2020年7月12日に迫っている鹿児島県知事選2020です。
戦後最多となる7名の方が立候補されている鹿児島県知事選2020ですが、候補者が誰なのかは知っておきたいところですよね。
そして現時点で得票数が多いと思わる方を予想していきます。
鹿児島県知事選2020予想!
まさに “あなたの一票が未来を変える” 状態。
結果が楽しみ。#鹿児島県知事選 #鹿児島県議補選 https://t.co/7OrwQ8hn0s pic.twitter.com/64cGjilEY7— きいち (@Kiich_asa) July 9, 2020
戦後最多となる7名が立候補されている鹿児島県知事選2020ですが、現時点での予想をしていきます。
- 再選を目指す現職の三反園訓さん
- 新人で前九州経済産業局長の塩田康一さん
- 前知事の伊藤祐一郎さん
3人が争う事はほぼ確実でしょう。
ただ、有権者となる約3割の方が態度を明らかにしていないと言われています。
まだまだ情勢は変わるかもしれませんね。
自民党、公明党からの推薦を受けている三反園さんは、自民党支持層への浸透が3割強ほどにとどまっているそうです。
塩田康一さんは立憲民主党支持層の約4割からの支持を得ています。
伊藤祐一郎さんは、自民党支持層の約2割の支持を集めています。
無党派層からは、三反園さんと伊藤さんが各1割強、そして塩田さんが2割弱の支持を受けています。
これらの情報を元に推測すると、三反園さんと伊藤さんが自民党支持層からの票を分け合う形になり、立憲民主党支持層や無党派層からの票を多く集めている塩田康一さんが一歩リードしていそうですね。
ただ前述でもお伝えした通り、約3割の方の態度が不明です。
まだまだ情勢が変わる可能性もありますが、三反園さんと塩田さんの接戦になる可能性が高いでしょう。
鹿児島県知事選2020候補者7人は?
鹿児島県知事選2020の注目候補者について、順に見ていきます。
三反園訓
現鹿児島県知事であり、今回の選挙で再選を目指しています。
マニフェスト(公約)として掲げているのは、新型コロナ感染症の第2、第3波に備え、検査体制や医療提供体制を拡充。
県民生活や県経済を復興させるため、消費喚起策を展開し、危機的状況からの影響を最小限にとどめ、持続的な発展をできる鹿児島県を構築していくとの事。
子育て支援や高齢者の生き生き支援を重点施策の2本柱にし、子どもの医療費給付制度のさらなる拡充、健康寿命の延伸や介護予防などの施策をさらに推進していくそうです。
県の産業や農業、観光の復興については、鹿児島県のポテンシャルを活かし、農畜産物のブランド力を高め、販路拡大を図っていくとの事。
「コロナからの鹿児島観光復興戦略(仮称)」を作成し、戦略的に事業を展開していき、V字回復を目指していくそうです。
武田信弘
日本全体から見た鹿児島の優れた点を活かしていくそうです。
今後地球は長い寒冷期に入っていくと予想されており、世界的に食糧不足になっていき、それを鹿児島から日本の食を支える。
そして寒冷期には景気悪化が予想されているそうで、観光需要の回復は困難とのこと。
新型コロナも5~10年続くと見られており、観光業は温泉井戸を活かして地域のエネルギー供給を担う業態へ転換していきたいとの事です。
県の予算決算をネット上に公開し、一般市民の方からチェックを受ける事で無駄を省いていくそうです。これは県民にとっては嬉しいですね。
横山富美子
鹿児島県知事はこの方しかいないと思います。#横山富美子 pic.twitter.com/M6GX4w2XOv
— 森 一将 (@qTJoI4R8j5Xcnf9) June 28, 2020
何より人の命と暮らしが守られる社会を作っていきたいと思っているようです。
特に、戦争や紛争に繋がる訓練、基地を作らせたくないと語っています。
憲法9条の理念を実現させるため、馬毛島へのFCLP移転などにも反対されています。
子どもや障碍者医療の窓口を無料、学校給食の無料化など子育て支援にも意欲的なのが伺えます。
県内どこに住んでいても、安心して暮らせる鹿児島を目指していくそうです。
青木隆子
大切にしていくのは「いのちと暮らし」 誰一人取り残されない鹿児島県に。
新型コロナの対策として、個人・企業支援の早急な現金給付をしていくとの事です。
子どもの医療費は現物支給にし、安心して出産できる環境整備と産後のケアを充実に。
ドクターヘリ予算の拡充をし、県によるベッドのコントロールをしていく。
教育面ではオンライン授業を充実させ、タブレットを一人一台の実現。貧困状況の子どもたちへの還元不要の奨学金の制度を作っていくとの事です。
他にも物流の移動にかかる経費の削減、原発に頼らないエネルギー政策、馬毛島の米軍軍事利用の反対などを公約として掲げています。
伊藤祐一郎
【拡散希望】
ついに選挙戦が幕を開け、奮い立つ気持ちでおります。
瀕死の郷土を健全な状態に戻して後進に託す。
それが私の使命だと思っています。
多くの皆様に届くよう、拡散をお願いします。 pic.twitter.com/FJeLd76IJ7
— いとう祐一郎 (伊藤祐一郎) (@itoyuichiro2020) June 27, 2020
新型コロナで影響が出た仕事、くらしの立て直しの決断・実行力をもって取り組んだいくそうです。
感染症専用病棟の新設、PCR検査体制の充実。
県民生活や仕事を守るため、財源に糸目をつけずに対応していくとの事。
原子力発電については、脱原発を目指していくそうで、川内原発の稼働機関については、福島事故後30年をもって終了することを大原則とし、具体的工程表を作成すべきとの考えだそうです。
大規模プロジェクトは当面見送るそうですが、鹿児島港本港区に総合体育館とサッカースタジアムを、谷山地区に総合武道館を整備するのが望ましいと考えているそうです。
塩田康一
@bob0912##塩田康一♬ 神の使者、その名ヨハネ<193番> – クロスロードアカデミーコーア
「県民の皆様と一緒に鹿児島の今と未来をつくる」を基本にし、「誠実に」「着実に」県政に取り組んでいくとの事。
コロナウィルス感染拡大防止と経済の立て直し。
県民の命と暮らしを守る事を最優先に取り組んでいくそうです。脱原発の考えで、3号機増設は凍結し、1、2号機の20年延長は専門委員会で科学的、技術的検証の徹底。
県民が豊かになる産業復興、農林水産や観光関連産業、地域経済をけん引する中小企業の「稼ぐ力」を引き出すための積極的な施策をしていくとの事です。
有川博幸
子や孫に誇れる鹿児島、夢の持てる鹿児島、笑顔で暮らせる鹿児島でありたいと願っているそうです。
どうすれば、鹿児島の環境・資産を活用できるかが本来の県政課題との考えのようです。
新型コロナに関する医療体制の見直し、社会経済回復への特別会計、社会・企業のデジタル化の促進を行うとの事。
原発依存の即時停止、延長期限短縮化への再提案や、農畜水産業確立への義手つ研究商品ブランカをし、海外への進出を目指すそうです。
高齢化や子育て支援、身障者支援にも力を入れ、細かい福祉対策の充実を図るそうです。
ドルフィンポート跡地の市町村参加の食と産物、イベントの総合ミュージアムの設置やグローバル時代の青少年育成も行うとの事です。
鹿児島県知事選2020候補者を選ぶポイントは?
鹿児島県知事選2020候補者を選ぶポイントは人それぞれ違うと思いますが、やはり皆さんが共通して注視しているのはコロナウィルスの対策ではないでしょうか。
コロナ対策について
日本全体の経済に大打撃を与えているコロナウィルス。
これから鹿児島県の知事になるかもしれない候補者達がどんなコロナ対策をするかはしっかり把握しておきたいところです。
有川さんや青木さんはコロナが長期化すると見て、デジタル化を進めていきたいと考えているみたいですね。
塩田さんや伊藤さん、武田さんや三反園さんは早急な経済回復、そして第2波に備えてPCR検査の拡充などを考えていらっしゃいます。
ドルフィンポート跡地について
15年間多くの人に親しまれた、鹿児島のドルフィンポート。今年3月に営業終了し、今後の街作りに大きく影響することになります。
- 武田信弘さんは、国際情報を得るための国際エコタウンを
- 横山富美子さんは、桜島と錦江湾を一望できる公園を。
- 青木隆子さんは、景観を活かしたウォーターフロントパークを。
- 三反園訓さんは、国際的な観光都市に。
- 伊藤祐一郎さんは、会議場や総合体育館機能を持つスーパーアリーナを。
- 塩田康一さんは、国際都市鹿児島の拠点となる施設を。
- 有川博幸さんは、鹿児島の魅力を発信できる日本一のマリンテーマパークを。
このドルフィンポート跡地をどう活用するかも、選ぶポイントになりそうですね。
三反園訓県知事の4年間の評価
2016年から現在まで都知事を務めてきた三反園さんの4年間の評価はどうなのでしょうか?
Twitterなどの反応を見る限り、公約として掲げてきた反原発とは真反対の政策を行ってきたり、コロナウイルスの対策に対する批判の声が多いみたいですね。
ですが今回の公約ではこれまでの4年間の経験を活かし、現実的な公約で今回の選挙に挑んでいるみたいです。鹿児島県民が三反園さんをどう評価しているか、それは今回の選挙の結果で分かる事になるでしょう。
鹿児島県知事選2020候補者に対する世間の声は?
東京都知事選の状況を眺めていて、やはり最も怖いのは「無関心」なのではないかという事だと私は思う。無関心であるが故に、世の中の空気に流されやすい人が多いという事。民主主義が成熟していないことの証左だと私は思う。来週は私の出身県の鹿児島県知事選。有意義な政策論争を期待したいのですが。
— 野原 結理那 (@yurinan90) July 6, 2020
塩田さんは組織や政党などに支援されてる訳じゃない
無所属なのです
個人の力で出馬して、与党でも野党でもなく組織票などに惑わされずに、一番の民意を反映する人
私はそう思っています
安定した生活を投げうって、鹿児島に帰ってきた!
そんな塩田さんを応援します#鹿児島県知事選#塩田康一— 赤鬼カルロス/h+JP (@revence666) July 8, 2020
そうなんです!4年前のように「何となく」で選んではいけないのです!もう鹿児島は待ったなし。大接戦ですので、応援よろしくお願いします!
リツイートありがとうございます!#伊藤祐一郎#鹿児島県知事選#県知事選を史上最大の投票率にしよう https://t.co/dJq15Ua3GS— 【 伊藤祐一郎 】さんを応援する女性の会(非公式) (@itouyuichirougo) July 7, 2020
世間からは各候補者達に対する応援のコメントが寄せられていますね。
東京都知事選では投票率55%と、コロナの影響もあると思いますが、約半分の方が無投票です。鹿児島県民の方々が少しでも多く関心を持ち、投票に来るといいですね。
まとめ
- 鹿児島県知事選2020候補者7名
- 鹿児島県知事選2020候補者を選ぶポイントはコロナ対策
- コロナ対策で、長期化を見越してデジタル化を進めていく有川さんと青木さん。
塩田さんや伊藤さん、武田さんや三反園さんは早急な経済回復、そして第2波に備えてPCR検査の拡充などを考えている、 - ドルフィンポート跡地の活用方法も選ぶポイント
- 公約として掲げてきた反原発とは真反対の政策を行ってきたり、コロナウイルスの対策に対する批判が大きいため、三反園訓県知事の4年間の評価はあまりよくない