兵庫県三木市長選挙が2021年5月30日告示2021年6月6日投票の日程で行われます。
仲田一彦氏は兵庫県県西脇市の出身で現在の年齢は48歳です。
仲田一彦氏は、三木市長現職で2期目として出馬します。
大学卒業後から衆議院議員の井上喜一氏の秘書を経て、2007年兵庫県議会議員選挙で初当選と政治家として活動されてきました。
兵庫県三木市長仲田一彦氏の経歴や評判をチェックしていきましょう。
2021年6月7日追記
- 仲田一彦(無所属・現)2万209票 当選
- 薮本吉秀(無所属・元)9,740票
仲田一彦市長が当選され2期目となります。
おめでとうございます!!
仲田一彦の経歴は?
1995年(平成7年)3月:京都産業大学法学部卒業を卒業
1995年(平成7年)4月:衆議院議員秘書
2007年(平成19年) 6月:兵庫県議会議員(3期)
2016年(平成28年)6月:関西広域連合議会議員
2017年(平成29年)7月:三木市長に当選
仲田一彦氏は、1972年(昭和47年)11月5日生まれの48歳で、兵庫県西脇市の出身です。
大学を卒業後は衆議院議員の井上喜一氏の秘書を経て、2007年(平成19年)に行われた兵庫県議会議員選挙で初当選しました。
議会では建設常任委員長、農政環境・産業労働副委員長などを歴任されています。
また、県議団政務調査副会長、県議団副幹事長も務めています。
2017年、三木市の幹部慰労会に市の工事を受注する建設会社社長らが同席した問題を巡り、当時の三木市長の薮本吉秀氏が1年半にわたって虚偽の説明を繰り返したことを認め辞職しました。
これに伴って行われた出直し市長選挙に仲田一彦氏は自民党、民進党、公明党の推薦を得て出馬し薮本氏を破り初当選しました。
三木市長になってからは、全国市長会評議員、全国市長会経済委員会委員、兵庫県治水・防災協会会長、兵庫県市長会副会長をされています。
仲田一彦の学歴
仲田一彦氏の最終学歴は京都産業大学となっています。
兵庫県立西脇高等学校を卒業
京都産業大学法学部を卒業
仲田一彦氏は西脇高校のご出身です。
西脇高校は、兵庫県西脇市にある公立の進学校です。
1940年に誕生した西脇工業高校が前身で、1949年に西脇高校として誕生しました。
高校の偏差値は46~56と平均より高く、兵庫県内では370校中106位となっています。
西脇高校出身の有名人には、画家の横尾忠則さんがいらっしゃいます。他にも大学教授からプロ野球選手まで幅広い分野で活躍している人物がいます。
仲田一彦氏が卒業された京都産業大学は、京都にある私立大学で、産大、京都産大と呼ばれています。
大学の偏差値は47.5~52.5で、準難関から中堅上位の難易度となっています。
大学の特色として、社会を生き抜く力を育成することを目的に大学を飛び出して実践的な教育を学ぶ機会を設けており、このキャリア教育は国内外からも高く評価を得ています。
また、ワンキャンパスなので、学部の垣根を超えて教育を受けることができるという点も特徴のひとつです。
仲田一彦の実績は?
仲田一彦氏は4年前から三木市長に就任し、三木市の市政を引っ張ってきました。
2020年8月発売のAERA合併増大号に、コロナ時代の移住先ランキングが掲載されており、三木市は近畿地区で15位タイに、兵庫県では4位(1位・福崎町、2位・三田市、3位・加東市)にランキングされています。
このランキングは次の8項目を分析した結果で、市町村ごとの住みやすさなどを総合的に評価したものです。
- 住宅(広い家に住める街)
- 買い物(大規模商業施設が充実した街)
- カルチャー(カルチャーを感じる施設がある街)
- 将来性(将来のびる街)
- 子育て(子育てのしやすい街)
- 治安(治安のいい街)
- 医療(医療体制が充実した街)
- 災害・行政(災害対応や行政サービスが期待できる街)
この結果に対して仲田氏は、「防災のまちを掲げる三木市として、将来性のある・子育てしやすいまちづくりを評価されたのはうれしいものです。今後コロナ禍の時代、さらなる高みを目指し、安全で安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。」と話しています。
仲田一彦の政策は?
仲田一彦氏は現職の三木市長ですので、再び市長に就任するとなれば現在の方針を継続するものと思われます。
そこで、令和3年度に発表された施政方針を紹介します。
- 地域資源のフル活用
- 教育のまち
- 雇用の創出
- 観光・交流
- まちの経営
1.地域資源のフル活用
- 金物
三木市で過去5年間取り組んできた「みきかなもんプロジェクト」を、コロナ時代に対応した方法でさらに推進していく。ホームページの外国語対応など。
- 山田錦
コロナ禍で日本酒の消費が低迷しているが、日本酒の海外輸出、特に高級日本酒に関しては輸出金額が伸びている。高級日本酒の原料として山田錦をさらにPRしていく。また、後継者問題にも取り組んでいく。
2.教育のまち
- 小中一貫教育
小中学校の統合にともなって、良質な教育環境への移行を目指し、小中一貫教育への研究を進める。
- 深い学び
三木市では国に先立ち、平成30年度からデジタル教育を進めているため、2021年度末までには、市内全ての小・中・特別支援学校の児童生徒一人ひとりへのタブレット端末の配備を完了させる。
3.雇用の創出
- 企業誘致
ひょうご情報公園都市次期工区を、AIやIoTといった情報基盤の活用と5Gの通信規格を備えた次世代型産業団地として整備することが検討されている。この整備を三木市と兵庫県との共同事業により行う。
- 起業・第二創業の推進
ポストコロナ時代の地方回帰の流れを引き込むため、これまで行ってきた起業・第二創業家への支援に力を入れる。事業の立ち上げ等に必要な経費の一部を最大50万円補助することに加え、空き家を利活用する場合は別途50万円を上乗せする。
- 地域経済牽引事業
三木市は経済産業省の地域未来投資促進法に基づく基本計画の認定を受けていて、金物、山田錦の成長を支援、年間100万人を超えるゴルフ客を市内観光へ誘導を進める。
4.観光・交流
- あじさいフローラみきの整備、誘客促進
- 自転車ツーリズム
兵庫県が進める「ひょうごサイクリングモデルルート」のひとつに「山田錦の里ロングライドコース」があり、このコースの拠点として山田錦の郷や道の駅みきが加えられた。この場所をサイクリングの発着地として、利用してもらえるようサイクルステーションの整備を行う。
5.まちの経営
- 公共施設再配置
現在の公共施設を維持管理するための費用が足りていないため、施設の廃止、縮小、転用、複合化や民間移譲を図る。
- 行政運営の効率化
人件費の適正化、行政運営にデジタル技術を取り入れ効率化、これらを行うために総務部に新たに「経営管理課」を設置。
仲田一彦が当選する確率は?
2017年の市長選挙では、対立候補であった薮本吉秀氏の不祥事による支持の低下も相まって仲田氏は圧勝しています。
<2017年の三木市長選挙の得票数>
仲田一彦 26,727票
薮本吉秀 9,667票
兵庫県議会議員選挙に当選した際には、三木市選挙区で出馬し1位で当選しています。
2期目も1位で当選していますが、3期目は無投票で当選しています。
仲田一彦の妻や子供は?
仲田一彦氏は奥さまと、2男1女のお子さんの5人家族です。
まとめ
- 仲田一彦氏の年齢は、1972年(昭和47年)生まれの48歳
- 仲田一彦氏の最終学歴は京都産業大学
- 仲田一彦氏の経歴は、大学卒業後、衆議院議員の秘書を経験し、2007年に兵庫県議会議員に立候補し初当選
- 仲田一彦氏は初当選から3期県議を務めている
- 仲田一彦氏は2017年に三木市長選挙に立候補し当選