千葉県八千代市長選挙が2021年5月16日告示、2021年5月23日投票の日程で行われます。
服部友則氏は千葉県八千代市の出身で、現在の年齢は63歳です。
服部友則氏は、八千代市長現職で2期目に出馬します。
大学卒業後は、民間企業に就職したのち、八千代市議会議員選挙への出馬のため退職、政治家として活動をはじめます。
現職千葉県八千代市長服部友則氏の経歴や評判をチェックしていきましょう。
服部友則の経歴は?
服部友則氏は1957年5月31日生まれの63歳で、千葉県八千代市の出身です。
現在は八千代市長を務めています。
- 1976年3月 千葉県立船橋高等学校 卒業
- 1981年3月 山梨大学教育学部社会学科 卒業
- 1983年4月 八千代市議会議員 初当選 (6期)
- 1994年1月 八千代市議会副議長 就任
- 1999年7月 八千代市議会議長 就任
- 2003年4月 千葉県議会議員 初当選 (3期)
- 2017年5月 八千代市長 初当選
服部友則氏は、1981年3月に山梨大学教育学部社会学科を卒業したのち、民間企業に就職したのち、八千代市議会議員選挙への出馬のため退職しています。
そして、1983年に八千代市議会議員に初当選して以来、市議会副議長や、市議会議長、千葉県議会議員を歴任しています。
2013年4月に当時の千葉市長である、豊田俊郎氏が参議院議員通常選挙に出馬のため、八千代市長を辞職したのを機に、八千代市長選挙に初出馬します。
自民・公明両党の推薦を受けるも、民主党推薦の秋葉就一氏に敗れています。
その後、2017年に行われた八千代市長選挙に、再び出馬し、見事当選を果たし現在に至っています。
1度の落選にも負けることなく、再び挑戦するということは、よほど成し遂げたい事があったのでしょう。
服部友則の学歴
- 1976年3月:千葉県立船橋高等学校 卒業
- 1981年3月:山梨大学教育学部社会学科 卒業
服部友則氏が卒業した千葉県立船橋高等学校は、偏差値が72〜74と千葉県の高校の中でも比較的高く、千葉県の進学指導重点校で文部科学省のスーパーサイエンハイスクールの指定を受けています。
山梨大学は山梨県甲府市にある大学で、偏差値が45.0〜70.0と国立大学の中でも中間に位置しています。
日本では珍しいワイン科学研究所というワインの専門研究所があります。
服部友則の八千代市長としての実績は?
服部友則氏は、公式サイトの中で、八千代市長としての実績をいくつかあげています。
- 副市長の選任
- 保育士の処遇改善
- UR3団地への介護専用駐車場の設置
他にも、京成電鉄株式会社との包括連携協定や保品近隣公園のオープン、「令和3年度障害者等及び高齢者外出支援タクシー券」の交付などが挙げられます。
また実現間近の公約として、以下の政策をあげています。
・待機児童対策で保育園増設
・学童保育所の充実
・放課後子ども教室の拡充
・小中学校のトイレ整備
・小中学校普通教室などエアコン設置に向けた調査業務
・教育のICT化活用事業
・運転免許返納者に対する交通手段の優遇制度
・地域公共交通網形成計画策定に向けた調査業務
・京成沿線の駅再開発
・「かわまちづくり計画」基本設計委託
2017年に掲げていた八千代市長選挙の際の公約を、いくつも実現へ向けて動いている服部友則氏は、市民からの評判もなかなかのものです。
服部友則の政策は?
- 新型コロナ関連施策のさらなる充実
- 学童や保育園の不足エリアへ重点配備
- 次世代を担う人材育成
- 現場の声を反映した在宅サポートへの充実
- 市内の移動を便利にします
- 老朽化に伴い市内に増える跡地の利活用を進めます
- 東葉高速鉄道の運賃・定期料金の低減
- 京成線沿線の駅周辺市街地の活性化
- 新川を中心とした観光事業の推進
それぞれの政策を具体的にピックアップしてみました。
- 非接触式検知器(体温測定器)の導入
- 新型コロナ感染症患者の入院受入支援事業補助金
- 介護サービス事業所における新型コロナウイルス等感染症対応のための 衛生用品備蓄事業補助金
- PCR検査等実施の医療機関助成金
- 新設、認定こども園移行、教室拡大などで増えた学童・保育所合わせて 1079名分の定員人数を不足している地域へ配備
- 小中学校の無線LANやタブレットPC、電子黒板などのICT環境の整備
- 地元就職を希望する高校生の増加を反映し、インターンシップ機会の充実
- 八千代市に3箇所ある介護老人保護施設の適正に配備した長期入院後のリハビリ環境の整備
- 都市計画道路(新木戸上高野線)の早期開通
- 免許返納者への助成継続や公共不便地域への小型バスと福祉タクシーの 併用運行
- 景観や防犯面などの不安がある空き家の利活用
- 東京メトロとの合併を行うことにより、運賃・定期料金の低減を推進
- 高齢化が進んでいる八千代台、大和田、勝田台の京成線沿線のバリアフ リー化
- 千葉県と印旛沼流域6市町で推進している「新川かわまちづくり」による
里山や植物園などの自然を活かした、観光事業や自然体験施設の誘致
服部友則氏の今期掲げている政策は、1期目からの継続のものが多く、再選を果たせば、もっと実現することができるでしょう。
服部友則の評判は?
現職の八千代市長であることもあり、市政運営へは賛否両論が寄せられているようです。
服部友則氏が、公約に掲げている東葉高速道路の値下げに関しては、1期目で実現できなかったことを批判する声もあるようですが、今回の八千代市長選挙でも東葉高速道路の値下げを公約に掲げており、服部友則氏には期待の声が集まっているようです。
服部友則が再選する確率は?
任期満了に伴う八千代市長選挙には、服部友則氏の他に、無所属・新人の元東京都職員の桜井美桜氏と、同じく元市議で無所属・新人の高山敏朗氏の2人が立候補しています。
三つ巴の選挙戦になるようです。
前回2017年の八千代市長選は、このような結果はこちらです。
- 服部友則 22,422票 当選
- 秋葉就一 15,483票
- 谷敷時子 9,135票
- 嵐芳隆 5,489票
- 大塚裕介 5,203票
服部友則氏は、京成線沿線の駅周辺の活性化と、東葉高速道路の運賃値下げを訴え「八千代に暮らして良かったと思える市政の実施」と訴えています。
桜井美桜氏は「身近に感じられる市政」を掲げ、市の課題としてコロナ対策やワクチン接種が不十分であることと、生活困窮者への支援が乏しいと指摘しており、市庁舎の建て替え計画を大規模改修を行うことにより、数十億の浮いたお金をコロナ対策や福祉政策に当てると市民に訴えています。
高山敏朗氏は「キラリと光未来へ続くふるさと八千代」をスローガンに、東葉高速道路の運賃の値下げや、子育て支援、市庁舎の建て替えが進んでいない等と、服部市政を批判しています。
主な論点は、新型コロナへの対応や市庁舎の建て替えになるようです。
服部友則氏は自民・公明両党の公認を受けていますが、桜井美桜氏と高山敏朗氏の2名は党の推薦などは受けていないようです。
組織力で見てみると、他2名の候補者に比べると、服部友則氏が優位であることは否めないのではないでしょうか。
また、服部友則氏に大きな失策が無いことや、新型コロナが蔓延している昨今の状況を鑑みると、今の状況で首長を変えることは望まないと考える市民は多いのではないでしょうか。
服部友則の家族構成は?
服部友則氏は結婚しており、子どもが2人います。
娘さんは結婚して家を出ており、現在は奥さんと長男、服部友則氏の妹と3人で生活をしているようです。
まとめ
- 服部友則氏は1957年生まれで現在の年齢は63歳
- 服部友則氏の学歴は山梨大学教育学部社会学科卒業
- 服部友則氏は八千代市議会議員を務め、議長と副議長を務めていた
- 服部友則氏は千葉県議会議員を務めている
- 服部友則氏は1度八千代市長選に落選
- 服部友則氏は2017年から八千代市長を1期務めている