都知事選2020が6月18日に告示されました。
コロナ禍にあっての選挙ということで候補者たちの選挙の仕方にも変化があります。
また、投票しに行く都民の方々にも都知事選挙への投票の仕方にも変化があるようです。
都知事選2020のコロナ対策はどのようになっているのか、選挙の仕方にどんな変化があるのか、どんなことに注意して投票を行えばよいのかなどについてご紹介していきます。
都知事選2020コロナの影響で選挙の仕方は?
7月5日は東京都知事選挙の投票日!
この週末が休日に期日前投票を行う最後のチャンスです。
期日前投票は7月4日(土)まで!#東京都知事選挙#期日前投票に行こう— 東京都選挙管理委員会 (@tocho_senkyo) June 21, 2020
東京都知事選挙が6月18日に告示されました。
これによって東京都知事の候補者たちは、蜜を避けるためのオンライン選挙を心がけてらっしゃいます。
現東京都知事である小池さんに関しても、twitterやyoutubeなどを利用してオンライン選挙をされています。
「都民ファースト」の視点での行財政改革・構造改革
1.デジタル化による都民サービスの向上
2.賢い支出の徹底
3.「グレーター東京」(大東京圏)構想の推進
を掲げています。
都民の、都民による、都民のための都政を実現してまいります。https://t.co/P2QOHWCnYD pic.twitter.com/eH2uYDrOzE— 小池百合子 (@ecoyuri) June 23, 2020
山本太郎さんもtwitterやyoutubeでオンライン選挙という選挙の仕方をされています。
【動画生中継スタート!】
東京都知事候補 山本太郎 街宣
6/25 12時〜明大前駅中央口YouTubehttps://t.co/xEqghroSvv
リアルタイム字幕入れ UDトークVer.https://t.co/t6gklb8avh
ツイキャス https://t.co/rMLC64HqC9#たりないのは愛とカネだ #15兆円であなたを底上げ#期日前投票 #都知事選
— 東京都知事は 山本太郎 れいわ新選組公認 (@yamamototaro0) June 25, 2020
2020年コロナ禍の中での都知事選を街頭演説されることは極力控えた選挙の仕方です。
【6月25日(木) 遊説スケジュール】
10:00〜 武蔵小山駅〜パルム商店街
11:00〜 戸越駅A3出口〜戸越銀座商店街南北
12:00〜 大崎駅南口デッキ上
14:00〜 大井町駅イトーヨーカドー前
15:00〜 大森駅西口
16:00〜 大森駅東口
17:00〜 蒲田駅西口
18:30〜 蒲田駅東口— 小野たいすけ 東京都知事候補【公式】 (@taisukeono) June 24, 2020
こちらは小野泰輔さんの街頭演説のスケジュールですね。
今日はこのあと新宿西口で街頭演説します。
20時まで— 【立候補】してます都知事選挙【ホリエモン新党代表】&【NHKから国民を守る党党首】 立花孝志 (@tachibanat) June 24, 2020
こちらは立花孝志さんの街頭演説のお知らせです。
投票日までのこれから1週間は街頭演説が盛んに行われる可能性が高いですね。
では、候補者の選挙の仕方が変わってきていますが、投票する国民の選挙の仕方は変わっているのでしょうか?
調べてみると「オンライン投票できないのか」という声が多いですが、
今回の2020年東京都知事選でオンラインで投票することはできません。
オンラインで選挙の投票ができるようにするためには、システムを準備する必要があります。
選挙は、「一人1票」「秘密保持」が絶対ですので、こちらを守ることができるシステムを構築する必要があります。
また、現在の公職選挙法には、投票の方法について、次のような規定があります。
「条例で定めるところにより、選挙人が、自ら、投票所において、投票用紙に氏名が印刷された公職の候補者のうちその投票しようとするもの一人に対して、投票用紙の記号を記載する欄に○の記号を記載して、これを投票箱に入れる方法によることができる。」
e-Gov法令検索
つまり、投票をする人は、紙を投票箱に入れなければならないという決まりがあるのです。
ネットでの投票はこれにあたらず、オンラインでの投票を実現するには、この決まりを改定する必要があります。
つまり、オンライン投票を実現するためには、
- 絶対に安全なシステムを構築する必要がある。
- 公職選挙法の投票に関する規定を改定する必要がある。
ということになります。
今回のコロナ騒動をきっかけに、オンラインでの投票が議論される可能性はありますが、少なくとも、2020年の東京都知事選には間に合いません。
投票するには投票所に行って投票用紙を投票箱に入れるという作業が必要です。
都知事選2020選挙の仕方有権者の投票方法は?
投票日当日に予定のある方だけでなく、投票所の混雑を避けるためにも期日前投票をご利用ください。
6月19日(金)から7月4日(土)まで。#東京都知事選挙#期日前投票に行こう
— 東京都選挙管理委員会 (@tocho_senkyo) June 19, 2020
前回、四年前に行われた東京都知事選の投票率は59.73%でした。
東京都の選挙管理委員会は、期日前投票も活用して多くの人に投票をしてほしいと啓蒙活動も行っています。
投票の啓蒙のためのイメージキャラクターには、女優の広瀬アリスさんを起用。
幅広い年代に人気と知名度があるということから、広瀬アリスさんに決まったといいます。
ポスターや、選挙管理委員会のホームページなどでは、広瀬アリスさんの出演する動画も公開されています。
すでにご紹介したとおり、選挙の方法自体はこれまでと変わりません。
投票所は十分に消毒・換気など新型コロナウイルス対策が十分にされていると信じて、投票に行くようにしましょう。
選挙の投票率に関しては、立候補者の顔ぶれや大きな争点の有無、投票日の天気などが関係するといわれています。
今回は、元タレント・俳優の山本太郎さんが出馬するということが話題になりました。
また、新型コロナウイルスの対応についてや、東京オリンピック・パラリンピックの開催の是非が争点となってくると思われます。
「新型コロナウイルスのために投票率が下がってしまった」ということにならぬように、対策をしながら、投票に向かいたいと思います。
都知事選2020期日前投票の期間は?
6月19日(金)から7月4日(土)まで
今回の東京都知事選の期日前投票は、6月19日(金)から7月4日(土)までとなっています。
区や会場によって期間が異なる場合がありますので、お住まいの地域の期日前投票日をご確認の上、会場に向かわれてください。
また、投開票日は7月5日(日)です。
都知事選2020投票日当日の混雑状況は?
すでにご紹介しているとおり、当日の投票所の混雑を避けるために期日前投票を利用することが推奨されています。
また、世田谷区では、投票日当日の混雑状況の参考にと、令和元年の7月21日に行われた参議院議員選挙のときの時間別の投票者数が公開されています。
これによると、朝7時から10時までは比較的空いています。
一方で、10時から13時までは混雑していることがわかります。
投票所によって、状況は変わるとは思われますが、やはり、休日ということで、朝の時間帯は空いているということのようです。
また、選挙に出かけてから、そのまま外出するということから午前10時からお昼過ぎくらいまでに投票する人が多くなっているのではないかと思います。
こちらを参考にしつつ、空いた時間を狙って投票に行くというのも、コロナ対策の行動といえるでしょう。
都知事選2020コロナの影響で投票所の感染対策は?
新型コロナウイルスの拡大騒動が起きて初めての都知事選ということで、投票会場での感染対策が気になりますよね。
投票する国民のために、どんな感染対策がされているか3密を防ぐための工夫についてご紹介します。
まず、投票所や期日前投票所には、アルコール消毒液が設置されます。
これは、もはや不特定多数の人が集まる場所では当然のことといえるかもしれません。
次に、投票管理者、投票立会人、投票所スタッフの方々はマスクを着けて担当するということになっています。
こちらも、今や日本では常識となりつつある対応ですね。
また、投票所内は扉や窓を常に開放して、換気を徹底するとのこと。
また記載台や鉛筆など、多くの人が触れる場所は定期定期に消毒を実施するとなっています。
また、投票に来る人には、マスクの着用や、来場前、帰宅後の手洗いをお願いする旨のお知らせをしています。
また、これまでとはちがい、投票所で、自分が準備した鉛筆を使うことができるということになっています。
いくら消毒がきちんとされているといっても、誰が使ったかわからない鉛筆を使うということに抵抗がある人への配慮ですね。
さらに、投票所内では、選挙に来た人どうしが接近しないように、アクリル板が設置されたり、前の人との間隔をあけるための停止線などが引かれたりするようです。
投票日当時、投票所ができるだけ混雑しないように、可能な人へは期日前投票をするようにとの願いもされています。
スムーズに行うことができれば、投票所に長時間滞在するということはないと思います。
家族総出で選挙に行くということもよくありますが、今回については、実際に選挙権のある方だけが投票所に入り、さっと投票するのがマナーとなりそうです。
また、投票する人物については、事前に決めておき、投票所で悩むということのないようにしておくのがよいでしょう。
まとめ
- 2020年都知事選挙の仕方はオンライン選挙(候補者)
- 都知事選2020の投票開票日は7月5日(日)
- 2020年の都知事選期日前投票は6月19日(金)から7月4日(土)まで
- コロナ対策として投票所では、消毒、換気、スタッフのマスク着用などが実施
- 投票をする人に対しても「期日前投票を利用する」「マスクを着けての投票」「投票前後の手洗い」などをすすめている
- 自分で持参した鉛筆で投票することも可能
- 2020年今回の都知事選では、オンラインでの投票は実施されない
- 投票所が混雑するのは午前10時から午後1時にかけて。逆に朝の時間帯は比較的空いています。空いた時間を狙っての投票を。
- 選挙の争点は「新型コロナウイルス感染症への感染防止策と経済対策」「東京オリンピック・パラリンピックへの対応方針」「4年間の小池都政への評価」「カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致」となりそう
投票所の工夫と投票する人の工夫でコロナ拡大を防ぎながら安全に選挙を実施したいものですね。