神奈川県横須賀市長選挙が2021年6月20日告示、2021年6月27日投開票の日程で行われます。
上地克明氏は神奈川県横須賀市の出身で、現在67歳です。
上地克明氏は現職の横須賀市長で2期目として出馬します。
衆議院議員秘書などを経て、横須賀市議会議員を4期務めました。
神奈川県横須賀市長上地克明氏の経歴や評判をチェックしていきましょう。
上地克明の経歴は?
- 1977年(昭和52年)3月:早稲田大学商学部卒業
- 1977年(昭和52年)4月:株式会社ニチリョウに入社
- 1978年(昭和53年)2月:衆議院議員秘書兼新自由神奈川県クラブ広報副委員長に就任
- 1983年(昭和58年):神奈川県議会議員選に落選
- 1987年(昭和62年):神奈川県議会議員選に再び落選
- 2003年(平成15年):横須賀市議会議員選に初当選(4期)
- 2017年(平成29年)6月:横須賀市長選に初当選
上地克明氏は、1954年(昭和29年)1月29日生まれの67歳です。
神奈川県横須賀市吉倉町に生まれました。
大学卒業後、株式会社ニチリョウに入社します。
株式会社ニチリョウは砂糖や小麦粉などの製菓材料を卸している会社です。
しかし、入社から1年も経たない間に、衆議院議員田川誠一氏の秘書と、新自由神奈川県クラブ広報副委員長を兼任します。
その後1983年(昭和58年)と1987年(昭和62年)に、神奈川県議会議員に立候補しますが2回とも落選します。
2003年には、地元である横須賀市議会議員選挙に立候補し、初当選します。
その後、4期にわたり務めました。
2017年6月に横須賀市長選に立候補し、当選しました。
上地克明の学歴
- 1966年(昭和41年)3月:横須賀市立逸見小学校卒業
- 1969年(昭和44年)3月:横須賀市立桜台中学校卒業
- 1972年(昭和47年)3月:神奈川県立横須賀高等学校卒業
- 1977年(昭和52年)3月:早稲田大学商学部卒業
上地克明氏は、神奈川県立横須賀高校のご出身です。
横須賀高校は神奈川県横須賀市にあります。
偏差値は67と高く、東京大学、横浜国立大学などへの進学実績も多くあります。
小泉純一郎元内閣総理大臣を輩出した学校としても知られています。
上地克明氏は、早稲田大学商学部を卒業されています。
早稲田大学は東京都新宿区にある私立大学です。
上地克明氏の卒業された商学部の偏差値は65〜70とされています。
経済界だけでなく、竹下登氏や森喜朗氏など、政界にも多くの人物を輩出しています。
上地克明の政策は?
上地克明氏は現職の横須賀市長です。
次の横須賀市長選でも、これまでの政策・公約を引き続き掲げています。
- 福祉
- 子育て・教育
- まちづくり
- 地域活性
- 自然環境
1.福祉
上地克明氏は、福祉こそがすべての政策のなかで、最も優先すべきことだと訴えています。
横須賀市民の健康や長寿を支えるための体制づくりを促進します。
そして、福祉の現場で働く人々を支援し、福祉の担い手となる人材の育成にも力を入れます。
また福祉をより円滑なものにするため、先端技術の活用を促進します。
2.子育て・教育
上地克明氏は、これまでも子育てを支援する政策を打ち出し、実現してきました。
その延長として、まず市立こども園を中央・南・北の三地域に新たに整備します。
そして病児・病後児センターを中央・南・西の三地域に設置します。
また児童の放課後の居場所として、放課後こども教室をさらに拡大・充実させます。
これは上地克明氏が掲げてきた『誰もひとりにさせない街』の実現への一歩でもあります。
子どもへの配慮だけではなく、子育てをする側のサポートも強化します。
LINEなどのツールを使用して、悩み相談などが気軽にできる環境づくりをします。
地域社会のつながりが希薄になりつつある今、高齢者の孤独死や高齢者への虐待、引きこもりなどが増えています。
適度な地域社会のつながりを持つことで、すべての市民が孤立しないまちづくりをします。
その交流の場として、子どもから高齢者までのあらゆる市民が世代を超えて交流できるコミュニティづくりに取り組みます。
また各行政センターに、常設の生活相談窓口を設置し、地域での悩みごとや困りごとの解決を図ります。
4.地域活性
上地克明氏は、福祉への財源を生み出すためとして、観光や経済の活発化に取り組んできました。
東海岸・西海岸ともに横須賀の観光拠点となる施設をリニューアルし、集客を促します。
また、横須賀の海に面した立地を活かし、ウインドサーフィンなどのマリンスポーツを通して、地域の活性化を図ります。
民間企業と連携して、おしゃれさと発信力をあわせ持つ、お土産品の開発などにも力を入れ、地域経済の発展を促進します。
5.自然環境
上地克明氏は自然環境問題にも取り組む姿勢を示しています。
東西を海に囲まれた横須賀市で、海洋プラスチックごみは大きな問題になっています。
横須賀のきれいな海を守るために、市民・市役所など横須賀市全体で協力して、海洋プラスチックごみ対策に取り組める環境づくりを促進します。
また2050年までに二酸化炭素排出量をゼロを目指し、条例の制定などを行い、環境を整備します。
上地克明の実績は?
上地克明氏は、子育てを支援する政策を多く打ち出してきました。
まず小学校6年生までが対象であった小児医療費の無償化を、所得制限なしで、中学校3年生まで延長しました。
2020年(令和元年)10月から、幼稚園・保育園・認定こども園などを対象とした、幼児教育の無償化を実現しました。
そして中学校の完全給食は、2021年(令和3年)9月下旬からの予定ですが、実施が決定しています。
上地克明の評判は?
横須賀市長に就任してから、福祉や子育てを中心にさまざまな実績を作った上地克明氏を、横須賀市民は評価していると言えるでしょう。
増え続ける子どもへの虐待に対するコメントで、少々注目を浴びることもありました。
しかし、動物火葬場を廃止し、生ゴミと同じ処理をする、という横須賀市の方針には、動物愛護の観点から批判を受けました。
上地克明が再選する確率は?
上地克明氏は、現職の横須賀市長です。
2017年(平成29年)の横須賀市長選では、上地克明氏に次いで得票数の多かった吉田雄人氏と約12,000票の差で当選という、油断のできない状況でした。
これまでの政策が、市民にどう受け止められているかが上地克明氏の再選を決めるでしょう。
上地克明の妻は?
上地克明氏の奥さまは、嗣奈江(しなえ)さんという方です。
航空会社で、客室乗務員をされていたようです。
現在は、上地克明氏の活動のサポートに専念されているようです。
上地克明の息子は上地雄輔?
上地克明氏には、息子さんが2人います。
長男は、タレントとして活躍している上地雄輔さんです。
2017年(平成29年)の横須賀市長選のときも、上地雄輔さんの父が出馬すると、話題になりました。
次男の亮輔さんは、広告代理店に勤務しているようです。
まとめ
- 上地克明氏は1954年(昭和29年)1月29日生まれの67歳
- 上地克明氏の最終学歴は早稲田大学商学部
- 上地克明氏は、大学卒業後一般企業勤務を経て、 衆議院議員秘書などを務める
- 上地克明氏は、2003年(平成15年)から横須賀市議会議員を4期務めた
- 上地克明氏は2017年(平成29年)に横須賀市長に就任
- 上地克明氏の長男はタレントの上地雄輔さん