2021年10月10日よりまたまた面白いサスペンスドラマがスタートします!
その名も『真犯人フラグ』です。
誰が犯人か分からない毎回、放送中考察するのが楽しみになる ドラマが『真犯人フラグ』です。
『真犯人フラグ』のストーリーは、幸せな日常を送っていた家族4人が急に失踪してしまうところからスタートします。
黒幕は誰なのか最終回までネタバレを含め考察していきます。
真犯人フラグ考察犯人黒幕は誰?
真犯人フラグ1話放送終了後からかなり考察合戦が始まっていますね。
ここでは、ドラマ放送終了後に怪しいと思った人を犯人、黒幕としてどんどん考察していきます。
かがやきの教祖を犯人黒幕として考察
篤斗が誘拐されたときに使われた白い車がかがやきの世界のものであるということは間違いありません。
防犯カメラの映像から、そのとき運転をしていたのが誰かということはわかりませんでしたが、阿久津刑事たちがかがやきの世界を調べに行ったとき、誘拐に使われたと思われる白い車はすでに処分されていました。
阿久津刑事も、クロに間違いないと言っていましたが、失踪事件にかがやきの世界が関与していることは間違いありません。
また、13話では、かがやきの世界に潜入したぷろびんの映像も放送されました。そこには、教団の建物内部の映像が映されていて、「影断ちの間」と呼ばれる部屋も登場しました。
その映像を見てみると、かつての放送でバタコさんとおぼしき人物が、誰かを監禁していた部屋にとてもよく似ていることがわかります。
かつての放送時は、精神病院の病室のようだとも思われましたが、かがやきの世界の宗教施設だったようです。
凌介を襲ったのもかがやきの世界の信者であるバタコさんで、篤斗を誘拐し監禁していたのもかがやきの世界だったようです。
ただし、まだ発見されていない真帆と光莉を誘拐、監禁したのもかがやきの世界かどうかははっきりとしていません。
15話、かがやきの世界に潜入しているぷろびんが教祖たちが裏山で何かを隠しているような姿を目撃していました。
ぷろびんは死体を隠しているのではないかと勘ぐっていましたが、果たして本当にそうなのでしょうか。
確かに、篤斗を誘拐したときに使われた車がかがやきの世界のものだったようではありますが、教団が殺人をしたりはしていないのではないかと思います。
今のところ確実に殺人を犯したとはっきりしているのは、バタコさんが元夫の中村充を殺したという1件だけです。
どちらかというと、かがやきの世界はバタコさんの犯罪を裏から手助けしているという構図なのではないかと思います。
16話は、かがやきの世界がバタコさんに殺された中村充の死体を裏山から掘り出して棺桶に入れていたというラストで終わりました。
また、死体は1体だけではなく、2体ありました。もう1人の死体は誰のものなのでしょうか?
一つの可能性としては真帆が既に殺されているということも考えられます。
充役の前野さんの身長が168cmで真帆役の宮沢さんは167cmですので、ちょうど同じくらいです。
ただ、すでに真帆が死んでいるとすると、光莉の美容院の予約の電話を入れたのは誰かなど、辻褄の合わないところが出てきます。
もう1体の死体はバタコさんが充以外に襲った人物と考えるのが自然でしょう。バタコさんが「影」だと思っていた人物ということになります。
かがやきの世界では、自分に都合の悪い人物や存在を「影」として扱い、「影断ち」と称して、その存在を消すというのを信条としているようです。
過去、バタコさんにとって都合の悪い人物をすでに何人か殺しているのではないかと思います。
強羅誠を犯人黒幕として考察
前回から登場した、ダチョウ倶楽部の上島さん演じる怪しい男・強羅誠。
11話では、自殺希望者の補助をするような仕事をしていましたね。この強羅という人物は、凌介の失踪事件とどう関わっているのでしょうか。
11話では、女性が飛び降り自殺をしたのを見届けつつ、河村と連絡を取っていました。
また、10話では路地裏で林と話をしていましたね。
ところで、10話で強羅はゴミ箱の中にアツアツのコーヒーを流し込んだ後、蹴っていましたが、中には何が(誰が)入っていたのでしょうか?
男性の声がしたようにも思えました。物語とは全く関係のないシーンだったのか、後で明らかになるのか…。
いずれにしても、強羅が普通の人物ではないということがよくわかるシーンでした。
また、強羅は、林とは昔からの知人ということで、等々力建材と住愛ホームとの癒着についても深く知っているようです。
失踪事件の真犯人ではないにしても、林の殺害の実行犯である可能性はあると思います。
11話のラストで、林の恋人である茉莉奈が心配していたとおり、林は殺害されてしまいました。
林のことが邪魔になった等々力社長が、強羅を使って林を消したというのが濃厚なように思います。
ここまでの強羅の行動を見ていると、強羅は探偵のような情報屋のような便利屋のような、つまり金さえもらえればなんでもやるという人物のようです。
今後も、物語をひっかき回すという人物ではあるものの真帆たちの失踪事件とは直接関与していないのではないかと思います。
13話で強羅は、別れさせ屋のようなことをしていました。強羅は、金さえもらえれば何でもやるという男のようです。
1話でエリンギ王子の事件が話題になりましたが、ひょっとすると、その事件も裏で動いていたのは強羅かもしれません。
また、13話では河村と車の中で強羅が話していました。仲の良い二人という感じではなく、河村は強羅を嫌悪している感じでした。
河村が雑誌の編集長ということで、これまで強羅を情報屋のように使っていたという関係性なのかもしれません。
強羅が自分の意志で今回の事件を計画したというのは考えにくいですが、金で誰かに雇われて、誘拐・監禁の手助けをしているということは十分に考えられます。
14話では、日野と強羅の関係が強いものなのではないかというシーンがありました。
至上の時で日野が強羅に「ごめんね、強羅くん。続きは、また今度」と声をかけたのでした。
強羅が至上の時にいること自体が驚くべきことなのですが、なぜ日野と強羅が仲良さげにしているのでしょうか。
また、河村は強羅のことをつき合わない方がいい人間と言っています。様々な事件に関わっていると思われるにも関わらず、しっぽを掴ませることをせず、裏で暗躍し、利益を得るという一筋縄ではいかない人物だからということですね。
そんな要注意人物である強羅と日野はどんな関係なのでしょうか。
日野の話に何度か登場する日野の妻と関係があるのではないかとも思われます。ひょっとすると、すでに登場している人物の中の誰かが日野の妻で、その関係で日野と強羅がつながっているのではないかという可能性もあります。
予想の域を超えませんが、日野の元妻が朋子で、清明は日野と朋子との間の子ではないでしょうか。
15話でも強羅が裏で動いていました。
まずは強羅が凌介の住む団地に部屋を借りていました。いったい何のために凌介のいる団地に部屋を借りたのでしょうか。
また、林を殺害する様子を撮影した動画をいじっているシーンもありました。林を殺害する人の顔を次々に変えて遊んでいるようにも見えました。
入れ替わっていた顔は、凌介、瑞穂、河村、日野でした。このうちの誰かに林殺害の濡れ衣を着せようとしているようです。
また、林殺害の動画を持っていたということは、強羅が殺害の実行犯である可能性が非常に高いですね。
さらに、強羅が高度なフェイク動画を作るのが得意であるということもわかりました。
篤斗が凌介のことを真帆を殺害したと思いこむきっかけとなった動画は強羅が作ったものある可能性も高くなりました。
団地の主婦が強羅にゴミ出しについて注意をしていましたが、あのゴミはいったいなんだったのでしょうか。強羅は外に落ちていたものを代わりに捨てておいただけだと言っていましたが、おそらくうそでしょう。
誰かの死体の一部?のようにも見えましたが、強羅の不気味さは回を重ねるにつれてひどくなっていますね。
強羅が自分の意思でこれらのことを行っているとは考えにくいので、凌介の住む団地の部屋を借りたのも、フェイク動画を作っているのも誰かからの依頼である可能性が高いです。
とすると、やはり等々力建材や住愛住宅の依頼ということかと思います。
林殺害の実行犯は会社から頼まれた強羅で、その犯行を誰かになすりつけるためにフェイク動画を作っているというのが真実なのではないかと思います。
16話では、強羅が篤斗の入院している病院にやってきました。
猫おばさんにつかまり、病室までたどりつくことはできませんでしたが、このときの強羅の目的は何だったのでしょうか。
ふつうに考えると篤斗を殺害しにきたとなりそうですが、これまで直接手を下してこなかった強羅がここへきて、人目につく病院に凶器をもって現れたのには何となく違和感があります。
昼間に人目につく病院に現れたのは、よっぽど差し迫った理由があるのか、それ以外の目的があったのか。
また、強羅が持っていたのは、ナイフなどの刃物ではなく、ピザを切るためのルレットのようなものでした。
人を殺す道具としては、これもやや不自然ですね。さらに、どうして、あのタイミングで猫おばさんが病院にいて、さらに、強羅が何かを企んでいるということを察して、それを止めたのでしょうか。
「全部偶然」とするには、ちょっと無理があるように思います。猫おばさんと強羅にも何か特別な関係があるのでしょうか。
18話では強羅は、おとなしかったですね。
河村から誰かの調査を依頼され調べていました。誰の依頼かははっきりとはしていません。河村から依頼を受けた強羅が、身近な人ですねと言っていたので、河村に近い人物ということのようです。
可能性が高いのは橘か瑞穂のことではないでしょうか。
結果的に橘は逮捕されることになりますし、瑞穂も姉が過去に殺されたという新しい事実が判明します。
本当に橘が犯人なのか、また、瑞穂の過去がどんなものなのかを強羅に調査させたのではないかと思います。
また、強羅が凌介の住むマンションに引っ越してきた理由もはっきりしません。凌介のことをいつでも監視できるように引っ越してきたのでしょうか。
18話の中でも強羅が凌介のことを見ているというシーンがありました。あるいは、凌介のことをいつでも狙えるようにということなのかもしれません。
19話で瑞穂の姉と林は元恋人(婚約者)であったことがはっきりしました。
また、真帆と関係をもった林が瑞穂の姉と関係を断つために別れさせ屋として強羅に依頼をしていたことも判明しました。
さらに監禁されていた一星の手錠を切って逃がしたのも強羅であることがわかりました。ここまでくると、強羅が真犯人なのではと思いますが、やはり強羅はあくまで誰かに頼まれたことを金をもらって行っているというのに過ぎないと思います。
林に強い恨みをもつ瑞穂が、その復讐のために、今度は強羅を使って林を殺害させたという可能性が高いと思います。
瑞穂にしてみれば、大事な姉を振って死に追いやった上、自分の慕っている上司である凌介の家庭を崩壊させた林は、憎い存在以外のなにものでもありません。
かつて、林が強羅に依頼したように、自分も強羅に依頼して林を殺させたのではないでしょうか。
19話のラストで瑞穂が小説をSNSにアップし、「物語を終わらせる」と宣言したためにあたかも瑞穂が真犯人のように見えましたが、真実はそうではないと思います。
瑞穂が「物語を終わらせる」といったのは、自分がSNSにアップした小説のことで、この小説は本当の真犯人をおびき寄せるためのものだと思われます。
橘が真犯人でないと分かった今、やはり、橘と瑞穂は裏で協力して真犯人をあぶり出そうとしているのだと思います。
18話で橘が逮捕前にパソコンで作業をしていましたが、これは、小説を書いていたのではないでしょうか。
20話の次回予告で橘は小説のことを「切り札」と言っていますので、橘も小説の作成に関わっていると思われます。
そして、自分はわざと逮捕され、その作業を瑞穂に引き継いだのだと思われます。
小説が切り札となって真犯人が暴かれるということで、真犯人は大学のサークル仲間である凌介、河村、日野、真帆の誰かである可能性が高いのではと思います。
謎の男を犯人黒幕として考察
第5話から登場している「謎の男」の存在も気になります。
真犯人フラグ公式サイトの相関図にも「謎の男」としか書かれておらず、まさに謎の男です。
第5話では、凌介が突き飛ばされてトラックに轢かれそうになった現場にも、この謎の男はいました。
また、第6話では、ついに、謎の男が凌介に接触してきました。踏切ですれ違ったときに、凌介に対して、「どこかでお会いしませんでしたか」と声をかけてきました。
凌介の方は、まったく覚えがない様子でしたね。
続けて謎の男は「多分、10年くらい前だと思いますが」と言いますが、凌介はそれでも思い出せませんでした。
凌介が名前を聞こうとするものの、電車が横切って、謎の男は姿を消してしまいました。
ここまで正体が不明だと、真犯人がこの謎の男なのではないかと疑ってしまいますね。
年齢は凌介と同じくらいに見えますので、ひょっとすると、冷凍遺体として発見された少年の父親ではないかという可能性もあります。
冷凍遺体の少年に関して、凌介に何らかの恨みがあり、今回の誘拐事件を起こしたのではないかという推理もできそうです。
第7話で「謎の男」の名前が明らかになりました。
名前は「中村充」です。公式ホームページの相関図も「謎の男」から「中村充」に変わっています。
亀田運輸の前でぷろびんと遭遇した謎の男が名前を問われて、自分で「中村充」と名乗ったことではっきりとしました。
バタ子さんと思われる女性のスマホに「充さん」という入電があるシーンがなんどかありました。
名前が「充」で一致しているので、この電話の主は中村充であることはほぼ間違いないと思われます。
ただ、ぷろびんに簡単に自分の名前を明かしていることから、一連の犯行の真犯人である可能性は低いと思われます。
バタ子さんの元夫で、冷凍遺体として発見された少年の父親であるというのがその正体ではないかと思います。
冷凍遺体のことがニュースになったので、凌介のことを付け回したり、元嫁であるバタ子さんに連絡を取ろうとしているものとみられます。
第9話のラストでついに姿を現したバタコさんに埋められかけて、頭を殴打されてしまった中村充。
公式サイトの相関図を確認してみると、写真が灰色になっていました。
ということは、バタコさんによって殺されてしまったということでしょうか。中村の生死については次回以降、明らかになると思います。
また、第9話では中村が冷凍遺体の確認を行うために警察に行っていました。警察には「違います」と答えたものの、その後誰かに電話していました。
おそらく相手はバタコさんであると思われます。また、中村に提示した運転免許から中村の住所と生年月日が明らかになりました。
生年月日:昭和61年7月31日。住所:東京都世田谷区松山3-4-11
冷凍遺体の子は6年前に10歳ということは生きていれば17歳ということになります。
中村は現在34歳なので、冷凍遺体の子の父親だとすると彼が17歳の時の子供ということになります。
さすがにこれはは考えにくいので、冷凍遺体の子は妻であるバタコさんの連れ子ではないかと思われます。
そして、その父親は林で、バタ子と林が協力し合っているという可能性が高いです。
菱田朋子を犯人黒幕として考察
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真犯人フラグ第1話で怪しかったのが菱田親子です。
- 相良凌介の妻真帆のママ友なのに、スマホの連絡先に電話番号が登録されている
- しかもその連絡先登録が仕事関係の括りにされている
- 相良家新居の担当をしている住宅メーカーの林さんの結婚相手(プロポーズの相手)?
- 相良凌介が勤務する亀田運輸のカスタマーサービスに掛かってくるクレーマー?
- 5年前に凌介のマンションに引っ越してきた(冷凍された遺体との関係は?)
- 第3話でサッカー教室のコーチと嘘の証言の口裏合わせしている
- 第4話で凌介の家で手料理を振る舞う
- 第4話で、菱田家の押し入れに子供がビックリするものが隠されていた
菱田朋子は、相良凌介の妻真帆のママ友です。
相良凌介の息子である篤斗と同じ学年の子供がいます。
この菱田朋子が怪しいと思う点は、まず相良陵介がスマホに連絡先を登録していて
一般的に妻のママ友の連絡先を登録するか?という疑問があります。
そして、相良陵介の連絡先はアイコンの色分けがされていて
仕事関係がオレンジ色でありました。
このオレンジ色は、仕事関係の括りなのかな?と思わせる感じであって
なぜ、そこにママ友である菱田朋子の名前がオレンジ色に設定されているのか?
という点も疑問です。
そして、相良家の新居の担当をしている住宅メーカーの林さんが
第1話で「相良さんの家族を見て結婚を決めました」と話していて
これが実はこの林さんの結婚相手が菱田朋子なのではないか?
相良凌介が勤務する亀田運輸のカスタマーサービスに掛かってくるクレーム。
このクレーマーは菱田朋子なのでは?という点。
第3話では、朋子にも動きがありました。
朋子がサッカー教室に現れ、ネット越しにコーチである山田と話をしていました。
山田との間に何か二人だけの隠し事があるようでしたね。
山田の方は朋子に気があるようなそぶりを見せていましたが、朋子の方は全くその気はなさそう。
失踪事件に二人が関わっているのは間違いないと思われます。
篤斗が17時30分にサッカー教室に来てた証言は嘘で朋子と山田はその口裏合わせをしているのではないかと思われます。
また、第3話では朋子が凌介のことを心配して手作りのカレーを持ってくるというシーンもありました。
朋子は凌介のことが好きというのも、間違いなさそうです。
となると、朋子はサッカー教室のコーチである山田を使って嘘の証言を成立させ、自分が好きな凌介の妻である真帆を誘拐、もしくは殺害したという線も考えられそうです。
第4話では、凌介への愛情が爆発してしまいました。
これまでは自宅で作った料理を凌介の部屋まで持ってきていましたが、第4話ではとうとう凌介の部屋に上がりこんで料理を作り始めてしまいました。
「真帆がいないので…」とやんわり断りたい凌介を尻目に、「一緒に料理をしたことがあるので、ここの勝手は知っているのです」と一人で盛り上がっていました。
朋子が犯人だとすると、やはり、凌介を自分のものにしたいということでしょうか。
さらに、第4話のラストは、朋子の息子が、部屋の押し入れで何かを発見したというところで終わりました。
朋子の息子は押し入れをあけると、腰をぬかしてしまいました。
ということは、そこには小学生でも分かるような衝撃的なものが隠されていたということになりますね。
朋子は押し入れの中を覗いた息子に対して「しーっ」と内緒にするように言いました。
押し入れに隠されていたものの正体としては、
- 真帆たちの遺体
- 凌介の遺影
が考えられます。
真帆たちの失踪事件の真犯人は朋子ですでに真帆たちは殺されていて、その遺体を朋子は自宅の押し入れに隠していたというものです。
これを見たら、小学生であってもびっくりして腰をぬかしてしまうでしょう。
もう一つの可能性として、第3話のラストで凌介のお葬式のようなことをしているシーンが映されました。
あのお葬式のようなことを行っていたのは朋子で、押し入れの中にはあのセットが隠されていたのではないかという推理です。
こちらも、朋子の息子にしてみれば友達のお父さんの遺影が自分の部屋の押し入れに隠されていたらびっくりすることでしょう。
また、朋子は凌介のストーカーになっていて、押し入れには凌介関連の写真や盗んだ私物などが大量に隠されていたという推理もできそうです。
いずれにしても、回を重ねるごとに朋子の行動が少しずつ異常になっているように思います。
朋子から目が離せませんね。
第5話で最も怪しい動きをしていたのが朋子でした。
相良家の窓を下からじっと眺めていたところを警察に声をかけられた朋子。また、今回も凌介しかいない相良家に上がりこんでいました。
加えて、押し入れの中を覗いた朋子の息子は、よほどそれがショッキングなものだったのか、第5話ではずっとぼう然自失という感じでした。
第5話のラストで、凌介が朋子の部屋を訪れたとき、朋子の息子は凌介を見てぎょっとしたような表情を見せていました。
やはり、押し入れの中身は凌介に関わるものであるというのは間違いなさそうです。
そして、決定的だったのは、凌介が朋子の部屋を訪れたとき、傘立てに真帆の傘があるのを見つけることになりました。
傘には限定のサインがありましたので、朋子の部屋にあった傘が真帆のものであるのはほぼ間違いありません。
第5話は傘の向こうに不気味に朋子が立っているというシーンで終わりましたが、なぜ朋子が真帆の傘を持っているのでしょうか。
やはり、朋子が真犯人なのでしょうか。第6話は、凌介と朋子がにらみ合っているシーンから始まるはずですので、展開が楽しみです。
第6話で赤い傘のことを聞かれ、真帆とお揃いのものをメルカリ的なサイトで購入したという朋子。
また、ドラレコの画像を朋子に見せて、確認しましたが、「これは自分ではない」とはっきり否定しました。
また、真帆と部屋の合鍵を共有しているというのも、怪しいですね。何らかの方法で勝手に凌介の部屋の合鍵を作ったのではないかとも思われます。
凌介は朋子のことを信用しているようですが、疑いは深まるばかりです。
ただし、一方で朋子は誘拐事件に関わっていないのではという証拠もそこここに見られます。
まず、ドラレコに映っていた赤い傘の女ですが、これが朋子だとすると、篤斗との身長の関係が少し不自然です。
というのは、真帆よりも朋子の方が身長が低く、ドラレコに映っている女性は真帆の身長くらいはあるように見えるのです。(横にいる篤斗との関係から)
また、もし、朋子の家にあった赤い傘が真帆のものだったとして、そんな重要な証拠となってしまうアイテムを玄関の目立つところに置いておくかという疑問もあります。
実際に自分のものなので、あんなところに置いていたのではというわけです。
第6話で橘が見ていた朋子のInstagramから、朋子は真帆に強い憧れを抱いていたように思われます。
朋子は、凌介に気があるのではなく、真帆に対して強い憧れを抱いているというのが正解なのではないかと思います。
そこで真帆がいなくなった今、自分が真帆になりきって凌介の世話を焼いているのではないかというわけです。
また、サッカーコーチである山田と何か隠し事があるように思われますが、これは誘拐事件に直接二人が関わっているのではなく、変な誤解を招いてしまわないように都合の悪いことを共謀して隠しているだけではないかと思われます。
都合の悪いことというのは朋子が真帆のまねごとをしている行動なのではないかと思います。
第7話で凌介は、橘から、フリマアプリで篤斗が失踪時に着ていたのとよく似た服が出品されていることを知らされます。
その服が本当に篤斗のものか確かめるためにその服を買おうとしたその時、誰かに先に買われてしまいました。
凌介は、出品者が朋子かもしれないと考えて、朋子の家を訪ねます。ところが、出品写真に写りこんでいる部屋と一致するものは見当たりませんでした。
そこへ朋子の息子である清明が帰宅してきます。凌介が清明に篤斗のことを聞くと、清明の目線は無意識に押し入れの方に向きました。
やはり、朋子の部屋の押し入れに隠されているものは篤斗に関連しているもののようです。
凌介はその目線の動きを感じ、押し入れの中を確認しようとしますが、あえなく朋子に阻止されてしまいます。
相変わらず、押し入れの中身は不明ですが、やはり凌介一家に関係の深いもので、朋子にとっては見られたくないものであることは確定しました。
第9話で自分が真帆から不倫をしてしまったことを相談されていたと凌介に語った朋子。
すべてが作り話とは考えにくいので、真帆と林の間に凌介には知られたくない関係があったのは間違いないのではと思います。
もちろん、だからといって篤斗が凌介の子でないということにはなりません。
DNAの判定をしたわけではありませんので、まだわからないというのが現段階の結論ですね。
また、第9話では、朋子の息子である清明が学校から帰る途中で見知らぬおじさんに脅されるということがありました。
朋子と清明はあわてて自宅にもどりましたが、そこで朋子は部屋に誰かがいることを感じ、清明を凌介に預けにいきました。
ほんのしばらくして朋子は清明を引き取りに来ましたが、清明のことを脅したのは誰で、何のことを口止めすめために近づいて来たのでしょうか。
また、朋子の部屋の押し入れの謎も謎のままです。凌介の事件に関係したものであることは間違いないですが、朋子もまた脅される側の人間でもあるということが第9話でわかりました。
第10話でも朋子の猟奇性がうかがえるシーンがありました。
凌介に鶏の丸焼きのようなものを差し入れましたが、見事に拒否され、その鶏の丸焼きにかぶりつくというシーンがありましたね。
これまでの朋子の行動を見ていてもやはり尋常なものとはいえません。
仮に真犯人でなかったとしても、なぜこれほど凌介一家にこだわり、猟奇的な行動をとるのかということが謎です。
また、サッカーの山田コーチとの間には何か秘密があるようです。第10話でもっと核心に迫るような新事実が出てくるかと思いましたが、それほど大きな種明かしはありませんでした。
今後も朋子の猟奇的な行動には注目ですね。
13話で、朋子はサッカーコーチの田中に、自身の整体院で「私、毒の女と戦ったんで」と耳元でささやく、というシーンがあります。
「毒の女」というのは、凌介に毒を盛ったバタコさんのことでしょう。
ただし、この段階で凌介に毒を毒を盛ったのがバタコさんであるとは公表されていません。
なぜ朋子はこの段階でバタコが毒の女だと知っていたのでしょうか。
警察側や毒の女という情報を知るものと繋がりがあるということでしょうか?もしくは、あの格闘の後バタコと繋がりができたということでしょうか?
朋子とかがやきの世界は関係がないと今のところは考えられますが、ひょっとすると朋子もかがやきの世界の信者で…ということもあるかもしれません。
また、13話で、朋子はやっと凌介の家の合鍵を返します。
これまで、朋子が凌介の家の合鍵を持っていたということ自体が異常ともいえますが、さすがの凌介も返して欲しいと申し出たのでした。
ただし、これだけ長い期間鍵を持っていたのであれば、合鍵を作ることは容易でしょう。見たところ、凌介たちの住むマンションの鍵は特殊なものではありません。
これで朋子から付きまとわれることはなくなったとは言えないと思います。
清明の様子が気になった鼓太郎が朋子の自宅をたずねたとき、やはり、押し入れには何か秘密があるようでした。清明は鼓太郎に押し入れの中身を見せて楽になりたいようなそぶりも見せましたが、ちょうどそこへ朋子が帰ってきて、押し入れの中を見るには至りませんでした。
また、その後で、朋子は清明を抱きしめて「もう少しで終わるから」とつぶやきます。事件の首謀者でも無い限り、事件がもうすぐ終わるとは言えないはずです。
自分で事件を終わらせようとしているということでしょうか。あるいは、真犯人の真意を知っていて、もうすぐ事件が終わると言っているのでしょうか。
また、細かいことではありますが、4話では押し入れに取っ手があったものの14話では押し入れに取っ手は無いように見えました。
いつの間にか、朋子は押し入れのふすまを入れかえたということでしょうか。いずれにしても、朋子の部屋の押し入れにはまだ何らかの秘密があるというのは間違いなさそうです。
16話では、バタコさんが朋子に対して、「あなたたちは、同じ親として許せないことをした」と責めるシーンがありました。
あなたたちというのは、朋子とサッカーコーチの田中です。これはいったい何のことを指しているのでしょうか。
6年前のバタコさんの息子に死に関して、朋子と田中が何らか関係しているという可能性があります。
直接死に関わったということでなくても、見殺しにしたということをいっているのかもしれません。
また、田中は朋子に対して、「もう本当のことを言おう」とも言っています。ただし、これに対して朋子は同意せず、「自分と清明の事を守ってくれたら、清明の父親にしてもよい」というようなことを言います。
朋子と田中が何らかの秘密を共有していて、そのことが一連のバタコさんの凶行に関わっていることは間違いありません。
17話は、バタコさんが逮捕され、篤斗誘拐の実行犯がバタコさんであるという事が確定し、落ち着いた篤斗の口から、監禁時の詳しい様子が語られました。
凌介の葬式は篤斗を洗脳するために作られたものであるということがわかりましたが、そうすると朋子の部屋の押し入れには何が入っているのでしょうか。
これまで、凌介の葬式をしていたのは朋子であったのではと思っていましたが、そうではありませんでした。
また、18話のあらすじには、「ある人物が真相を語り、逮捕される」とあります。
これは、朋子のことではないでしょうか。
サッカーコーチの田中と何か秘密を共有しているようですが、そのことを全て告白して逮捕されるという流れではないでしょうか。
きっかけは清明に「お母さん、本当のことを言って」的なことを言われて、さすがの朋子も目を覚ますという展開なのではと思います。
とすると、朋子が何らかの犯罪行為を行っていたにしても、真犯人ではないのではと思われます。
19話では、朋子がすべてを告白しました。
また、押し入れの中身も、切り刻まれたユニフォームと赤い傘だったということが判明しました。
清明は切り刻まれたユニフォームを見て驚いていたのでしょう。清明のことを思うばかりに篤斗のことが助けられなかったり、真帆への憧れが強いばかりにおかしな行動をしていた朋子ですが、積極的に犯罪を行っていたということはなさそうです。
それどころか、真犯人と思われる人物から脅されていたということもわかりました。朋子の部屋に「しゃべりすぎだ」と警告のようなメッセージを残したのが真犯人だとするといったい誰が残したメッセージなのでしょうか。
これをしようとすると、朋子の部屋に自由に入れる必要があります。一つの可能性としては、合鍵を持っていたのは朋子だけではなく、真帆もまた朋子の部屋の鍵を持っているということが考えられます。
「いざというときのために」ということであれば、それも不自然なことではありません。
真帆自身がやったのではなくても、真帆に頼まれた誰かがやったという可能性もあります。
芳根京子を犯人黒幕として考察
- 相良凌介が妻と子供がいなくなったと話したとき冷静だった
- 1話の最後、凌介宛の荷物を配送してきた男性との接触が不自然
- 2話で謎のカセットテープ登場
- 凌介の家族を誘拐した犯人を捜すことに協力すると話す
芳根京子は、主人公の相良凌介の部下で、仕事ができて頭も切れ、凌介のことを慕っているという設定です。
また、相良凌介も信頼している人物ということで、「意外な犯人」としては、一番あり得るのではないかなと思います。
犯行の動機は、相良凌介の事を上司として慕っているのではなく、男性として好きになってしまったこと。
凌介から妻と子どもを奪うことで、凌介を自分のものにしようとしているのではないかと考察します。
第2話で瑞穂は、屋上で昼食をとりながらカセットテープを聞いています。
凌介がやってきたことでカセットテープを聞くのが中断されていますが、瑞穂はいったい何を聞いているのでしょうか?
今時、カセットテープで音楽を聞くというのは、珍しいことですよね。
ひょっとすると、瑞穂にとって思い出の音源で、データ化するのが難しい音楽なのでしょうか。
そうすると、普通の音楽ではなく、昔の家族との思い出の音源という可能性もありますね。
過去に家族を失っていて、その大事な思い出がカセットテープに収められているのでしょうか。
自分からは大事な家族が奪われたのに、凌介には素敵な家族がいるというのを逆恨みして犯行に及んだ…という推理もできそうですね。
カセットテープが一般的に使われていたのは、直近でも20年くらい前のことになるので、瑞穂がまだ小さい時の音源ということになりますね。
瑞穂の父や母の大切な思い出が入っているのでしょうか?
いずれにしても、このカセットテープというアイテムはオープニングテーマにも登場しますので、今後重要な意味をもってくるのではないかと思います。
第4話でも、瑞穂の凌介への献身的な協力は続いていました。
凌介のスキャンダルの対応に疲れた同僚の女の子にやさしく語りかけて、仕事を続けるように仕向けたりもしていましたね。
「絶対的な凌介の協力者」というイメージが強い瑞穂ですが、現場に残された足跡からまだまだ真犯人説はぬぐい切れません。
警察の捜査により、光莉のスマホと真帆の指輪が発見された現場で犯人のものらしき足跡が見つかりました。
現場に残されていたのは24cmの足跡でした。
男性としてはやや小さいですので、女性のものだとすると、これは誰の足跡なのでしょうか。
主要な女性陣の足のサイズを確認してみましょう。
- 真帆役の宮沢りえさんは23cm程度。
- 本木役の生駒里奈さんも23cm
- 光莉役の原菜乃華さんは23.5cm
いずれも犯人のものよりやや小さいですね。
瑞穂役の芳根京子さんは足のサイズが公表されていません。同じく菱田役の桜井ユキさんも足のサイズが不明です。
ここまではっきり犯人の足のサイズが出ているので、リアルな役者さんの足のサイズと同じなのではと思うのですが、いかがでしょうか。
第5話では、橘から凌介には内緒で犯人捜しをする「同盟」を結んで欲しいといわれた瑞穂。
その申し出に対して二つ返事でOKを出していました。
仮に瑞穂が犯人だとすると、何かと鋭い橘の動きを自分だけが知っておくというのは、メリットのあることでしょう。
また、橘をミスリードすれば、凌介をだますことも可能になってくると考えたのかもしれません。
橘には、同盟を組む理由を凌介が素直過ぎるからと話していましたが、同盟の申し出から了承までが早すぎるように思いました。
また、橘からアルティメットをいっしょにしないかと誘われた瑞穂でしたが、その機敏さは橘が驚くほどでした。
あれだけの身体能力があれば、一見男性にしか行えないような犯行であっても瑞穂であれば可能なのではないかと思います。
また、第5話では、凌介が夜道で信号待ちをしていると誰かから突き飛ばされ、危うくトラックにひかれかけるというシーンもありました。
それを助けたのは瑞穂でしたが、突き飛ばされてから救出までが早すぎたようにも見えます。
ひょっとすると、突き飛ばしたのは瑞穂ではないかとも思われます。凌介がぼんやり考え事をしていたところを狙って突き飛ばしたのではないかとも推理できます。
いずれにしても、表面上は相変わらず凌介の一番の助っ人という感じの瑞穂ですが、まだまだ油断はできません。
第7話で気になった瑞穂の行動は、瑞穂が林と遭遇した時の動きです。
凌介が病院に運ばれたとき、林が病室をたずねて、そのタイミングで林と瑞穂がすれ違います。
林は瑞穂に会釈するものの、瑞穂は林と目を合わせようとしませんでした。
また、林が凌介に林「騒ぎを大きくされると新居の建築工事が再開できない」と、告げましたが。
その話を、瑞穂は立ち聞きしていました。ここで、瑞穂は凌介が新居の建設を進めようとしていることを知ることになります。
今後、このシーンが何かの伏線になる可能性はあります。また、かつて林が亀田運輸をおとずれたときも瑞穂は背を向けるようにしていました。
ひょっとすると、瑞穂は林のことを以前から知っていたのかもしれません。
そして、凌介にはそのことを知られたくないということのようです。
さらに、第7話では、瑞穂がカセットテープを聞くシーンがありました。会社の女性社員たちがうわさ話をしているのを立ち聞きしてしまったあとに、カセットテープを聞いていました。
瑞穂はカセットテープで何を聞いているのでしょうか。なんでも話す凌介に対しても、林との関係やカセットテープのことなど秘密にしていることがたくさんある瑞穂。
やはり、彼女が真犯人である可能性もまだまだ捨てられません。
第8話でも瑞穂は凌介に協力的でした。
ただし、少し気になる会話が展開されました。瑞穂が話していた「恋愛時の脳の反応について」の話です。
瑞穂は、「脳が恋愛中だけドーパミン出してバカになるよう出来てるんだってよ」と語っていましたね。
ひょっとすると、これは、凌介のことを本気で好きになってしまい、完璧だったはずの自分の犯罪計画にほころびが出てきたということを言っているのではないでしょうか。
とすると、凌介のこと本気で好きになりはじめたタイミングは、第7話でマスコミから身を守れたときではないでしょうか?
また、鼓太郎との会話で、「二宮さんはバカにはなってないですよね」と聞かれていました。
鼓太郎はここで、「(凌介と)不倫してませんよね?」と聞きたかったのではないかと思います。
また、亀田運輸の本社は大阪にあり、凌介は10年前に単身赴任しています。瑞穂はときおり関西弁が出ることでもわかるとおり、実家は関西です。
ひょっとすると、凌介が関西に単身赴任中に瑞穂の関係者と何かあり、それが瑞穂の今回の犯罪の同期になっているのかもしれません。
第9話で、瑞穂は自分が襲われたことを凌介らに告白。その犯人が林ではないかと言っています。
襲撃犯が口にした「7×8=56」は第9話でも謎のままでしたね。
また、第9話でも瑞穂は謎のカセットテープを聞いていました。
これは、バタコさんが執心している怪しい宗教団体のものであるという可能性があります。
第9話では謎の宗教団体が謎の音楽で謎の儀式を行っていましたが、瑞穂もあの宗教の信者ではないかという可能性もあります。
バタコさんも、あの宗教の指示によって動いているという可能性があり、かなり過激な主義信条をもつ団体である可能性が高いです。
また、瑞穂は時折、関西弁で話していて、大阪出身であるということが強調されています。
それが何を意図しているかといえば、凌介が11年前に大阪へ単身赴任していたということ。
凌介は覚えていないもののその時、瑞穂と何らかの接点があったのではないかと思います。
11年前、瑞穂は17歳です。
例えば家族の誰かが今の凌介のように誹謗中傷にさらされた時に、凌介だけがかばってくれて、それを恩に思って、今、凌介を助けているという可能性があります。
また、冷凍遺体の男の子は瑞穂の弟という可能性もあります。凌介に恩を感じているという可能性の真逆の可能性として、凌介に弟を殺されたと思い、その復讐のために今回の犯行を計画したという可能性もあります。
いずれにしても、まだ描かれていない凌介の単身赴任時代の過去が今回の事件と関係しているのは間違いないのではと思います。
第10話で瑞穂関連で気になるシーンがいくつかありました。
まずは、篤斗の意識が戻るのをじっと見守る凌介に対する態度についてです。瑞穂は凌介に対して必死に一度帰宅するように説得します。
それは、正気を失った凌介にビンタするほどの勢いでした。瑞穂がこれほどまでに必死に凌介を説得したのは、本当に凌介の体のことを思ってのことでしょうか?
ひょっとすると 至上の時メンバーに自分が説得する姿を見せて、自分が犯人ではないとアピールしたかったからではないでしょうか。
さらに、第10話で瑞穂のスマホの画面が大写しになるシーンがありました。その中で『お母さん』から、「今年はいつ帰ってくるの?」というメッセージが送られてきているのが読み取れました。
瑞穂は真帆たちが失踪した10月15日は大阪の実家に帰っていたと言っていました。つまり、少なくとも大阪の実家に帰っていたというのは嘘ということになります。
これは、真帆たちの失踪に関わっている可能性があるとみてよいでしょう。また相変わらず、謎のカセットテープを聞いていたのも気になります。
かがやきの土の宗教も集会ではカセットテープを使っていました。瑞穂もあの宗教と何か関わりがあるという伏線なのではないかと思われます。
14話のラストで衝撃的なシーンがありました。
殺害された林の婚約者・茉莉奈と瑞穂が何やら話をしていて、瑞穂は何やら最後に意味深な笑顔を浮かべていました。
ひょっとすると、茉莉奈と瑞穂は共犯関係にあり、誘拐事件と林の殺害の真犯人はこの2人…。
と考えるのは少しせっかちすぎるかもしれません。
瑞穂はこれまでにも、朋子のことを探るために朋子の働くマッサージ店に名前をふせて潜入したりしています。
今回のこのシーンも、瑞穂が事件の情報につかむために単独で茉莉奈に近づいたものかと思われます。
もちろん、だからといって瑞穂が真犯人でないと断言することもできません。
以前から瑞穂が聞いているカセットテープが何なのかということも謎のままですし、最も凌介のことを親身になって心配していると思われていた瑞穂が真犯人だったというオチは十分に考えられます。
14話のラストで瑞穂と茉莉奈がサウナで話をしていました。15話でも引き続き二人は話をしていました。
茉莉奈は、「私たちは秘密を共有している」という旨のことを言っていて、二人の関係はますます怪しいものに思えました。
また、15話のラストで朋子が見せた動画には、かつて、凌介のところに林と真帆の密会写真の横に「それでも探しますか」と書かれたビラを入れている瑞穂の姿が映し出されていました。
オフィシャルのホームページの16話の予告には、
「凌介(西島秀俊)の家のポストに「それでも探しますか?」と真帆(宮沢りえ)の不倫を告発するビラを入れたのは、瑞穂(芳根京子)だった。凌介が説明を求めると、瑞穂はその真相を語り始め…。」とありましたので、ビラを入れたのは瑞穂で確定なようです。
しかし、この動画は誰によって撮影されたものなのでしょうか?また、この動画をなぜ、朋子が持っていたのでしょうか?
瑞穂についてはきわめて怪しくはあるのですが、真犯人かどうかはまだ疑わしいですね。凌介の一番信頼していた相手が犯人だったという展開も考えられます。
16話では、瑞穂が不倫を告発するビラを入れたのは自分だと告白しました。
あまりにお人よし過ぎる凌介に気付いてほしかった、ただ自分のやり方は間違っていたと心から謝罪しているように見えました。
また、凌介からたこ焼きの作り方を教えて欲しいと電話があったときに、心からうれしそうな表情を浮かべていました。
ひょっとしたら、凌介から嫌われてしまったかもと思っていたところにかかってきた電話で、涙を浮かべてよろこんでいたように見えました。
自分一人しかいない自宅でそんな演技をする必要がありませんので、瑞穂は本当に凌介のことを思っていろいろなことをしていると見てもよそさそうです。
ただし、未だに林の元婚約者と会っていたり、カセットテープの謎も残っています。
カセットテープがかがやきの世界の「キララ、キーララ、キララ、キラ」というあの教団の音楽だとすると、瑞穂もまた信者の一人で、バタコさんとつながっていたという可能性も残っています。
17話のラストで、自分の姉は殺されたと告白した瑞穂。
瑞穂がずっと聞いていたカセットテープは姉の落語のテープだったのですね。いつでも姉の落語を聞いていたということから、瑞穂にとって姉の存在は相当大きなものであるとわかります。
姉が亡くなったことを到底受け入れることはできないといったところでしょう。瑞穂の姉は、林の元カノである可能性が高いです。
真帆に好意をもった林が、自分の彼女である瑞穂の姉を捨てたために、それを苦に瑞穂の姉は自殺したという可能性もあります。
あるいは、林が強羅に依頼して瑞穂の姉を殺害させたという可能性もあります。
そのこと自体は、真帆の知る由もありませんが、瑞穂にとって真帆は自分の姉を間接的に殺した相手といえなくはありません。
そんなところから、今回の誘拐事件を計画したという可能性もあります。
また、誘拐事件自体は瑞穂のしわざではないにしても、この事件に便乗して、憎むべき林を殺害したという可能性は残ります。
18話では、以前から瑞穂と真帆が知り合いだったことがわかりました。
実は占い師だった猫おばさんのところに二人で訪れていたのです。
また、瑞穂は真帆が勤めてるスーパーの常連客だったらしいということのようです。
となると、真帆の失踪に瑞穂が関わっているという可能性も出てきました。
可能性の一つとして、スーパーでたまたま知り合った二人は仲良くなって、姿を消したいあるいは好きな人と駆け落ちをしたいと言い出した真帆に瑞穂が手助けをしたという筋書きが考えられます。
あるいは、これまでの考察の通り自分の姉の死の原因が真帆にあると思った瑞穂が真帆に近づいて今回の犯行に及んだという可能性も考えられます。
いずれにしても、これまで瑞穂は真帆と面識があったということを凌介たちには内緒にしていたわけですから、そこに何らかの理由があるはずです。
「凌介を自分のものにしたかった」という動機も考えられますが、姉の死という過去がある以上、瑞穂が犯人だった場合、動機はそれほど単純なものではないと思われます。
19話では、小説をSNSにアップし、放送最後ではラスボス感を漂わせていた瑞穂ですが、瑞穂が真犯人なのでしょうか。
自分の姉を死に追いやった林とその原因をつくった真帆に復讐するために、今回の事件のすべてを計画したという筋書きも考えられなくはありません。
以前から真帆と知り合いだったということを凌介たちに隠していたのも不自然です。
ただし、やはり瑞穂は真犯人ではないように思います。
そもそも自分が真犯人だとすると、それを告発するような小説を今更SNSにアップする理由がわかりません。
「自分は真犯人を知っている」ということを真犯人だけにわかるようにメッセージとして送ったと考えるべきでしょう。
瑞穂と真帆が知り合ったのは今から3年前です。そのことを二人ともが凌介に言わなかったというのは、すでにそのころから、何らかの計画を練っていて、二人は協力関係にあったのではないでしょうか。
真帆は瑞穂から、瑞穂の姉の事を聞かされ、自分もその死に原因があると思った真帆が今回の事件を計画し、瑞穂はそれに協力したという可能性が考えられます。
林の殺害は瑞穂と真帆の共謀であったとすると、辻褄が合うように思います。
最終回では、瑞穂の後ろから真帆が登場するのではないでしょうか。
河村俊夫を犯人黒幕として考察
- 遅れてBARで合流していること
- 相良凌介と日野渉の年齢は48歳だけど河村だけ50歳
- 1話で「駅のホームで誰かに押される」というセリフがドラマ『あなたの番です』で真犯人だった黒島がホームで突き落とされたのを現わしている?
相良凌介の学生時代からの親友で、失踪事件について親身になってくれる存在ではあります。
しかし、河村は相良凌介のことを学生時代からあまりよくは思っていなかった。
それは、大学のサークル内で小説家としての才能があったこと、妻の真帆を凌介にとられてしまったという2つの嫉妬からです。
現在は、日本一売れている週刊誌の編集長をしていることから売り上げを伸ばしたいという動機もあり、黒幕ではないかと考えられます。
また、1話の電車のホームで本木陽香が不自然に相良凌介に近づいて人間違いをさせ腕を組ませたのも、河村の指示だったのではと考察します。
凌介が浮気をしていたような写真を作ることで、このあと凌介を窮地に追いやるという筋書きなのではないかという推理です。
もともと、失踪事件を記事にしたり、家族の写真をSNSにアップしたりしたのも河村の提案ですので、ここまではすべて河村の筋書き通りといえます。
第2話では、相変わらず凌介のよい相談相手になってくれています。
凌介と瑞穂が夕食をとるために日野のバーを訪れますが、そこに偶然、河村も訪れます。
ひょっとすると、凌介の動きを探っていて、偶然を装って店に入って来たのではないかとも見て取れます。
そこで、凌介はオフレコということで、宛先不明の荷物から小学生の遺体が見つかったことを河村に告げます。
河村は経緯を推理しようとしますが、うまくいきません。
こちらのシーンが凌介たちをミスディレクションしようとしているようにも見えました。
第2話での登場シーンは少なかった河村ですが、まだまだ怪しさ満点です。
第6話でも河村は献身的に凌介の事件について調べてくれていました。
もっとも、自分の雑誌の記事のためというところもあります。河村は自分でも「親友の不幸で食っている」ともらしていましたね。
また、河村と凌介の会話で、河村は「昔、サークルで日野が凌介に詰められて号泣してしまった」と語るところがあります。
一方、日野は橘に、「昔、サークルで河村が凌介に詰められて号泣したことがある」と語っていました。
河村と日野がそれぞれ反対の思い出話をしていました。河村も日野もいいかっこをしたかったということでしょうか。
はたまた、二人とも凌介に詰められて号泣したことがあるということなのでしょうか。「河村も日野も実は、凌介に恨みがある」という説は捨てきれませんね。
第9話でも河村は親身になって凌介の事件解明にあたってくれました。
また、凌介の自宅を訪れて、「どうしてそんなに冷静でいられるのか。自分が信頼していた真帆さんが自分を裏切ったのに」と凌介を問い詰めました。
凌介は感情をあらわにして河村に言い返しました。
「10年間も秘密を自分一人で抱えて、家庭を守ろうとしてきた真帆のことを自分は苦しめていた。許したわけではないが、必死で感情をおさえようとしている」と凌介は河村にい返します。
凌介は河村がわざと自分を怒らせて、凌介のことを逆に励まそうとしたということに気がつきます。
ここまで凌介のことを思ってくれる河村が真犯人だったら人間不信になってしまいそうですが、自分のことを疑わせないための河村の行動かもしれません。
12話では林が殺害された後の話が展開しました。
ここで気になるのが、河村の雑誌の記事です。
雑誌の記事には 林しか知らない情報が掲載されていました。ここで、林殺害の犯人が河村ではないかという可能性が見えてきます。
林は殺される前、「あいつ、殺すか」と独り言を言っていました。これは、等々力建材と住愛ホームの裏の繋がりを知られてしまった河村のことではなかったのでしょうか。
裏の繋がりを知られた林ともめた揚句に河村の方が林を殺害したというものです。ただし、林の遺体には十数か所の刺し傷があり、かなり恨みを持った人物の犯行ではないかとも思えます。(刑事は殺人に慣れていない人物が犯人で生き返ってこないか心配になって何か所も刺したんだと語っていましたが)
河村に林への個人的な恨みがあるとは考えにくいので、ひょっとすると別の人物が林殺害の犯人の可能性もあります。
また、林を殺害したと思われる凶器の刃物が凌介の家の台所で発見されました。河村が林殺害の犯人だとすると、その犯行を凌介に押しつけようとしていたことになり、少し辻褄が合いません。
河村は林が殺害される前に等々力建材と住愛ホームの裏の繋がりを聞き出していたということなのかもしれませんね。
18話で河村は強羅になんらかの調査を依頼していました。調査の内容は、橘か瑞穂についてだったのではないかと推測します。
雑誌の編集長である河村であれば、自分で調査できそうなものですが、凌介たちに自分が調査していることを避けるためか、強羅にしかわからないような裏のことを調査してほしかったからでしょうか。
また、占い師である猫おばさんのところに河村が訪ねたとき、猫おばさんから「怒り、そして裏切りの香り」と言われます。
これは、河村が真犯人であることを示しているのでしょうか。一方で河村は、凌介に対して「お前ら家族には、意地でも幸せでいてもらわなきゃ困る」ということも言っています。
ひょっとすると、すべてのことを知った河村は、凌介や真帆のために自分が罪をかぶるというストーリーも考えられそうです。
19話では、アップされたSNSの小説を見て、河村は真犯人に気付いた様子でした。
河村が気付いた真犯人とは誰だったのでしょうか。
慌てて飛び出したということから、
- 自分が真犯人であることがバレたと思ったので慌てていた。
- 真犯人が真帆であるとわかったので慌てていた。
という可能性が考えられます。
最近の河村はスタンドプレーが多かったり、こっそり強羅に何かの調査を依頼したりと裏で動いていることが多かったように思います。
これは、自分が真犯人であるという人の動きというよりは、真犯人のあたりがついたのでその確証を得ようとしている人の動きであるように思います。
そして、それをみんなと共有していないということから、真犯人は河村にとってバラしたくない人物ではないかと思います。
となると、河村が気付いた真犯人というのは真帆ではないでしょうか。
真犯人が真帆かどうかはともかくとして、小説の内容から河村は真帆が犯人であると確信したのではないでしょうか。
河村はずっと凌介たちに幸せになってほしいと願っています。
真帆が真犯人というオチではそれが叶いません。
河村が慌てていたのは、真帆をかばうためではないでしょうか。
日野渉を犯人黒幕として考察
- Barの経営をしていて橘と対面する場所の提供をしている
- 学生時代真帆のことが好きだった
- Barの店外に「本日貸し切りです」の貼り紙が「お探しのものです」の字体に似ていた
第3話では、橘と凌介が対面する場所として自分の店を貸してくれた日野。
これまで、凌介のことを心配して、事あるごとに凌介の手助けをしてくれている日野ですが、彼もやはり怪しい人物の一人です。
日野は学生の頃から真帆のことが好きだったと第3話で凌介に告白しています。
告白とはいっても、半分冗談めかして、キャンパスのマドンナだった真帆を自分のものにした凌介への軽い嫉妬のようなものともいえます。
ただ、それが冗談や軽い嫉妬ではなく、真帆から相談を受けた揚句のことであったとしたらどうでしょうか。
真帆から凌介のことで相談を持ち掛けられ、真帆の計画が上手くいくように日野が手助けをしているとしたら…。
つまり、今回の失踪事件は真帆が計画し、日野がその実行を手助けしているという説です。
また、第3話で橘と凌介が対面するときに日野は自分の店をその場所として提供します。
そして、店には「本日貸し切りです」と日野が書いたものとみられる張り紙がしてありました。
この張り紙の字体と、第1話のラストで凌介のところに送られてきた死体に添えられていた「お探しのものです」と書かれたメモの字体がとても似ていました。
このことから考えてもやはり、日野は失踪事件に何か関与していると考えられるのではないでしょうか。
第6話で、刑事から、凌介のことを恨んでいる人物はいないかと問われて、「自分も含めてたくさんいる」と答えた日野。
一瞬どきっとしましたが、これはキャンパスのアイドル的存在だった真帆と結婚した凌介に嫉妬している男は多いということでした。
半分冗談のようにも聞こえましたが、実は日野は本当に真帆のことが好きで、その思いが募り過ぎて今回の犯行に及んだという可能性もまだまだ捨てられません。
朋子のマッサージ店に潜入するというくだりの部分でも日野はのりのりで、メンバーの中でもムードメーカー的な存在ですが、実は暗い闇を抱えているという可能性も大いにありそうです。
第9話では、日野が自身の妻の話をするシーンがありました。
大学のマドンナだった真帆に自分も思いを寄せていたということも告白した日野でしたが、今は自身の妻とうまくやっているのではないかとも思われます。
あるいは、今の妻に不満があるので、真帆を自分のものにしようと今回の犯行に至ったとも考えられますが、どうでしょうか。
14話の至上の時のシーンで、強羅も店にいて、日野は強羅に対して「強羅くん」と呼び掛けているという驚きのシーンがありました。
ここで、一連の犯行が日野と強羅の共犯によるものではないかという疑念が生まれてきました。
これまで、至上の時を凌介たちに捜査本部のように提供してきたムードメーカー的存在の日野ですが、やはり、彼も容疑者の一人のようです。
強羅といえば、河村に言わせるとつき合わない方がいいという危険な人物です。
その危険人物と親し気に話しているというのは、やはり気になりますね。これまで、明るいムードメーカーだっただけに、誰も日野のアリバイについて気にもしてきませんでした。
今後、急激に怪しい要注意人物になる可能性もあるのではと思います。
19話でのラストの日野の動きが不自然だと話題になっています。
河村がSNSにアップされた小説を見て真犯人に気付いて飛び出した後を日野が追いかける際に、日野がキッチンにあった何かを持って出て行ったように見えました。
この何かというのが包丁で、日野が河村をその包丁で刺すのではないかというわけです。
確かに、これまで最も真犯人のフラグが立った回数が少なかったのが日野で、その日野が真犯人となればどんでん返しの結末ということになります。
また、河村は凌介一家に幸せになってほしいと祈っている一方で、日野はそうではなく、学生時代に好意を寄せていた真帆のことが今でも忘れられず、今回の事件を起こしたのではないかという可能性もあります。
ただ、包丁を持って出かけたのは、これから何か危険なことがあるかもしれないので、自分や凌介たちを守るためだとも考えられます。
さらに、物語にはまだ登場していませんが、日野には妻がいるようです。
ひょっとすると、妻との関係が上手くいっていないために余計に凌介のことを嫉妬しているという可能性もありますが、日野が真犯人であるとすると、少しフェアではない気もします。
(犯人であるにしては日野の描写が少なすぎる)
相良真帆を犯人黒幕として考察
- パートのシフトを遅番と嘘をついていること
- 実は相良凌介との結婚生活に息苦しさを感じていた?
- 住宅メーカーの林は、凌介と真帆の大学の後輩
- 赤い傘を所持
- 凌介と結婚したのは2004年5月3日、落ちていた指輪に刻印
- 結婚したときの年齢は31歳、大学卒業から随分月日が経過している
- 2人は再婚なのでは?
相良真帆は、失踪している張本人ですが、被害者=犯人であれば意外性がありますよね。
1話で事件当日、凌介に「パートのシフトは遅番だ」と嘘をついていた点が怪しさにつながります。
この嘘が浮気をしていて愛人に会うためだったのでは?という構図がうまれます。
その愛人は、実は住宅メーカーの林だったのではないかと推理します。
炊飯器を事件のあった午後6時にセットしていたのも、自分が被害者であることをアピールするためだったとしたら…。
サッカー好きで篤斗と仲のよい林ですが、そもそも篤斗は、凌介の子ではなく、林と真帆との間の子だとしたら…。
邪魔になった凌介を陥れるために今回の事件を仕組んでいる?
真帆が黒幕ではないかと予想できます。
第2話では直接の登場はなかった真帆ですが、真犯人ではないかという疑惑は高まりました。
警察の捜査によって、失踪直前の様子が明らかになりました。
真帆が勤務先のスーパーから出る様子が防犯カメラに映っていました。
ビデオに映っていた時刻は17:13。早番は16:30〜17:00で終わるということですので、やはり、この日遅番だと言っていた真帆はウソをついていたということになります。
また、ビデオの中の真帆は赤い傘を持っていました。この赤い傘は、オープニングに映るキーアイテムとなっています。
真帆はどうして、この日遅番だと凌介にウソをついたのでしょうか。だれか、凌介には知られたくない相手と会っていたのではないでしょうか。
そして、第2話の終盤で、凌介が盗み出すことに成功したドライブレコーダーの画像に赤い傘を指す人物が映っているのを瑞穂が発見します。ドラレコに映っていたのは真帆なのか、とても気になるところです。
さらに、タイトル「真犯人フラグ」の中にある真帆というメッセージも気になるところです。
「真犯人」の「真」は真帆の真ですし、「旗(フラグ)」を「帆」と読み替えれば、まさに真帆のことを指しているといえるという推理です。
少し無理があるようにも思えますが、これまで名前にいろいろなヒントが隠されてきた秋元康ドラマですので、無視できない推理なのではと思います。
第3話では、光莉のスマホが発見された山奥で、真帆の結婚指輪も発見されました。
指輪には「2004.5.3 R to M」と刻印されていて、凌介も真帆のものに間違いないと確認しました。
ということは、凌介と真帆は2004年の5月に結婚したということですね。
これは今から17年前のことで、結婚から1年後あたりに光莉が誕生したということになります。
また、結婚したとき、二人は31歳だったという計算になります。
もし、凌介と真帆が大学生の同級生であるとすると、結婚までにずいぶん時間が空いていることになりますね。
二人は大学卒業後すぐに結婚したのではなく、卒業後数年間あけて結婚したということになります。
考えられるのは、
- 単に交際していた期間が長かった。
- 二人はそれぞれ別の相手と結婚していたことがあり、再婚である。
という可能性です。
再婚であるとすると、光莉か篤人は凌介にとって、また真帆にとって実の子ではないという可能性も出てきますね。
また、第3話では真帆の傘についてもクローズアップされました。
ドラレコに映っていた女性は顔がはっきりと見えず、真帆ではないのではないかとも思われましたが、女性が持っていた傘はデザイナーのサイン入りの傘で100本限定というもの。
その傘を持っていたということは、やはりドラレコに映っていた女性は真帆ということでしょうか?
いずれにしても、指輪の刻印の年から、凌介と真帆が再婚どうしであるという説が有力になったように思います。
第4話でも回想シーンにしか登場しなかった真帆ですが、真帆が真犯人であるという可能性も捨てきれません。
まず、保険金についてですが、少額とはいえ、失踪直前に保険金をかけていたというのは確かに怪しいですね。
ただ、これが、凌介を犯人と世間に思わせるための真帆の罠だったとしたらどうでしょうか。
わざと自分に保険金をかけさせて、真犯人の疑いを凌介に向けたというわけです。
また、光莉のスマホと真帆の指輪が発見された現場に残されていた足跡は24cmで、確かに宮沢りえさんの足よりやや大きいといえなくはありませんが、この足跡が真帆のものではないと言い切るのは少し気が早いかもしれません。
第5話ではドライブレコーダーに映っていた女性が、真帆の傘を持っていたものの真帆ではないのではという話に展開しました。
トラックにひかれかけそうになった凌介が、自分の息子である篤斗を真帆が車道側に歩かせるわけがないと気付いたのです。
また、篤斗は最近母である真帆と手をつないで歩くことを嫌がっていたということで、その点からもドライブレコーダーの人物は真帆ではないというわけです。
もちろん、これだけで、ドライブレコーダーの人物が真帆ではないと言い切れるものではありません。
実際、このことを聞いた警察も、ドライブレコーダーが真帆ではないとは完全には信じてくれませんでした。
また、ドライブレコーダーの女性が真帆ではないとすると、篤斗の手を引いていたのは誰かということになります。
篤斗が警戒しない人物としては、朋子が挙げられます。
では、その時間、真帆はどこで何をしていたのかということになり、ドライブレコーダーの人物が真帆ではないからといって、真犯人が真帆ではないとは言い切れません。
また、凌介の回想の中で、真帆は、篤斗の機嫌を直すために、サッカーボールに「S」の字を書きますが、「S」とは逆の文字を書いてしまいます。
そのことで、凌介は蹴り込まれたサッカーボールが篤斗のものであると確信するのですが、しっかり者であるはずの真帆が「S」の字を間違えてしまったのはなぜなのでしょうか。
ひょっとするとわざと間違えたのでしょうか。
生死も不明なままの真帆ですが、真犯人である可能性は捨てきれません。
第6話では、凌介が家族のアルバムを見るというシーンがありました。アルバムには妊娠中の真帆の姿が映っていましたね。
場所は、今の凌介たちの住まいと変わっていないように見えました。凌介と真帆が結婚したのは2004年5月3日です。
娘である光莉が15歳くらいですので、15年以上前から青葉区の団地に住んでいるということがわかりました。
そして、第6話のラスト近くに、なんと真帆からの連絡がありました。送られてきた写真は夜空の写真。
これは、流星群をいっしょに見るということを知っているからこそ、送って来ることができるものです。
凌介もそのことから、真帆がまだ生きていると確信するのでした。ただ、一方で、やはり真帆が真犯人であるという線も捨てきれなくなりました。
つまり、真帆はまだ生きているどころか、すべての事件の黒幕だというわけです。
また、もし、朋子と合鍵を共有していることが本当なら、そのことを凌介に言っていないことも不自然です。
なにか、真帆と朋子だけの秘密が他にもあるのではないでしょうか。
16話では警察の調べで、失踪当日、真帆の携帯番号からの発信履歴は無かったということがわかりました。
真帆が誰かと電話していたというのは、光莉が目撃していますので、真帆が別の携帯電話を所持していたというのは確定です。
そこまで周到に用意して、誰かと秘密裏に連絡を取り合っていたということで、真帆が自分から何かを企てていたというのも間違いなさそうです。
また、林が持っていた携帯2台も持ち去られていることから、林が持っていたプリペイド式携帯を真帆が所持していたのではないかと推理できます。
ただし、これまでに真帆の所持品である、指輪、財布、免許証が発見されています。自分で自分の遺留品を残したという可能性もありますが、失踪するときに免許証がないと不便な気もします。
光莉のときと同じく、最初は自分の意思によって姿を消したものの、後になって本当に誰かに誘拐・監禁されているということなのかもしれません。
失踪前日、真帆は誰かと連絡を取り合っていたようですが、17話ではそのあたりのことは明らかになりませんでした。
凌介は、真帆が完全な失踪をもくろんでいるか、あるいは、誰かと駆け落ちしようとしているという推理をまだ捨てていないようです。
凌介は光莉と篤斗との家族関係を回復したので、真帆とも生きて再会して、再び4人で幸せな毎日を過ごしてほしいとは思いますが、果たして、そのようにいくでしょうか。
瑞穂のカセットテープがかがやきの世界のものではないとわかったので、瑞穂が信者である可能性は低くなりました。
ひょっとすると、真帆の方が、かがやきの世界の信者で、その教義に従って影断ちをしているという可能性もあります。
林や凌介、光莉や篤斗が自分の影であると思い込んだ真帆が、その存在を消そうとしているというわけです。
本木陽香を犯人黒幕として考察
- AKBグループだから
- 葬儀屋に勤める会社員
- グレイのパーカーを着用し公衆電話にいた可能性が高い
- 第4話で包丁を研いでいたのは本木陽香?
1話での出演シーンは、駅のホームで相良凌介にだれかと間違えて声をかけるというシーンしかありません。
実は、真犯人フラグのドラマのプロデューサーである秋元康さんの過去のミステリードラマの犯人が乃木坂46、AKB48グループのメンバーだったからなのです。
- 「あなたの番です」の黒幕は、黒島役の西野七瀬さん
- 「リモートで殺される」の黒幕は、前田敦子さん
ということで、今回も元AKBグループの生駒里奈さん演じる本木陽香が犯人ではないかというわけです。
2話で、陽香は葬儀社に勤める会社員であることが判明しました。
葬儀場で炊飯器失踪事件の噂話をする同僚を意味ありげにじっと見つめている様子が見られ、瞬きせずに、お供え物のリンゴを執拗に磨く異様な姿が捉えられていました。
とはいえ、第2話で、陽香が何か事件に直接関係のある言動をとったということはありませんでした。
公衆電話にいた人陰 考察
グレイのパーカーを着ていた本木陽香役の生駒里奈……
→ 本木陽香が真犯人説浮上#真犯人フラグ #真犯人フラグ考察 pic.twitter.com/9ttNNumtRH— 真犯人フラグ考察班 (@probing1010) October 18, 2021
一方で、公衆電話にいた人影が陽香だったのではないかという考察ができます。
というのは、「真犯人フラグ」の公式Twitterに、陽香を演じる生駒里奈さんが登場していて、その時の格好が、グレイのパーカーだったのです。
Twitter動画の中で生駒里奈さんは、「この格好は本編とは関係ありません」と明言していますが、それすらも怪しく感じてしまいます。
果たして、陽香は何者なのでしょうか。そして、暗闇の人影の正体は陽香なのでしょうか?
第3話には陽香は少しだけ登場しました。
喫茶店にいた凌介に橘が接触した際に、喫茶店の外でその様子をうかがっていたのが陽香でした。
なぜあの場に陽香がいたのか、今のところ不明です。
また、第3話のラストで、凌介の葬式のようなことをしている様子が流れました。
お経を流したりして、いったい誰が何のために行っているのか不明です。
しかし、お葬式といえば、陽香の勤め先は葬儀社です。
凌介のお葬式のまねごとをしているのも陽香ではないかと疑われます。
また、その遺影に使われていた写真は、真帆たちが姿を消す前にマイホームの建設現場で林と一緒に撮影した家族写真であるように見えました。
家族写真のデータは「週刊追及」のWEB版にも掲載されたので、誰でも入手可能です。
さらに、陽香が橘と同じ年なのも気になります。
凌介に対して何らかの恨みがある陽香が、その復讐のために真帆たちを監禁・殺害したのではないかと考えると、自分が好きだった幼馴染の橘を光莉に取られたと考えたのが動機かもしれません。
第4話では、第1話で撮影された凌介と陽香の駅のホームでの写真が「凌介の不倫の現場の写真」として拡散され、記者会見中に凌介が窮地に陥るということがありました。
結局、凌介が毅然とした態度で記者を論破したため、かえって凌介の評判が上がることになりましたが、そもそも、この写真を拡散した「ミシシッピアカミミガメを守る会副会長」は陽香なのではないかという疑いがあります。
さらに、橘の見立てでは、この「ミシシッピアカミミガメを守る会副会長」と、ローファー事件を拡散した「をんぬむ」は同一の人物ではないかとなっていました。
とすると、「をんぬむ」も陽香であるということになります。
さらに、第4話で包丁を研いでいる女が逆光で顔がはっきりしない状態で登場しました。
逆光ではあったもののヘアスタイルやこれまで見たことがない部屋だったことから、この包丁を研いでいた女も陽香の可能性があります。
包丁を研いでいる女の部屋のテレビが凌介の記者会見の生放送を映しているように見えましたので、この女が瑞穂である可能性は無いということになります。
また、朋子の部屋の間取りとも違うように見えましたので、ますます陽香である可能性が高いのではないかと見られます。
第5話にも短いシーンではありますが陽香は登場しました。
とはいっても、凌介らと接触するシーンは無く、葬儀場で亡くなった方の遺影を持ち、
「ワシのためにどうもありがとう。死んだ後も大事にされて、僕は幸せだなぁ」と言ってふざけていました。
実際の葬儀場であんなことをしていたら、確実に怒られると思いますが、職場の仲間は陽香の奇行に慣れているようで、「珍しくご機嫌だね」と陽香に尋ねていました。
聞かれた陽香は、「わかります?」「教えません」とまたふざけた様子で答えていました。
陽香とってうれしいこととは何のことだったのでしょうか?
凌介が相変わらず窮地に立たされていることでしょうか?
それとも凌介の部屋にサッカーボールを蹴り込んだことでしょうか?
あるいは、全く関係のないことなのでしょうか?
毎週確実に陽香のシーンはあるので、結果的に物語の本筋に大きく関わってくると思われます。
毎回しっかりチェックしておくようにしましょう。
第6話にも陽香は登場しました。
何か大きな段ボール箱を一人で運んでいましたね。親切にも段ボールを運ぶのを手伝いましょうかと言ってくれた男性に対して、やめておいたほうがいいと意味深なことを言っていました。
あの段ボール箱の中身も気になるところです。また、第1話で駅のホームで、凌介を人違いして陽香が近づいてくるというシーンがありましたね。
「ひどいですよ、酔っぱらって駅に放置とか」と言って、完全に誰かと間違っているような発言をしていました。
また、その中で「らっきょう、どうしました?持って帰りました?」とさらに謎なことも口走っていました。
このことから、ネット上では陽香のことを「らっきょ姉さん」と呼んでいる人もいるようです。
今のところ、らっきょにつながるようなシーンは見られません。今後の伏線になるのでしょうか。
「らっきょ」が出てくることはないかについても注意しながら見ていきたいと思います。
また、橘と瑞穂がアルティメットをやるというシーンがありましたが、そこに陽香がいたのではないかと言われています。
後ろ姿ですが、ちらっと映っていたそうです。陽香は橘に好意を寄せているということなのでしょうか?
年齢も同じという設定ですので、今後二人が何らか関係してくるのではないかと思います。
フリマアプリに出品されていた篤斗の服に似た子供服を落札したのは、陽香でした。
陽香は出品者である【keiju1008】に「私は全て知ってる。バラされたくなければ商品情報を消せ、誘拐犯。」というメッセージを送りました。
このことから、少なくとも篤斗を誘拐した犯人は陽香ではないということがわかります。
篤斗を誘拐した犯人と陽香の思惑は違うということのようです。
真帆と光莉を誘拐、あるいは殺害したのは陽香であるものの、篤斗を誘拐したのは別の人物という可能性も出てきました。
では、真帆と光莉の誘拐の実行犯は陽香なのでしょうか。
監禁動画を光莉のストーカーである籾山に送らせたのは、籾山の証言と監視カメラの映像からフードをかぶりマスクをした身長160㎝ほどの細身の女性であるとわかりました。
陽香を演じる生駒里奈さんの身長は154cmです。
160㎝ほどの細身の女性とぎりぎり一致しなくもありませんが、ひょっとすると陽香以外の人物という可能性もあります。
第8話で陽香は長期の休暇申請を上司に申し出ていました。
上司は、「こんな繁忙期にそんな長期の休みを取るのはムリ」とけんもほろろでしたが、それに対して陽香は、その上司が盗みをしている様子を盗撮したものを見せて、自分の要求が通るようにしていました。
もし、こんな部下が本当にいると思うとぞっとしますが、相手の弱みにつけこんで自分の要求を通すというのが陽香のやり方だとすると、光莉のストーカーを脅して、自分の意のままにしようとした手口と同じなのではないでしょうか。
少なくとも第8話のこのシーンは、陽香は目的のためなら手段を選ばない性格の持ち主であるということを暗示するものであると思われます。
第10話には陽香も登場していました。
第9話で、林の婚約者に近づきバッグになにかを忍ばせていましたが、これはGPS発信機だったようですね。
おかげで、林の潜伏場所を突き止めていました。そして、二人が濃厚なキスをしているところを見て、「いいなぁ」とつぶやいていました。
これは、単に「男性とあんなことができでいいなぁ」というような意味なのでしょうか。それとも、林に対して特別な感情を抱いているというようなことなのでしょうか。
陽香の目的が単に林の居場所を見つけて犯人を突き止めたいということであれば、すぐに警察に通報するはずです。
それをただ見ていただけというのは、やはり陽香には何か別の目的があるように思います。
犯人を突き止めたいということではなく、自分の恨みを晴らしたいということであれば、林の居所がわかった今、陽香の標的は林なのかもしれません。
12話では、光莉が「自分の父親を殺してほしい」と衝撃の告白をしている動画を詳しく調べたところ、光莉の瞳に、その動画を撮影している人物の手元が映りこんでいることがわかりました。
華奢な手だったところから、女性ではないかと見られます。
橘は真帆である可能性も捨てきれないと言っていましたが、この手は陽香ではないかと思われます。
というのは、12話の最後で監禁されている光莉の腕に注射を刺して血を抜いている陽香の様子が映し出されました。
ここで、少なくとも光莉の監禁に陽香が関わっているのは間違いないということがはっきりとしました。
また、凌介と瑞穂が歩いているところに「白い車」がつっこんできて、その車を運転していたのが強羅であることもしっかり映されました。
また、その車には棺桶のようなものが積まれていて、ここに光莉が入れられていたのではないかという可能性もあります。
ということは、監禁事件において、陽香と強羅は共犯関係にあるという可能性も出てきました。
13話現在、光莉を監禁しているのが陽香であることは間違いありません。
陽香の自宅と思われる浴室で光莉は監禁されています。また、陽香は光莉から定期的に採血しています。
13話のラストでは、光莉の血と思われる液体を、凌介たちの新居となる工事中の家に撒いていました。
さらに、陽香は自分の足のサイズよりもずいぶん大きい靴を履いて足跡を残すということをしていました。
陽香はいったい何をしているのでしょうか?
大きいサイズの靴を履いて証拠を残そうとしていたのは、犯人が男性だと思わせるためでしょう。
このことから、共犯関係にあると思われる人物と陽香は電話で会話していましたが、その人物も女性であるという可能性が高いです。
また、電話の相手は陽香が光莉を殺すのではないかと心配しているようでした。
陽香が「それさ、私が殺すと思ってないと出ないセリフだよね」と怒っていました。
さらに、光莉が陽香に対して「あんた誰?」と言っているシーンもありました。
これらのことから、陽香は電話の相手から最近になって光莉を監禁してほしいと頼まれたということなのではないかと思われます。
そして、その電話の相手は真帆である可能性が高いのではないかと思います。
電話の相手は光莉を監禁してほしいと思いながらも危害は加えてほしくないと思っているということから、そうではないかと推測します。
14話で陽香に監禁されていた光莉が凌介と橘の活躍によってようやく助け出されました。
ところがその代わりに今度は橘が行方不明となってしまいました。
今度は、陽香の注射器が橘に振り下ろされました。
橘は愛する光莉を自分の身を呈して救ったと見ることもできますが、果たして本当にそうでしょうか。
橘に打ったと思われる筋弛緩剤の瓶が映され、陽香は橘に注射でこれを打って体の自由を奪ったと思われていますが、筋弛緩剤はそんなに急には効きません。
また、仮に筋弛緩剤が効いたとしても、陽香のような小柄な女性が一人で橘を運び出すのは難しいでしょう。
つまり、橘と陽香は共犯関係にあり、光莉の拉致事件も橘が関係していた可能性が出てきました。
また、橘も陽香も23歳で同じ年です。
二人には何らかの強い結びつきがあり、今回の事件の一部、または全部を共謀して実行しているのではないでしょうか。
15話では、プロキシマの社員たちの証言から、陽香が橘のストーカーであるということがわかりました。
また、光莉の証言から光莉を監禁していた実行犯も陽香であるということがはっきりしました。
素直に考えると、橘のことが好きだった陽香が、光莉にやきもちを焼いて光莉を監禁。
血を抜いたり、凌介のことを殺害するように光莉に言わせたりして嫌がらせをしたというのが犯行の動機となりそうです。
ただし、以前の監禁動画に映っていた凌介の椅子を盗んだのも陽香だとすると、まだ光莉の誘拐が狂言だった時から、陽香が橘に協力していたことになり、つじつまが合いません。
また、光莉への嫉妬が犯行の動機だとすると、陽香が林を追っていた理由がわかりません。
ひょっとすると、橘をストーキングしていたのを強羅に知られ、強羅にうまく利用されて動いていたというのが真相かもしれません。
16話でとうとう陽香が逮捕されました。
陽香を監禁していたのも陽香でした。監禁のシーンを見ると、橘と陽香が共犯関係にあるとは考えにくいです。
ただし、凌介の推理のとおり、光莉を監禁していたときに電話で話していた相手が真帆というのは可能性として高いように思います。
となると、陽香は真帆の居場所を知っているのではと思われます。
また、光莉の証言で、光莉が監禁されていたときに、陽香は「あんたみたいのがイジメッ子だったりすんの。そんで一生、自分のした事に気付かないで死んで行くんだよ。」と言っていました。
相当深い恨みのようなものを抱いていると思われます。
陽香の思い込みも含めて、相良家のせいで陽香がイジメを受けていたと考えられそうです。
そこで、陽香の犯行の動機ですが、単に橘のことが好きで光莉に嫉妬していたからというだけでは説明がつかなくなってきます。
光莉への嫉妬だけであれば、林のことを追う必要もありませんでした。
ひょっとすると、橘への思いを利用されて、誰かにコントロールされていたという可能性もあります。
強羅であれば、ディープフェイク映像を使って、自分が相良家のせいでいじめを受けていたと印象操作をすることが可能なのではないでしょうか。
とすると、陽香の電話の相手は真帆ではなく、強羅であった可能性が出てきます。
ただし、その強羅にしても自分の意思だけで犯行を行っているという可能性は低く、誰かからの依頼によって犯行を重ねていると思われます。
17話で、陽香と橘の過去が明らかになりました。
二人は昔、つき合っていたのですね。そのことで、陽香は橘のストーカーにシフトしていったということでした。
ただし、二人が昔つき合っていて、新しい恋人になった光莉に嫉妬して今回の犯行に及んだとすると、陽香が林や林の婚約者に近づいていた理由がわかりません。
林は真帆と関係があったのですから、陽香にとってはあまり関係のない人物です。単に元カレへの恋慕というだけでは、陽香の行動を説明しきることはできません。
他に動機があるか、陽香が誰か別の真犯人に利用されていたという可能性はあります。
橘一星を犯人黒幕として考察
- 橘と光莉と交際していた
- 自分の行動を警察には話さない
第3話では、橘と光莉と交際していたということがわかりました。
橘のところに光莉から「たすけて」とメッセージがあり、光莉のスマホGPS信号から光莉のスマホを発見するに至りました。
第2話までは謎の天才経営者でしたが、第3話では一転、好青年として描かれていました。
橘が真犯人だとすると、光莉と交際したのもその計画の一部ということになり、1年半ほども交際していたということで、かなり計画的な犯行ということになります。
あるいは、光莉が凌介の娘であるとは知らずに付き合いはじめ、途中で凌介の娘であることに気がついて、凌介への復讐のために光莉たちを誘拐・殺害したという可能性もあります。
動機は、いまだ身元の分かっていない少年の死でしょうか。
橘と少年は兄弟で、自分の弟の死が凌介にあると思っている橘がその復讐をしようとしているという推理が成り立ちそうです。
また、別の謎として、橘の光莉との回想の中で、母親が営む定食屋に光莉が行ってきたというシーンがあります。
橘も、定食屋がどこにあるか言っていないのになぜ行くことができたのかと不思議に思うというシーンです。
光莉は橘も話していない橘の母親の定食屋になぜ行くことができたのでしょうか?
もともと光莉は橘の母親のことを知っていたのでしょうか?何らかの方法で知ることができたのでしょうか?
これも今後のキーになりそうなエピソードです。
凌介が記者会見を開いているまさにその時、「ミシシッピアカミミガメを守る会副会長」というアカウントのTwitterに凌介と陽香が不倫をしているかのような写真がアップされました。
記者会見では、凌介が「きちんと取材もしないでTwitterの記事をうのみにしたような質問には答えられない」と毅然と対応し、なんとかその場を乗り切ることができました。
橘は、この「ミシシッピアカミミガメを守る会副会長」と、光莉のローファーが建築途中の凌介の家の基礎部分に埋られていた事件をTwitterに流した「をんぬむ」が同一人物であると見立てています。
しかし、なぜ「ミシシッピアカミミガメを守る会副会長」と「をんぬむ」が同一人物であるといえるのかについてははっきりとは言わず、濁したような言い方をしていました。
また、ローファー事件の拡散者が「をんぬむ」であるとわかったときも、そのことを警察に話すのはやめた方がいいと凌介たちに提言しており、橘が怪しいという線も捨てることはできません。
第5話では、橘の素姓について明らかにされるというシーンがありました。
警察の調べによれば、
- 大学生でベンチャー企業プロキシマ社長。
- 会員数約500人のオンラインサロン「ミーティア」主催。
- 母子家庭で育つ。母親はパートを掛け持ちし、懸命に働き女手一つで橘を育てた。
- 橘自身も大学の学費は奨学金。バイトで留学費用を貯めて渡米。
- プログラミングと経営を学んで、在学中に起業。
- ちなみに一昨年、母親に定食屋を開かせてやっている。
これを知った警察も「結構、苦労人なんですね」と感心していましたね。
また、光莉と出会ったパン屋のシーンでは、パン屋の店主が二人があつあつだったところを目撃したと語っていて、二人がきちんと恋愛をしていたというのは、間違いないようです。
また、凌介がぷろびんに直撃されたときも、「動画をアップしたら肖像権の侵害で訴える」と、凌介のことをかばっています。
第5話であやしい動きがあったとすると、凌介を抜きにして捜査をしようという「同盟」を瑞穂に提案したことでしょうか。
これも、凌介を交えると機敏に動けなくなるので、鋭い瑞穂だけで動いた方がいいというクレバーな選択だと捉えることもできます。
第6話では、ぷろびんから凌介をかばったことで、窮地に立たされるという展開のようなの
で、やはり凌介側の人間といってもよいのではとも思われます。
しかし、物語はまだ序盤ですので、橘のことを100%信じるのはまだ早いでしょう。
ぷろびんが凌介に突撃した様子をアップし、それを助けに入った橘の様子も映されてしまったせいで、炎上が橘の会社にも広がってしまいました。会社のスタッフたちは、炎上上等という様子で、むしろ楽しんでいるかのようでした。
そんな中、橘の会社には橘のことを誹謗中傷する手紙などが送られてきました。どれも相手にしないといったそぶりの橘でしたが、1つだけ封書でかなり長い手紙が送られてきていて、それを読んだ橘の顔色が変わるというシーンがありました。
この手紙の差出人は誰で、どんな内容だったのでしょうか。橘の父親では?とも考えられますが、橘の父は入院中ですので、それは無理なのではとも思われます。
第6話では、炎上の火消しに正々堂々と生配信を行い、かえって信頼を厚くした橘ですが、まだまだ隠されていることも多いようです。
第10話で橘が母に資金を提供して経営している定食屋をリフォームするという話が出てきました。
オープンからまだそれほど経っていないのに、リフォームをするというのはやや不自然な気がします。
これは、光莉や真帆たちの隠れ場所を確保するためのリニューアルなのではないでしょうか。光莉と橘が共犯で失踪計画を立てていて、橘の母の定食屋をリフォームし、真帆や光莉の隠し部屋を作る計画を立てているというわけです。
篤斗だけが解放されて、自分の恋人である光莉が未だ行方不明という状況であるというわりに橘が平然としすぎているように見えます。橘と光莉、真帆が共犯関係にあると考えるとその落ち着きも納得できますね。
橘の活躍によって、監禁されていた光莉が救出されることになりました。
ところが、そのために今度は橘が陽香から注射器の攻撃を受けて行方が分からなくなってしまいました。
このことで、ますます陽香の目的が分からなくなってしまいました。
光莉のことを監禁し、血を抜いて、凌介の新居に撒くというのも相当な奇行ですが、今度は橘のことをターゲットにしています。
一つの可能性として、橘と陽香は共犯関係にあったものの、何らかの原因があって仲間割れを起こしてしまったというのがあげられます。
これまで、共犯だった二人が仲間割れを起こして、陽香が橘を攻撃、光莉を解放したということであれば、話の辻褄は合います。
となると、橘はすでに殺害されてしまっているのでしょうか?
あるいは、陽香が悪者と思い込んできましたが、橘と光莉の方が悪者で、陽香が2人に制裁を加えているという可能性もありそうです。
15話で、橘が光莉の家出に手を貸していたことがわかりました。
また、光莉の失踪について知っていたことをずっと凌介たちには隠していたこともわかりました。
そこで、一気に橘が真犯人であるという説が有力になりました。
加えて、光莉の靴をコンクリートに埋めた事件や光莉のスマホが発見されたところにあった靴後の大きさなどから、橘に女性の共犯者がいたのではないかという話になりました。
とすると、この女性の共犯者は誰なのでしょうか。
一番有力なのは陽香です。二人は年齢が同じで、過去に何かつながりがあった可能性もあります。
となると、光莉を監禁していたのも陽香と橘が共謀して行ったことで、陽香が橘を襲ったように見えたのも狂言だったということになります。
ただし、阿久津刑事がプロキシマのメンバーに陽香の似顔絵を見せたところ、陽香は橘のストーカーだったということがわかりました。
さらに、16話では陽香が橘のオンラインサロンのメンバーだということもわかります。
陽香はサロンで、「高場花」という名の看護師になりすましていたようです。
また、光莉は陽香の写真を見て自分を監禁していた犯人だと証言します。
やはり、橘と光莉が付き合っているのをうらやましく思った陽香が光莉を監禁したという可能性が高そうです。
とすると、橘は誰とつながっているのでしょうか。
橘と真帆がつながっているという可能性はどうでしょうか。
光莉から真帆が林と浮気をしていて、篤斗が林の子どもであるかもしれないと相談された橘が独自の判断で真帆に近づいてその真偽を確かめようとしたのではないでしょうか。
そんなところで、光莉が陽香に拉致されてしまったということではないでしょうか。
とすると、真帆の誘拐のみ狂言で、そのことを橘だけは知っているという筋書きも考えられそうです。
陽香に監禁されたことから、陽香と橘が共犯関係にあるという可能性は低いと思われます。
ただし、橘が完全にシロかというとそうではないように思います。
この事件では3つの失踪・監禁事件が同時に起こっています。
つまり、橘は光莉の誘拐・監禁事件についてはシロといえそうですが、篤斗や真帆の件に関してはまだわかりません。
それぞれの事件の犯人が自分も意図していない事件に巻き込まれているというのが、この事件の真犯人の特定を難しくしているのではないかと思います。
陽香に拉致・監禁されたことで、かえって橘は真犯人候補から外れることになりそうですが、完全にシロであるというのにはまだ早いのではないかと思います。
17話では、これまで仲間に陽香とつき合っていたという過去を隠していた橘。
至上の時のメンバーは橘を許したようですが、橘がすべての事件の真犯人である可能性は十分にあります。
自分で手を下すことなく、バタコさんや陽香、朋子や強羅をコントロールしているという可能性は高いと思います。
陽香は自分をコントロールしているのが橘であると気付いていない可能性もあります。そこで、橘はわざと陽香に監禁され、自分は潔白であるということを証明しようとしたのではないかと思います。
18話、光莉の誘拐・監禁事件に関して、計画したのは自分であり、陽香を使って実行したと告白した橘。
結局、警察に逮捕されることになりました。
バタコさんと陽香のときと同じく、真犯人ではないものの実行犯の一人として逮捕されたという可能性もありますが、それにしてはあっけなすぎるように思います。
今回の橘の行動については、次の2つの可能性があるのではないかと思います。
『誰かをかばうため』
橘は真犯人が誰であるかを知ることになり、その人物をかばうために自分が犯人であると申し出た可能性があります。
その人物とは、真帆です。
真犯人が真帆であるということになれば、一番傷つくのは光莉です。
自分が愛する光莉を少しでも傷つけないように、自分が犯人であることにしたのではないでしょうか。
『真犯人をあぶりだすため』
自分が嘘の告白をして、真犯人がどう出るか試そうとしているのではないでしょうか。
そうなると、警察に拘束されている自分の他に、真犯人を追い詰めるための協力者が必要になります。
その協力者の最有力候補は瑞穂です。
これまでも、二人は事件解決のために冷静に協力してきましたので、うその告白をしたということも瑞穂は承知しているのではないかと思います。
この橘の行動が一気に事件解決に結び付くのではないかと思います。
住宅メーカー林を犯人黒幕として考察
- 真帆と凌介の大学の後輩
- 結婚が決まっている、その相手が仕事に関係する重要人物
- 凌介の新築工事の継続を阻止したいと思っている
- 凌介の自宅にサッカーボールを蹴って窓を割った?
第2話で林はわざわざ凌介の会社を訪れています。
用件は、新築の建設をこのまま続けてもよいかという相談でした。
凌介はもちろん続けてくれと答えますが、そんな用件であれば、電話でも十分な気がします。
ひょっとすると、凌介の動きを探るために林が偵察をしに来たのではないでしょうか?
また、第2話の終盤で、林は、建築中の家の基礎部分に何かが埋まっているようなので、来て欲しいと凌介に深夜にも関わらず呼び出します。
普通であれば、施工主に連絡する前に、工事スタッフに連絡するのではないでしょうか?
埋まっている死体を凌介に発見させるために林が呼びつけたのではないかと推理します。
朝まで待っていると工事スタッフが第一発見者になってしまうので、急いで凌介に来てもらう必要があったというわけです。
凌介一家のことを心配する熱血漢のように見えますが、それがすべて演技だとしたら…。
林も要注意人物から外すことはできなさそうです。
住宅メーカーの林も第3話に登場しました。
林は上司から、相良家の建築をやめさせるようにと言われます。
その際、上司から「お前の縁談にも影響が出る」と告げられ、「あっちにも影響が出る」とも言われます。
さらに「優先順位を間違えるな」とも上司は言っていました。
どうして、相良家の建築を続行することが、林の縁談に影響を及ぼすのでしょうか。
また、「あっちにも」というのは何のことを指しているのでしょうか。
林はその後、凌介に会い、家の建築を中断することを凌介に提案します。
林はその理由を、警察への協力と基礎工事のやり直しで工期が伸びてしまうので、その分、費用が上乗せされてしまうと説明しました。
しかし、上司の話と合わせて考えるとそれは、方便でしかないとわかります。
家の建築をやめさせたい理由は別のところにあるはずです。
林(と会社)は何かを隠すために家の建築をやめさせたいのではないでしょうか?
建築中の敷地の下には、光莉のローファーだけでなく、何か別のものが埋められているということなのでしょうか?
第4話で林は上司から「社長命令。これ以上騒ぎが大きくなるとあっちのプロジェクトから外されかねない」と言われます。
これを受けて林は凌介に「自分のことを信じて、一旦家の建築をストップさせてほしい」と提言します。
さて、林の上司がいう「あっちのプロジェクト」というのは何のことなのでしょうか。
前回までのところで、林には結婚を決めた相手がいて、凌介の家の建設を続けるとその結婚の話もおじゃんになってしまうというようなことを上司から言われるということもありました。
上司の言う「あっちのプロジェクト」に林の婚約者が関わっているということではないかという推理も成り立ちそうです。
また、第4話のラストで凌介の部屋に何者かがサッカーボールを投げ込んできました。
凌介の部屋は4階にあるのでふつうの人にサッカーボールを投げ入れるのは難しいでしょう。
ということは、サッカーボールの扱いに慣れた人が、蹴り入れてきたのではないかとも思われます。
登場人物の中でサッカーが得意なのは、篤斗のサッカー教室のコーチと林です。
こう考えると、真犯人候補として林の名前もはずすわけにはいきませんね。
第5話では、林の婚約者とその父親が登場しました。
婚約者の名前は、等々力茉莉奈。そして、その父親は等々力幸造です。
父である幸造は等々力健材の社長で、林にとっては逆玉ともいえる結婚相手でしょう。
第5話では、三人が高そうな料亭で会食をしていました。
楽し気な会話の中にも、何やら思わせぶりなセリフがまじっていました。
相良家の新居について幸造は、「こっちまで飛び火することはないよな?」と話していました。
相良家の新居の建設中止は絶対のことのようです。
また、林は工事を取りやめて「プロジェクトに迷惑はかけない」と約束していました。
物語の序盤からキーワードになっていた、林たちの言う「プロジェクト」とはいったい何のことなのでしょうか。
そして、そのプロジェクトと真帆たちの失踪はどのように関係しているのでしょうか。
また、婚約者である茉莉奈が林の耳元でささやいていたことも気になります。
「あなたのためなら…」というようなことをささやいていました。
凌介が考えもしないような巨大なプロジェクトのせいで真帆たちは失踪してしまったのでしょうか。
今後は、林サイドの動きからも目が離せません。
第7話のラストで、凌介は自宅に「それでも、探しますか?」というメッセージの怪文書が送られてきたことを発見します。
そして、そこには、真帆が林と一緒にいる写真が添えられていました。
ここで、一気に真帆と林が不倫をしていたのではないかという疑念がわいてきます。
また、たまたま橘が立ち寄った店に林がいて、「クソがよ」と同僚に愚痴をこぼしているところに出くわします。
そして、凌介が真帆に保険金をかけていたということを警察にリークしたのは自分だということを漏らします。
これは、林が凌介に工事を中止させるためにやったことだということも告白しています。
ここまでくると、凌介の部屋にサッカーボールを蹴りこんだのも林ではないのかという疑念が再燃します。
そうなると、林は、自分と真帆が不倫関係にあったと凌介に思わせることで、新居の建設をやめさせようとしているのではないかという考え方も出てきます。
改めて、凌介のもとに送られてきた写真を見ると、ホテルマンらしき人物もいっしょに写っていることから、場所はホテルのロビーであるとわかります。
もし、二人が不倫関係にあるなら、こんなに堂々とホテルのロビーをいっしょに歩くでしょうか。
また、二人は同じ大学の出身という設定ですが、真帆は48歳で、林は39歳ですので在学期間にかぶりはありません。
さらに、林が保険金のことを知っていたのも、新居を建てるにあたって新たに保険金が必要になってくるということで、凌介か真帆から聞いたことなのだと思われます。
第8話では、凌介と林が直接対決するということになりますが、真帆は林とは不倫関係にあったわけではないということがはっきりするのではないでしょうか。
第8話で林は、真帆との不倫を追求され、かなり窮地に立たされていました。
会社が会見を開き、真帆との不倫を完全に否定、また、相馬家の建設を再開するということにもなりました。
ただ、河村は真帆との不倫問題以外にも林が問題を抱えているということを掴んでいるようです。
これは、凌介の保険の問題をリークしたのが林であるということ、あるいは、住愛の信用問題に関わる別の大きな問題であろうと思われます。
また、第8話のラストで、林にまた別の不倫現場の写真が送られてきていました。
ぱっと見ると相手は真帆のようにも見えますが、よく見ると真帆以外の女性のようにも見えます。
となると、林は真帆とは不倫はしていないものの、別の女性とは不倫をしていて、それを弱みとして掴まれていて、犯人に利用されているということも考えられます。
第9話のラストで、林が人気のないロッカーに真帆の所持品である財布を隠していたことから警察から追われることになりました。
誰かの運転する車で逃亡し、自身は後部座席で隠れているというシーンがありましたね。
車を運転していたのは、乗っていた車が高級車だったことから、フィアンセである可能性が高いと思われます。
また、林が犯人だとすると、自分の会社の所有する空いた住宅に真帆らを監禁していて、婚約者が協力していると考えられます。(凌介や河村たちもそのように推理していました)
また、凌介と真帆が運動音痴であるにも関わらず、篤斗がサッカーチームのエースに育ったというのも、林が篤斗の父親であるというフラグになっているようにも思います。
真帆は違和感を感じてDNA判定の資料請求をしたものの林に拒否されてしまいました。
ここまで怪しいと逆に林が真犯人ではないようにも思いますが、第9話の段階で警察に最も疑われているのは林だというのは間違いありません。
第10話では、林の方から凌介へのメールがあり、接触を試みて来ました。
ここまで怪しいと逆に真犯人ではないのではと思いますが、真犯人にコントロールされている、あるいは、真犯人を知っているという可能性は十分にあります。
身元不明の冷凍死体の箱と篤斗が入れられていた箱の指紋が一致しました。これは、単に模倣犯ではなく、同一人物の犯行であるということが分かったということですね。
警察は林が怪しいと思っていますので、まずは、林の指紋と照合するはずです。ところが、そのような話が無いということは、少なくとも冷凍死体と篤斗を送って来たのは林ではないということなのでしょうか。
林が政治的な裏取引に関わっていたこともわかってきました。林が真犯人でないにしても、何か大きな秘密を知っているということは間違いなさそうです。
11話のラストで逃亡中だった林がとうとう殺害されてしまいました。
失踪事件が続いている以上、林が真犯人だったということはなくなりました。
林は殺害される直前まで誰かからの差し入れによってなんとか食いつないでいるという状態でした。
11話で、林が差し入れをがっつくシーンで差し入れをした人物の顔が映りませんでしたので、この人物は茉莉奈ではないと思われます。
とすると、差し入れをした人物は強羅である可能性が高いですね。また、林は殺害される直前、河村とコンタクトをとろうとしています。
これは、等々力建材と住愛ホームとの癒着をすべてしゃべるつもりでのことでしょう。
そんなことをされると都合の悪い等々力建材と住愛ホームのいずれかが、林を葬ったと考えるのが素直だと思います。
望月鼓太郎を犯人黒幕として考察
口数の少ない望月ですが、それだけに不気味な感じもします。
第1話のラストでは、身元不明の小学生の死体を運んでくることとなった望月。
死体となって発見されたほほには印象的なホクロがありました。
そして、望月のほほにもほくろが見られます。
このことから、死体で発見された少年と望月に血縁関係があり、凌介の娘にいじめられた少年の復讐をするために今回の犯行に及んだという推理が成り立ちます。
自分で自分の弟の死体を運んできたと思うとゾッとしますが、それなら話のつじつまは愛想です。
また、第2話では、小学生にやじられるのはつらいですと凌介にチクリと言うシーンもあります。
あまり感情を表に出さないタイプのキャラという設定になっていますが、心の中では凌介を激しく憎んでいるということは十分に考えられますね。
さらに、望月と橘一星が双子か兄弟、あるいは同じ施設で育った幼馴染なのではないかという考察も。
「鼓星」という言葉があり、これはオリオン座の4つの星を中央の3つの星と結んで、鼓の形に見立てたものを言います。
望月の下の名前は鼓太郎。そして橘の下の名前は一星ですので、「鼓星」という名前から二人は浅からぬ関係があるのではないかというわけです。
ドラマの中では、望月と橘の接点はまだ無いようですが、このことも無視できない考察ではないのでしょうか。
第5話では、望月はほとんど登場がありませんでした。
これまでと同じく、望月は凌介に対して明らかな不快感を示していました。
凌介の家族の失踪事件とその犯人が凌介なのではないかということで、現場にいる自分たちが迷惑をしているというのです。
一方、橘の調査によってぷろびんに冷凍遺体の情報を流したアカウントが明らかになりました。
個人情報までは分からないものの、ツイートの内容から「アフロディーテの下僕」というアカウントであるとわかりました。
冷凍遺体について知っていたのは、警察と亀田運輸の限られた面々です。
この「アフロディーテの下僕」が望月なのではないかと推理してみました。
橘は「勝つのは僕の愛だ。奴は卑劣なLiar。拭いて涙、取り戻すこの手に宝。待っててForever Lover」というアフロディーテの下僕のツイートは瑞穂に向けたものと推測していました。
瑞穂に恋をした「アフロディーテの下僕」が、凌介に嫉妬して犯行に及んだのではないかというわけです。
冷凍遺体について知っていて、瑞穂とも面識がある人物ということで望月があやしいというわけです。
まだまだ不確定な要素はあるものの、望月があやしいというのも捨てきれません。
監禁動画の衝撃と捜索の不発で憔悴しきっている凌介を見かねた瑞穂は、家族との再会を信じ辛い時こそ笑えと、凌介の頬を上げ笑顔を作って励まします。
ところが、その現場が何者かに盗撮され、ぷろびんによって暴露されてしまいます。
現場は会社の中ですので、この盗撮は会社内部の者のしわざだと思われます。
ひょっとすると、瑞穂に片思いしている望月が凌介を陥れるためにやったことかもしれません。
また、このことで、マスコミに追われて会社に出入りすることもままならなくなった瑞穂は、望月に配送車で送り迎えをしてもらいます。
この行動も、瑞穂のことが好きな望月の好意を寄せてのことだともいえそうです。
また、このことで「車には変装して乗車が可能」ということがわかりました。
望月が真犯人で、社用車で真帆たちを拘束して誘拐も可能ということですね。
第8話で瑞穂との会話の中で、恋愛をすると人はバカになるという話題で、鼓太郎は「二宮さんはバカにはなってないですよね」と問いかけました。
このセリフは「(凌介と)不倫してませんよね?」「(誰かと)恋愛してますか?」「僕を好きですか?」という3つの意味に取れます。
おそらく、鼓太郎は「(凌介と)不倫してませんよね?」という意味で聞いたものと思われます。
第9話で鼓太郎は瑞穂といっしょにかがやきの土から生えた植物を確認していました。
その姿をまた誰かが写真に撮影していましたね。
YouTuberのぷろびんは、あてずっぽうで「アフロディーテの下僕」が鼓太郎ではないかと考えていましたが、これらのことから、鼓太郎がアフロディーテの下僕ではないかと思い始めたようです。
また、第9話のラストで篤斗が入っていた段ボールを届けたのも鼓太郎でした。
こんなに都合よく凌介宛ての荷物の担当になるものでしょうか。
やはり何らかの形で事件に関わっていると考えるのが自然なような気がします。
第10話でアフロディーテの下僕が鼓太郎ではなく、太田黒であったということははっきりしました。
しかし、気になるシーンもありました。清明は鼓太郎が配達に来た時、なぜか怖がっていました。
これは鼓太郎が何かに関わっているのを清明は見てしまったという事を意味しているのかもしれません。
鼓太郎はそれに気づいたため、荷物運んできたフリをして、清明に接触しようとしたのではないでしょうか。
また、清明に対して脅迫をしたのも鼓太郎ではないかという可能性も出てきました。
12話では朋子の家に荷物を届けた鼓太郎が清明に自分の電話番号を渡すというシーンがありました。
鼓太郎はどうして、ここまで清明にこだわるのでしょうか。また、凌介の家のキッチンで林殺害の凶器と思われる刃物が発見され、警察がやってきた際、自分の母親である朋子の姿におびえた清明が鼓太郎に電話をかけるというシーンもありました。
清明はどうしてあのタイミングで鼓太郎に電話をかけたのでしょうか。さらに、清明は何を知っていて、何におびえているのでしょうか。
朋子の家の押し入れの中身も明らかになっていないということもあり、清明がすべての真相を知っていて、それを洩らされたくない真犯人である鼓太郎が清明にこだわっているという可能性も十分に考えられます。
サッカーの田中コーチは朋子のことに気があるので朋子のまわりをうろうろしているのはともかくとして、鼓太郎はどうして清明のことを気にかけているのでしょうか。
15話でも清明のことを気にするあまり、朋子からクレームを入れられることになりました。
鼓太郎も凌介と同じく、朋子の部屋の押し入れが気になっているようでした。15話のラストで凌介が思い切って押し入れの中を見せてくれと朋子に頼みました。
結局、瑞穂の動画の話になって押し入れの中を見ることはできませんでしたが、朋子はこれまでほどは嫌がりませんでした。
これは押し入れの中をきれいにしたということでしょうか。また、鼓太郎と清明はどんな関係にあるのでしょうか。
鼓太郎と清明は兄弟で、そのことを鼓太郎だけが知っていて弟である清明を守ろうとしているのではないでしょうか。
となると、朋子は清明の本当の母親ではないということでしょうか?鼓太郎がすべての事件の黒幕であるとは考えにくいですが、鼓太郎と清明の関係は事件と大きく関わっているのではないかと思います。
17話のラストで、今度は、大きな荷物を篤斗のところに運んできた鼓太郎。今度の中身は何なのでしょうか。ひょっとすると、新たな死体なのではとも思われます。
しかし、今回の中身は朋子の息子の清明なのではないかと思います。
鼓太郎はずっと清明のことを気にかけていました。また、篤斗と仲がいいのも知っているので、元気を取り戻した篤斗のところに清明を連れ出したのではないかと思います。
段ボール箱に入れて来たのは、朋子に見つかるのを避けるためでしょうか。
おそらく、鼓太郎が真犯人という可能性は低いのではないかと思います。
真犯人フラグ年齢から考察
望月と橘が兄弟ではないかと考察しましたが、登場人物の年齢はどうなっているでしょうか。
望月と橘は同じ23歳です。やはり、双子、同じ年の幼馴染という考察に無理はありませんね。
そして、謎の女・本木陽香も二人と同じ23歳という設定になっています。
望月と橘が「鼓星(オリオン座)」でつながっているとすると、陽香の「陽」は太陽の陽ですよね。
ひょっとすると、三人は同じ年で同じ施設の出身・幼馴染という可能性もあるのではないでしょうか。
そして、三人で共謀して、凌介の妻と子どもを誘拐したのではないかという考察も成り立ちそうです。
さらにさらに、橘の会社の名前である「プロキシマ」は、太陽系から最も近い恒星の名前で、こちらも星に関係のある名前になっています。
ここまでそろうと、単なる偶然とはいえないのではないかと思います。
今後、天体に関係のある名前の登場人物が出てきたら要注意ですね。
父親母親は誰か年齢から考察
第1話のラストで送られてきた少年の父親と母親はいったい誰なのでしょうか。
登場人物の年齢から考察してみます。
まず、死体となっていた少年は、死後5年ほどが経っているとのこと。
もし生きていれば、光莉と同じ16歳くらいということですので、登場人物の中でこの少年の親である可能性があるのは…。
現時点で34歳以上ということになり、父親であれば
- 相良凌介
- 河村俊夫
- 日野渉
- 太田黒芳春
- 雫石千春
- 阿久津浩二
- 林洋一
- 上原啓太
- 飯田修
ということになります。
また、母親の可能性があるのは
- 相良真帆
- 菱田朋子
- 猫おばさん
- 鴨井晴子
ということになります。
特にこの中では、真帆か朋子が怪しいのではないかと思います。
真犯人フラグ全キャスト!
『真犯人フラグ』は、相良家の家族3人(妻&子2人)が突然失踪してしまうストーリーです。
出演人物は、相良凌介の同僚や学生時代の友人、妻真帆のママ友や子どもの習い事のコーチなど。一体誰が犯人なのかプロフィールをチェックしていきましょう!
相良凌介/西島秀俊
相良凌介は、運送業者「亀田運輸」に勤務するサラリーマンです。
カスタマーサービス部管理課 課長という肩書で、温厚な人柄。
まわりからの評判が良い。家族のことも大事にしています。
ある日突然、妻子が失踪し、事件に巻き込まれていくことになります。
最初は、家族を失った被害者として見られていましたが、あることがきっかけで、犯人なのではないかと疑いの目を向けられることになります。
相良真帆/宮沢りえ
相良凌介の妻である相良真帆。
明るく社交性があり、周囲でも評判の好人物。
スーパーのレジ打ちのパートをして、家計を支える良妻賢母。
誰が見ても幸せそうに見えましたが、ある日突然、子どもたちといっしょに姿を消してしまいます。
相良光莉/原菜乃華
相良家の長女。
私立高校に通う二年生の相良光莉。
明るくて優しい性格。
母である真帆とともにある日突然、姿を消してしまいます。
相良篤斗/小林優仁
相良家の長男。
小学四年生の相良篤斗。
サッカー好きでクラスの人気者。
ある日突然、母と姉とともに姿を消してしまいます。
河村俊夫/田中哲司
河村俊夫は、週刊誌「週刊追求」の編集長。
相良凌介とは学生時代からの親友。年齢は50歳、凌介より2歳上。
相良真帆とも古くからの知り合い。
相良凌介から家族が失踪したとの相談を受け、自分の雑誌を使って情報提供を呼び掛けるように提案します。
二宮瑞穂/芳根京子
二宮瑞穂は、相良凌介の部下。
カスタマーサービス部でクレーム処理を迅速にこなすやり手。
いつも冷静で、相良凌介のことをサポートしてくれる存在です。頭の回転が速く、事件のことも冷静に見て推理していきます。
事件が進むにつれて、相良凌介の相棒的な存在となっていきます。
日野渉/迫田孝也
日野渉は、河村と同じく、相良凌介の学生時代からの友人。
相良真帆とも古くからの知り合い。
脱サラして、長年の夢だったバーを開いています。
明るくて、仲間の中ではムードメーカー的な存在。
太田黒芳春/正名僕蔵
太田黒芳春は、相良凌介の上司。
カスタマーサービス部の部長。
自身は独身であるため、幸せな家族を持つ凌介にどこか嫉妬しています。
望月鼓太朗/坂東龍汰
望月鼓太朗は、亀田運輸で配送スタッフとして勤務しています。
相良凌介の自宅周辺エリアを担当しています。
イケメンであるため団地の奥さま方からも人気であるものの、どことなく影がある青年。
菱田朋子/桜井ユキ
菱田朋子は、相良真帆のママ友。篤斗と同じ年の息子を持つシングルマザー。
整体師として働いています。
疑惑の目が凌介に向けられてからも、相良凌介に味方してくれる数少ない存在です。
橘一星/佐野勇斗
橘一星は、大学生でありながら、2年前にITベンチャー「プロキシマ」を立ち上げた若手実業家です。
都心のシェアオフィスの一角で自社を経営しています。謎の多い天才ですが、相良家の失踪事件について何か知っている様子です。
本木陽香/生駒里奈
本木陽香は、失踪事件が起きた当日、相良凌介に接触してくる謎の女性。
事件が進むにつれて、この女性が何者なのか明らかになっていきます。
猫おばさん/平田敦子
相良家の近くに住んでいるということ以外、本名・年齢・職業など不明なことだらけの謎のおばさん、猫おばさん。
猫とクラシック音楽が好きだそうですが、どこからともなく現れて謎の言葉を残していきます。
山田元哉/柿澤勇人
山田元哉は、篤斗が通うサッカー教室のコーチ。
熱血な指導者ではあるものの、どこか空回りしているというイケメンサッカーコーチ。
第4話で凌介の部屋にサッカーボールを蹴りこんだのは誰なのでしょうか。
凌介の部屋は4階ですが、ふつうの人にはこんなところにサッカーボールを蹴りこむのは不可能です。
しかし、サッカーのコーチである山田であれば可能ではないかと思います。
また、蹴りこまれたサッカーボールは篤斗のものでした。
さらに、サッカー教室にやってきた凌介の姿を見てかなり動揺しているようでした。
山田も何かを知っている、または何かを隠しているように思われます。
サッカーコーチの山田はシロと考えてもいいのでしょうか。
凌介の部屋にサッカーボールを蹴り込んだ人物は男性で、かなりサッカーの技術が高い人物であると考えられます。
そんなところから、まだ山田が完全にシロとはいえないのではないかと思います。
第6話では、朋子の息子である清明に、「何かあったらお母さんか俺に言え」と念押ししていました。
やはり、朋子との間に何か隠し事があって、清明がそれに気付いていると思っているのではないかと見受けられます。
山田が真犯人ではないにしろ、事件の周辺で何か後ろめたいことを行っているのは間違いないのではないかと思います。
第8話で朋子は、サッカー教室で山田と会います。
注文した10番のユニフォームが届き、山田は激しく動揺しているが、朋子はその口をキスでふさいでいました。
山田は10番のユニフォームの注文に関して、どう言い訳したらいいかわからないと動揺していましたね。
10番のユニフォームを注文したのは朋子だと思われます。篤斗の10番を清明に引き継がせるつもりだと思いますが、山田にはそのつもりがないということなのかと思います。
雫石千春/小松利昌
雫石千春は、大学の社会学教授。情報番組にコメンテーターとして出演している。
歯に衣着せぬもの言いで、ケンカを売るような発言も。
第7話で雫石が凌介の学生時代の知り合いであることが明らかになりました。
ただ、雫石は凌介に対してあまりいい感情を抱いてはおらず、「誰にでも優しくていい人と言われていました」とした上で、「主体性がなくて、周りに流されるタイプ。相手が勘違いする。単純にモテる奴」だと言っていました。
テレビで凌介の事件に対してどこか敵意をもってコメントしているのもこんな感情があったからなのでしょう。
雫石は現在44歳で、凌介は現在48歳です。雫石が後輩にあたることになりますが、同じ文芸サークルに所属していた可能性もあります。
ひょっとすると、凌介の情報をぷろびんに流していたのは雫石なのかもしれません。学生時代、凌介から作品に関して厳しい指摘を受け、凌介に対して恨みをもっているのかもしれません。
雫石は1977年6月15日生まれで真帆が1973年4月12日生まれです。雫石が立慶大ならば同じ時期に大学に通っていた事になります。
ただ、「雫石」という名前に誰も覚えがないということですので、これは本名ではないものと思われます。
阿久津浩二/渋川清彦
阿久津浩二は、愛想のない感じではあるものの、地道な捜査で高い検挙率を誇る横浜北警察署の刑事。
落合和哉/吉田健悟
落合和哉刑事課に配属されたばかりの新米刑事。
阿久津刑事を尊敬しているものの、大きな事件を前にしてソワソワしている。
林洋一/深水元基
林洋一は、相良家が新居を建てる住宅メーカー・住愛ホームの営業マン。
相良凌介と相良真帆の大学の後輩にあたる。
元サッカー部ということで、サッカー好きの篤斗と馬が合う様子。
ぷろびん/柄本時生
ぷろびんは、本名を徳竹肇というYouTuber。
底辺YouTubeチャンネルの「ぷろびんチャンネル」を運営しているが、あるとき相良家の失踪事件を知り、考察動画をアップすることを思いつく。
真犯人フラグ最終回までネタバレ
真犯人フラグ最終回までのネタバレを綴ります。
真犯人フラグ19話ネタバレ
いよいよ最終回を来週に控え、すべてが判明します!それでは、19話のネタバレに行ってみましょう。
真帆と二宮の関係は?なぜ占いに行ったのか?
河村の調べで真帆と二宮が約3年前にいっしょに占いに行っていたということがわかりました。
また、その占い師というのは猫おばさんでした。
かつてから、真帆と二宮が知り合いだったとして、二人は何を占ってもらうために猫おばさんのもとを訪ねたのでしょう。
一つの仮説ですが、猫おばさんは強羅とつながっていて、依頼の窓口のような働きをしているのではないでしょうか。
林も強羅に別れさせ屋を頼んでいますので、猫おばさんのところを訪れた可能性があります。
二人は、林が別れさせ屋を頼んだかどうかを確かめるために猫おばさんのもとを訪ねたのではないでしょうか。
二宮に協力者がいる?
これも仮説ですが、二宮が猫おばさんを通じて、強羅に林の殺害を依頼した可能性があります。
自分の姉を死に追いやった林に対する復讐のためです。強羅が実行犯であるとすると、林殺害時に自分のアリバイを確保しておくことは簡単です。
また、19話で二宮が小説を書いている際に鼓太郎に手伝ってもらったという可能性があります。
最近まで、鼓太郎も怪しかったですが、最近は清明と篤斗のことを思いやる好青年な感じで描かれています。
また、二宮に好意を抱いており、協力する可能性は十分にあります。
一星の真実は?
光莉によって一星が真犯人ではないということがわかりました。それどころか真犯人に脅されていたということもわかりました。
消えたビデオテープはどこに?
一星は真犯人に脅迫され、真帆の写真を入手するために相良家でビデオテープを盗みました。
ごく短い時間でビデオテープを盗んでいるので、中身はなんでもよかったものと思われます。
このビデオテープは返却されることなく今に至っているので、おそらくまだ真犯人が持っているものと思われます。
篤人失踪の真相はなんだった?
自分の息子と取り違えられたと妄想したバタコさんが起こしたものです。結局、光莉と真帆の事件とは直接関係がなく、たまたまバタコさんが篤斗を誘拐したタイミングと他の事件が同時に起こってしまったということなのではないかと思われます。
太田とぷろびんの関係は?
大きな関係はないでしょう。
本日2月28日は #芳根京子 さんのお誕生日です🎊#現場でお祝いしました🎁#いつも笑顔いっぱいで#現場を明るくしてくれる芳根ちゃん#今日もビッグスマイルです😆#手は25歳の✌️✋#瑞穂と真帆の関係とは⁉️#宮沢りえ#平田敦子#真犯人フラグ🚩#真相編#第19話3月6日夜10時半放送#ザワつく日曜日 pic.twitter.com/1G1dYzfOgf
— 真犯人フラグ🚩真相編【公式】日曜ドラマ 最終回3月13日夜10時半放送! (@shinfla_ntv) February 28, 2022
ドラマの本編とは直接関係ありませんが、真帆と二宮が猫おばさんのところを訪ねたシーンの撮影後だと思われるオフショットがツイッターに公開されていました。
三人が写っている写真なのですが、二宮役の芳根京子さんが「パーとピース(5と2)」という少し不自然なポーズをとっています。
そして、真帆役の宮沢りえさんがそれを指さしています。
これは、何かの暗示なのでしょうか。
5人といえば、至上の時で推理を繰り広げていた凌介・瑞穂・一星・河村・日野が思い浮かびますね。
そして、その中の2人が真犯人であることを示唆しているのでは…。
これは少し考えすぎのようです。
芳根京子さんの誕生日は2月28日でこの日に合わせてアップされた写真で、25歳の誕生日であることから「パーとピース(5と2)」のポーズをされたものと思われます。
真犯人フラグ18話ネタバレ
それでは、真犯人フラグ18話のネタバレにいきます。
真帆の時系列
ここまでにわかった、これまでの真帆の行動の時系列をまとめると次のようになります。
2010年:同窓会に出席
2019年:猫おばさんにに占ってもらう(紹介者であると瑞穂と一緒に)
2020年:林と再会
真帆が林と不倫関係になる前から真帆と瑞穂は知り合いだったということになります。
真帆と二宮の関係は?
真帆と瑞穂がかつてから知り合いだったということがわかりました。また、真帆が林と不倫関係になる前からの知り合いだったということから、瑞穂の姉がたまたま林の元彼女だったとしても、そのことで瑞穂が真帆に近づいたという可能性はなくなりました。
ただし、自分が真帆と以前から面識があったということを隠していたということは、やはり、そこに何か秘密がありそうです。
最も可能性が高いのは、真帆の失踪に瑞穂が関係しているということでしょう。
瑞穂が真帆を監禁し続けているとは考えにくいので、真帆が自分の意思で失踪したのを知っているか失踪に手を貸しているということではないかと思います。
菱田はなぜ嘘をついている?
朋子はサッカーの田中コーチと清明と何らかの秘密を共有しているようです。その秘密について、バタコさんは「同じ親として許されない」と言っていました。
19話では、朋子が真相を語るようです。
田中コーチの反応から、その秘密というのは、朋子が何らかの犯罪行為をしたというよりは、犯人に加担したあるいは、人には言えないくらいの後ろ暗いことをしたということのようです。
また、別会社のドラレコの映像から、失踪当日に篤斗といっしょにいた赤い傘の女は朋子であることが判明しました。
かつて、朋子は、ドラレコの写真を見せられて、はっきりと「自分ではない」と証言しました。
朋子はなぜ、嘘をついたのでしょうか。このあたりに、朋子たちが隠していることの真実があるようです。
キヨくんとあっちゃんは何を隠している?
清明は篤斗の病室を訪れて、篤斗に何度も謝っています。自分の母である朋子のしたことを許してほしいというようなことも言っていました。
これは、朋子が篤斗を清明の身代わりにしたということではないでしょうか。本当なら、自分が誘拐されて監禁されるところを、代わりに篤斗を差し出すようなことをしたというのが、朋子が隠している秘密なのではないかと思います。
一星の供述、真相
橘は自ら犯行を告白して警察に逮捕されることとなりました。いかにも嫌われるような話し方で犯行を告白していました。
警察でも反抗的な態度をとっていました。しかし、本当に橘が実行犯なのでしょうか。
真相は、瑞穂と協力して犯人をあぶりだすという作戦なのではないかと思います。
真実とまったく異なる証言を自分が行えば、犯人が何らかのアクションを起こすのではないかと考えたのではないかと思います。
一歩間違えば、自分が本当に罪を着ることになり、自分の会社も大きな痛手を負うことになる危険な賭けですが、橘らしい行動ともいえます。
一星と本木の関係は?
橘と陽香は元恋人同士であるということが判明しました。
ひどいいじめを受けていた陽香を救うためにイケメンの自分が恋人になることでそのいじめを回避したということです。
行動力と知恵のある橘らしい行動ですね。
橘は光莉の失踪・監禁事件について自分が計画し、陽香を使って実行に移したというふうに話していますが、陽香の証言と食い違っています。
陽香は自分一人がやったと証言しています。
橘のことをがかばっていると見ることもできますが、橘がわざとうその証言をしていると見れば、この食い違いも納得できます。
キンセンカの謎
かつてバタコさんが瑞穂に贈った土を会社の庭にまいたところ、そこからキンセンカが咲いたということがありました。
このキンセンカは何を意味しているのでしょうか。
キンセンカという花には次のような言い伝えがあります。水の精クリティは太陽神アポロンに恋しますが、失恋します。
太陽神アポロンはレウトコエ王女と恋仲だったからです。
水の精クリティは二人が恋仲であることをレウトコエ王女の父親であるオルカモス王に密告します。
これを聞いたオルカモス王は激怒して自分の娘であるレウトコエ王女を殺してしまいます。
このことで水の精クリティは激しく後悔します。
そして、その後悔からキンセンカという花になってしまったのでした。
この水の精クリティが瑞穂と同じ立場にいるのではないかという考察です。
もしそうだとすると、太陽神アポロンは林、レウトコエ王女は瑞穂の姉、そしてオルカモス王は瑞穂の姉の父。つまり瑞穂の父親ということになりそうです。
となると、瑞穂の姉を殺したのは瑞穂の父ということになるのでしょうか。
少し考えすぎかもしれませんが、こんなことも考えられそうです。
ちなみに、水の精クリティはヒマワリになったという説もあるそうです。
瑞穂のスマホの自分のアイコンはヒマワリの写真でした。
これも少し考えすぎでしょうか。
真犯人フラグ17話ネタバレ
真犯人フラグ17話のネタバレをします。
二宮が凌介に協力した理由
これまで、二宮が凌介に協力してきたのは、二宮自身が言っているように、凌介のことを放っておけないからということだと思います。
上司として、男性として好意を抱いているのも本当だと思います。
ただし、事件を究明する中で、自分の姉の死と林が関係していたことに気付いたのではないでしょうか。
二宮姉と林の関係
二宮の姉は、真帆と再会するまでの林の恋人だったと思われます。林が真帆と同窓会で再会したことをきっかけに、林の二宮の姉への愛情が冷めてしまい、結局別れることになったのではと思います。
ひょっとすると、別れさせ屋として強羅が暗躍していた可能性もあります。二宮の姉は失恋をきっかけに自殺、あるいは、邪魔になった林から依頼を受けた強羅が殺害したのではないでしょうか。
篤斗に届いた荷物は何?
鼓太郎が篤斗に届けたのは、朋子の息子である清明だと思われます。篤斗の脱出後、二人はまだ再会していないので、鼓太郎が朋子に内緒で清明を篤斗の病室に連れ出したのではないでしょうか。
ここで、二人は仲直りするのではと予想します。
一星は手錠をどのようにとった?
自力で陽香の監禁場所から脱出した一星。これまで外すことができなかった手錠を外して脱出しました。
これをもって、一星の監禁は、陽香との狂言なのではと考えられなくはありませんが、警察に捕まった後の陽香が一星の様子を心配する様子が、演技のようには見えなかったので、やはり本当に監禁されていたのではと思います。
手錠については、がんばって外したということになりそうです。
一星と強羅の関係は?親子説?脅迫?
一星と強羅の関係を親子と見ることもできそうです。一星は小さい頃に父親とは離れ離れになったと言っていて、それ以上のことは言っていません。
二人が親子関係にあり、共犯関係にあるとすると、納得できる部分もあります。
また、強羅ではなく、一星の方が強羅を脅迫か何らかの形でコントロールして犯罪を行わせているという可能性もありそうです。
ひょっとすると、二人はまだ親子関係であるということを本人たちも気付いていないかもしれません。
このドラマでは「本当の親子関係」が一つのテーマになっているので、衝撃の事実として二人が親子だったというオチはあるかもしれません。
真帆が真犯人の場合の動機は?
凌介が推理するとおり、完全な失踪か、誰かと駆け落ちすることが動機だと考えられます。
真帆が被害者で誰かに監禁され続けているという可能性もありますが、光莉の美容室を予約したりとある程度自由がきく状態なのではと思います。
自分の事件が世間でこれだけ話題になっているのに、全く姿を現さないというのは、不自然ですし、事件の加害者側である可能性が高いと思います。
トランクルームの鍵は?
一星が光莉と監禁の演技した血塗り椅子の動画の件でまだ謎が残っています。
あの動画は一星と光莉の狂言であることは分かっています。あの動画に映っていた椅子がトランクルームにあった凌介の椅子と同じであったことから、凌介は疑われることになりました。
ということは、一星が凌介のことを陥れようとしたいというこなのでしょうか。
18話の予告で光莉がトランクルームの鍵を受け取っていることから、このあたりのことが
明らかになっていくのではないかと思います。
真帆とバタコの繋がりは?
真帆とバタコさんのつながりについては、これまで大きくはピックアップされてきませんでした。
ただ、バタコさんがこれほどまでに篤斗に執着する理由がわかりません。
ひょっとすると、バタコさんの息子の死と真帆が間接的にせよ、何か関係があるのかもしれません。
真犯人フラグ16話ネタバレ
16話の追記をお願いいたします。
なぜ二宮は、不倫告発ビラを入れたの?
瑞穂の証言を信じるなら、凌介に目を覚ましてほしかったからということになります。
瑞穂が凌介に惚れているのは間違いないありません。また、その後の瑞穂の様子を見ても、
この証言は信じられるのではないかと思います。
本木=看護師「高場花」になりすまし?
本木が高場花という看護師になりすましていたことがわかりました。これまでに犯行に使われていた注射器などを本物の高場花から横流しさせていたようです。
注射器を横流しさせるたげであれば名前までなりすます必要はなさそうですが、本木自身が看護師に憧れを抱いていたのではないかと思います。
本木と凌介の関係は?
第1話で駅のホームで木本から人間違いされたことを凌介は覚えていました。凌介の方にはそれ以上の面識はないようですが、木本の方は相良家に深い恨みを抱いているようです。
過去にいじめを受けていた木本が、逆恨みでそれを相良家のせいにしているという可能性があります。
朋子と山田の危険な計画の内容は?
朋子とサッカーコーチの山田の間には何か秘密があるのは間違いありません。それも、そのことがばれると警察沙汰になるようなことのようです。
また、その秘密をバタコさんは知っている様子でした。バタコさんの息子の死に関係することなのではと思います。
可能性としては、バタコさんの息子の死は学校やサッカークラブでのいじめによるもので、二人はそのことを知っていながら、見殺しのような形になってしまったというようなことではないでしょうか。
週刊追求で結託説浮上?
河村は献身的に事件の解決に奔走しています。河村自身もときどきつぶやいていますが、自分の親友の事件で稼いでいるという後ろめたさがあるようです。
そのことから、事件そのものを河村が作り上げたという考えもできそうですが、物理的に仕事をしながら三人の人間を同時に監禁したり、動画を撮影したりするのは無理があるように思います。
凌介の推理はあってる?
16話で凌介は、真帆が犯人かもしれないという、これまで禁断の推理をしはじめました。
このこと自体が視聴者へのミスリードなのではないかと思います。真帆への疑惑をたっぷりと見せたあとで、凌介も真帆を疑いはじめますが、実は真帆は無実で、篤斗も本当の息子だったというのが、オチなのではないかと思います。
菱田とバタコの関係性は?
朋子の息子と死んだバタコさんの息子は同じサッカークラブに通っていたという関係ではないかと思います。
つまり、篤斗の病室で格闘したのが初対面ではなく、それまでにも面識があったものだと思います。
バタコさんの息子は6年前にすでに亡くなっていますので、息子同士が同級生ということはあり得ませんが、サッカー教室によって何らかの接点があるものと思われます。
真帆は携帯を2台所持していた?
事件当日、光莉は真帆が誰かと携帯で話しているところを目撃しています。ところが、真帆の携帯には当日の通話履歴がありませんでした。
そのことから、真帆が2台目の携帯電話を持っていたということになっています。自然な推理であるとは思いますが、2台目の携帯を準備するというのもかなり手間のかかることです。
誰かから借りた携帯だったか、ひょっとすると光莉の勘違いだったという可能性も残っています。
林はサウナにいたの?
瑞穂と林の元婚約者の話から、真帆の失踪当日、林はサウナにいて電話などかけていなかったということがわかりました。
やはり、光莉が見たという真帆の電話の相手は林ではなかったということのようです。
とすると、失踪を手助けしてくれる別の協力者と真帆は話していたということなのでしょうか。
3つの事件の詳細は?
これまで真帆・光莉・篤斗の三人が同時に誘拐されたと思われていましたが、真相がわかるにつれて、それぞれ別々に誘拐・監禁されていたということがわかってきました。
しかし、同時多発的に一家の三人が別々の犯人に誘拐されたというのも無理があります。
ということで、「真犯人が一人いて、強羅に指示を出し、その強羅がさらに本木、バタコ、菱田を使って事件を起こしていた」というのが真相ではないでしょうか。
このことで、一見、バラバラの事件が同時に起こっているかのように見えているというわけです。
真犯人フラグ15話ネタバレ
それでは、真犯人フラグ15話で気になったシーンをネタバレしていきます。
光莉の失踪理由
15話で、光莉が最初失踪したと思われていたのは、実は橘と光莉の狂言だったということが明らかになりました。
その後、陽香によって本当に拉致されてしまったというのが真実であるようです。ただし、これは光莉の証言を100%信用した場合です。
真犯人が橘で、その犯行のサポートを光莉がしていて、15話での証言自体がうそだったとなると話は変わります。
狂言誘拐でなかったということ自体が狂言だったという場合ですね。
ドラレコから見える事件の繋がり
第2話で発見された真帆たちと思われる3人の姿が映ったドライブレコーダーの映像が何だったのかという謎が解決していません。
強羅によるディープフェイクだったという可能性も無くはありませんが、会社の保有するドラレコのデータが改ざんされたとは考えにくいので、それはないと思われます。
また、真帆と思われる人物が真帆ではなかったという可能性もあります。
ただ、このことに関しては篤斗と光莉に聞けばすぐにわかることのはずですが、なぜかこれまで話題になっていませんね。
16話以降でこの謎も明らかになるものと思われます。
光莉の証言の違和感
光莉の証言によって、前半は誘拐されたのではなく、自分から家出したということがわかりました。
また、血だらけの椅子の犯行動画も自分たちで撮影したものであると告白しました。ただし、犯行動画に映っていた凌介の椅子は陽香の盗んだものであり、これが自作の犯行動画に映っているのは不自然です。
となると、橘と陽香はもともと共犯関係にあり、光莉を利用して今回の犯行に及んだという可能性もあります。
一星と本木の関係は?
となると、そもそも橘が光莉に近づいたのも犯罪計画の一つだったという可能性もあります。
ホームページの相関図を見ると、橘と陽香は同じ年です。過去に二人は特別な関係にあり、今回はそれが原因でいっしょに犯行に及んだという可能性が考えられます。
たとえば、二人は幼馴染みで、過去に同じつらい思いをして、その復讐をしようとしているというような可能性です。
そう考えると、光莉のことを狂言誘拐で完全に信用させておいて、後半は本当に監禁したというふうに考えられます。
また、現在行方不明の橘ですが、そもそも誘拐されたり殺害されているわけではなく、今は陽香といっしょにいて、次の行動にそなえていると考えられます。
本木の目的は他?強羅と親子?
陽香の犯行の動機が単なるストーカーの延長や嫉妬からくるものだとすると、陽香が林を追いかけていたりする理由がわかりません。
ひょっとすると、陽香と強羅にも何か関係があり、そのことから陽香が動いているという可能性もあります。
強羅はディープフェイク映像を使って人を信じ込ませるという特技がありますので、そのことによって洗脳された陽香が強羅の思うようにコントロールされているという可能性もありそうです。
また、強羅がPTAの役員だと言う話も出てきましたが、このことから陽香と強羅が親子であるという説も考えられます。
つまり、陽香が学生だったころ、強羅がPTAの役員だったというわけです。わざわざ強羅がPTAの役員だという設定があるということは、誰か意外な人物の親であるという可能性を示唆しているのではないかと思います。
であれば、親である強羅のために陽香が動いているというのは不自然なことではないように思えてきます。
二宮と強羅の関係は?
凌介のマンションのポストに、「それでも探しますか」というビラを入れたのは瑞穂で間違いなさそうです。
強羅のディープフェイク映像の可能性もありますが、16話でそのことについての真実を瑞穂が語るようです。
また、一つの可能性として、強羅が別れさせ屋のようなことをしていたということから、瑞穂が、凌介と真帆を別れさせるように依頼していたということも考えられます。
なくなったテープはどこ?
家に戻ってきた光莉と凌介はホームビデオのうちの1本が無くなっているという話をします。
凌介一家のホームビデオを誰が何のために盗んだのでしょうか。可能性としては、ディープフェイクを作るための素材とするために盗まれた可能性があります。
凌介が真帆を殺害したように思わせるためにディープフェイク動画が作られたものと思われます。
その動画を作成するための素材にするために盗まれたのではないでしょうか。今のところ、フェイク動画を作ることができるのは強羅です。
ただし、強羅は凌介の部屋に自由に入ることはできません。凌介の部屋に自由に入ることができた人物といえば、朋子です。
朋子であれば、最近まで合鍵を持っていましたので、部屋に自由に出入りできます。
また、部屋の中のこともかなり詳しく知っていると思われますので、ホームビデオを持ち去ることくらいは簡単にできるでしょう。
また、もちろん、真帆もホームビデオを持ち去ることは可能です。家に誰もいないことを確認した上で、こっそり家に戻ってホームビデオを持って出てきたという可能性も十分あるでしょう。
そして、強羅にフェイク動画の作成を依頼したというわけです。
真犯人フラグ14話ネタバレ
それでは、真犯人フラグ14話のネタバレをご紹介します。
光莉と篤人と真帆は別事件?
14話では、やっと光莉が監禁から解放されました。光莉は篤斗と感動の再会を果たしますが、互いに「ママは?」とたずねます。
光莉は真帆は篤斗と、篤人は光莉と一緒に監禁されているものと思っていたようです。
ということは、光莉の監禁事件と篤斗の監禁事件はそれぞれ別の事件だったということになります。
また、真帆も別に監禁されているとなると、3人はそれぞれ別に監禁されていたということになります。
あるいは、光莉と篤斗の監禁事件の首謀者が真帆だったという可能性も出てきました。かつて、真帆の指輪と光莉のスマホが近くで発見されたということがありました。
真帆の監禁と光莉の監禁が別の事件だとすると、この二つの遺留品があんなに近くで発見されたというのは不自然です。
やはり、3つの監禁事件があったのではなく、いずれかの監禁は狂言であると考えた方が自然ではないでしょうか。
日野と強羅の関係は?
14話で最も気になったのは、何といっても日野と強羅の関係です。14話では、強羅は等々力の依頼で住愛ホームの林の上司であった井上の遺体を、人形のように加工して“保管”していたという猟奇的なシーンもありました。
河村が「あれは触れちゃいけない世界の住人」という強羅と日野の間にはどんな関係があるのでしょうか。
日野が「強羅くん」と「くん」づけで呼んでいることから、学生時代からの知り合いであるという可能性が高いです。
あるいは、かつて裏の仕事を日野が強羅に依頼したことがあり、それ以来の知り合いという可能性もあります。
二人の関係は15話以降の焦点になると思われます。
二宮は味方?敵?
14話のラストで林の元婚約者・茉莉奈と不敵な談笑をしていた瑞穂ですが、瑞穂は凌介にとって敵なのでしょうか。味方なのでしょうか。
単に信頼している上司だからというだけでは説明できないくらい、瑞穂は凌介に協力的です。完全に凌介の信頼を得たところで、凌介に対して致命的な打撃を与えるチャンスを狙っているとも考えられます。
瑞穂が味方だとするとどうしてそんなに献身的なのか、もし敵だとするとその動機は何なのかが最終回直前あたりで明らかになるのではないかと思います。
バタコは何を企んでいる?
かつて、篤斗の洋服がフリマアプリに出品され、そのときの出品者の名前が【keiju1008】となっていました。
14話でバタコさんの過去が明らかになり、6年前に息子が事故で亡くなったこと、5年前には中村充と離婚していたことがはっきりとわかりました。
また、亡くなった息子の名前が圭樹であったこと、バタコさんから亀田運輸にかかってきたクレーム電話からバタコさんの誕生日が10月8日であることがわかりました。
息子の名前と誕生日から【keiju1008】がバタコさんであるということが判明しました。
ここまでバタコさんがやったことを列記してみると、
- 篤斗の監禁し、洗脳して自分のことを「ママ」と思いこませた。
- かがやきの世界の教祖に「お願いします」と言っていた。
- 光莉と同い年の自分の息子の遺体を冷凍して凌介に送りつけた。
- 元夫の中村充を殺害した。
- 凌介を毒殺しようとした。
ここまで見ると、バタコさんは6年前に息子を亡くし、そのショックからかがやきの世界に救いを求めた。かがやきの世界では、影を断ち切れと言われ、元夫や凌介の殺害を企てた。
自分の息子の代わりとするために篤斗を洗脳しようとした。
というのが、全体の流れなのではないかと思われます。
篤人の記憶を整理
篤斗の記憶を整理してみると次のようになるのではないかと思います。
- 篤斗は誘拐され監禁中に何らかの映像を見せられて凌介が真帆を殺したという記憶を植え付けられた。
- また、別の洗脳でバタコさんのことを「お母さん」だと思わされるようになった。
- しかし、十分な洗脳ではなかったため、真帆=ママ、バタコさん=お母さんという認識になってしまった。
光莉が戻ってきて、心が落ち着いて整理されれば、洗脳は解けていくのではないかと思います。
本木の共犯者は誰?
13話では陽香が光莉を監禁しながら、誰かと電話で話していました。光莉の監禁については陽香一人で行うことは難しく、共犯者がいるものと思われます。電話の相手は、陽香の口ぶりから女性ではないかと思われます。
また、光莉から抜いた血を凌介の新築の家でばらまき、自分の足よりも大きな靴を履いてニセの証拠を作っていました。
大きめの靴を履いていたということから犯人は女ではなく男と思わせたかったのではないかと思われます。
これらのことから、陽香の共犯は女ではないかと思います。
とすると、陽香の共犯は瑞穂か真帆ではないかと思います。
7×8=56から読み取る真犯人黒幕は?
14話では、ポリュビオスの暗号という暗号が出てきます。ポリュビオスの暗号とは、5×5のマス目にアルファベットが割りつけられていて、その組み合わせで言葉を表すというものです。
このような表で文字を表すというようなものです。
ここで、かつて瑞穂が謎の人物に襲われたとき、言われた「シチハゴジュウロク」という言葉です。
この表で、7と8の交点にある文字は「T」です。
橘の頭文字は「T」ですね。
また、橘が送られてきたメールを見て不自然なほど早く暗号を解くことができました。これらのことから、橘が真犯人、あるいは真犯人に近い人物であることが濃厚になってきたように思います。
真犯人フラグ13話ネタバレ
真犯人フラグ13話で分かってきたことをご紹介します。
真帆と本当に会えた?
13話のラストは、凌介が新居で真帆を見つけたというところで終わります。とうとう、凌介は真帆と再会することができたのでしょうか?
残念ながら、凌介は真帆の幻影を見たのだと思われます。13話のラストで現れた真帆の姿が、それまで凌介が記憶の中に見ていた真帆の姿と服装が同じでした。
また、14話の予告や公式ホームページの予告でも真帆が戻って来たという話は出て来ていないので、恐らく凌介は、新居で真帆の幻影を見たというオチなのだと思います。
また、予告編で橘は、「まだ遠くには行っていないと思います」と言っていますが、これは、血を撒いた犯人のことを言っているものと思われます。
冷凍遺体と篤斗を誘拐したのはバタコ?
13話で警察がバタコさんの部屋に捜査に入り、本格的にバタコさんのことを追及しにかかりはじめました。
病院の防犯カメラの映像から、少なくとも凌介に毒を飲ませたのはバタコさんであることは間違いないとわかったためです。
バタコさんの部屋からは、血の付いたバットや凌介の遺影や位牌のようなものも見つかりました。
警察が踏み込んだ時、バタコさんはすでに別のところに逃げていましたが、警察はバタコさんの指紋を採取することができました。
そして、最初に送られてきた冷凍死体が入った箱と篤斗が送られてきた箱からバタコさんの指紋が検出されることになりました。
これで、冷凍死体の事件と篤斗の誘拐にもバタコさんが関わっていることが確定しました。
これまでに篤斗は「パパがママを殺した」と証言していました。
もちろん、パパとは凌介のことでママとは真帆のことだと思われていますので、凌介が真帆を殺したということだと思われてきました。
ところが、13話でバタコさんの写真を見た篤斗はバタコさんのことをママだと言い始めました。
篤斗は記憶でバタコさんのことをママだと認識しているようです。ということは、篤斗は凌介がバタコさんを殺したと言いたいということなのでしょうか。
しかし、もちろん当のバタコさんは生きています。
篤斗の記憶が何らかの力によって書き換えられてしまっているのは間違いありません。
いったい誰が、何のために篤斗の記憶を改ざんしたのでしょうか。
「マインドコントロール」と聞くと怪しげな新興宗教を連想してしまいますが、篤斗の記憶書き換えについてもかがやきの世界が何か関与しているのかもしれません。
出品者【keiju1008】はバタコ?
かつての放送でフリマアプリに篤斗のものと思われる洋服が出品されたことがありました。
出品者の名前は【keiju1008】となっていて、当初は朋子が出品者なのではないかとも思われましたが出品の写真が朋子の家のではありませんでした。
部屋の様子から考えても出品者の正体はバタコさんで間違いないと思われます。
また13話ではバタコさんの部屋の全貌が明らかになりましたが、篤斗と同じ年くらいの子どもの洋服が多数発見されました。これは冷凍遺体として発見された少年の洋服なのではないかと思われます。
やはり、冷凍遺体の子どもの母親はバタコさんで間違いなさそうです。14話では、瑞穂がバタコさんのクレーム電話を調べることで、出品者である【keiju1008】がバタコさんであると思うようになります。
河村が突き止めた冷凍遺体の正体は?
ずっと謎だった、冷凍遺体の少年は誰かということが14話で河村によって明らかになるようです。
一番有力なのは、バタコさんの息子であるという可能性です。
14話ではバタコさんの行方を探すというのがメインになってくると思われますので、バタコさんの足取りや素性を追う中で、このことが明らかになるのではないかと思います。
冷凍遺体の少年がバタコさんの息子であるとわかれば、なぜ遺体を凌介に送ってきたのか、そして、バタコさんと凌介の過去に何があって、どうしてバタコさんが凌介のことを恨んでいるのかということもはっきりしてくるのではないかと思います。
バタコの両親と過去、凌介との関係は?
バタコさんと凌介の関係については14話以降で明らかになっていくものと思われます。バタコさんに殺された中村充も言っていましたが、二人は過去に何らかの関係があったものと思われます。
ただし、凌介はバタコさんのことを全く覚えていないようですので、バタコさんの方が一方的に恨みを抱いているという可能性もあります。
たとえば、冷凍死体として送られてきた少年はバタコさんの息子で、その息子の死の原因が凌介にあると思われているというようなことです。
バタコさんの逆恨みである可能性も高いですが、息子を失うことのつらさを思い知らせるために凌介の息子である篤斗を誘拐したのではないでしょうか。
14話では、バタコさんと自分にどんな関係があるのかを探るために凌介がバタコさんの両親を訪ねます。
林の写真は、強羅のロッジ?
林が殺される直前に隠れていたロッジが実は強羅の借りていたものだったということが14話で明らかになります。強羅が自分の意思で林をかくまっていたというのは考えにくいです。
何でも屋である強羅は誰かに頼まれて林をかくまっていたということでしょう。おそらく、等々力建材か住愛ホームから林をかくまうように依頼されたものと思われます。
林は、すべてを話すと河村に連絡した直後に殺されていますので、やはり会社から依頼を受けた強羅が林を殺害したと考えるのが自然ではないかと思います。
真犯人フラグ12話ネタバレ
それでは、真犯人フラグ12話のネタバレをご紹介します。
通報者は誰?
亀田運輸に篤斗が連れ去られたときの様子を目撃したという人物から電話がありました。
女性であるということはわかりましたが、この通報者が誰であるかははっきりしていません。
オペレーターが話を聞いて終わりでしたが、警察に届けた方がよかったのではと思ってしまいます。
それはともかく、通報者の話によると、篤斗は白い車で連れ去られたということ、また、サッカーのコーチである田中は「篤斗はサッカーボールを持っていたはず」と証言していますが、サッカーボールは持っていなかったということなどが明らかになりました。
今後、この通報者の証言がキーになってくるのではないかと思われます。
なぜ二宮はバタコさんを追跡した?
12話で、瑞穂がふと気になり、バタコさんの商品購入履歴を調べるというシーンがありました。
おかげで、充を殺害した金属バットや凌介を狙った吹き矢、フグを飼育していた水槽などを購入したということがわかりました。
(もちろん、この時点で瑞穂はバタコさんがそれらの犯行を行ったことまでは気付いていませんが)
ただ、そもそもなぜ瑞穂はバタコさんの商品の購入履歴を調べようとしたのでしょうか。
最近バタコさんからクレームの連絡がないということに反応したということなのでしょうか。
篤斗を車に乗せたのは誰?
篤斗を乗せて拉致したと思われる車の持ち主が宗教法人かがやきの世界であるということがわかりました。
となると、拉致事件そのものがかがやきの世界の仕業であるという可能性が出てきました。
また、12話に登場した白い車を運転していたのが強羅であることから、強羅がかがやきの世界とつながっているという可能性もあります。
バタコさん、陽香、強羅がそれぞれかがやきの世界の信者で、それぞれがかがやきの世界の指示によって動いているという線も考えられそうです。
茉莉と本木はどこで何をしている?
12話のラストで陽香が光莉を監禁しているシーンがありました。また、いやがる光莉の腕から陽香が血液を採取しているというところで終わりました。
陽香はいったい何のために光莉の血を採っていたのでしょうか。ひとつ考えられるのは凌介に光莉の血液を送ることで、何かしらの脅迫をしようとしているという可能性です。
また、もう一つの可能性としては、凌介と光莉が本当の親子であるかどうかをDNAで確かめるために採血しているという可能性です。
また、陽香が光莉から採血していたのはどこかというのも気になります。
どこかの家のお風呂場のようにも見えました。監禁場所というには生活感があるところのように見えます。
とすると、陽香の自宅という可能性もありますね。
ひょっとすると、誰かに監禁されていたのを陽香が保護して、自分の自宅に連れて行ったということも考えられそうです。
篤斗の父親は誰?
12話では、図らずも、阿久津刑事から、DNA判定の結果を聞かされてしまった凌介。判定結果には「父性確率0%」とはっきり書かれていましたので、篤斗が凌介の子どもであるという可能性は無くなりました。
とすると、篤斗の本当の父親は誰なのでしょうか。やはり、真帆と不倫関係にあった可能性が高い林との子なのでしょうか。
となると、篤斗の本当の父親はすでに殺されてしまっていることになりますね。
それでは、物語としてあまりにも悲しい終わり方なので、篤斗の本当の父親は別にいるという可能性もあります。
ひょっとすると、DNA判定結果は凌介と篤斗のものではなく、結局、篤斗の本当の父親は凌介だというオチも考えられます。
鼓太郎と清明の関係は?
鼓太郎は12話以前から清明のことをずっと気にかけています。12話では、何かあったときのために、自分の携帯番号を清明に渡しました。
ここまで、鼓太郎が清明のことを気にかけるのはなぜなのでしょうか。一つの可能性としては、鼓太郎が真犯人、あるいは何かの犯罪に荷担していて、そのことを清明が知っていると思い、口止めのために監視しているというものです。
また、もう一つの可能性としては、鼓太郎と清明が実は兄弟で、鼓太郎は朋子から清明を守ろうとしているという可能性も考えられます。
その場合、鼓太郎が朋子の息子というのは年齢的に無理があるので、鼓太郎と清明は腹違いの兄弟ということになると思います。
押し入れの秘密を知って以降、清明はずっとおびえています。清明が事件について重要ななにかを知っているのは間違いないので、清明が今後のストーリー展開に大きく関わって来るのは間違いありません。
林が殺された理由は?
林が殺された理由はやはり、等々力建材と住愛ホームの裏の癒着の秘密を知っていたからでしょうか。
誘拐事件の容疑者となってしまった林が捕まり、それがきっかけで裏の癒着にまで話が及ぶのを恐れた会社関係者が林を始末したというのが有力な気がします。
また、林の遺体が発見された車からは林と婚約者である茉莉奈の痕跡しかなかったということなので、林殺害の実行犯は茉莉奈である可能性もあります。
林にぞっこんだったように見えた茉莉奈ですが、やはり父親からの指示には逆らえなかったというオチが考えられます。
林の時計は誰が持っている?
林の死についてもう一つ気になることがあります。それは、林のしていた時計がどこにいったのかということです。
婚約者である茉莉奈が犯人だとすると、時計を持ち去る理由がよくわかりません。
一つの可能性として、時計がGPSの機能を持っていて、林は常に居場所を監視されていたということが考えられます。
会社によって居場所を常に監視されていて、そのことが警察にばれるといけないので、林殺害の犯人が時計を持ち去ったというわけです。
菱田とバタコのその後は?
12話の最初で、篤斗の病室で鉢合わせた朋子とバタコさんが壮絶なバトルを繰り広げました。普通の女性同士があんな格闘を見せるでしょうか?
ひょっとすると二人とも武術の心得があるという設定なのかもしれません。また、病室に現れた二人の目的は何だったのでしょうか?
朋子は包丁を持っていたので、明らかに篤斗への殺意が感じられます。また、バタコさんもギプスの中にアイスピックのようなものを忍ばせていたので、バタコさんもまた篤斗のことを襲いに来たように見えます。
さらに、格闘中にバタコさんは朋子に向かって、「影は消す」と意味深なことを言っています。
バタコさんにとって「影」とは誰のことなのでしょうか?
かつて、バタコさんは「あと一人」と呟いていたので、ターゲットとして殺したい人物はあと一人なのではないかと思います。
12話のラストでは、バタコさんは凌介に近づきフグの毒と思われるものを凌介の飲ませます。
篤斗のことを殺し損ねたので、凌介のことを毒殺しようと考えたのでしょうか?
それとも、バタコさんにとって殺害する相手は凌介の一家であれば誰でもいいということなのでしょうか?
本木と強羅の関係は?
プロキシマの社員たちによって、光莉の告白動画が解析され、光莉が棺桶のような狭い空間にいたということが判明しました。
さらに、動画を撮影していたのが女性であるということも、光莉の瞳に映っていた影から判明しました。
また、12話のラストで陽香が浴室で光莉を監禁している様子も映りました。
さらに、瑞穂と凌介を轢こうとした車に棺桶のようなものが乗っていて、その車を運転していたのが強羅であることもわかっています。
ここまで来ると、陽香と強羅が監禁に関して共犯関係にあるのではないかと疑われます。
これまで、陽香と強羅がいっしょにいるシーンは一度もありませんでしたが、物語の裏で行動しているという点で共通点があまりにも多いので、まったく無関係と考える方が難しいように思います。
真犯人フラグ11話ネタバレ
いよいよ後半戦。真犯人フラグ11話のネタバレを行っていきます。
凌介のトランクルームの鍵は誰が持っている?
光莉の監禁映像に映っていた椅子が凌介のものであると警察が知ることとなりました。
凌介への疑いが一気に濃くなることになりましたが、凌介は椅子がしまわれていたトランクルームの鍵を無くしていたといいます。
では、そのトランクルームの鍵は誰がもっているのでしょうか。凌介がうそをついていないとすると、本当にどこかへ失ってしまったか、凌介から盗んだということになります。
鍵を盗むというのは、相当近くにいる人物でないかぎり難しいでしょう。ということは、真犯人はやはり家族か会社の人物ということになるのでしょうか。
あるいは、真犯人とは別に会社内に協力者がいるということなのかもしれません。
バタコは誰のことを恨んでいる?
バタコさんこと木幡由実は誰のことを恨んでいるのでしょうか?
11話の冒頭で、吹き矢で凌介のことを狙うものの、途中で警察がやってきて、実行できませんでした。
ただし、このシーン、凌介のいる方向とは少し違うほうを向いているようにも見えました。
ひょっとすると由実の本当の狙いはまた別にいるということなのかもしれません。
また、11話では由実の部屋のシーンもあり、水槽でフグと思われる魚を飼っていることもわかりました。
フグの肝には猛毒があります。フグの毒で誰かを殺害しようとしているものと思われます。
また、11話のラストでは病院にいる篤斗のまわりもうろうろしていました。
これまでに由実は「あと一人」とつぶやいています。由実の真のターゲットは何なのでしょうか。
菱田とバタコはどうなる?
11話のラスト、篤斗の病室で朋子と由実が鉢合わせをしました。
朋子はナイフのようなものを持っており、篤斗を脅すか殺すかしようとしているように見えました。
朋子は篤斗に「お口チャック」と言っていたので、何かを知っている篤斗に口止めするためにやってきたということなのかもしれません。
また、由実が篤斗に近づく理由は何なのでしょうか。
一度解放した篤斗をまた殺害するというのは、一度解放して真犯人が凌介であると証言させ、用済みになったので、殺害するというのはわからなくはありません。
12話では、朋子と由実が病室に現れたことで篤斗の精神状態が悪化することになります。
また、そのことで苦悩する凌介の前に由実が現れます。
二人の真の目的は何なのでしょうか。
林といたのは誰?
林が逃亡しで身を隠していた山荘のようなところでいっしょにいた人物は誰なのでしょうか。
かなり立派な山荘だったので、そんなものを用意できるのは、林の会社ではないかと思います。
林は、自分のことを会社がかくまってくれていると安心していたところを殺害されたということなのかもしれません。
とすると、このとき林と一緒にいたのは、等々力建材の社長か、会社から依頼をされた強羅なのではないかと思います。
篤斗は何を吹き込まれている?
病室で凌介の姿を見た篤斗はフラッシュバックで、凌介が真帆と光莉とおもわれる人物の殺害シーンを見ます。
やはり、これは実際のシーンではなく、真犯人が用意したフェイク動画を見せられたものだと思います。
瑞穂が指摘したとおり、篤斗のPTSDは誰かによって作られたものである可能性が高いと思います。
ただし、これほどまでに用意周到に凌介や真帆たちを陥れようとする犯人の動機がわかりません。
単なる復讐であれば、家族全員を拉致するか殺すと思うのですが、精神的に追い詰めるというのは相当深い恨みがないとできないことだと思います。
真相編では誰がやったか以上に、なぜこんなことをしたのかということも明らかになっていくはずです。
誰のスマホ?
11話のラストあたりで光莉が衝撃の告白をするというシーンがありました。
「誘拐は全部狂言である。真帆を殺したのは凌介なので凌介を殺してほしい」というものでした。
この光莉の告白はスマホで撮影されたもののようです。では、いったい誰のスマホで撮影されたのでしょうか。
このシーンをよく見ると、光莉を撮影していたスマホの色が黒だとわかります。
振り返ってみると、日野と凌介の電話シーンで二人のスマホの色が黒だとわかります。
また、橘のスマホも黒っぽくみえます。
ただし、サッカーのコーチの山田、強羅のスマホは黒くありません。また、真帆のスマホで
ある可能性も低そうです。
誰が撮影しているの?
誰のスマホかはともかくとして、光莉の告白動画は誰が撮影したものでしょうか。これは手がかりが少なく、撮影者の手元が一瞬映りましたが、女性っぽいということまでしかわかりませんでした。
ただ、何にせよ「自分の父親を殺してください」という告白は普通ではありません。たとえ、真帆を殺したとわかったとしても、実の父を殺してくれと言えるものでしょうか。
光莉も篤斗と同様に洗脳されているのかもしれませんが、光莉は高校生です。
「凌介が犯人だと」仮に言われたとしても、犯人のうそであるということが見破れるのではないかと思います。
何かそれ以上に、このように告白せざるを得ない理由があるのか、または光莉もまた犯人側の人間なのではないか(たとえば、恋人である橘に言われている)と疑いたくなります。
真犯人フラグ10話ネタバレ
第9話で熱かったDNA鑑定の結果は第10話では出てきませんでしたね。
結果とおぼしき郵便物が凌介のところに届いているというシーンがありましたので、DNA
鑑定の結果については今後明らかにされるものと思われます。また、朋子の部屋の押入れの中身についても謎のままです。
さらに、清明はショックなことが起こりすぎて、学校に行けていないということが明らかになりました。
また、バタコには断ち切りたい過去があり、それに関わる人を抹消することで自分が救われると思っているふしがあります。
第10話のラストでは、バタコが凌介を吹き矢で狙うというシーンで終わりました。
バタコは「もう一人消せば…」と呟いていましたので、その一人が凌介であることは間違いなさそうです。
冷凍死体の子を殺したのがバタコで、その過去を消すために充を殺害し、凌介も殺そうとしているのではないかと思います。
篤人が父を犯人と言った理由は?
第10話のラストで篤斗が自分の母親である真帆を殺したのは、自分の父親である凌介だと証言しました。
これは、その言葉どおり篤斗は凌介が真帆を殺したところを見たと受け取るのは間違っているように思います。
可能性の一つとしては、篤斗が解放される前に、真帆と光莉を無事に返してほしければ、凌介が犯人だと証言しろと真犯人から脅されているのではないかと思われます。
その場合、篤斗が意識を取り戻してからもずっと何も言えなかったのは、自分の父親が犯人だと証言する勇気が出なかったからではないかと思われます。
医師の診断では脳には何の異常も無いということですから、篤斗は正しい判断ができる状態であると言えます。
自分の母と姉を守るために決死の嘘の証言をしているのではないでしょうか。他の可能性としては、真犯人が、凌介を犯人と思わせるようなフェイク動画を準備し、それを見せることで篤斗に凌介が犯人であると思い込ませているという可能性もあります。
そうすれば、真帆や光莉を殺害した上でその罪を凌介にかぶせることができ、犯人は完全犯罪を達成することができます。
また、全く別の可能性として、凌介が真犯人で凌介には別の人格があり、その人格が犯行に及んでいるというものがありますが、アリバイや凌介のこれまで行動から考えて、すべてを一人でこなすというのは無理があるように思います。
真帆と茉莉は生きてる?どこにいる?
現段階では生死不明というのが正直なところです。篤斗が二人を助けるために凌介が犯人だと証言しているのであれば、二人はまだ生きているといえます。
一方、凌介に変装した誰かが二人を殺害し、その様子を篤斗が見ていたとすると、二人はすでに亡くなっていることになります。
7×8=56事件の真相
残っている謎といえば、瑞穂が男に襲われたとき、男がつぶやいた「7×8=56(しちはごじゅうろく)」も謎のままです。
一つの可能性として、この「56」という数字は、篤斗が戻ってくるまでの56日という意味だったというものがあります。
7は1週間の7日の意味で、それが8回、つまり8週間後に篤斗が戻るという意味だというわけです。
いずれにしても篤斗は無事に帰って来たので、ここから物語が大きく動き出すのは間違いありません。
年明けから始まる真相編のスタートが待ち遠しいですね。
真犯人フラグ9話ネタバレ
真犯人フラグ9話のネタバレをご紹介します。
真帆と林の不倫は?
朋子の証言や、新たな不倫の証拠となる写真が林に送られてきたことなどから真帆と林の間に何らかの関係があったことは事実だと思われます。
ただし、朋子の話を100%信じてよいかどうかは疑わしいですね。
篤斗は林との子?
また、篤斗が真帆と林の子であると考えるのも早計です。
まだDNA鑑定が行われていないということや、いくら両親が運動音痴でその子が運動が得意だからといってその子が実の子でないということにはなりません。
冷静にDNA鑑定の結果を待つのがよいでしょうね。
篤斗は死んでいる?
第10話の予告編で凌介が篤斗の無事を必死で祈るというシーンが放送されました。篤斗はまだ死んでいません。
ただ、そうなると、篤斗を生きて返してきた犯人の意図がわかりません。
何のために誘拐し返してきたのでしょうか。篤斗がすでに死んでいると犯人も勘違いしているのでしょうか。
あるいは、真帆がなんとかして篤斗だけでも逃がしたのでしょうか。
前回の冷凍遺体と篤斗を殺したのは同一犯?
前回の冷凍遺体と送り付けかたがまったく同じなので、何らかの関連があると考えるのが自然ですね。
ひょっとすると、冷凍遺体の親が、凌介に対する復讐心が妥当なものではないとわかっていながら今回の犯行を実行していて、途中でそのことに気がついて篤斗を返してきたのかもしれません。
それでも、自分のことをわかってほしくて、冷凍遺体と同じような送り付け方をしてきたということではないでしょうか。
等々力茉莉奈と林の関係は?
第1話に登場したエリンギ王の息子が林である可能性があります。(第1話の最初に報道されていた、エリンギ王と呼ばれる実業家の事故死の事件)
でなければ、普通のサラリーマンである林に等々力建材の社長令嬢との縁談の話が来るのは不自然です。
単なる恋愛関係ではなく、政略結婚的な裏があるのではないかと思われます。
光莉が橘一星の母のお店の手伝いをする意味は?
第9話で、光莉が橘の母が経営する定食屋の手伝いをしていたということがわかりました。
光莉が橘との交際を真剣に思っていて、橘の母といい関係になりたいということからの行動ではないかと思います。
真犯人フラグ8話ネタバレ
真犯人フラグ8話のネタバレをご紹介します。
林の不倫疑惑って?
林の不倫疑惑は会社の行った記者会見で払拭されたものの、やはり、真帆ではない誰かと不倫関係があるものと思います。
そのことで、林は真犯人に弱みを握られていて、真犯人の思うままに動かされているのではないかと思います。
第8話のラストで林が憤怒していたのは、新たに不倫現場の写真が送られてきたからでしょう。
また、不倫相手は真帆のようにも見えますが、また別の女性ではないかと思います。
真帆が菱田に不倫相談をしてDNA鑑定?
第8話のラストで、真帆の引き出しからDNA鑑定の結果と思われる書類が見つかりました。
朋子は真帆から不倫のことを相談されていたと言っています。
これが本当なら、光莉や篤斗が凌介の本当の子ではない可能性があるのでしょうか。
第9話では、朋子が衝撃の事実を語るシーンから始まりそうです。
二宮のしちはごじゅうろく襲撃事件って?
第8話で瑞穂が謎の男に襲撃を受けました。
このとき、その犯人が「しちはごじゅうろく」と口走っていました。そもそもどうして、瑞穂が犯人から襲撃を受けたのかも謎です。
一番怪しいのは、今のところ林ですが、瑞穂を襲うメリットがわかりません。また、「しちはごじゅうろく」という言葉を聞いた瑞穂がはっとした表情をしたようにも見え、瑞穂は自分を襲った犯人が誰なのかわかっているという可能性もあります。
警察に通報しようとした一星を瑞穂が制止したのも、実は襲った男は瑞穂の知り合いで、かばったのではないかという可能性もあります。
また、脚本を担当する高野水登さんの公式ツイッターへの投稿にも気になるものがありました。
高野さんは第8話放送前の5日午後9時28分に、「絶賛執筆中!のかたわら…確定申告の作業中」とツイート。
添付の画像には、脚本執筆用のノートPCの画面の手前に、確定申告の計算をしていると思われる数式が並んだタブレットPCの画面が写り込んでいました。
その数式の最後の行に「7×8=56」と入力されており、「8」にカーソルが置かれてそこだけ数字が青で表示されていました。
高野さんはこの数式については何も説明しておらず、「しちはごじゅうろく」の謎はますます深まることになりました。
バタコは宗教、交差点事件犯人確定?
第8話でバタコさんと思われる人物が宗教儀式のようなものに参加しているシーンがありました。
また、「充さん」からの留守電に交差点で凌介を突き飛ばしたのがバタコさんであるというメッセージが入っていました。
このことで、凌介を交差点で突き飛ばしたのは、ほぼほぼバタコさんに間違いないでしょう。
また、宗教にはまっているというのも、これまでのバタコさんの行動と一致します。
(瑞穂に幸せになれる土を送っていた)
今後、バタコさんがさらに過激な行動に出る可能性は高いですね。
鼓太郎のアフロディーテ疑惑は?
冷凍遺体情報をリークしたアフロディーテの下僕が、鼓太郎ではないかという可能性もあります。
アフロディーテとは、瑞穂のことで、瑞穂に思いを寄せている鼓太郎がそんな名前を使っているのではないかというわけです。
一方、アフロディーテの下僕は部長の太田黒という可能性も高いです。いつも瑞穂に「パワハラ」「セクハラ」と脅せされてきた太田黒がリークしたという可能性です。
気持ち悪いツイートや9年前から始まっているということから鼓太郎は、そのころまだ社員ではなかったということから太田黒がアフロディーテの下僕という可能性が高そうです。
山田の10番ユニフォーム発注はなぜ?
10番ユニフォームを発注したのは、朋子だと思われます。
公式ホームページの第9話の予告では、「ついに家族との衝撃の再会、あの危険人物の正体が判明する」とあります。
この「危険人物」とは、朋子のことで、真帆の姿になりきった朋子と10番ユニフォームを来た清明が現れるということではないかと思います。
前編の佳境に入ってきますので、第9話では朋子の正体が明らかになっていくということかと思われます。
真犯人フラグ7話ネタバレ
真犯人フラグ7話で気になったことをまとめていきます。
魔王と娘の関係って?
猫おばさんのいう「魔王と娘」とは誰と誰のことを指しているのでしょうか。
可能性として高いのは、等々力建材の社長とその娘・等々力茉莉奈ということになりそうです。
また、その他の可能性としては、「凌介と光莉」「既婚者である日野とその娘」「瑞穂と(まだ登場していない)父親」が考えられそうです。
林と真帆の関係は?
真帆が凌介を裏切って林と不倫していたというのは少し考えにくいですね。
凌介のもとに送られてきた写真をもう一度よく見てみると、写真の左下に光莉とよく似た女性が写っているようにも見えます。
不倫の現場に自分の娘を連れていくわけがないので、やはり不倫疑惑は誰かが仕組んだものではないかと思われます。
光莉の監禁場所
監禁動画から、警察と橘の会社のスタッフが同時に調査を開始、
- 山地にある森林に生息する夜行鳥であるコノハズクの鳴き声
- 光莉の瞳に写ったアーチ窓
- 光莉のスマホ、真帆のメッセージが群馬の山の中
というヒントから、両者はほぼ同時に動画が撮影されたと思われる場所を確定しました。
かけつけてみると、動画に映っていた血まみれの椅子こそなかったものの、やはり撮影が行われた場所に間違いはなさそうであるとわかりました。
血まみれの椅子を見ると、光莉以外の二人はすでに殺されているのではと思ってしまいますが、そもそもあれが本当の血であるかどうかは疑わしいです。
また、これだけ大規模な犯罪ということですので、単独犯というのも無理があるように思われてきました。
光莉のストーカーを利用していたフード女
光莉のストーカーを利用していたフード女の身長は160cm程度ということでした。
登場人物を演じる女優さんの身長を確認すると次のようになります。
- 真帆(宮沢りえさん)167cm
- 瑞穂(芳根京子さん)159cm
- 朋子(桜井ユキさん)163cm
- 陽香(生駒里奈さん)153cm
ヒールの高い靴などを履くと考えると陽香を除外するのは少し気が早いように思います。
カクテルの意味
第7話で印象的に登場したカクテル・アブサン。
こちらは、オープニングにも登場します。誰が飲むのかずっと気になっていましたが、河村が飲みました。
「アブサン」には、存在しない・幻覚という意味があり、かつては「悪魔の酒」と呼ばれていたこともあるそうです。
アブサンを河村が飲んでいたというのは、何かの伏線になるのでしょうか。
二宮と林の関係は?
第7話で、林が瑞穂を見たとき、なんともいえない表情を見せました。
また、林が会釈しても瑞穂は反応しませんでした。瑞穂は林が亀田運輸に来た時も顔を林から背けていました。
これは、瑞穂は元々、林を知っているということを意味しているのでしょうか。
これまでに何度か、林の上司が言っていた「プロジェクト」と瑞穂が何か関係があるのでしょうか。
ひょっとすと林の愛人が瑞穂ということで、凌介の動きをつかむために瑞穂は凌介に協力しているということなのでしょうか。
橘と林の関係は?
今のところ、橘と林に接点はないように思いますが橘がプロキシマのメンバーと飲みにきて、たまたま林が後ろにいるという偶然が起こりました。
そんな偶然が起こるというのは不自然なので、橘と林は狂言誘拐の協力者という推理もできそうです。
真犯人フラグ6話ネタバレ
第6話では、清明が押し入れに向かってずっと謝っているというシーンがありました。
朋子が押し入れに何を隠しているのかは不明ですが、清明が「あっちゃん」と言っているので篤人らが関係している物なのは間違いないのではと思われます。
また、第6話の中盤に現れた謎の包丁女も気になります。人参を切っていて自分の手を切ってしまい、イライラしている様子でした。
充さん
そこに、電話がかかってきます。ディスプレイには「充さん」という文字が表示されていました。
この、充さんとは誰のことなのでしょうか。これまでの登場人物に充という人物はいません。
ひょっとすると、まだ名前が明らかになっていない、謎の男が充さんなのでしょうか。
とすると、この包丁女と謎の男はどんな関係なのでしょうか。
謎の男が冷凍遺体の少年の父親であるとすると、包丁女は母親という可能性もあります。
橘すみれ
また、新しい登場人物として、橘すみれが登場しました。こちらは、定食屋を営んでいる橘の母親ですね。
「やさしいごはん すみれ」という店を経営しています。
彼女は、光莉と接触しているはずですので、また演じているのは須藤理彩さんという有名な女優さんですので、今後事件に関係する人物として再登場する可能性は高いです。
光莉の監禁場所
そして、第6話のラストは衝撃的な映像で終わりましたね。
凌介の会社に届いたメールの動画ファイルを開くと、光莉が監禁されている映像が流れてきました。
また、そのメールのタイトルは「お探しのものです」となっていて、冷凍遺体の箱の中に書かれていたメッセージと同じものでした。
冷凍遺体のことは明るみに出たものの、そのメッセージについては一部の人間しか知らないはずです。
ということは、やはり同一の犯人からのメッセージということのようです。また、映像に映されていた監禁場所にあった椅子は凌介の書斎と似ているように見えました。
監禁場所については第7話で廃墟であると特定されるようですが、椅子は凌介のものなのでしょうか?
とすると、凌介の部屋の合鍵を持っている朋子が怪しくなってきますね。
さらに、監禁部屋については、同じく秋元康企画・原案の『リモートで殺される』の猫を使った、自作自演のトリックと配置がとても似てるように見えます。
リモートは真犯人役の前田敦子さんと協力者の男との自作自演だったので、こちらも光莉と
真帆の自作自演ということなのでしょうか?
また、監禁部屋の動画を発見したのは、またしても瑞穂でした。
メールも動画の音声も全部瑞穂主導で気付くことになります。ということで、やはり、瑞穂が真犯人という線も濃くなってきたように思われます。
真犯人フラグ5話ネタバレ
真犯人フラグ5話で気になった点をまとめていきます。
冷凍遺体について>
ぷろびんにリークしたのは誰なのかという点について、凌介に嫉妬した望月なのではないかという可能性もあります
ただ、リークを行ったと思われるTwitterのアカウントであるアフロディーテの下僕のプロフィール欄には、2012年から使われているアカウントということで、これが事実だとするとこのアカウントは10年前から使われているということになります。
望月は現在23犀ですので、13歳のころからTwitterを使っていたということになります。
これは、年齢的にみて少し不自然ではないかと思います。
となるとアフロディーテの下僕は望月ではなく、冷凍遺体についてリークしたのは別の人物ではないかと思われます。
アフロディーテが瑞穂のことを指しているとすると、職場でいつも「パワハラですよ」と言われている太田黒ではないかとも思われます。
ドラレコについて
凌介の考えである「真帆は子どもを車道側を歩かせない」「篤斗は真帆と手をつながない」というのが正しいとすると、ドラレコに映っていた女性は真帆ではない可能性が高いです。
では、ドラレコに映っていた人物が誰かといえば、自宅に真帆の傘があった朋子が最も怪しいです。
また、真帆たちが失踪の直後に凌介は家族旅行をキャンセルしており、それが怪しいとぷろびんは凌介を追及していましたが、これは、凌介のいう通り、篤斗のサッカーの練習のためであって、凌介が犯人である証拠にはなりません。
さらに、凌介の動きを見つめる謎の男が登場しました。
素性についてはまったくわかりませんが、今後物語のキーになってきそうです。
一つの可能性としては、冷凍遺体として発見された小学生の父親という可能性もあります。
真犯人フラグ4話ネタバレ
自分の身の潔白を証明するために記者会見を開くことになった凌介。
記者会見の途中で“炊飯器旦那の不倫現場発見”という画像が拡散され、記者から不倫していたのではないかと問い詰められてしまいます。
人違いされた写真であるときっぱり否定し、不確かな情報源をただすことで疑惑を収められたかに思われました。
しかし、会見が終わる直前に警察発表されていないはずの冷凍遺体についての質問が投げかけられました。
YouTuberのぷろびんが、情報提供者から得たネタを会見中に動画でアップしたのでした。
怒号の中、記者会見は強制終了されましたが、ぷろびんに冷蔵死体の情報を流したのは一体誰なのでしょうか。
凌介の不倫現場として写真を投稿したのは「ミシシッピアカミミガメを守る会副会長」というアカウントでした。
陽香との写真は凌介が真帆たちの失踪を知る前である事件発覚前に撮られたものです。
その時点ですでに凌介をマークしていたとすると、このアカウントを使う人物が真犯人である可能性は高いことになります。
また、橘の調査によれば、ローファーが埋められていた情報を流した「をんぬむ」と同一人物ということも分かりました。
橘は、この人物がぷろびんに冷凍遺体の情報を提供した可能性もあるとして調査を続けると言っています。
第4話のラストでは、朋子の息子が部屋で見てはならない者を発見した様子。
そして、凌介の部屋には篤斗のものと思われるサッカーボールが投げ込まれました。
そのボールには、意味不明なマークのようなものが書かれていました。
真犯人フラグ3話ネタバレ
まだまだ謎が謎をよんでいる真犯人フラグですが、第3話で気になったことをネタバレ的に記しておきます。
橘一星が警察に言わない理由は?
橘が凌介たちと初めて顔合わせをした際に、光莉から「たすけて」と連絡があったにも関わらず、警察に通報しなかったのはなぜかと問われるというシーンがありました。
橘は、自分が警察に通報したことが犯人にばれると、そのことで光莉が殺害されてしまうかもしれないからと答えました。
納得の理由ではありますが、自分の彼女が誘拐されていて、その彼女から「たすけて」と連絡があれば、普通は警察に通報するのがふつうではないかと思います。
また、橘は、自分は世間に顔が知られているので、そのことで光莉に迷惑をかけてしまうかもしれないとも語っています。
光莉のことを思っての行動とも取れますが、自分が警察からマークされないように避けていとも取れる行動ですね。
光莉から橘へのお礼が50個の理由は?
橘と光莉が付き合うきっかけとなったのはパン屋さんでたまたま一緒になったことでした。
また、ストーカーから身を守ってもらったことも二人の距離を縮めることになりました。
光莉は助けてもらったお礼にと、パンを50個渡すと言います。
ここで、なぜお礼のパンは50個なのでしょうか。
ドラマの中で、50個である理由は語られませんでした。
また、Huluではオリジナルスピンオフドラマも配信されているのですが、そちらでもお礼のパンが50個である理由は語られませんでした。
おそらく、パンを渡すのを口実に光莉は橘に会いたかったということなのだろうと思います。
50個と約束しておけば、最低でも50回は会えると考えたのでしょう。
それが功を奏して二人は付き合うことになります。
さて、第3話のラストあたりで、失踪直前、真帆に保険金がかけられていて、その受取人が凌介となっていたということが明らかになりました。
また、凌介が疑われる材料が増えたことになります。
さらに、次回予告で、凌介に不倫の疑惑がかけられるということも明らかになりました。
ひょっとすると、第1話で陽香が凌介に人違いのふりをして接触するというシーンがありましたが、そのとき撮影された写真が不倫の現場と勘違いされるのではないでしょうか。
第4話では凌介はさらに悪い立場に立たされる予感です。
真犯人フラグ2話ネタバレ
炊飯器は何を意味する?
真帆と子どもたちが姿を消した当日。炊飯器が18時に炊き上がるようにセットされていたということから、凌介は真帆が一緒に食事をするつもりだったと推理します。
つまり、真帆たちが自分の意思で失踪したわけではないと確信するのでした。
マスコミに対しても凌介は炊飯器が18時にセットされていたことを話しました。
そのため、真帆たちの失踪事件は「炊飯器失踪」と呼ばれることになるのでした。
しかし、第2話では、真帆のつとめるスーパーの防犯カメラの17時すぎの映像に、遅番だと言っていたはずの真帆がスーパーから出ていく姿が映っており、真帆が嘘をついていたのではないかという疑念が生まれるのでした。
橘一星はどういう存在?
株式会社プロキシマの代表をつとめる橘ですが、第2話でも思わせぶりな行動は見せるものの事件とどのようなかかわりがあるのかはわからずじまいでした。
そして、第3話ではいよいよ、橘と凌介が接触します。
凌介は見知らぬ男から「事件についてお話したいことがあります」というメッセージを受け取ります。
その見知らぬ男が橘なのです。
橘は、真帆たちが誘拐されたと断言します。さらに橘は、誘拐した犯人に心当たりがあるとまで言い出すのでした。
果たして、橘は凌介にとって味方なのでしょうか?それとも…。
相良光莉との関係は?
第1話のラストで、『お探しのものです』というメッセージと共に届けられた宛先不明の荷物。
中身は、10歳前後の少年のしたいでした。
一瞬、凌介の息子・篤斗ではないかと思われましたが、全く別の少年の死体でした。
警察の調べで、死後5年ほども経っているということがわかりました。
そうすると、その少年が生きていれば、現在高校生の光莉と同じくらいの年齢ということになります。
警察は、光莉が5年前に死体の少年とになんらかのトラブル(光莉が少年をいじめていた)があったのではないかと凌介に質問しますが、凌介に心当たりはありません。
ここで、橘と光莉の関係について推理してみると、実は、橘と死体の少年は兄弟で、少年が5年前に自殺した原因が光莉にあると思った橘が今回の事件を起こしたとも考えられます。
ただ、もし、死体の少年が5年前に自殺したとしたら、普通は火葬されるはずです。
死体の少年は何者で、どうして5年も経って、その死体が凌介の元に送られてきたのでしょうか。
今後の物語に大きく関わる謎の一つです。
猫おばさんが公衆電話で見た人は誰?
第2話で、猫を連れた猫おばさんが夜、散歩するというシーンがありました。
そこで猫おばさんは公衆電話で人影を見かけます。
グレーのパーカーを着ていたということはわかりましたが、顔は見えず、男性か女性かということはわかりませんでした。
果たして、この人物は一体誰なのでしょうか。そしてどこに電話をかけていたのでしょうか。
後ろ姿や歩き方が橘っぽいので、グレーのパーカーの人物は橘である可能性が高いです。
また、橘は「たすけて」というメッセージを受け取っており、これに答えるために行動を起こしたとも考えられます。
そして、もう一つ、グレーのパーカーの人物は陽香ではないかという推理もできます。
「真犯人フラグ」の公式Twitterに登場した陽香役の生駒里奈さんがグレーのパーカーを着ていて、それが謎の人影とよく似ていたということからの推理です。
また、第2話で陽香が葬儀社につとめているということが判明しました。
葬儀社につとめる陽香であれば、5年前に亡くなった少年を冷凍保存しておくことも可能だったのではないかと考察できます。
つまり、陽香は復讐のタイミングを狙って、少年の死体をこれまで冷凍保存していたのではないかというわけです。
ただし、女性一人の力で家族を誘拐したり死体を運んだりするのは難しいことです。
ということは、今回の事件は橘と陽香の共犯なのでは?という推理もできそうです。
真帆の赤い傘や雨は何を意味する?
第2話のラストで、ドラレコの映像をチェックしていた瑞穂が、真帆(らしき女性)に手をひかれている篤斗と制服姿の光莉(らしき女の子)の姿が映っているのを発見します。
篤斗の手をひいている女性は、赤と白の模様の傘をさしていて、これが、真帆がスーパーから出ていくときに持っていた傘と同じもののように見えます。
ただし、第1話確認すると、凌介が自宅に戻った時(すでに三人の姿が無かった時)真帆の傘が玄関にあることがわかります。
つまり、真帆はパート先のスーパーを出た後、一度自宅に戻っているものと思われます。
とすると、ドラレコに映っていた女性がさしていた傘は、真帆の赤い傘ではないということなります。
そもそも、ドラレコに映っていた女性は真帆ではない可能性も出てきます。
とすると、篤斗の手をひいていた女性はいったい誰なのでしょうか?
また、光莉は自宅の最寄りの駅にいたところを防犯カメラをとらえていますが、このときの時刻は16時17分です。
ドラレコの映像が17時18分のものなので、ドラレコに映っていた少女が光莉だとすると、光莉は自宅に戻らず制服から着替えもせずに真帆と篤斗と落ち合ったことになります。
1時間もあるのに制服を着替えないというのはちょっと不自然です。
このことから、ドラレコに映っていた少女は光莉ではないのではないかという見方もできます。
ちなみに、「真犯人フラグ」の公式ホームページの第3話の予告には、
「凌介(西島秀俊)は瑞穂(芳根京子)に、配送車のドライブレコーダーから見つかった映像を見せられる。その映像では、赤い傘をさした真帆(宮沢りえ)らしき女性が篤斗(小林優仁)の手を引き、後ろには光莉(原菜乃華)とよく似た女子高生が歩いていた。」
と書かれており、「真帆らしき」「光莉とよく似た女子高生」と書かれているのがとても気になります。
では、篤斗はいったい誰と行動をともにしていたのでしょうか。
真犯人フラグ1話ネタバレ
相良家は現在、団地住まいですが、建築中のマイホームの完成を心待ちにしていました。
ある夜、凌介が仕事から帰宅すると、家には誰もいませんでした。真帆と光莉の携帯に連絡しても、つながりません。
3人で映画にでも行ったのかと思った凌介は、凌介と同じサークルだった日野が店を出したので、開店祝いでサークル仲間が集まることになっていたことを思い出し、日野の店へ向かいます。
3人で楽しく飲み、深夜、帰宅した凌介は異変に気づきます。真帆たちは、まだ帰っていなかったのです。
夜が明けても、真帆たちは帰ってきません。
真帆が出かける前に炊飯器のタイマーをかけていったらしく、前日の夜にご飯が炊けていたと気づく凌介。帰って夕飯を用意するはずだったと気づきます。
凌介は警察に届け出るものの真剣に取り合ってくれません。困った凌介は、河村に相談します。
事件性を感じた河村は「記事にすれば注目されて警察も動くかも」と、週刊追求で記事にすることを提案します。
河村の機転で、真帆たちの失踪は事件として注目され、凌介に同情の声が集まります。
しかし、あるSNSの投稿をきっかけにして、凌介が犯人ではないかと見られるようになります。
ある夜、誰もいない家に帰る気になれない凌介は、遅くまで仕事を続けていました。そこに、配送スタッフの鼓太朗が大きな段ボール箱を台車に載せてやってきます。
その荷物の送り主は凌介で、宛先不明で戻ってきたといいます。しかし、凌介には身に覚えがありません。
凌介が、恐る恐る段ボール箱を開いてみると、なんとそこには、『お探しのものです』と書かれた紙とサッカーのユニフォームを着た子供の冷凍死体(とおぼしきもの)が入っていたのでした。
真犯人フラグを見た人の反応
放送前から話題になっているのが『真犯人フラグ』のポスターです。
左上の人物が誰か分からないようになっていて、この人物が何かしらの鍵を握っている重要人物なのでは?と話題になっています。
ちなみにこの人物が誰か?ということでは、平手友梨奈ではないか?と言われていますが実際はどうなるでしょうか。
そして、この人物が犯人になりえるのでは?とも言われている理由が2019年に大ヒットした『あなたの番です』の企画・原案が秋元康さんで製作スタッフも同じというところなんですね。
ちなみに、『あなたの番です」の時のポスターはこちら!
『あなたの番です』の時は、監禁されていた息子役として荒木飛羽さんだったんですよね。
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しかし、犯人ではありませんでした。
さて、今回はどうなるのか誰が出演するのか楽しみですね。
まとめ
- 10月10日から放送の『真犯人フラグ』は10月期と1月期2クールで放送される
- 真犯人フラグの作成やスタッフは2019年にヒットした『あなたの番です』と同じ
- 真犯人フラグの犯人黒幕は誰なのか考察が始まっている