秦野市長選挙は、2022年1月16日に告示され、1月23日に投開票で行われます。
立候補者は、現職の高橋まさかず氏(65)、新人で元市職員の佐藤伸一氏(55)の2名です。
二人共、無所属での立候補です。
市役所では、上司と部下だった二人の一騎打ちとなりました。現職の高橋まさかず氏は、今回の市長選で2期目を目指しています。
高橋まさかず氏は、昭和31年10月18日生まれの65歳で神奈川県生まれです。
秦野市役所に就職後、定年退職まで勤め秦野市長に初就任しました。
そんな高橋まさかず氏の経歴や評判をチェックしていきましょう。
高橋まさかずの経歴は?
昭和54年3月 法政大学社会学部社会学科卒業
昭和54年4月 秦野市役所に就職
(福祉課、職員課、横浜銀行へ派遣、開発調整課、広報広聴課、企画課、まちづくり推進課勤務)
平成14年4月 秦野市企画部企画課長
平成20年4月 秦野市環境産業部長
平成23年4月 秦野市財政部長
平成26年4月 秦野市福祉部長(兼)福祉事務所長
平成29年3月 秦野市役所定年退職
平成30年1月 秦野市長当選(1期)
高橋まさかず氏は、政治家の家系で育ちました。
父方母方も、祖父だけでなく曾祖父も村長でした。
市政のリーダーとなる血筋は、常に心にあったようです。
法政大学卒業後秦野市役所に就職し、38年間行政の現場を多岐にわたって経験し、「ふるさと秦野づくり」に携わってきました。
平成29年に定年退職後、長期政権に対する弊害を指摘し、「新しい風を吹かせたい」と秦野市長選に出馬し、初当選を果たしました。
元市職員の行政を知り尽くした高橋まさかず氏ならではの新しい市政の創造に取り組んでいます。
配属された部署で管理職を務めた経験が、市民にとって最良のサービスを提供していくにあたり、最大の力を発揮していることでしょう。
高橋まさかずの学歴
昭和44年3月 秦野市立北小学校卒業
昭和47年3月 秦野市立北中学校卒業
昭和50年3月 神奈川県立厚木高等学校卒業
昭和54年3月 法政大学社会学部社会学科卒業
主な活動歴をしては、
平成10年 秦野市立南が丘小学校PTA会長
平成13年 秦野市体育協会南支部役員
現在、神奈川県立厚木高等学校同窓会理事や保護司、社会福祉法人常成福祉会評議員、秦野市柔道協会顧問も勤めています。
高校時代に所属していた柔道部で、高校1年の夏合宿の時に、大変厳しい練習に耐え乗り越えた経験があるそうです。
その時の経験が、困難に直面した時、心の一番の支えになっているそうです。
ちなみに高橋まさかず氏は柔道2段です。
高橋まさかずの政策や実績は?
「5つの誓い」の取り組みと実績
- 地域医療の充実・強化
- 中学校給食の完全実施
- 教育水準の改善・向上
- 小田急4駅周辺のにぎわい創造
- 新東名・246バイパスの最大活用
1. 地域医療の充実・強化
- 「妊婦検診等費用助成」、「日帰り型産後ケア事業」等で妊娠から出産後まで切 れ目なく支援
- 小児医療費の通院助成を中学3年生まで拡大
- 秦野赤十字病院の医療体制の拡大に対する支援
- 救命率の向上などを目的として、医師や看護師が救急車に同乗し救命措置を行う「派遣型救急ワークステーション」の運用開始
2. 中学校給食の完全実施
- はだのっ子キッチンから、市内9校どこにでも出来立て給食を配送
- 完全給食の実施に合わせて全ての中学校に配送用エレベーターを設置
- 生徒により美味しい給食を提供するための食器や食缶を調達
- 12月1日から「安全安心で、生徒が喜ぶ中学校給食」を実施
3. 教育水準の改善・向上
- 教職員の多忙化解消に向けスクールサポートスタッフを全中学校に配置
- 公民連携による授業力向上プロジェクトの立ち上げや教育支援アドバイザーを招き 若手の教職員をフォローアップ
- 国のGIGAスクール構想に基づき、小中学校の生徒一人ひとりに端末を配置
- 教職員への技術的支援を行う「ICT支援員」配置やデジタル教科書導入に向けた環境整備を推進
4. 小田急4駅周辺のにぎわい創造
- 小田急電鉄との連携による4駅起点終点ツアー開催や秦野を満喫できる「秦野丹沢ハイキングスタンプラリー」の実施
- 秦野駅(県道705号の整備促進、曽根水道記念公園改修)
- 渋沢駅(はだの歴史博物館や渋沢丘陵等を生かしたまち歩き)
- 東海大学前駅(北口エレベーター・エスカレーターの設置)
- 鶴巻温泉駅(名湯を生かしたにぎわいづくり)
5. 新東名・246バイパスの最大活用
【産業振興】
- 地域特性を生かした企業誘致などを可能とする戸川土地区画整理事業の実現に向けた同準備会への技術支援
- 秦野丹沢SA周辺の道路整備
【地域振興】
- 「はだの丹沢クライミングパーク」の整備。国内有数の施設が誕生
- 「表丹沢魅力づくり構想」の策定
- 森林セラピー基地の認証をうけた5つのセラピーロードの活用
- 登山や自転車愛好家の活動拠点となるヤビツ峠レストハウスの整備
中学校給食の完全実施は、はだのっ子キッチンからの配送や、地産地消、保護者の負担軽減、地元農家の野菜のブランド力アップなど、市民からとても高い評価を得ていると感じます。
高橋まさかず氏は、今回の選挙で4年前の5つの誓いをされに前に進めながら、
- 健康で安心して暮らせるプロジェクト
- 未来を拓く子育て・教育プロジェクト
- 小田急線4駅周辺のにぎわい創プロジェクト
- 新東名・246バイパスの最大活用プロジェクト
- 新たな日常創造プロジェクト
「“住んでみよう・住み続けよう”秦野みらいづくりプロジェクト(5つの誓い2022)」
とかかげ、次を公約としています。
1.健康で安心して暮らせるプロジェクト
- 水とみどりを育む人生100年時代の健康長寿に向けた取組みの推進
- 生きがいをもって安心して暮らせるまちづくりの推進
- 災害や犯罪に強いふるさとづくりの推進
2.未来を拓く子育て・教育プロジェクト
- 安心して妊娠・出産できる、秦野で子育てして良かったと思える環境づくり
- 次代を担う「はだのっ子」の確かな学力向上施策の推進
- 市民総ぐるみによる学校給食の推進
3.小田急線4駅周辺のにぎわい創プロジェクト
- 4駅に共通したにぎわい創造の推進
- 温泉を生かしたにぎわい創造の推進(鶴巻温泉駅)
- 学生の力を生かしたにぎわい創造の推進(東海大学前駅)
- 文化財・桜・湧水を生かしたにぎわい創造の推進(秦野駅)
- 丹沢登山や渋沢丘陵を生かしたにぎわい創造の推進(渋沢駅)
4.新東名・246バイパスの最大活用プロジェクト
- 表丹沢魅力づくり構想の推進
- 地域特性を生かした企業誘致の推進
- 新たな人の流れを支えるネットワーク形成の推進
- 国道246号バイパス早期全線事業化・整備の促進
5.新たな日常創造プロジェクト
- 新型コロナウイルスと共存した感染症対策と経済活動の推進
- デジタル化の推進
- 市民に信頼される市役所改革
高橋まさかず氏は、1期目の実績を基盤として、さらに前に進めていくことを目標としています。
高橋まさかずの評判は?
不満はないけど。と言葉に出すのは、信頼の裏返しかなと思います。
2期目挑戦になりますが、市役所では上司と部下だった為、部下(佐藤伸一氏)を応援する声も多く聞かれました。
厳しい意見も多かったようです。
高橋まさかずが再選する確率は?
中学校給食の完全実施の実績は、市民から高い評価をうけています。
一期目からの事業をさらに発展させると訴えています。
自由民主党、公明党、連合神奈川の推薦を受けているので、当選の確率は高いと思います。
高橋まさかずの妻や子どもは?
高橋まさかず氏の家族構成は、妻、息子3人、母の6人です。
長男次男は結婚して独立し、離れてくらしています。
妻については、好評されておりませんが、TVドラマで思わず涙を流す優しい高橋まさかず氏をみて、笑顔を浮かべる様子がうかがえます。
まとめ
- 高橋まさかず氏は、昭和31年10月18日生まれで現在の年齢は65歳、神奈川県生まれ。
- 高橋まさかず氏の経歴は、秦野市役所就職後、38年間勤めあげ定年退職後、平成30年に秦野市長に初当選し現職に至る
- 高橋まさかず氏の学歴は、法政大学社会学部社会学科卒業
- 高橋まさかず氏の実績は、「中学校給食の完全実施」・「秦野赤十字病院の医療体制の拡充に対する支援」・「表丹沢魅力づくり構想」の策定に携わりました。
- 高橋まさかず氏の家族は、妻、息子3人、母の6人です。