愛知県西尾市長選挙が2021年6月13日告示、2021年6月20日投開票の日程で行われます。
中村健氏は愛知県西尾市の出身で、現在42歳です。
中村健氏は現職の西尾市長で2期目として出馬します。
西尾市議会議員などを経て、2017年初めて西尾市長となりました。
愛知県西尾市長中村健氏の経歴や評判をチェックしていきましょう。
中村健の経歴は？
中村健氏は、1979年4月25日生まれの42歳で、愛知県西尾市の出身です。
現在は、西尾市長を務めています。
- 1998年3月：愛知県立岡崎高等学校卒業
- 2004年3月：大阪大学法学部卒業
- 2005年4月：西尾市役所入所
- 2011年4月：愛知県庁へ出向
- 2013年5月：西尾市議会議員選挙に初当選
- 2017年6月：西尾市長選挙に初当選
中村健氏は中学校までを西尾市で過ごしたのち、高校は愛知県岡崎市にある愛知県立岡崎高等学校に進学しています。
その後は、１年間の浪人生活を経験した後、国立大学である大阪大学へ進学しています。
そして西尾市役所に入所後は、西尾市民病院に配属後、2009年に商工課へ移動になっています。
愛知県庁に出向し、観光コンベンション課に配属になっています。
その間、自由民主党が設立した「愛知政治大学院」の第6期を終了しています。
2013年1月に西尾市役所を退職し、同年5月26日に実施された西尾市議会議員選挙で初当選しています。
そして、2017年6月に行われた西尾市長選挙に立候補し、現職の西尾市長だった榊原康正氏を破り、西尾市長選挙に初当選しました。
同年7月5日に市長に就任し、現在2期目を狙っています。
中村健の学歴
- 1998年3月：愛知県立岡崎高等学校卒業
- 2004年3月：大阪大学法学部卒業
中村健氏が卒業した愛知県立岡崎高等学校は、愛知県岡崎市明大寺伝馬に所在する高等学校です。
偏差値は72と、愛知県下にある公立の高等学校では1番の偏差値を誇っています。
また、大阪大学の偏差値は57.5〜70.0で、国立大学の中では優秀な大学です。
その中でも法学部の偏差値は、65.0となっております。
卒業生には、ニッカウイスキー創業者である竹鶴政孝氏や小説家の横溝正史氏、衆議院議員の黄川田仁志氏がいます。
中村健の政策は？
中村健氏の政策は、大きく4つに分けることができます。
- 子育て支援、教育支援
- 医療・介護・福祉
- 産業・観光・スポーツ・文化
- インフラ整備・環境・防災防犯・消防
1.子育て支援、教育
- スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、学校司書、日本語教育指導支援員、特別支援教育に関わる人員等の配置の拡充
- 主に小学生以下の子どもを対象とした室内の遊び場の整備
- 民営化を検討しながら保育園・幼稚園の園舎の改修・建替えを進めるとともに、３歳未満児の定員の拡大
- 子ども家庭総合支援拠点を設置し、要支援児童や要保護児童の支援体制を強化
- 入院医療費の助成対象の拡大
- 市で食材費を賄い、西尾市の食材を使ったスペシャルメニュー給食を定期的に行う
2.医療、介護、福祉
- 接種会場の確保と、ワクチンの供給量について、迅速かつ十分な量の確保
- 大学医局や県の関連部局に医師の派遣を要望するためのトップセールスの実施
- 病院経営や医療業界の情報に精通した人材の採用を行い、市民病院の事務機能を強化
- 利用者の要介護度が改善された場合に、事業者に報酬を支払うインセンティブ制度の創設
- 一人ひとりが役割を持ち、支えながら暮らしていく「地域共生社会」の実現。社会福祉協議会や地域包括支援センターの機能強化、認知症対策、高齢者の就労促進等に取り組み
- 障害を持つ人に対する各種相談や情報提供などの支援を強化し、総合的に行うため、基幹相談支援センターの設置
- 障害者雇用率の向上や雇用の定着を図るため、ハローワークや産業界との連携の強化
3.産業、観光、スポーツ、文化
- 「スポーツまちづくりビジョン2040」の策定
- ビジネスサポートセンターの設置
- 中心市街地活性化計画の策定
- 農業をはじめとする産業のスマート化（ＩＣＴ化）の支援
- アサリ資源の回復に向け、大学との調査研究を進めるとともに、県と連携・協力した取り組みの継続
- 中小企業・小規模企業振興条例の策定
- 西尾市文化会館の改修
4.インフラ整備、環境、防災・防犯、消防
- 人口増加、産業振興、生活環境整備等の観点からの都市計画見直しの実施
- 吉良地区への大規模工場進出に伴った、最寄り駅近辺のロータリー整備の推進
- ゼロカーボンシティの表明を行い、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロへ
- ごみの排出量を削減するため、旧西尾市と旧幡豆郡地域における不燃ごみの排出方法の統一とリサイクル率の向上、生ごみの堆肥化、「ごみ問題を考える市民会議（仮称）」の立ち上げ
- 大型台風や集中豪雨に備え、水路の改修、貯水池の整備、河川改修の要望等、雨水排水対策の推進
- 自主防災会への補助金の補助率を上げ、災害時に使用する備蓄品の充実
- 市内全域の防犯灯のLED化の実施
中村健の実績は？
中村健氏の実績として、以下の点が挙げられます。
- 市内の全小中学校と公立幼稚園へのエアコン設置
- 西尾市歴史公園の「二の丸丑寅櫓」の再建
また、新型コロナウイルス感染症拡大では、以下の緊急対策を行なっています。
- 水道料金の6か月間の基本使用料無料化
- 雇用調整助成金の上乗せ補助などで事業規模は約9億円。
- 県の休業要請協力金の対象外となる旅館やホテルに1か所当たり25万円を支給
- 吉良温泉観光組合には入湯税の約50％、460万円を支給
- PayPayと連携し、独自に10％分のポイント還元を市内の飲食店で実施
- 自身の5月分の給与を全額カットするとともに副市長、教育長の5月分の給与を20％減額
- 解雇で社宅や寮から退去を余儀なくされている人への市営住宅の提供（最大6カ月）
- 条件に該当する児童・生徒約1,000人への給食費の特別支給
- 中小企業事業者に向けた、家賃などの80％（上限15万円）を補助する「事業継続応援家賃補助金」の実施
- 市内小中学校および佐久島しおさい学校に通う児童生徒1万5,200人に一人当たり3,000円分の図書カードを配布
中村健の評判は？
SNSなどを使用したコロナウイルスの感染者情報などの発信や、政策の発信などを行なっています。
市民から寄せられたコメント欄などを見ると、はやり全てが全て、肯定のコメントばかりではありませんが、若い市長を応援するコメントなどは多く見られます。
中村健が再選する確率は？
前回2017年6月25日に行われた西尾市長選挙の結果は、次の通りです。
＜2017年西尾市長選挙得票数＞
- 中村健（無所属新）58,351票
- 榊原康正（無所属現）31,187票
今回2021年6月に実施される西尾市長選挙に、中村健氏は立候補を表明しています。
市長選には、元西尾市職員の菅沼賢次氏が立候補を表明しています。
菅沼賢次氏は自らの公約を「すがぬま8策」と命名しています。
主な政策としては、コロナ対策、市民病院の市内中心部への移転、米津橋（名鉄）の掛け替えと映画館つき、大型商業施設の誘致などを掲げています。
組織力で見てみると、自民党は中村健氏の支持を表明しており、対する菅沼賢次氏は立憲民主党が支持を表明しています。
組織力で言うと、中村健氏が有利であることは否めないのではないでしょうか。
また中村健氏は現職で積極的なコロナ対策などを行なってきており、このことなどを踏まえると中村健氏の再選の確率は高いと言えるのではないでしょうか。
中村健の妻や子どもは？
中村健氏は結婚しており、長男と次男がいるようです。
詳しい情報などは公開されていませんが、分かり次第追記しています。
まとめ
- 中村健氏の学歴は、1998年3月に愛知県立岡崎高等学校卒業、2004年3月大阪大学法学部卒業
- 中村健氏の経歴は、2005年4月に西尾市役所入所、その後2013年5月に西尾市議会議員選挙で初当選、2017年6月に西尾市長選挙で初当選し西尾市長現職
