第33回出雲全日本大学選抜駅伝競争が二年ぶりに開幕します。
箱根駅伝優勝校駒澤大学、今シーズン絶好調の青山学院大学、オリンピックで入賞した選手を擁する順天堂大学などどの大学が勝つかわからない戦国駅伝時代になりつつあります。
そんな戦国駅伝時代でもあり、スピード駅伝でもある2021年の出雲駅伝の順位予想をご紹介すます。
10月10日追記
東京国際大学が初出場で初優勝という快挙を達成いたしました。
出雲駅伝2021日程・スタート時間は?
出雲駅伝2021は2021年10月10日(日)に開催されます。
スタートは昼の12時05分、出雲大社正面鳥居前で号砲が打ち鳴らされます。
コロナ渦ということもあり、沿道での応援自粛が呼びかけられています。
ステイホームで家から応援することが大切になってくると思います。
出雲駅伝2021コースと区間は?
コースと区間は例年と同様で変更はありません。
出雲大社正面鳥居前からスタートし、出雲市市役所、斐川直江、平田中ノ島、鳶巣コミュニティーセンター前、島根ワイヤリー前を経て、フィニッシュ地点の出雲ドームまでの六区間合計47.5㎞で争われます。
出雲駅伝2021出場校は?
- 札幌学院大/北海道(2)
- 北海道大/北海道(初)
- 東北選抜/東北(32)
- 駒澤大/関東(27)
- 創価大/関東(初)
- 東洋大/関東(21)
- 青山学院大/関東(11)
- 東海大/関東(22)
- 早稲田大/関東(27)
- 順天堂大/関東(24)
- 帝京大/関東(10)
- 國學院大/関東(4)
- 東京国際大/関東(初)
- 北信越選抜/北信越(32)
- 皇學館大/東海(3)
- 立命館大/関西(18)
- 関西学院大/関西(8)
- 大阪経済大/関西(4)
- 広島経済大/中国四国(19)
- 九州学連代表
※()は出場回数
2021年出雲駅伝に出場する大学は、全部で20校です。
今年初出場の大学が3校あり、中には10位までにランクインしそうな学校も含まれています。
出雲駅伝2021優勝予想
2021年出雲駅伝の優勝予想は、駒澤大学
2021年の駒澤大学には、エース田澤廉選手を筆頭に日本選手権一万メートルで3位に入った鈴木芽吹選手、今シーズン絶好調の唐澤拓海選手、日本インカレ五千メートル2位に入ったルーキー篠原倖太朗選手など穴のない布陣といえます。
1区で流れに乗ったらそのままの流れでアンカーまで駒澤大学が逃げ切り優勝という道筋が考えられるため他校は、どこで流れを変えるかが勝負となりどの大学も選手がどこの区に配置されるのかにも注目です。
出雲駅伝2021順位予想!
1位 駒澤大学
2位 青山学院大学
3位 順天堂大学
4位 東京国際大学
5位 東海大学
6位 早稲田大学
7位 國學院大学
8位 帝京大学
9位 東洋大学
10位 創価大学
各大学の戦力分析は後ほどご紹介します。
参考までに2019年の出雲駅伝の順位結果をお伝えしますとこのような感じです。
順位
|
大学名
|
タイム
|
1位
|
國學院大
|
2時間9分58秒
|
2位
|
駒澤大
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2時間10分6秒
|
3位
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東洋大学
|
2時間10分9秒
|
4位
|
東海大学
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2時間10分18秒
|
5位
|
青山学院大学
|
2時間10分51秒
|
6位
|
立命館大学
|
2時間13分11秒
|
7位
|
帝京大学
|
2時間13分49秒
|
8位
|
順天堂大学
|
2時間14分04秒
|
9位
|
拓殖大学
|
2時間14分18秒
|
10位
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法政大学
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2時間14分20秒
|
11位
|
中央学院大学
|
2時間14分36秒
|
12位
|
北海道学連
|
2時間16分17秒
|
13位
|
アイビーリーグ
|
2時間16分31秒
|
14位
|
関西学院大学
|
2時間17分06秒
|
15位
|
皇學館大学
|
2時間17分33秒
|
16位
|
北信越学連
|
2時間17分36秒
|
17位
|
愛知工業大学
|
2時間18分45秒
|
18位
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広島経済大学
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2時間19分02秒
|
19位
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京都産業大学
|
2時間19分54秒
|
20位
|
第一工業大学
|
2時間20分34秒
|
21位
|
東北学連
|
2時間20分37秒
|
出雲駅伝2021順位1位予想:駒澤大学
<駒澤大学選手実績>
- ハーフマラソン 63分以内 3名
- 5000m 13分台 10名
鶴見中継所の時点で3分以上あった差を覆し大逆転!! #10区 の #石川拓慎 選手が優勝のゴールテープを切りました!!
駒澤大学、13年ぶり!悲願の箱根駅伝総合優勝です!🏆#駒大 #コマスポ #駒大陸上部 #原点と新化 #男だろ #藤色のタスキ #箱根駅伝 #ekiden1134 #StayHomeEkiden pic.twitter.com/WBWUYfeJB8— 駒大スポーツ陸上班 (@KomaspoTaf) January 3, 2021
2021年1月2日3日に開催された箱根駅伝の優勝校は駒澤大学です。
今年度の駒澤大学の成績を見ると例年以上に仕上がってきていると感じます。
エース田澤廉選手、鈴木芽吹選手、唐澤拓海選手の三本柱を筆頭に今シーズンは結果を残しています。
田澤廉選手と鈴木芽吹選手は今年の日本選手権10,000mで2位、3位に入りました。
また、唐澤拓海選手は関東インカレで5,000m、10,000mで日本人トップに入るなど続々と結果を出す選手がたくさんいます。
そのほかにも高校時代5,000m14分30秒台だった篠原倖太朗選手が日本インカレで13分48秒で大幅に自己ベストを更新しています。
また5,000メートルの上位10名の平均タイムも13分49秒で穴のない布陣だと考えられます。
今シーズンのチームスローガンは、『原点と責任~感謝の心を形に~』、レース後にトラックに一礼している駒澤の選手が見られました。
タイムを出しても感謝の気持ちを忘れずに形にしている駒澤大学。
スピード駅伝でどのように仕掛けてくるか注目です。
出雲駅伝2021順位2位予想:青山学院大学
<青山学院大学選手実績>
- ハーフマラソン 63分以内 4名
- 10000m 28分台 10名
【第97回箱根駅伝結果】
総合4位 11時間1分16秒
往路12位 5時間35分43秒
復路1位🥇 5時間25分33秒2日間に渡り応援の程ありがとうございました。
復路優勝をする事ができました!来年は優勝出来るように頑張ります!
今年も青山学院の応援を宜しくお願い致します!#青学駅伝#絆大作戦#adidas pic.twitter.com/DUHQwupdXk— 青学大陸上競技部(長距離ブロック) (@aogaku_rikujyou) January 3, 2021
今シーズン力強いルーキーが多く入部してきた青山学院大学。
2021年箱根駅伝の結果が4位ということで、確実に悔しい想いをしてきています。
この雪辱を晴らすことができるのか面白い試合に期待できそうです。
2021年度は、高校駅伝で1区区間賞をとった鶴川正也選手、3位の若林宏樹選手が入部しています。
この二人の選手は5,000mでベストを更新し続けるなど調子も上がってきていると思われます。
またエースの近藤幸太郎選手は日本選手権10,000メートルに出場。
昨日行われた日本インカレ5,000mでは優勝するなど強さを見せ続けています。
昨年度全日本大学駅伝区間賞の佐藤一世選手、2年前の出雲駅伝で区間賞を獲得し今シーズンは順調に練習が積めている岸本大紀選手など駅伝で強い選手も有力です。
青山学院の駅伝力はどう試されるか、注目です。
出雲駅伝2021順位3位予想:順天堂大学
<順天堂大学選手実績>
- ハーフマラソン 63分以内 2名
- 5000m 13分台 11名
- 10000m 28分台 4名
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今シーズンの順天堂大学はオリンピック3,000m障害で7位入賞した三浦龍司選手を中心に力をつけてきました。
それに押されて他の選手も試合で結果を残しています。
3,000m障害で8分9秒の日本記録を更新し、オリンピックでは7位入賞を果たした三浦龍司選手。
そんな三浦龍司選手は、5,000mでも13分26秒の自己ベストを持っておりとても頼もしい存在です。
そんな三浦龍司選手に負けじと、日本インカレ10,000mで日本人3位に入った吉岡智輝選手や好調の小島優作選手、石井一希選手などこちらの選手にも注目しています。
三浦龍司選手の高校時代からの後輩の服部壮馬選手も3,000m障害と5,000mでベストを更新しており勢いがあります。
スーパーエースを筆頭に優勝に近づけるか大いに期待がかかります。
出雲駅伝2021順位4位予想:東京国際大学
初出場の東京国際大学。
初めての出雲駅伝で活躍は十分にあり得ると思われます。
<東京国際大学選手実績>
- 5000m 13分台 2名
- 10000m 27分台 1名
- 10000m 28分台 4名
- ハーフマラソン 63分以内 1名
山形県の蔵王、長野県の菅平で行っておりましたBチームの合宿が本日を持ちまして終了いたしました。
競技に必要な身体作りの基本となる部分も見直しながら普段より標高の高い場所で練習を行う事で、強化していく事が出来ました!#東國邁進#最速のチームへ#紺青のド根性 pic.twitter.com/lCEu8tBTMZ
— 東京国際大学駅伝部 (@TIUekiden) August 29, 2021
昨年度の箱根駅伝、二区で驚異的な区間記録を打ち出した、イエゴンヴィンセント選手や日本インカレ5,000mで3位に入って勢いに乗る丹所健選手など今年に入って力をつけました。
イエゴンヴィンセント選手は今年度10,000mで27分30秒の特大記録を出し、5,000mでも13分20秒というとてつもない記録を打ち出しました。
丹所健選手もインカレの際はずっと先頭を引っ張り続けるなど積極的な走りが見られました。
また、先日行われた日体大記録会でも多くの選手が自己ベストを更新するなどこの駅伝に向けて徐々に調子を上げてきたように思われます。
イエゴンヴィンセント選手をどこに配置するかにもよって一気に流れが変わってくると思われます。
東京国際大学の初出場で番狂わせできるのか、注目です。
出雲駅伝2021順位5位予想:東海大学
<東海大学選手実績>
- 5000m 13分台 2名
- 10000m 28分台 1名
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黄金世代や三本柱といわれる世代が抜けて戦力ダウンが見られた東海大学。
しかし今シーズンの結果を見るとそんなことはないと思われます。
東海大学は、2021年10,000mで28分3秒の大幅自己ベストを更新した市村朋樹選手を筆頭にチームは成長してきたように思われます。
先日行われた関東新人大会では5,000mで溝口仁選手、神薗竜馬選手、佐伯陽生選手らが史表彰台を独占しました。
それに加えて昨年の全日本大学駅伝で区間新記録を打ち出した石原翔太郎にも注目です。
まだまだ強い東海大学を出雲路で見ることはできるのか、期待しています。
出雲駅伝2021順位6位予想:早稲田大学
今シーズンは史上初10,000m27分台3人の選手をそろえた早稲田大学。
<早稲田大学選手実績>
- 10000m 27分台 3名
- 10000m 28分台 5名
【競走部の参加選手決定!】
応援ゲストである早稲田大学競走部(@Waseda_Kyoso)の選手が決定!
今年は5名の選手が皆さんと一緒に襷を繋ぎます🎽黒田 賢 選手
住吉 宙樹 選手
武士 文哉 選手
吉田 匠 選手
宍倉 健浩 選手▼応援ゲストhttps://t.co/1iH2KuXwsp#早稲田駅伝#臙脂で染めろ pic.twitter.com/QMnTb5p8rp
— 第10回早稲田駅伝(リモート大会) (@wasedaekiden) February 9, 2021
27分台を3人そろえている早稲田大学。
中谷雄飛選手、太田直希選手、井川龍人選手を中心としている。
しかし、日本インカレの結果を見るとあまり調子が上がって稻さうに思われるのが気がかりです。
ルーキーの石塚陽士選手、伊藤太志選手も学内でトップの記録を持ち一年生ながら主要区間を任されることもありえます。
苦戦続きで厳しいが強い早稲田が見られることに期待しています。
出雲駅伝2021順位7位予想:國學院大学
2019年出雲駅伝優勝校の國學院大学。
2年前の強い世代が抜け、戦力ダウンが否めないが2021年の大会はどうなるでしょうか。
<國學院大学選手実績>
- 5000m 13分台 4名
- 10000m 28分台 2名
【北海道3次合宿8日目】
昨日Aチームは距離走を行いました。
前半は日差し強く暑さもありましたが、後半につれて日が陰ったこともあり、全体的に余裕を持ってやり切ることができました。
合宿の中でもメリハリをつけ、次のポイント練習でもより質の高い練習を積めるようにしていきます! pic.twitter.com/5g9W9WwEc5— 國學院大學 陸上競技部 (@kokudai_ekiden) September 8, 2021
2年前の浦野雄平選手、土方英和選手らの強力な世代が抜けてから駅伝では苦戦が続いている。
2021年はエース藤木宏太選手の調子がまだ上がっていないように思われる。
しかし、1年生の平林清登選手が10,000mで28分38秒を出したり、4年生の木付琳選手らが自己ベストを更新したりとチームの流れを変えようとしている。
前回大会優勝時のような逆転のシナリオにも注目しています。
出雲駅伝2021順位8位予想:帝京大学
2019年出雲駅伝7位の帝京大学。
今シーズン目立った成績を出せていないが駅伝に強い帝京はどこまで仕上げてくるのでしょうか。
<帝京大学選手実績>
- 10000m 28分台 4名
今シーズンは苦戦が続いており、絶対的なエースがいません。
そんななか10,000mで2年生の小野隆一朗選手、1年生の小林大晟選手の活躍が見られました。
5,000mでは西脇翔太選手が13分台に突入し少しずつチームの勢いもついてきました。
駅伝でめっぽう強い遠藤大地選手の調子が心配ですが、秋のシーズンで調子がまた上がってくることに期待しています。
出雲駅伝2021順位9位予想:東洋大学
2021年出雲駅伝で2位、2021年箱根駅伝では3位に入った東洋大学。
今シーズントラックのレースはほとんど出ていないように思われるがはたしてどうなるか。
<東洋大学選手実績>
- 5000m 13分台 1名
- 10000m 28分台 2名
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2021年は5,000m現高校記録保持者の石田洸介選手が入部しています。
しかし、トラックでは関東インカレで入賞0など苦戦が続いている。
石田洸介選手も日本選手権で途中棄権をしたり、本調子にはまだほど遠い様子に思われます。
そんななか、夏合宿ではまとまった様子で練習ができていました。
それを経て日本インカレで前田義弘選手が10,000mで8位入賞し、チームに流れを作りました。
駅伝で強い東洋大学その一秒を削り出す走りに注目しています。
出雲駅伝2021順位10位予想:創価大学
昨年度の箱根駅伝で2位と大躍進をした創価大学。
今シーズンは有力選手の故障が続き、まさかの全日本大学駅伝の出場がかなわなかった。
<創価大学選手実績>
- 5000m 13分台 1名
- 10000m 28分台 1名
昨年度箱根駅伝でアンカーまで先頭を走り続けた創価大学。
しかし、今シーズンは全日本大学駅伝予選会でエースの葛西潤選手が故障してしまい、チームは思うように走れずにいた。
そんな流れを変えるがために4年生島津雄大選手が日本インカレで雪辱を晴らしました。
また留学生のフィリップムルワ選手が10,000mで27分台を出すなどチームを流れを変える走りをしています。
距離を走ることに重点を置いている創価大学。その雑草魂で上位入賞を目指せるかに注目しています。
↓次に注目する大学駅伝はこちら!
出雲駅伝2021区間エントリー
2021年の出雲駅伝からエントリーで一部ルールの変更が発表されました。前日にエントリーを発表、補欠含めた8選手が登録されました。
その後レース当日の9時20分までに選手を2人交代することができるいわば箱根駅伝の要素も少し足したエントリーでの駆け引き要素が追加されました。
優勝候補筆頭の駒澤大学は、1区に日本インカレ2位の篠原倖太朗選手、アンカーにエース田澤選手と前半と後半に柱の選手を置いた。残念ながらもう一人のエース鈴木芽吹選手は大腿部の疲労骨折で出場しません。
台風の目の東京国際大学は、3区に日本インカレ3位の丹所健選手、アンカーにイエゴンヴィンセント選手とこちらもエース区間両方で力のある選手のエントリーをした。
フレッシュグリーンの青山学院大学は、日本インカレ優勝の近藤幸太郎選手を1区に置き、先手を取るつもりです。また、昨年の全日本大学駅伝で区間賞をとった佐藤一世選手を3区に置きこちらも穴のない布陣だと言えます。
順天堂大学は東京オリンピック日本代表の三浦龍司選手がまさかのエントリーされませんでした。これはだいぶ戦力が落ちてしまいますがそれでも持ちタイムを持っている、伊豫田達弥選手、野村優作選手、石井一希選手など力のある選手の活躍に期待しています。
東洋大学は1区に集団に強い児玉悠輔選手、3区に日本インカレで好走した前田義弘選手、5区にスーパールーキーの石田洸介選手が出走予定です。5区に石田洸介選手の状態次第では上位に食い込める可能性もあります。
27分台ランナー3人擁する早稲田大学は、2区に井川龍人選手、3区に太田直希選手、アンカーに中谷雄飛選手と戦力が充実している。また、5区の伊藤大志選手と中谷雄志選手は同じ佐久長聖高校の先輩後輩の襷リレーとなるのでみどころだと思います。
そのほかには、日本インカレで10000m日本人トップとなった関西学院大学の上田颯太選手が1区にエントリー。創価大学の留学生のフィリップムルア選手がエース区間の3区にエントリーされ、どこの大学が勝つかわからない駅伝となりそうです。
出雲駅伝2021結果!
1位 東京国際大学
2位 青山学院大学
3位 東洋大学
4位 國學院大学
5位 駒澤大学
6位 早稲田大学
7位 創価大学
8位 帝京大学
9位 東海大学
10位 順天堂大学
11位 立命館大学
12位 大阪経済大学
13位 関西学院大学
14位 皇學館大学
15位 北信越学連選抜
16位 広島経済大学
17位 札幌学院大学
18位 東北学連選抜
19位 北海道大学
20位 日本文理大学
2021年第98回出雲駅伝の結果です。
今回の出雲駅伝の結果から箱根駅伝でも東京国際大学は優勝争いに絡んでくると思いました。東京国際大学はほかの大学と比べるとどの区間も区間上位に入っていてミスをしていませんでした。箱根駅伝でもミスがなかったら優勝できると考えています。
2位は青山学院大学です。
1区の近藤幸太郎選手で区間賞を取り、完全に流れを持っていくことができました。アンカーの横田俊吾選手も粘りの走りを見せ、2位に入ることができました。青山学院大学二は、ほかにも箱根駅伝で活躍した選手が今回出走していないので箱根駅伝でも優勝を一番狙えると思います。
一番驚きだったのは東洋大学です。
前半のトラックシーズンはあまり目立った成績を残すことができずに不安を抱えたまま駅伝シーズンを迎えましたが、5区のスーパールーキー石田洸介選手やアンカーの柏優吾選手の一秒を削り出す走りを体現をし、下馬評を覆す走りをしました。東洋大学にはほかにも宮下隼人選手や及川瑠音選手、松山和希選手が戻してくるとなると箱根駅伝も上位に食い込めそうです。
4位には前回大会優勝の國學院大学が入りました。
2区の木付琳選手が区間賞の走りでトップに出てその後も上位を維持します。アンカーの平林清登選手は前半から積極的な走りをし、最後は抜かれたものの区間5位で好走しました。國學院大学は距離を走り込むチームなので距離の長い箱根駅伝では優勝を狙えると思います。
優勝候補筆頭だった駒澤大学は1区から流れに乗ることができずに全体的にいい走りをしたとは言い切れませんでした。
その中でもアンカーのキャプテンでもありエースでもある田澤廉選手の積極的に前を追っていく走りで何とか5位に入ることができました。今回は鈴木芽吹選手の欠場も結構痛かったように思えます。スピードが持ち味の駒澤大学なので箱根駅伝は選手次第ですが少し優勝は厳しいかもしれません。
6位には27分台3人を擁する早稲田大学が入りました。27分台の選手の3人は本調子を発揮することができませんでしたがルーキーの石塚陽士選手が追い上げ、流れを作りました。しかしまだまだ全体的には出来上がってないようなのでここから少しずつ上がっていくのだと思います。
以上が出雲駅伝を通しての箱根駅伝の予想です。
↓注目選手はこちら!
まとめ
2021年出雲駅伝の結果は、1位東京国際大学、2位青山学院大学、3位東洋大学となりました。
2年ぶりの出雲駅伝でワクワクしましたよね。今回の結果を踏まえ箱根駅伝がどうなってくるか気になりますね。
またコロナ渦の中の開催になるので沿道での応援自粛をお願いいたします。