193cmの長身から投げ下ろす投球スタイルはダルビッシュ有や大谷翔平を彷彿させます。ノーワインドアップからきれいな投球フォームで無駄な力が入っていない理想的な投げ方をしています。

球速自体は圧倒的に早いわけではありませんがまだまだ伸びしろの多い投手と言えるでしょう。変化球は長身を生かしたタテの変化が魅力的です。決め球でもカウント球でも使えるフォークボールは初見ではなかなか打つことは難しいと感じます。

イニング数を超える奪三振数を誇り、それでいてコントロールもまとまっています。近畿大会の大阪桐蔭戦では打ち込まれましたがそれ以外はほぼ完ぺきな投球を披露していて選抜でも安定感のある投球が期待できます。

木村大成選手/北海高校

学校名:北海高校

生年月日:2003年9月12日

出身地:北海道

身長:180cm

体重:76kg

投球・打席:左投左打

木村大成選手の実績

中学時代は軟式野球部に所属していました。高校入学後すぐ背番号をつけ1年生の夏の道大会にも登板しています。1年生の秋からエース番号をつけ主戦として活躍します。昨年秋の大会ではチームを10年ぶりに北海道大会の優勝に導きました。8試合に登板、内7試合は先発としてマウンドに立ちました。

52イニング投げ失点はわずかに3失点。特に全道大会では1点も取られることなく、準決勝、決勝では2試合とも二桁奪三振完封と圧巻の投球でした。

まだ甲子園の登板なく、選抜が初めての全国デビューになります。奪三振率が非常に高く選抜でも全国の強豪校相手にどれだけの投球をしてくれるのか楽しみです。

木村大成選手の強み

投球フォームの第一印象は非常に柔らかい投げ方をするなという印象です。オリックスの田嶋投手を似た腕の振りでセットポジションからやや腕を下げたスリークォーター気味に投げ込んできます。

投球に躍動感もありしっかり体重移動できたフォームと言えます。スピードも最速140キロ中盤当たりを計測し変則気味なので打者は早く感じると思います。

変化球はスライダーが武器で左バッターには大きく逃げていくように、右バッターには鋭く食い込んでくるような感じで非常に曲がりが大きいのが特徴です。そして最大の魅力は奪三振数です。

秋の大会では一試合平均で12個を超える奪三振率を記録加えてほとんど四球も出すことなく尚且つ防御率も驚異の0点台前半です。ただこれは北海道内の対戦のみであり選抜で全国の強豪校にどれだけ通用するか見ものではあります。

高木翔斗選手/県立岐阜商高校

学校名:県岐阜商高校

生年月日:2003年8月12日

出身地:岐阜県

身長:186cm

体重:90kg

投球・打席:右投右打

高木翔斗選手の実績

小学生の時には中日ドラゴンズJrに選抜されています。高校入学後1年生の時からベンチ入りを果たし夏の予選にも出場しています。同年の秋からレギュラーに定着し守りでは捕手として投手を引っ張り、打撃でも中軸を任されました。

昨年夏の甲子園も経験し敗れはしましたがヒットを放ち自慢の強肩で盗塁阻止も記録しました。昨年秋の大会では自身は引き続き正捕手、4番として、チームは岐阜大会では優勝、東海大会は準優勝という成績をおさめました。

大会通じてホームランこそ出ませんでしたが岐阜大会では7試合で4割を超えるアベレージをマークし勝利に貢献しました。今年のドラフト候補にもあがる選手だけに選抜では見逃せません。

高木翔斗選手の強み

身長も高く非常にがっちりとした体格です。オーソドックス構えから脚を上げてシンプルにバットを振りぬきます。来た球を素直に打ち返すスタイルで右に左にと広角にヒット、長打を放つことができ、追い込まれると少しスタンスを広げノーステップで打ちにいきどんな球にも対応できるように工夫しています。

捕手としては非常に強肩で送球もいいです。取ってからも無駄のないスローイングはさすがドラフト候補です。1年生から正捕手として甲子園の出場など公式戦の経験が豊富、新チームでは4番でキャプテンを務めます。まさにチームの大黒柱でリーダーシップが彼の魅力の一つです。

大塚瑠晏選手/東海大相模高校

学校名:東海大相模高校

生年月日:2003年10月26日

出身地:栃木県

身長:170cm

体重:63kg

投球・打席:右投左打

大塚瑠晏選手の実績

小学生、中学とボーイズに所属。ヤクルトスワローズJrにも選抜されています。またボーイズ日本代表にも選出されました。当時でも非常に有名なプレーヤーでありました。名門東海大相模でも1年生夏から公式戦に出場します。

昨年秋の大会は主に1番ショートとして全試合ヒットを放ち打線を引っ張りました。チームは神奈川大会では優勝しますが、関東大会では準々決勝で惜しくも敗退してしまいます。

しかし、関東代表6番目の椅子を勝ち取り選抜出場果たしました。キャプテンとしてチームを引っ張り、リードオフマンとして打線を牽引、さらに守備の要と彼にかかる役割は多いですが攻守で期待せずにはいられません。

大塚瑠晏選手の強み

小学生時代から強豪チームや代表チームで中心として活躍した実績は貴重な経験です。名門校でも1年生からベンチ入りするなど野球センスの塊であります。

体格は大きくないですが俊足を生かしたバッティングは魅力があります。脚を大きく上げてタイミングを取りシャープなスイングで広角に打ち返します。

昨年秋の大会では3割5分を超えの打率を残し安定感のある打撃が持ち味です。守備ではショートを守ります。ポジショニングを深めにとり強肩を生かした守備範囲の広さが武器です。捕球、送球ともに安定していて安心感があります。

池田陵真選手/大阪桐蔭高校

学校名:大阪桐蔭高校

生年月日:2003年8月24日

出身地:大阪府

身長:172cm

体重:80kg

投球・打席:右投右打

池田陵真選手の実績

小学生ではオリックスJrに選出されました。中学ではボーイズに所属しU15の日本代表にも選ばれています。大阪桐蔭では1年の秋からレギュラーを獲得し、2年の大阪独自大会では主に1番でセンターを守り、ホームラン3発、打率4割越えと打ちまくりました。

甲子園の交流戦でも1番で出場し長打を含む2安打放ちました。新チームになりキャプテンに就任。4番バッターとして出場した秋の大阪大会では3ホーマーなど6割を超える打率で優勝に貢献し、続く近畿大会でも打線を引っ張り準優勝に導きました。

とにかく1年生から公式戦で打ちまくっており、世代でもナンバーワンの強打者と呼び声高いです。選抜でも暴れまくること間違いないでしょう。

池田陵真選手の強み

172㎝と決して大柄ではありませんがとにかく体が太いです。がっちりしていて見るからにパワーを感じます。高校の先輩でライオンズの森友哉選手を彷彿させます。

公式戦の成績を示すように打ちまくっています。長打力も高く、勝負強さも兼ね備えていて手が付けられません。打撃フォームは非常にリラックスできたシンプルな構えです。

高校時代の浅村栄斗選手に似ています。基本的に積極的にスイングかけてきます。お手本のようなスイング軌道で引っ張っても、流してもコースに逆らわない打撃を行います。

昨年秋の大阪大会では7試合で14打点を記録しているように勝負強さもあり、相手チームにとってはランナーを置いて迎えたくない打者でしょう。2年生の時から守っているセンターも無難にこなしており攻守ともにハイレベルな選手です。

前川右京選手/智弁学園高校

学校名:智弁学園高校

生年月日:2003年5月18日

出身地:三重県

身長:177cm

体重:88kg

投球・打席:左投左打

前川右京選手の実績

中学時代はボーイズに所属していました。智弁学園に入学後は即レギュラーを獲得し、春の大会から出場しています。1年の夏の県大会では4番バッターとして活躍し優勝して甲子園に土を踏みます。

同年秋の奈良大会ではホームラン4発放ち、打率も7割近く打ちました。昨年の秋の奈良大会は4割越えの打率を残し、決勝戦の天理戦ではホームランも撃ちましたが惜しくも敗れ準優勝となります。続く近畿大会では天理高校を破った大阪桐蔭と決勝で当たりホームランを打ち勝利を決定づけ優勝に導きました。

1年生の春に公式戦出場夏からは主軸としてほぼフル出場していて圧倒的な数字を残しています。昨年の夏の大会以来自身3度目の甲子園でどんな活躍をしてくれるのか楽しみです。

前川右京選手の強み

左打席から鋭いスイングでヒットを積み重ねます。長打力も高く高校通算で30発近くホームランを放っています。高校入学後はほぼ中軸を任されており昨年の秋の大会では3番で出場していました。

どの大会でも高いアベレージとホームランを打っている安定感も魅力的です。

また選球眼もよくほとんど三振することなく、四球もよく選ぶ能力があります。177㎝、88kgと良い体格をしており打席では強打者の風格が漂います。

1年生の夏から甲子園に出場していて昨年の中止がなければ5大会出場もあったのですが悔やまれます。チームも近畿大会優勝し選抜では2016年以来の優勝を狙えるチームになっています。好投手が多い今年の選抜大会でどのような打撃を見せるのか注目です。

山下陽輔選手/智辯学園高校

学校名:智辯学園高校

生年月日:2003年5月18日

出身地:奈良県

身長:175cm

体重:85kg

投球・打席:右投右打

山下陽輔選手の実績

中学時代はシニアに所属していました。智弁学園では1年生の秋かレギュラーに定着しています。その秋の近畿大会ではホームラン2本、打率4割越えの活躍でベスト4進出に貢献。

夏の甲子園交流戦でも6番サードとして出場し、昨年ドラフトでドラゴンズに1位指名された高橋宏斗投手からヒットも放っています。

新チームになってからはキャプテンに就任。打順も4番を任されます。昨年秋の近畿大会では全4試合でマルチ安打以上をマークするなど6割を超える打率を残し、全試合で打点を上げます。

特に決勝の大阪桐蔭戦では好投手松浦投手から左中間へホームランを放ち優勝に導きました。

山下陽輔選手の強み

がっちりとした体格で打席ではどっしりと構え力強いスイングで強烈な打球を飛ばします。

構えてからゆったりと脚を上げてコースに逆らうことなく打ち返し右方向にも器用にバットコントロールします。非常に柔らかい打撃が持ち味で一発も期待できるのが魅力です。チームメイトの前川選手との3、4番は全国でも屈指のコンビであります。

サードの守備も安定感があり無難にこなしています。1年時からサードでレギュラーを張り、新チームではキャプテンで4番とチームの大黒柱です。持ち前のリーダーシップで選抜では優勝を目指します。

ちゅうこ
ちゅうこ
2021年のセンバツ高校野球にも注目したい選手がたくさんだね!

選抜高校野球2021注目のドラフト候補は?

  • 伊藤樹選手(仙台育英高校)
  • 小園健太選手(市立和歌山高校)
  • 坂本安司選手(大崎高校)
  • 畔柳亨丞選手 (中京大中京高校)
  • 関戸康介選手(大阪桐蔭高校)
  • 松浦慶斗選手(大阪桐蔭高校)
  • 池田陵真選手(大阪桐蔭高校)
  • 達孝太選手(天理高校)
  • 木村大成選手(北海高校)
  • 高木翔斗選手(県岐阜商高校)
  • 大塚瑠晏選手(東海大相模高校)
  • 前川右京選手(智弁学園高校)

2021年選抜高校野球で注目されている選手は、全員ドラフト候補に名前があがってくる選手として可能性が高いです。

2021年の優勝候補を予想してみました↓

まとめ

2021年選抜高校野球で注目選手は

  • 変幻自在の頭脳的な投球が光る仙台育英の伊藤樹投手
  • 最速152キロの大会ナンバー1投手、市立和歌山高校の小園健太投手
  • 必殺カットボールを武器に離島初の優勝を狙う、大崎高校の坂本安司投手

どの選手もドラフト候補に名前があがる選手です。