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下鶴隆央学歴の経歴や評判は?結婚してる?家族が知りたい!

鹿児島県鹿児島市の市長選挙が11月22日告示11月29日投票の日程で行われます。

下鶴隆央氏は、2007年、鹿児島県議会議員選挙に立候補するも落選し、その後2011年に初当選されて以来3選を果たし、2020年鹿児島市長選挙に出馬を表明しています。

下鶴隆央氏の経歴や学歴、家族について調べてみました。

2020年11月29日追記

下鶴隆央氏が鹿児島市最年少市長として当選しました。

鹿児島市長選挙得票数

下鶴隆央(無所属・新)8万553票 当選
松永範芳(無所属・新)7万14票
上門秀彦(無所属・新)2万9909票
桂田美智子(共産・新)7216票

ちゅうこ
ちゅうこ
今回の鹿児島市長選は有力候補者が多かったので、そこで当選とはすごいですね!

下鶴隆央の経歴は?

下鶴隆央の経歴
  • 1980年4月、鹿児島市生まれの40歳
  • 大学卒業後、IT系コンサルティング会社に就職
  • 2007年、鹿児島県議会議員選挙に鹿児島市・鹿児島郡区から立候補するも落選
  • 2011年、鹿児島県議会議員選挙に鹿児島市・鹿児島郡区から2度目の立候補をし、初当選
  • 2015年、鹿児島県議会議員選挙に立候補、再選を果たす
  • 2019年、鹿児島県議会議員選挙に立候補し3選
  • 2020年9月、鹿児島市長選挙への立候補を表明
  • 2020年10月、鹿児島県議会議員を辞職

下鶴隆央氏は、1980年4月鹿児島市谷山で自動車工場の経営する家の長男として生まれました。

一生懸命働く父の姿から「現場で頑張っている人が報われる世の中にしたい」と感じ、また政治の腐敗を疑問に感じて高校生の頃に政治家への道を決意しました。

下鶴隆央氏は、大学在学中にインターンで現役地方議員のもと地方自治を学び、地方から日本を良くしていきたいと考え、そのために官僚になって政策や地方自治を学ぼうと考えられましたが、省庁の考え方に違和感を持ったこともあり最終面接で落とされています。

大学卒業後の2004年にIT系コンサルティング会社へ就職し、大手企業の企業改革に従事し「ITを活用して便利な社会をつくる」ことを経験されています。

退職後、下鶴氏は東京大学公共政策大学院で政策立案や地方自治の具体例を学び2007年に鹿児島県議会議員選挙に鹿児島市・鹿児島郡区から初出馬し6,243票を獲得するも、立候補者24人中23位で落選しました。

下鶴隆央氏は2011年、再度鹿児島県議会議員選挙に鹿児島市・鹿児島郡区から立候補、10,651票を獲得し3位で初当選を果たしました。

31歳での当選で鹿児島県議会最年少の議員となりました。

下鶴隆央氏は2015年の鹿児島県議会議員選挙では11,717票を獲得、2位で再選を果たしました。

下鶴隆央氏は2019年の鹿児島県議会議員選挙では12,329票を獲得し、3位で3選を果たしています。

この間、超党派の勉強会「全国青年都道府県議会議員の会」では会長を経験しました。

下鶴隆央氏は2020年9月14日、任期満了に伴う鹿児島市長選に無所属で立候補する意向を表明し、同年10月7日、市長選挙立候補に伴い鹿児島県議会議員を辞職しました。

下鶴隆央氏の趣味は、高校生時代に3年連続で高校竜王戦で鹿児島県大会の優勝者となった将棋、地元テレビ局のKTS鹿児島クイズ王で優勝したクイズ、サッカーは鹿児島ユナイテッドFC、バスケットは鹿児島レブナイズの大ファンだというスポーツ観戦、国内外の地域の文化や歴史を学び、鹿児島に持ち帰られるアイディアを見つけるのが趣味だという旅行と多彩です。

頭脳明晰な部分と地元愛に溢れていると共に、自身の仕事である地方自治に結びつけているのがスゴいところだと思います。

インドア・アウトドア両方こなすのもバランスが良いですね。

下鶴隆央の学歴は?

下鶴隆央の学歴
  • 谷山幼稚園卒園
  • 鹿児島市立和田小学校卒業
  • ラ・サール中学校、ラ・サール高等学校卒業
  • 東京大学法学部卒業
  • 東京大学公共政策大学院

下鶴隆央氏は地元の幼稚園から小学校を経て、ラ・サール中学校に入学、高校を卒業後東京大学法学部に進んでいます。

また大学卒業後、企業勤務を経て東京大学公共政策大学院で学んでいます。

下鶴隆央氏は輝かしいほどのエリートコースを進んでいますね。

ラ・サール中学校、ラ・サール高等学校は全国的にも知られる超進学校ですね。

中学校の偏差値は61、高校の偏差値はなんと78と言いますから、全国屈指の進学校です。

ラ・サール高校は1950年、中学校は1955年に開校し、カトリックキリスト教学校修士会が設立した学校で、中高一貫教育を行う男子校です。

全国から生徒を受け入れ、質実剛健かつ自由を重んじる学風であるとともに大量に問題をこなす授業、頻繁に行われるテスト、長時間の家庭学習といった学習指導を展開し、生徒の自律的な学習を促した結果、東京大学をはじめ難関大学への進学実績が全国トップレベルの進学校となりました。

東京大学法学部は言わずと知れた日本の最高学府です。

多くの官僚や政治家、財界のトップを輩出している大学です。

下鶴隆央の政策や公約は?

下鶴隆央県の政策・公約

下鶴隆央氏は「動け!鹿児島市。」~”このまま” よりも “これから” を~と題して100項目のマニフェストを掲げています。

  1. 新型コロナ対策
  2. 産業振興
  3. 子育て支援
  4. 人生100年時代を見据えた福祉
  5. 民間の力を活かした、これからの鹿児島市政

下鶴隆央氏は、大きく分けで5つの公約を打ち出しており、そこから100のマニュフェストを掲げています。

まず、1つ目の新型コロナ対策についてです。

  • 新型コロナから地域経済を守る

新しい生活様式の浸透など新型コロナにかからないようにする、次にPCR検査体制の拡充など感染が疑われる場合に早期に発見する、感染した場合にも適切に治療できる体制を整備するなどの徹底した対策を講じ、医療や介護、障害福祉サービス等の従事者を感染から防ぐ万全の対策を講じるとしています。

また「新型コロナから地域経済を守る」ことが重要とし、国や県の経済対策を注視しながら、また連携しながら、最も効果的なタイミング、方法での需要喚起策など必要な取り組みを行うとしています。

重要なのがコロナ後の中長期的な経済ビジョンを策定することとし、民間事業者や専門家の知見を頂きながら、鹿児島市がどの様な産業に軸足を置き、振興していくかの未来図を描くとしています。

  • 下鶴隆央氏の給与を50%カット

また、新型コロナとの戦いは一定期間続くものと予想し、新型コロナで厳しい状況にある市民の皆様とともに歩み、新型コロナ対策の先頭に立つ姿勢を示すとともに、新型コロナ対策の財源に充てるため、自らの給与を50%カットするとしています。

次に2つ目は産業振興についてです。

  • 観光業を内需の拡大

人口減少時代を迎える中で「このまま」では内需も急速に減少し、特に地域で市民の皆様向けに営んでいる業種は、それだけ売上が減り、ひいては雇用の維持にも大きな影響があるとしています。

「これから」は、鹿児島市外、県外、そして外国に対し物を売り、人を呼び込み、外貨を稼ぐ取り組みがより重要になるため、観光業を内需の拡大、新たな成長のエンジンとして位置付け、強力に推進するとしています。

県内、そして国内向けの需要喚起策を講じるとともに、周辺自治体や他県とも連携した魅力的な観光地、観光商品づくりにも取り組み、より長期にわたって滞在し、より消費額が増える取り組みや外国に対しても、現在人の往来には大きな制約がありますが、モノや情報は動かすことができます。

特産品の海外向けPR、そして鹿児島市の魅力を存分にPRできるコンテンツを発信し、「鹿児島市に行ってみたい」という欲求を高める取り組みを行い、あわせて鹿児島の誇る多彩な食の魅力を発信し、稼げる農林水産業づくりにも取り組むとしています。

  • ICT関連産業の振興

また地理的なハンデがなく競争力を持てるICT関連産業の振興に取り組むとともに、将来の雇用の受け皿づくりのため起業支援にもあらゆる側面から取り組むとしています。

3つ目は子育て支援についてです。

  • 保育所等待機児童ゼロの実現

人口減少を食い止めるためには、子育て環境の充実が必要だが現状鹿児島市は保育所等待機児童が全国1700以上の市町村の中でワースト6位です。

子育て世代には大変厳しい状況となっていると指摘し、保育所等待機児童ゼロの実現を約束するとともに、地域における相談体制の拡充など、子育て環境の充実に向け取り組むとしています。

  • 「稼げる力」の確立

また鹿児島市で生まれ育った子どもたちが、将来社会に出た時に、自分が希望する仕事で「稼げる力」を持って活躍できるよう、新しい時代に必要とされる能力の習得、国際的な視野を広げる機会の付与していくとの公約を挙げています。

4つ目は、人生100年時代を見据えた福祉についてです。

  • 生きがいとしての就労の場づくり

平均寿命の延伸に伴い、これからは病気になった後、要介護になった後の対応だけでなく、病気になる前、要介護になる前の取り組みが重要になるとしています。

健康診断受診率を向上させ、疾病予防・介護予防の促進を行うため、様々なインセンティブなどを組み合わせるとし、シニア層の持つ能力、経験を発揮して頂くべく、生きがいとしての就労の場づくりにも取り組むなどの施策を掲げています。

5つ目は、民間の力を活かしたこれからの鹿児島市政についてです。

今後急速に進む少子高齢化・人口減少・扶助費の増大に対応するには、その他の分野も含め「このまま」の政策立案ではなく、「これから」の緻密な政策立案が求められるとしています。

データに基づく政策立案(EBPM)を推進するとともに、政策評価を充実させ情報を公開することで、市民や民間の目で政策立案を検証すること。

より良い知恵が集まる仕組みの構築を目指すとし、そこで得られた知見も活用し、「より少ない費用でより成果を出す」施策・事業に向けて既存事業の見直し、改善に取り組む考えです。

また行政が抱える課題の中には、行政だけで考えるのではなく、民間の知見を活用した方がより良い解決ができる分野も多く存在しています。

常設の「官民連携プラットフォーム」(仮称)を設置し広く民間の知見を募るしくみを作り、あわせて、市役所の外部や民間の専門的な知見が特に必要とされる分野について、積極的に民間の専門人材の登用を進めるとしています。

下鶴隆央氏は、あらゆる政策課題について具体的かつ幅広く公約を掲げています

やや総花的な感じは否めませんし、4年間の任期でどこまで出来るのか?

長期的な課題と短期で解決すべき課題とが分けられていない点は少し気にはなりますが、それだけ多くの課題があるとの認識なのでしょう。

下鶴隆央の評判は?

下鶴隆央氏の評判については、若い人に市政をかえてほしいといった声や、純粋に無所属を貫いて頑張ってほしいなどの声があります。

反面、若ければ良いと言うわけではないといった声や、政策をたくさん掲げるのは良いがどこまで実現できるのかわからないといった声もありました。

下鶴隆央は結婚してる?家族が知りたい!

下鶴隆央氏は、4人家族で、お子さんが0歳と2歳とまだまだ小さなお子さんがいらっしゃる子育て世代です。

公約の中にある待機児童ゼロの実現やこども医療費の負担軽減、保育士の確保策や通学路の安全確保といったより具体的な政策を掲げることが出来るのではないでしょうか。

また同じ子育て世代から、より期待をされる要因になるのかもしれませんね。

下鶴隆央が当選する確率は?

今回の鹿児島市長選挙には、下鶴隆央氏の他にいずれも新人で、前鹿児島市副市長の松永範芳氏62歳、前鹿児島市議会議員の上門秀彦氏66歳、元鹿児島市議会議員の桂田美智子氏67歳の4人が立候補を表明しています。

松永氏は現職の森博幸市長のもとで副市長を務め、選挙戦では森氏のバックアップを受けており、後継者指名はないものの実質的な後継者と見なされています。

上門氏は32年以上市議会議員を務め、議長を通算9年務めてきた議会の重鎮で、自由民主党鹿児島県連の推薦を受けています。

桂田氏は共産党の推薦を受けて前回2016年の市長選挙にも立候補しており2回目の市長選挑戦になります。

下鶴隆央氏は県議会議員選挙に3回当選しており、10年のキャリアがあります。過去3回の選挙では11,000~12,000票を得票している実積もあります。

純粋無所属を標榜している部分や40歳という若さは有権者から好感を持たれていることもあり、十分に当選する可能性があると思います。

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まとめ

  • 下鶴隆央氏は1980年4月、鹿児島市生まれの40歳
  • 下鶴隆央氏は地元の幼稚園小学校から名門ラ・サール中学校、高校を経て東京大学法学部を卒業
  • 下鶴隆央氏は大学卒業後、ITコンサルティング会社に就職
  • 退職後、東京大学公共政策大学院で学ぶ
  • 下鶴隆央氏は2007年、鹿児島県議会議員選挙に立候補するも落選
  • 下鶴隆央氏は2011年、鹿児島県議会議員選挙に再出馬し初当選を果たし以後3期10年務める
  • 下鶴隆央氏は2020年9月、鹿児島市長選挙への立候補を表明、同年10月、鹿児島県議会議員辞職