世界最大の投資会社バークシャー・ハサウェイ社の筆頭株主で会長兼CEOも務める投資家ウォーレン・バフェット氏に注目が集まっています。
ウォーレン・バフェット氏の前妻との間には三人の子供がいらっしゃいます。
さらに、ウォーレン・バフェット氏は前妻の死後、別の女性と再婚されています。
ウォーレン・バフェット氏の前妻と現妻は知り合いで、前妻が現妻を彼に紹介したというびっくりないきさつがあります。
今回は、ウォーレン・バフェット氏の家族や子供について詳しくお伝えします。
ウォーレン・バフェット氏の家族の秘密をのぞいてみることにしましょう。
ウォーレン・バフェットは再婚している?
尊敬できる人のもとで働きなさい https://t.co/Ssx1VgVxGC
— 肝に銘じるべきウォーレンバフェット名言集 (@warrenbuffettme) September 6, 2020
ウォーレン・バフェット氏といえば、世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイ社の筆頭株主であり、会長兼CEOも務める投資家です。
1930年8月30日生まれで、現在90歳です。
2018年の純資産が840億ドル(日本円で約8兆9040億円)で、AmazonのCEOのジェフ・ベゾス氏、ビル・ゲイツ氏に次いで世界第3位の大金持ちであることで知られています。
ウォーレン・バフェット氏はバークシャー・ハサウェイ社などを通して多額の株式投資を行っており、それによって資産を増やしてきました。
一方、バークシャー・ハサウェイ社からの報酬は、年間10万ドル(日本円で約1147万円)とのこと。
大金持ちではありますが、基本的にお金はあまり使わず、1958年に3万ドルほどで購入したオハマ(アメリカのネブラスカ州東部の町)の郊外の住宅に今も住まわれています。
プライベートはというと、1952年にスーザン・トンプソンさんという女性と結婚。
翌年には長女であるスーザン・アリスさんが誕生。
さらに翌年には二人目の子どもで長男となるハワードさんが生まれています。
さらに次男となるピーターさんも生まれています。
1977年ごろから、子育てが終わったことを機に、バフェット氏とスーザンさんは別々に暮らすようになります。
ただ、離婚はしておらず、お互いに自由に生活することを認め合っていました。
スーザンさんはバフェット氏の資産を受け継ぐことになってはいましたが、スーザンが2004年に他界。
バフェット氏は資産を複数の財団に寄付することにしました。
バフェット氏の死後、その資産はスーザン・トンプソン・バフェット財団に寄付される予定となっています。
2004年にスーザンが亡くなった際にはスーザンさんの個人資産であった26億ドルにあたる土地がこの財団に寄付されています。
1978年からバフェット氏は妻であるスーザンさんからアストリッド・メンクスさんという女性を紹介され、この女性と同居されています。
2004年にスーザンさんが亡くなると、2006年にバフェット氏はこのアストリッドさんと再婚されています。
ウォーレン・バフェットの現妻はどんな人?
前妻に紹介された女性と同居。
前妻の死後、その女性と結婚するという少し奇妙とも思える関係ですが、現妻であるアストリッド・メンクスさんという女性はどんな方なのでしょうか。
バフェット氏がアストリッドさんと結婚したのは、バフェット氏が76歳の誕生日を迎えた2006年のことでした。
このときアストリッドさんは60歳。
すでにご紹介したとおり、バフェット氏がアストリッドさんは、バフェット氏の前妻であるスーザンさんをとおして知り合っています。
スーザンさんとアストリッドさんは、同じレストランでつとめていたことがきっかけで友人になったといいます。
アストリッドさんは接客係、スーザンさんは歌手だったそうです。
バフェット氏はアストリッドさんと一緒に暮らしてはいましたが、スーザンさんが2004年に亡くなるまでスーザンさんと離婚することはありませんでした。
少し奇妙に思えるかもしれませんが、スーザンさんが生きているころは、三人はトリオのような関係だったということです。
クリスマスカードには、バフェット氏、スーザンさん、アストリッドさんが三人でサインをして知人に送っていたといいますから、その関係がうかがえます。
ウォーレン・バフェットの前妻はどんな人?
バフェット氏が前妻であるスーザンさんと出会ったのは彼がネブラスカ大学の夜間クラスで教鞭をとっているころのことでした。
バフェット氏は彼女をものにするため、まず彼女のお父さんに気に入られることにしたといいます。
さすがの戦略家ですね。
バフェット氏はスーザンさん一筋だったといいますが、仕事にも一生懸命だったバフェット氏は家庭をあまり顧みなかったといいます。
名家で育ったスーザンさんはそんなところが気に入らなかったようで、テニスのコーチと浮気をしてしまったり、歌手になりたいと言い出したりして、少しずつバフェットから離れていくことになります。
結局、二人は離れて暮らすことになります。
ただ、やはりバフェット氏を一人にしておくのは、しのびないと思ったスーザンさんはウェイトレスとして働いていたアストリッドさんにバフェット氏を任せたいと思うようになりました。
スーザンさんが亡くなって2年後にバフェット氏とアストリッドさんは結婚することになりますが、スーザンさんもまたバフェット氏のことを愛していたというのは間違いのない事実ではないかと思います。
ウォーレン・バフェットの子供は何人?
すでにご紹介したとおり、バフェット氏は、スーザンさんとの間に三人のお子さんがいらっしゃいます。
- 長女のスーザン・アリス・バフェットさんは1953年生まれで、現在67歳
- 長男のハワード・グラハム・バフェットさんは1954年生まれで、現在66歳
- 次男であるピーター・バフェットさんは1958年生まれで、現在62歳
ウォーレン・バフェットの子供の職業は?
長女のアリスさんは慈善家として活動されています。
長男のハワード・グラハム・バフェットさんは、ビジネスマンとして活躍する一方で、政治家、慈善家、写真家、農家、環境保護主義者などとしても活動されておられ、多様な肩書をお持ちです。
そして、次男であるピーター・バフェットさんは音楽家、作曲家、作家、慈善家という活動をされています。
エミー賞の受賞歴もある実力の持ち主でもあります。
三人はそれぞれ、親であるバフェット氏のすねをかじるわけでもなく、それぞれの世界でそれぞれ活躍されています。
ウォーレン・バフェットは子供たちをどのように育てた?
バフェット氏の信念は、「子どもには資産を残さない」ということ。
小さいうちから「資産があるから」ということになると、努力したり工夫したりするということがなくなってしまうのを避けたかったものと思われます。
ただし、十分な教育はしっかりと受けさせていらっしゃいます。
バフェット氏は、「子どものうちに金融の教養身につけることはとても重要」と語っていらっしゃいます。
また、教養を身につける上で読書がとても大事と考えているバフェット氏。
自宅に個人図書館をもっておられるほどです。
三人の子どもたちは、そんなお父さんの背中を見て育ち、現在はそれぞれの世界で活躍されています。
まとめ
- 資産家、投資家として知られるウォーレン・バフェット
- ウォーレン・バフェットは前妻、スーザン・トンプソンさんとは1952年に結婚している
- ウォーレン・バフェットと前妻スーザンとの間には娘が一人、息子が二人いる
- ウォーレン・バフェットの子育ての信念は「資産を子どもに残さないこと」
- ウォーレン・バフェットは、前妻スーザンの死後、スーザンの知り合いでもあった女性、アストリッドと再婚している