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都知事選2020予想!候補者22人から誰を選ぶかポイントは?

7月5日(日)都知事選2020の投票日です。

都知事選2020に出馬を表明している候補者は22人いますが、その中で注目されている候補所や争点となってくる部分を考えて都知事になる方を予想してみようと思います。

都知事選2020の争点がわかれば、あなたが投票しようと思える考え方が近い人が見つかるはずです。

ちゅうこ
ちゅうこ
コロナの影響で全国の知事の言動を見てきてリーダーになるべき人ってどういう人なの?って考えました!投票権持ってるなら絶対投票すべき!

都知事選2020予想!

東京都知事選について6月18日に告示されました。

投開票日は7月5日(日)です。

出馬された方は22名、注目の候補者も多数おられ、現職の小池知事が再選されるのか、あるいは別の立候補者が当選し、新しい都政が誕生するのか注目されています。

また、新型コロナウイルス対策や東京オリンピック・パラリンピックの開催の是非と、新知事を選ぶ争点も多数あります。

コロナ禍での最初の都知事選ということもあり、いろいろな意味で大注目の東京都知事選2020ですが、いったい誰が令和新時代の知事として選ばれるのでしょうか。

都知事選2020候補者22人は?

都知事選2020に出馬している候補者は22名いますが、注目候補者について順に見ていきましょう。

小野泰輔

小野泰輔(たいすけ)さんは、東大卒の元熊本県副知事です。

東大卒業後、外資系のコンサルティング会社に入社、その後衆議院議員の秘書などをつとめ、2008年には大学時代の恩師である蒲島郁夫熊本県知事の下で熊本県政策参与もつとめておられます。

2012年からは熊本県副知事に。2020年の6月に副知事を退任。今回の出馬となっています。

コロナ対策

補償の部分:科学的なエビデンスに基づき、特定業種に絞った規制対象を特定の業種に絞り、規制と従業員を中心とした補償を実施。経済活動や各種学校を早期に再開すべきとの考えです。

対策の部分:発令条件が不明確な「東京アラート」や、時間がかかりすぎるロードマップを即時見直し。第二波、第三波の感染拡大に備えて新型コロナICUセンターを整備し、重症患者への十分な対策を講じます。

オリンピック・パラリンピック

2024年への延期も視野にIOC等と再交渉を行い、十分な感染症対応の時間を確保しながら、都民の希望である東京大会は確実な開催を目指します

その他、都市成長戦略とし

  • 東京メトロと都営地下鉄を一元化。
  • IRについてプロセスを透明化した上で積極的に誘致するとのスタンスです。

利便性を上げるべきとの主張をされています。

また、学校外教育バウチャーの導入や都立大学無償化を進めるとも掲げられています。

さらに、都の条例を制定して、同性パートナーシップも導入していくとされています。

立花孝志

立花孝志さんは、「NHKから国民を守る党」に所属する前参議院議員です。

NHK職員、パチプロ、フリージャーナリストを経て政治の世界へ。

千葉県船橋市議会議員を1期つとめ、東京都葛飾区議会議員も1期つとめておられます。

2016年の都知事選にも立候補されていますが、そのときは落選されています。

コロナ対策

補償の部分:新型コロナウイルスに負けず経済活動を再開させることも訴えておられます。

対策の部分:ストップ・インフォデミックを掲げておられます。インフォデミックとは、デマの拡散によって社会が混乱することです。

オリンピック・パラリンピック

東京オリンピック・パラリンピックに関しては、リモート競技にすることを推奨「リモート競技」とは、一カ所に集まって競技を行うのではなく、それぞれの開催地で競技を行うというもののことです。

また、東京メトロと都営地下鉄ほ合併・民営化もすすめるとされており、民営化・合理化もすすめようとされています。

山本太郎


今回、最も注目度の高い立候補種の一人です。

コロナ対策

補償の部分:コロナの損失対策として全都民に10万円を給付。
高校、大学、大学院、専門学校などの授業料も1年間免除することを掲げていらっしゃいます。中小企業・個人事業主の前年度事業収入と今年度事業収入のマイナス分を補償。病院の減収に対し、災害時と同様に前年度診療報酬支払額を補償。

対策の部分:都立病院の独立行政法人化は中止。保健所の予算と人員増、PCR検査・隔離・入院体制を拡充。医療者、エッセンシャルワーカー、濃厚接触者、コロナウィルス感染の疑いのある者が、優先的に検査できる体制の構築。

オリンピック・パラリンピック

東京オリンピック・パラリンピックに関しては、開催都市として、ハッキリと五輪中止をIOCに宣言する

山本太郎さんは、新型コロナウイルス対策について大きく打ち出しておられます。

都の職員を3000人増員することで、失業者に職を提供するともおっしゃっています。

その他、安い家賃で住宅を確保する、保育所や特養を増設するなどの政策も掲げられており、できるだけ都民の生活を豊かにするということをアピールされています。

宇都宮健児

宇都宮健児さんは、日本弁護士連合会の元会長です。

多重債務問題や消費者金融問題の専門家でもあります。

オウム真理教犯罪被害者支援機構の理事長でもあります。

2013年の猪瀬直樹都知事の辞任に伴う東京都知事選では98万以上の票を集め候補者中で2位という得票数を得ましたが、舛添要一さんの211万票には遠く及ばずという結果に終わりました。

今回の都知事選では、3つの緊急課題として

  • 医療体制の充実・補償の徹底でコロナ対策を抜本的に強化
  • 都立・公社病院の質の低下につながる『独立行政法人化』を中止
  • カジノ誘致計画を中止する

ということを掲げられています。

コロナ対策

補償の部分:自粛・休業などにより収入が減少した中小事業者に対する補償、仕事を失ったり収入が減少した非正規労働者、フリーランス、学生などに対する生活補償を徹底して行う。

対策の部分:PCR検査体制の強化、病院や保健所、医療従事者に対する財政支援の強化、病床、人工呼吸器・ECMO(人工肺装置)・マスク・防護服などの医療器具の充実

オリンピック・パラリンピック

感染症対策の専門家が来年の東京オリンピック・パラリンピックの開催困難と判断した場合は、IOC(国際オリンピック委員会)に中止を働きかけ、中止になったことで浮いた予算はコロナ禍で被害にあった都民の支援に回す。

立憲民主党、日本共産党、社会民主党が宇都宮健児さんを支援することを発表しています。

小池百合子


言わずと知れた、現職の東京都知事です。

今回の都知事選では、「東京大改革2.0」というキャッチフレーズのもと、これまでの自分の功績と、引き続き都政を担っていくということをアピールされています。

コロナ対策

補償の部分:感染拡大防止と社会経済活動が両立した「新しい日常」の確立

対策の部分:東京版CDC(疾病対策予防センター)の創設、PCRほか各種検査体制の強化、重症・軽症患者の医療体制の整備等

オリンピック・パラリンピック

都民の理解が得られる形でのオリパラ大会の開催

新型コロナウイルス対策としては東京版のCDC(疾病対策予防センター)を設立することを中心に、第2波に対して備えることを約束されています。

やはり、今回の都知事選の争点のひとつが「小池都政の功罪」ということなりますので、小池百合子さんとしては、自分のやってきたことがどれだけ正しかったのか、また、引き続き行うことにどれだけの正当性があるのかということをアピールされていくことになります。

都知事選2020候補者を選ぶポイントは?

今回の都知事選でのポイントは、今後コロナ対策はどのようにしていくのか、東京オリンピックパラリンピックの開催是非、そして、直下型地震への対策についてもポイントになりますね。

また、コロナ対策から一歩進んで、コロナ克服をどう具体的に展開していくのかということになろうかと思います。

コロナ対策について

新型コロナ対策については、今後、経済活動をどう展開していくのか、そして、コロナ禍で実際に困っている人をどう救済していくのかということが争点になります。

そして、医療体制をどう充実させていくかが、さらに争点になってきます。

  • コロナと経済活動
  • コロナで困窮する人々への支援
  • 医療体制の充実

この三つをどう充実させていくかが、政策の大きな争点となります。

ですので、候補者の方たちが、これらについてどう考えているかを聞くことで、自分はどの候補者を支持するのかを決定されるといいでしょう。

限られた予算の中で、「いつまでに」「何をするのか」をはっきり表明している方を見極めるといいかもしれません。

東京オリンピックパラリンピックについて

東京オリンピック・パラリンピックの開催の是非については、候補者によって立場が様々なようです。

2020年に実施する予定だったオリンピックを1年延期するというのは、東京都だけでなく、国や国際オリンピック委員会といっしょに決定したことです。

ですので、都知事になったからといって、その決定をすぐに全く違うものに変えるということはできません。

都知事として、国や国際オリンピック委員会とどのように折衝していくのか、都の代表としてどうするのが都民にとって良いことなのかを言える人を選ぶのがいいのではないかと思います。

小池百合子知事の4年間の評価

小池都知事は前回の公約で、「7つのゼロ」ほ掲げていらっしゃいました。

こちらについて、実際に達成することができたのかどうかを見ることで、その業績について評価することができるでしょう。

  • ペット殺処分ゼロ→2018年度に達成
  • 待機児童ゼロ→2017年度約8500人だったところが今年4月は約2300人に
  • 満員電車ゼロ→都営地下鉄・前年比70%減
  • 残業ゼロ
    →都職員月平均の残業時間 2015年度23.5時間だったところが2018年度は23.8時間に。
  • 都道電柱ゼロ→2018年度 整備対象地域の41%
  • 介護離職ゼロ→都が推移を把握していない
  • 多摩格差ゼロ→具体的な数値目標なし

成果があがっている項目もあれば、目標達成とは言いづらい項目もあります。

対立候補者は、公約が果たせていないとつっこんでくるものと思われますが、両者の意見を聞いて、正しく評価していきたいものです。

都知事選2020候補者に対する世間の声は?

今回の都知事選には22人もの立候補者が乱立しており、正直、「この候補者はどうなの」といった、いわゆる、泡沫候補といえるような人も多いという意見も見られました。

一方で、自分たちの未来を託す人を選ぶのだから、ちゃんと投票所に行こうと呼びかけている人も。

何かを変えてくれそうとの意見から山本太郎候補を応援したいという声もありました。

ちゅうこ
ちゅうこ
誰が都知事になるか本当に気になります!でも、それを決めるのはあなたの一票が大事です!絶対投票には行ってね!

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まとめ

  • 2020東京都知事選の投開票日は2020年7月5日
  • 2020年東京都知事選の注目候補は、小野泰輔さん、立花孝志さん、山本太郎さん、宇都宮健児さん、そして、現職の小池百合子さんら

現職の都知事が出馬するのは2011年以来とのことで、争点の一つは「小池百合子知事の4年間の評価」も含まれるでしょう。

そして、なんといっても大事な争点は、今後の新型コロナウイルス対策について経済活動と困窮者支援、医療の安定供給をどのようなバランスで行うかを具体的に言ってくれる候補者が信頼できそうです。

東京オリンピック、パラリンピックの開催については、国や国際オリンピック委員会に都としての立場をしっかり発言できる人が求められそうです。