人気ドラマ『半沢直樹2』で井川遥さんが演じる小料理屋の女将である智美の動きが怪しいと話題です。
物語も後半に入ってきた『半沢直樹2』ですが、この智美が後半の大きなキーパーソンになってきそうです。
実は井川遥さんが演じる智美は、原作である小説には登場しない人物なのです。
ある人物の名前を聞いて明らかに動揺するなど怪しい動きを見せる智美ですが、果たして彼女は半沢の敵なのでしょうか味方なのでしょうか。
8話ですべてが明らかになりましたね。
現在まで分かったことを考察も交えてご説明します。
半沢直樹2料亭の女将と銀行の関係は?
視聴率も好評でますます人気のドラマ『半沢直樹2』
8月16日には第五話が放送され、世帯平均視聴率が25.5%をマークし、令和に放送されたドラマでは1位になったとのこと。
様々なキャラクターが登場し、半沢直樹の敵や味方として物語を盛り上げていますが、その中でも特に、井川遥さんが演じている、智美が話題になっています。
智美は、半沢たちがよく行く小料理屋の女将です。
今のところ、物語に大きく関わってきてはいませんが、今後、キーパーソンになってくるのではないかとみられています。
ネット上でも
「紀本常務(演:段田安則さん)と何か関係があるのでは」
「帝国航空の関係者なのでは」
など、様々な推測が飛び交っています。
実は、この「智美」という登場人物は原作には登場しません。
ドラマのオリジナルキャラクターであるため、智美がどんな立場の人間であるのかは、今後のドラマで明らかになるのを待つしかありません。
ただ、半沢たちの話をずっと聞いているということや、ある人物の名前が出てきたときに怪しい表情を浮かべるなど、どう考えても小料理屋のただの女将で終わるということはなさそうで確実にキーパーソンであるでしょう。
半沢直樹2井川遥の怪しい行動って?
井川遥さん演じる智美が怪しいところですが、まず、フルネームではなく名前しか明らかになっていないというのが疑問に感じる点です。(5話の時点では明らかになっていませんでした)
『半沢直樹2』の公式ホームページの相関図を見てみても、ほかの登場人物はフルネームで表記されているにも関わらず、彼女だけは、「智美」と下の名前しか明らかにされていません。
そんなことから、「すでに登場している人物と夫婦や親子の関係にあるのがばれないようにするためでは」とも思われます。
また、伊佐山(市川猿之助)と紀本常務の名前が出てきたときに智美の表情が険しくなるというシーンがあり、明らかに何かを知っていると思われます。
半沢直樹2井川遥の正体は?
智美の名字が明らかになっていないということから、智美の正体については次のような考察ができます。
- 紀本常務の妻なのでは?
- 三笠副頭取(古田新太)の妻なのでは?
- 帝国航空の幹部の妻なのでは?
また、妻ではなく、「大和田(香川照之)か紀本常務の愛人なのではないか」ということも考察できます。
井川遥さんという美人をキャスティングしているところから、帝国航空の元CAなのでないかとも考察でき、その関係から帝国航空の幹部の妻、あるいは愛人なのではいったところです。
ただ、いずれにしても、なぜそんな彼女が小料理屋の女将をしているのかということはわかりません。
今後、少しずつ明らかになっていく情報に注目したいところです。
第二部は、『銀翼のイカロス』が原作になってはいますが、智美という人物も登場しませんし、大和田も登場しません。
今後は、テレビドラマオリジナルのストーリー展開になっていくのかもしれません。
半沢直樹2第2話では、次のような会話がありました。
半沢と渡真利(及川光博)、苅田(丸 一太さん)が智子の小料理屋で食事をしているというシーンです。
苅田「まてまて、伊佐山にいじめられているってのは、どういうことだ?」
智美「同期の皆さんで証券部長の悪口大会ですか?」
苅田「伊佐山のこと知ってるの?」
渡真利「智美ちゃんは東京中央銀行の株主でございますよ!」
苅田「あらそうなの?」
智美「大袈裟ですよ、趣味で株を少しやっているだけです。」
これだけだとただの世間話のようにも見えますが、やはり銀行の関係者となにかしらの関係があることの伏線のようにも聞こえますね。
また、その後、智美は
「みなさんの話を聞いているおかげで、東京中央銀行の内部事情だけは詳しくなっちゃいました!」などとも発言している点がまたおかしいのです。
料亭の女将の智美(井川遥)は元銀行員で中野渡頭取の元部下だったということです。
半沢直樹2井川遥の苗字は?
半沢直樹2の6話で明らかになったことは、智美(井川遥)の苗字が新山だということです。
しかし、これをそのまま鵜呑みにしていいのかどうかもまた怪しいので少し様子をみつつ、智美がどういう動きをしていくのか見ていきたいと思います。
半沢直樹2井川遥は敵?味方?を考察
半沢直樹2第4話では、三笠副頭取の不正が暴かれました。
その中に電通の平山社長が三笠副頭取の奥さんは飲食店を経営しているという話がありました。
このことから、智美は三笠副頭取の妻ではないかとの見方もSNSでは多くみられます。
ただ、三笠副頭取は不正が発覚し、伊佐山とともに飛ばされてしまったため後半はあまり登場しないのではと思われます。
現段階では、智美が半沢の敵なのか味方なのかということを特定はできませんが、今までの放送回より考察してみます。
敵の可能性は?
もし、智美が紀本常務と何らかの関係があり、そちら側につくとなると、半沢たちとは敵ということになります。
たとえば、智美が紀本常務の愛人で、小料理屋で聞いた半沢たちの会話をそのままリークしていたという展開は考えられると思います。
紀本常務は東京中央銀行の再建管理担当常務で、旧東京第一銀行の出身者。
東京中央銀行内に幅広い人脈を持っており、半沢にとって強敵といえる相手です。
ニューヨーク支店から本社へ異動してきたエリートということで、ひょっとして、智美は元国際線のCAで、ニューヨークで紀本常務と何か関係があったのでは…という妄想もしてしまいます。
いずれにしても、紀本常務と智美が全く関係ないというのは考えにくいと思います。
味方の可能性は?
一方で、小料理屋に来てくれている客である半沢の方に情が移って、最終的には半沢の味方になってくれるというストーリー展開も想像できます。
「紀本常務にいいように利用されていることに気づいた智美が、最終的には半沢に有利なように動く」というのは、これまでの半沢直樹のストーリー展開からも、想像に難しくない流れといえるのではないでしょうか。
いずれにしても、紀本常務や智美が後半のキーパーソンになることは間違いなさそうですね。
ネット上では、「智美の動きが気になる」「絶対カギを握っている」という意見はたくさん飛び交っていますが、今のところはまだ敵、味方とも言えないのが正直なところです。
果たして、美人女将の正体は、敵なのか味方なのか。
そのあたりの考察も含めて、毎週日曜日の夜半沢直樹2を視聴するのがさらに楽しみにですね。
半沢直樹2井川遥の正体
- 現東京中央銀行頭取中野渡さんの部下
- 元東京中央銀行副頭取牧野さんの秘書
最終的に新山智美さん(井川遥)の正体は、東京中央銀行の元社員ということでした。
半沢直樹の味方でしたね。
まとめ
- 井川遥演じる小料理屋の女将は原作には登場しない、ドラマオリジナルのキャラクター
- 相関図には智美としか表記されておらず、フルネームが記載されていないことから「すでに登場している登場人物の妻なのでは」という見方ができる
- 紀本常務の名前を聞いて明らかに動揺するなど、何か関係があるのは間違いなさそう
- 半沢直樹2のドラマ後半の舞台が「帝国航空」ということから、智美は元CAなのではいかとも考察できる
小料理屋での半沢たちの会話をばっちり聞いている智美。今後、敵となって半沢たちの動きをリークする存在となっていくのか、半沢たちの味方になっていくのでしょうか。
敵味方については明らかになっていませんが、後半のキーパーソンとなっていくのは間違いない。