本庄市長選挙は2022年1月23日に告示され、1月30日に投開票で行われます。
立候補者は、現職の吉田信解氏(54)、新人の福島浩一郎氏(60）の2名です。
2名とも無所属の立候補を予定しています。
現職の吉田信解氏は、今回の市長選で5期目の当選を目指しています。
前回の市長選は、吉田信解氏の他に立候補の届け出がなく、無投票で4期目が決まりました。
吉田信解氏は、1967年9月8日生まれの54歳です。吉田信解氏は、早稲田大学第一文学部史学科を卒業後、稼業を継ぐため大正大学大学院仏教学研究科に進み修士課程修了。
1995年5月に本庄市議会議員に初当選し、本庄市長を4期勤めています。
そんな吉田信解氏の経歴や評判をチェックしていきましょう。
2022年1月31日追記
- 吉田信解（無所属）2万3616票 当選
- 福島浩一朗（諸派・新）6359票
吉田信解市長が再選で本庄市長として2期目となります。
おめでとうございます！！
吉田信解の経歴は？
早稲田大学第一文学部史学科卒業
大正大学大学院仏教学研究科修士過程修了
1995年5月 本庄市議会議員初当選
2005年7月 旧本庄市長に就任(当時、埼玉県内最年少市長）
2006年1月 合併後、新本庄市長に無投票初当選
2010年1月 本庄市長当選(2期)
2014年1月 本庄市長無投票当選(3期)
2018年1月 本庄市長無投票当選(4期)
吉田信解氏は、早稲田大学第一文学部史学科を卒業後、実家の寺を継ぐ為、大正大学大学院に入りました。
そして地元に戻り、寺の仕事のかたわら、青年会議所や台町青桐会という町内会の青年団体に入り地域活動を行っていました。
吉田信解氏は、祖父が住職と市議会議員を両立してやっていたため、小さな頃から本庄市の様々なことを聞かされて育ちます。
地域の政治に関わることになった要因として、祖父の影響が大きかったでしょう。
大学の時、多くの政治家を輩出している早稲田大学雄弁会に所属し、大学の勉強よりそちらの活動の方が主になってしまったそうです。
そのご縁で、故小渕恵三元総理の事務所において書生のようなことをしたり、選挙の応援や、台湾への留学など貴重な経験をしました。
こうして政治への関心が高まったそうです。
自分の力を試してみたいと、1995年(27歳)で本庄市議会議員に挑戦し、初当選。
その後、本庄市長に就任し、2010年、2014年、2018年と再選し、現在にいたります。
子供の頃から、政治に関わる話を聞かされ、地元でさまざまな活動をされてきたことは、若くして市議選に挑戦した行動力の発信の源ですね。
ちょうどバブルがはじけた後で、社会の構造が大きく変化する時代がきていると感じとれる嗅覚も、市議会議員だった祖父の血筋でしょう。
吉田信解の学歴
早稲田大学本庄高等学院卒業。
早稲田大学第一文学部史学科卒業。
大正大学大学院仏教学研究科修士課程修了
吉田信解氏は、早稲田大学在学中に雄弁会の副幹事長を務めました。
大学4年の時、台湾台北の国立台湾模範学大学國語教学中心(センター)に語学留学。
現在、真言宗智山派大福院(深谷市南阿賀野)の住職であり、同大正院(本庄市本庄)副住職を務める僧侶です。
そして、日本李登輝友の会理事。
全国青年市長会会長任期中の2016年7月、李登輝台湾元総統の石垣島招聘事業を主催されています。
台湾に語学留学された経験をお持ちですが、きっかけは、中国各地を旅していた時、「興味をひかれた」という素朴な思いからだったそうです。
好奇心旺盛な性格は、ますます活動範囲を広げていますね。
吉田信解の政策や公約は？
「支えあいとチャレンジ」を推進する5つのまちづくり
- 誰一人取り残さないまちづくり
- 持続可能な「後のため」のまちづくり
- 賑わいを呼び込むまちづくり
- デジタル社会を見すえたまちづくり
- コロナに負けないまちづくり(Afterコロナを見すえて)
困っている方をまるごと支援 安全と安心のまちづくりを
- 福祉総合相談窓口開設、孤独、孤立対策、ケアラー支援、認知症対策、中山間地域買い物支援、子どもの貧困対策(学習支援等)、子ども養育支援、産後健診費用の助成、安心の救急医療
- 自助･共助(近助)･公助による防災対策の充実、犯罪と交通事故0を目指して
- バリアフリーのまちづくり、免許返納後の交通手段の充実を
より良き未来への投資 多様な協動で更なるチャレンジを
- 明日また行きたい学校づくり、通学路の安全確保
- 市民･企業の力を活かす協働のまちづくり
- SDGs、環境共生･ゼロカーボン社会、挑戦する本庄農業、持続可能な林業
- 婚活支援、移住･定住促進、公共施設再配置計画見直し、都市連携、早大との連携
- 国道17号本庄道路、県道花薗本庄線の整備、国道254号･462号バイパス構想、美しい景観のまちへ、インフラの維持と更新
人が集まり、人がつながり、人を活かす 笑顔と力あふれる本庄市を
- 本庄駅北口周辺設備、拠点づくり推進(立地適正化計画⇒本庄早稲田の社･児玉市街地)、歩いて回れる快適なまち、魅力ある公園、道の駅構想
- 市民･企業の力を活かす協働のまちづくり(再掲)
- 新たな産業用地の創出、中小企業の振興、空き店舗の活用
- 文化･芸術の振興、スポーツインフラ充実、障害者スポーツ振興
- 高校生と連携による魅力発見･発信･シティプロモーション推進
多様な幸せが実現できる みんなのためのデジタル化を
- 1人1台タブレット端末時代に対応した教育環境整備
- 行政DX(キャッシュレス決済、情報システムの全国標準化、定形作業を自動化)
- オンライン申請拡大 ･高齢者のICT活用支援 ･スーパーシティ、自動運転の研究･テレワーク推進、ドローン活用
どんな時代でも感動、生きがい 心のつながりを
- 多様性を保障するダイバーシティ本庄、中高生参画のまちづくり
- 新型コロナウイルス感染症対策、心と体と口腔の健康づくり、地域における「心のつながり」回復を
- 多様な働き方、創業、副業支援、Afterコロナの観光振興(まちなか･農と食･中山間地域･八高線活用)
- 塙保己一プラン、生涯学習、市民一人1スポーツ
- 交通結節点の利便性維持を
- ふるさと納税の推進、対外(国内外)交流と連携、組織･職員の意識改革
【吉田信解の実績】
企業誘致を積極的に取り組みました。
旧児玉町の土地に、アイスキャンディー「ガリガリ君」を製造する赤城乳業の工場誘致に成功。
旧本庄市の産業集積のノウハウと、旧児玉町の大きな土地が相まった結果だと胸を張って答えています。
ホームセンターを展開するカインズ(本社群馬県高崎市)の新本社の誘致にも成功しました。
成功の秘訣は、新幹線や高速道路が通る交通の利便性はもちろん、市長がセールスマンだと思っていることと分析しています。
2021年4月、LGBTなどの性的少数者のカップルが婚姻に相当する関係にあると認める「パートナーシップ宣誓制度」を導入しました。
吉田信解の評判は？
吉田信解氏の公約は、かなり細かく打ち出されているため、分かりづらい部分もあるのでしょう。
厳しいご意見もありました。
名前で、若者の興味を惹くって候補者として一番嬉しいのではないでしょうか。
吉田信解が再選する確率は？
吉田信解氏にとって5期目の本庄市長選挙になります。
今まで無投票当選が続いた為、12年ぶりの選挙戦になります。
継続によってこそ、求心力のある、住みつづけられる本庄市になるとの応援の声も多く、当選の確率は高いと思います。
吉田信解の妻や子供は？
吉田信解氏の家族に関しては好評がございませんが、父親は、仏教学者で大正大学名誉教授の吉田宏晢、弟は指揮者の吉田行地です。
Youtubeでの吉田しんげのビジョンの動画は、成人した娘さんが作成してくれたそうです。
「初めて父の選挙を手伝うんです」と嬉しそうに微笑んでいたとのこと。
政治家と僧侶の忙しい日常の中で、熱い思いを伝えたいという熱意にうたれ、娘さんが短時間で編集し、手作りの暖かい動画をアップしたそうです。
ご家族の強い結束力が感じられますね。
まとめ
- 現職本庄市長吉田信解氏は、1967年9月8日生まれの現在の年齢は54歳です。
- 吉田信解氏の経歴は1995年に本庄市議会議員に当選後、本庄市長に就任し4期勤めています。
- 吉田信解氏の学歴は、大正大学大学院仏教学研究科修士課程修了です。
- 吉田信解氏の実績は、「ガリガリ君」を製造する赤城乳業の工場誘致、ホームセンターを展開するカインズの新本社の誘致。「パートナーシップ宣誓制度」の導入です。
- 吉田信解氏の家族構成は、詳細は不明ですが娘が1人です。
